国公立大学に編入できる大学一覧|104校・学部系統別に整理
「編入するなら国公立を狙いたい」と考えたとき、まず知りたいのは実際に何校・何件の募集があるかだと思います。編入総研では、国立・公立大学の編入試験を学部系統ごとに整理した一覧を用意しています。この記事では、その一覧の全体像と、使うときに押さえておきたいポイントをまとめます。
この記事で分かること
- 国公立大学の編入試験は104校・315件の募集があること
- 学部系統は16系統に分かれ、系統ごとに規模が大きく違うこと
- 42件は2027年度の要項がまだ出ておらず、昨年度の日程が載っていること
国公立大学の編入試験の規模
編入総研の一覧記事には、次のように整理されています。
国立・公立大学の編入試験を、学部系統ごとにまとめています。試験日・出願できる立場・試験科目を募集の単位で並べているので、併願の組み立てに使えます。
— 国公立大学の編入一覧|学部系統別の日程・出願資格・試験科目
この一覧が対象にしているのは104大学・315件の募集です。1件は「1大学×1学部×1学科×1募集区分」を指すので、同じ大学でも学部が複数あれば複数件になり、同じ学部でも年次違いで複数の募集区分があれば別件として数えます。学部系統は16系統に分かれており、系統によって実施校数の規模がかなり違うため、志望分野が決まっている場合はまず自分の系統から見ていくと効率的です。
年度の注記を必ず読む
この一覧のうち42件は2027年度(2027年4月入学)の募集要項がまだ公表されておらず、昨年度(2026年度)の日程を目安として載せています。該当する行には「昨年度」の印が付いています。試験時期はおおむね毎年同じ傾向がありますが、出願前には必ず志望校の最新の募集要項で日程を確認してください。要項の公表時期は大学によってばらつきがあり、早い大学では半年以上前に、遅い大学では出願の1〜2か月前になって公表されることもあります。
学部系統ごとの内訳(多い順)
この一覧のデータを16系統すべてで数えたところ(1つの学部が複数の系統にまたがる行は、あてはまる系統すべてでカウントしているため、件数の合計は315件を超えます)、最も多いのは工学系(86件・67大学)で、次いで薬学・保健・福祉系(66件・42大学)、人文学系(57件・43大学)と続きます。国公立の編入試験は工学系・薬学保健福祉系の募集が中心ですが、人文学系や情報学系(53件)も上位に入っており、分野の裾野は広く取れます。
| 学部系統 | 件数 | 大学数 |
|---|---|---|
| 工学系 | 86件 | 67大学 |
| 薬学・保健・福祉系 | 66件 | 42大学 |
| 人文学系 | 57件 | 43大学 |
| 情報学系 | 53件 | 48大学 |
| 農学・生物学系 | 38件 | 32大学 |
| 経済学系 | 29件 | 29大学 |
| 言語・国際学系 | 27件 | 21大学 |
| 地域創生・政策学系 | 24件 | 22大学 |
| 建築学系 | 23件 | 23大学 |
| 理学系 | 22件 | 21大学 |
| 法学・政治学系 | 20件 | 19大学 |
| 教育学系 | 18件 | 16大学 |
| 経営・商・会計学系 | 17件 | 17大学 |
| 社会学系 | 16件 | 14大学 |
| 心理・人間科学系 | 9件 | 8大学 |
| スポーツ健康学系 | 8件 | 4大学 |
| 合計(募集の単位) | 315件 | 104大学 |
出典: 大学公式の募集要項をもとに、国公立104大学・315件の募集を学部系統ごとに集計(2026-09-06時点)。1件の募集が複数の学部系統にまたがる場合は、該当する系統すべてでカウントしているため、表の件数の合計は募集件数(315件)を超えます。
詳しい大学名・学部名は国公立大学の編入一覧で、学部系統ごとに確認できます。
出願できる立場の内訳
315件の募集を、出願できる立場(1つの募集で複数の立場が対象になっていることがあります)ごとに数えると、次のようになります。
| 出願できる立場 | 該当する募集 |
|---|---|
| 学士(大学卒業) | 268件 |
| 短大 | 261件 |
