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九州工業大学の編入試験 総まとめ|理系学部の日程・科目と高専からの進め方

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-19‌​‌​‌‌​​‌‌​​‌‌​​​‌​​‌‌​‌​‌‌‌‌​​​

九州工業大学で第3年次編入学生選抜を実施しているのは、戸畑キャンパスの工学部と、飯塚キャンパスの情報工学部の2学部です。どちらも高専からの編入者を多く受け入れてきた大学ですが、推薦の有無・TOEICの要否・選考の仕組みは学部によってはっきり違います。このページでは、九州工業大学の編入試験を1ページで見渡せるように、2学部の募集人員・日程・出願資格を整理し、学科ごとの対策が必要な詳しい内容は学部別の記事につなぎます。

数字と日程はすべて、九州工業大学が公表している令和9年度(2027年度入学)第3年次編入学生選抜学生募集要項にもとづきます。年度ごとに変わる情報なので、出願前には必ず大学公式サイトで最新の要項を確認してください。

この記事の要点

  • 実施学部は工学部(戸畑)と情報工学部(飯塚)の2つ。編入年次はどちらも第3年次のみ
  • 工学部は6学科中4学科が推薦選抜のみ。情報工学部は5学科すべてで推薦・一般の両方に出願できる
  • 工学部の選考にTOEICは使われない一方、情報工学部はTOEIC(IP可)スコアシートの提出が出願の必須書類
  • 2027年度の第1次募集は、出願2026年5月13〜19日・試験6月20日または21日(両学部共通)
  • 工学部だけ第2次募集がある(機械知能工学科のみ3名・一般選抜)。出願2026年8月28日〜9月4日・試験9月25日

九州工業大学を第一志望にするか迷っている段階でも大丈夫です。志望分野と現在の学習状況から、受け方の道筋をその場で整理します。

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2学部実施学部(工学部・情報工学部)。ともに第3年次編入のみ
20名+35名2027年度の第1次募集人員(工学部20名・情報工学部35名)
5/13〜5/19第1次募集の出願期間(2026年・両学部共通)
6/20または21第1次募集の試験日(2026年・両学部共通)

出典: 九州工業大学「令和9年度第3年次編入学生選抜学生募集要項(工学部)」「同(情報工学部)」「令和9年度第3年次編入学生選抜第2次学生募集要項(工学部)」(いずれも九州工業大学公式サイト掲載、2026年8月19日確認)。

①九州工業大学の編入の全体像|2学部・第3年次のみ

まず学部単位での全体像です。工学部・情報工学部とも編入できるのは第3年次からで、2年次編入の募集はありません。

学部キャンパス編入年次2027年度 募集人員出願期間試験日選抜の材料
工学部戸畑第3年次20名(第1次)
+3名(第2次・機械知能工学科のみ)
5/13〜19(第1次)
8/28〜9/4(第2次)
6/20または21(第1次)
9/25(第2次)
面接(口頭試問を含む)+調査書
情報工学部飯塚第3年次35名5/13〜196/20または21面接(口頭試問を含む)+調査書+自己申告書+TOEIC(IP可)

学部の中はさらに学科・コース単位で募集人員と選抜方法が分かれます。工学部は次のとおりです。

学科コース2027年度 募集人員推薦選抜一般選抜
建設社会工学科建築学/国土デザイン1名
機械知能工学科機械工学/知能制御工学7名(第1次)
+3名(第2次)
○(第1次のみ)○(第2次のみ)
宇宙システム工学科機械宇宙システム/電気宇宙システム2名
電気電子工学科電気エネルギー/電子システム8名
応用化学科応用化学1名
マテリアル工学科マテリアル工学1名

情報工学部は5学科すべてで推薦選抜・一般選抜のどちらでも出願できます。

学科コース2027年度 募集人員推薦選抜一般選抜
知能情報工学科データ科学/人工知能/メディア情報学7名
情報・通信工学科ソフトウェアデザイン/情報通信ネットワーク/コンピュータ工学9名
知的システム工学科ロボティクス/システム制御/先進機械9名
物理情報工学科電子物理工学/生物物理工学5名
生命化学情報工学科分子生命工学/医用生命工学5名

工学部の第2次募集は、第1次募集で定員に満たなかった場合に実施されるもので、実施の有無・対象学科は年度ごとに大学ホームページで発表されます。令和9年度は機械知能工学科(機械工学コース・知能制御工学コース)のみ、一般選抜3名での実施が決まっています。

②高専生が最初に押さえておきたい3つの要点

推薦の有無|工学部は学科によって推薦のみ、情報工学部は全学科で選べる

工学部は6学科のうち、宇宙システム工学科と応用化学科の2学科だけが推薦選抜・一般選抜の両方を実施し、建設社会工学科・電気電子工学科・マテリアル工学科の3学科は推薦選抜のみです。機械知能工学科は第1次募集が推薦選抜のみで、一般選抜が使えるのは第2次募集(定員割れ時のみ実施)に限られます。志望する学科が推薦選抜のみの場合、出身高専の校長による推薦が出願の前提になるため、在学中の成績と合わせて早めに学校側へ相談しておく必要があります。

これに対して情報工学部は、知能情報工学科・情報・通信工学科・知的システム工学科・物理情報工学科・生命化学情報工学科の5学科すべてで推薦選抜と一般選抜のどちらにも出願できます。推薦選抜でも、在学中の成績が特に優秀な場合は書類のみの選考で面接(口頭試問)が免除されることがあります。

TOEICの要否|工学部は不要、情報工学部はスコアシート提出が必須

工学部の令和9年度学生募集要項には、選考方法としてTOEICなど外部英語検定試験の記載がありません。面接(基礎学力や工学に対する適性に関する口頭試問を含む)600点満点と調査書400点満点、合計1,000点満点で評価します。

一方、情報工学部はTOEIC(IP可)のスコアシート提出が出願書類として必須です。募集要項には「出願時にスコアシートを提出できない場合は、出願を受理しません」と明記されています。スコアは換算のうえ100点満点として扱われ、面接700点・調査書100点・自己申告書100点と合わせて評価します(推薦選抜で書類のみの選考となる場合は調査書200点・自己申告書100点の合計300点満点で、TOEIC点は使われません)。必要な最低スコアの公表はないため、「何点あれば安全」という基準はなく、早めに受験してスコアを確保しておくことが前提になります。

専門科目の型|工学部は学科別の口頭試問、情報工学部は事前提出課題+口頭試問

工学部は、面接の中で学科ごとに指定された範囲(数学・物理・化学・工学専門など)の口頭試問が行われます。出題範囲は学科・コースによって異なるため、詳しい範囲は学部別の対策記事で確認してください。

情報工学部は独自の仕組みがあります。出願後、大学から送付される「第3年次編入学生選抜問題」に沿って、指定された期限までに解答用紙を郵送で提出し、その内容にもとづいて試験当日に口頭試問が行われます。事前に解答を作りこんでおく必要があるため、出願直後からの準備が欠かせません。学科ごとの出題科目(数学・情報基礎に加え、学科によって物理・化学・生物のいずれか)も学部別の対策記事にまとめています。

工学部と情報工学部は推薦の有無・TOEICの要否・出願書類がまったく違うので、自分の学科がどちらの型にあたるかを無料相談で一緒に整理します。

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③学部別の詳細解説はこちら

学科ごとの出題範囲・選考の詳しい配点・出願書類の準備手順は、それぞれの学部別記事にまとめています。

④先輩たちの体験談

2026年8月19日時点で、九州工業大学に特化した合格体験談の公開はありません。他大学を含む高専出身者の合格体験談は、下記の一覧ページから確認できます。新しい体験談が公開され次第、このページからもつなぎます。

⑤高専からの進め方|学年別の目安

時期やること
高専3年生のうち志望学科を決め、推薦選抜のみの学科かどうかを確認する。推薦選抜のみの学科は学校長の推薦が前提になるため、在学中の成績(調査書点)を早い段階から意識する
高専4年生・4月〜情報工学部を志望する場合はTOEIC(IP可)のスコアづくりを始める。工学部は口頭試問(数学・物理・化学・工学専門)の対策を、志望学科の出題範囲にあわせて進める
出願期間(5月中旬)インターネット出願登録・調査書等の郵送出願(両学部とも5月13日〜19日)。情報工学部は自己申告書(志望理由・取り組んだこと)もこの時期に入力する
出願後〜6月上旬情報工学部の志願者は、大学から届く「第3年次編入学生選抜問題」に解答し、指定期限までに郵送で提出する
試験日(6月20日または21日)面接・口頭試問を受験する
結果を踏まえて工学部は、定員に満たない場合のみ第2次募集(例年8月末発表・9月試験)が行われることがある。第1次で不合格でも学科によっては可能性が残る

上記は令和9年度(2027年度入学)募集要項をもとにした一般的な進め方の目安です。学年・年度によって日程は変わるため、必ず出願前年の公式要項で確認してください。

関連動画

九州工業大学に特化した動画はまだありませんが、高専からの編入そのものや、工学系の面接・口頭試問の実例を紹介した動画があるので、あわせて参考にしてください。

高専→大学編入のメリットやデメリット 対策の進め方など学長が解説

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合格実績

大学編入試験
合格者数 2年連続No.1

※調査対象期間 2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
※調査方法: 企業担当者へのヒアリング、企業発表情報、デスクリサーチ/調査対象: 大学編入試験対策の予備校・個別指導塾(医学部・看護学部系除く)/調査項目: 2025年度と2026年度の大学編入試験合格者数