| 高専 | 253件 |
| 専門学校 | 223件 |
| 大学2年生 | 217件 |
| 外国の学校 | 208件 |
| 専攻科 | 169件 |
| 社会人枠 | 17件 |
| 大学1年生 | 9件 |
| 大学3年次を単独区分として明示 | 0件 |
国公立の募集は学士・短大・高専からの出願を対象にしているものが多く、「大学3年次」を単独の区分として明示している募集はほとんどありません。ただし多くの募集は「大学に2年以上在学し、一定の単位を修得した者」のように在学年数・修得単位を条件にしており、大学3年生であればこの条件を満たせる場合があります。対象になるかどうかは募集ごとの出願資格を個別に確認してください。出願資格の全体像は大学編入の出願資格まとめでも整理しています。
一覧の使い方の3ステップ
- 志望分野が決まっている場合は、まず該当する学部系統から見る。系統によって実施校数の規模が大きく違うため、いきなり全件を眺めるより効率的です。
- 年次・出願できる立場を確認する。同じ大学・学部でも、募集区分(2年次・3年次など)によって出願資格が異なります。自分の在籍・学歴で出願できる区分かどうかを先に確かめてください。
- 試験日・出願期間をカレンダーに落とす。複数校を併願する場合、国公立どうし・私立との組み合わせで日程が重ならないかをここで確認します。
私立との併願も視野に入れる
国公立大学は募集人員が少ない代わりに学費面での負担が抑えられる傾向がありますが、1校あたりの募集人員が少なく、試験日が集中する時期もあるため、私立大学も含めて併願先を組み立てておくと選択肢が広がります。私立大学の編入試験は195校・1,228件と国公立よりも規模が大きく、試験時期も秋から冬にかけて幅があります。私立大学に編入できる大学一覧もあわせて確認してください。
編入試験の全体像をもっと知りたい方へ
よくある質問
国公立大学の編入試験は何校が実施していますか?
編入総研で確認できた範囲では104校・315件の募集があります。学部系統ごとに実施校数の規模が違い、医療福祉系・工学系が多く、系統によっては数校しか実施していない分野もあります。志望分野が決まっている場合は、まずその系統の一覧から確認してください。
国公立と私立、どちらを先に調べるべきですか?
どちらが先ということはありません。国公立は104校・315件、私立は195校・1,228件です。募集人員・選抜方法・試験時期はそれぞれ大きく異なるため、志望分野が決まっている場合は両方の一覧を見て、併願できる組み合わせを探すことをおすすめします。国公立は募集人員が少ない代わりに学費面の負担が抑えられる傾向があり、私立は選択肢の幅が広いという違いもあります。
「昨年度」の印がある行は今年も同じ日程になりますか?
試験時期はおおむね毎年同じ傾向がありますが、確定した情報ではありません。「昨年度」の印がある大学は2027年度の募集要項がまだ公表されていないという意味で、募集そのものが無くなったという意味ではありません。ただし、まれに募集人員や出願資格が年度によって変わることもあるため、出願前に必ず大学公式の最新の募集要項でご確認ください。
大学3年生に在籍していますが、国公立に編入できますか?
「大学3年次」を単独の区分として明示している国公立の募集はほとんどありませんが、多くの募集は「大学に2年以上在学し、一定の単位を修得した者」を条件にしており、大学3年生であればこの条件を満たせる場合があります。対象になるかどうかは募集ごとの出願資格を確認してください。国公立は選択肢が限られるため、私立大学もあわせて候補に入れることをおすすめします。
自分の志望分野で国公立にどれくらいの選択肢があるか、私立とどう組み合わせるべきかは、状況を聞いて初めて分かります。
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もっと知りたい方へ
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。国公立大学の出願先データは編入総研の集計にもとづいています。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