オンライン編入学院 公式サイト(2026年8月19日確認)

オンライン編入学院は高専生のサポートも豊富で、2027年度入学では東京大学工学部など最難関校にも合格者を出しています。最新の合格状況はオンライン編入学院の2027年度合格者速報&2026年度実績で確認できます。

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よくある質問

九州工業大学に編入試験で入学できる学部はどこですか?

九州工業大学で第3年次編入学生選抜を実施しているのは、戸畑キャンパスの工学部と飯塚キャンパスの情報工学部の2学部です(2026年8月19日時点の公式サイト掲載学部一覧で確認)。工学部は建設社会工学科・機械知能工学科・宇宙システム工学科・電気電子工学科・応用化学科・マテリアル工学科の6学科、情報工学部は知能情報工学科・情報・通信工学科・知的システム工学科・物理情報工学科・生命化学情報工学科の5学科があり、いずれも編入年次は第3年次のみです。

九州工業大学の編入試験は推薦がないと受けられませんか?

学部・学科によって異なります。工学部は6学科のうち、宇宙システム工学科と応用化学科の2学科だけが推薦選抜と一般選抜の両方を実施し、残る建設社会工学科・電気電子工学科・マテリアル工学科は推薦選抜のみです(機械知能工学科は例外として、第1次募集は推薦選抜のみ、第2次募集は一般選抜のみを実施します)。一方、情報工学部は5学科すべてで推薦選抜・一般選抜のどちらでも出願できます。志望学科が推薦選抜のみの場合、出身高専の校長による推薦が出願の前提になるため、早めに学校側へ相談してください。

九州工業大学の編入試験にTOEICは必要ですか?

工学部と情報工学部で扱いが異なります。工学部の令和9年度学生募集要項には選考方法としてTOEICの記載がなく、面接(口頭試問を含む)と調査書の合計1,000点満点で合否を判定します。これに対し情報工学部は、TOEIC(IP可)のスコアシートの提出が出願書類として必須で、提出できない場合は出願を受理しないと明記されています。スコアは100点満点に換算され、面接700点・調査書100点・自己申告書100点と合わせて評価されます(最低必要点の公表はありません)。

工学部と情報工学部、どちらが編入しやすいですか?

一律には言えませんが、大学が公表している令和8年度(2026年4月入学)の入学者選抜実施状況では、工学部は募集人員20名に対し志願者34名・合格者20名、情報工学部は募集人員35名に対し志願者117名・合格者47名でした。志願者数を募集人員で割った倍率は工学部が約1.7倍、情報工学部が約3.3倍で、情報工学部のほうが志願者数は多く出ています。ただし学科・コースごとに募集人員も選抜方法も異なるため、志望する学科の数字を個別に確認することをおすすめします。

高専以外の出身でも九州工業大学に編入できますか?

工学部は出願資格が高等専門学校本科卒業(見込含む)と短期大学の理工系学科卒業(見込含む)に限られており、大学在学者や専修学校出身者は対象外です。一方、情報工学部は高専・短大に加えて、他大学に2年以上在学し62単位以上を修得した者、学士の学位を持つ者、大学卒業者、高校専攻科修了者、専修学校専門課程修了者など、出願できる資格の幅が工学部より広く設定されています。

九州工業大学の編入試験はいつからいつまでですか?

令和9年度(2027年度入学)の第1次募集は、工学部・情報工学部とも出願期間が2026年5月13日〜19日、試験日が2026年6月20日または21日、合格発表が7月2日です。工学部だけは、第1次募集で定員に満たなかった場合に第2次募集を実施することがあり、令和9年度は機械知能工学科(機械工学コース・知能制御工学コース)で第2次募集を実施することが決まっています。出願期間は2026年8月28日〜9月4日、試験日は9月25日、合格発表は10月14日です。

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この記事の内容は、九州工業大学が公表している「令和9年度第3年次編入学生選抜学生募集要項(工学部)」「同(情報工学部)」「令和9年度第3年次編入学生選抜第2次学生募集要項(工学部)」、および同要項内の過去の編入学生選抜実施状況にもとづいて、2026年8月19日時点で整理したものです。募集人員・日程・選抜方法・出願資格は年度ごとに変わります。出願前に必ず大学公式サイトの最新の学生募集要項をご確認ください。

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