2027年度・教員免許の履修年限を先に確認
大妻女子大学児童教育専攻の編入|小学校教諭一種と2年で終わらない条件
大妻女子大学家政学部児童学科児童教育専攻は、2027年度に3年次編入を募集しています。小学校教諭一種免許状に加え、中学校教諭一種免許状(理科)も取得可能と案内されていますが、両免許の取得には2年で終わらない場合があるため、出願前に専攻へ履修内容を相談するよう要項が求めています。
先に確認すること
- 児童教育専攻の2027年度編入は3年次。一般選考は若干名、一般選考第2次は一般選考までの結果で定員を充足しなかった場合の欠員数を募集します。
- 小学校教諭一種免許状は単独でも、中学校教諭一種免許状(理科)とあわせる場合でも、2年で取得できないことがある。
- 児童教育専攻の資格表に保育士資格は載らず、保育士は同じ児童学科でも児童学専攻の欄に記載されている。ただし児童学専攻は2027年度の編入募集なし。通常の資格案内と当年度募集を分けて確認する。
2027年度の編入先:児童教育専攻は3年次
| 項目 | 2027年度要項で確認できる内容 |
|---|---|
| 学部・学科・専攻 | 家政学部児童学科児童教育専攻 |
| 編入年次 | 第3学年 |
| 募集人員 | 一般選考は若干名。一般選考第2次は、一般選考までの結果で定員を充足しなかった場合の欠員数。 |
| 試験会場 | 千代田キャンパス |
| 試験科目 | 小論文、教育に関する専門知識、面接 |
| 単位認定 | 編入前の修得単位は卒業必要単位として62単位を上限に認定。個別認定のため、表記の単位数に満たない場合がある。 |
一般選考は若干名の募集ですが、一般選考第2次は一般選考までの結果で定員を充足しなかった場合に行われます。出願できる年度であっても、募集の扱いと要項の更新を確認します。また、3年次編入は卒業まで2年が標準に見えても、資格課程の必要科目・教育実習・認定単位の結果まで含めて2年で完結するとは限りません。
取得できる免許と、保育士を混同しない
大学の児童教育専攻の案内と2027年度編入学試験要項の資格表は、小学校教諭一種免許状と中学校教諭一種免許状(理科)を掲げています。中学校理科の免許は希望者が取得可能とする通常の専攻案内もあり、編入要項は両免許を取得する場合に2年で終わらないことがあるため、出願前相談を求めています。
一方、保育士資格は、2027年度要項の「編入学後の資格取得・受験資格」の表で児童学専攻に記載されています。児童教育専攻の行には保育士資格の記載がありません。児童学科という大きな名称が同じでも、児童学専攻と児童教育専攻では資格の欄と履修条件が違います。さらに2027年度要項の募集表では、児童学専攻は編入募集なしです。保育士を目標にする人は、資格表だけから当年度に編入できると考えず、児童教育専攻を保育士課程のある専攻だと推測せず、志望する専攻の当年度募集と課程を確認してください。
また、児童教育専攻の表には、図書館司書課程は小学校教諭一種免許状を履修する学生は履修できず、学校図書館司書教諭課程は小学校教諭一種免許状を履修する学生のみ履修可能という注記があります。追加課程を同時に希望する場合は、免許の可否だけでなく、組み合わせの制約も履修計画に入れます。
「免許が取れる」と「編入後2年で取れる」は別
要項は、全学科・専攻について、資格を取得する場合や認定単位数が少ない場合には卒業まで3年以上かかることがあると説明しています。児童教育専攻では、小学校教諭一種は単独でも2年で取得できない場合があると明記されています。小学校教諭一種と中学校理科一種の両方を取る場合にも、同じく2年で取得できない場合があると示されています。
この注意は、単位数を多く持っている人だけの問題ではありません。編入前の単位は卒業必要単位として認定されるかを個別に判断し、認定は最大62単位です。要項の認定表では、児童教育専攻について全学共通科目20単位、家政学部共通4単位、専門教育科目の選択38単位で計62単位を示しますが、個別認定の結果が必ずこの合計になるわけではありません。
さらに、卒業要件に認定された科目と、教職課程で必要な科目・教育実習の履修順は同じ判定ではありません。編入後の残り年数を考えるときは、認定予定単位数だけで「2年で卒業・免許取得できる」と決めず、必要科目の配当年次、実習、履修できない組み合わせを確認します。
出願資格と2027年度の日程
一般選考・一般選考第2次の出願要件は、いずれかに該当し、2027年3月31日までに20歳に達する女子です。短期大学・高等専門学校の卒業者または卒業見込み者、専門士を取得した専門課程の修了者または見込み者、学士取得者または見込み者、大学2年次を修了して卒業必要単位のうち62単位以上を修得した者または見込み者などを掲げています。
2026年9月14日から18日の一般選考の出願期間は、この記事の確認日には過ぎています。一般選考第2次は、一般選考までの結果で定員を充足しなかった場合に実施され、募集の有無は2026年11月中旬頃に大学ホームページで発表されます。実施される場合、2027年1月8日から13日に出願を受け付け、試験は2月13日、合格発表は2月17日、編入学手続は2月18日から24日です。出願は郵送必着で、書類のみ入試グループ(千代田)窓口でも受け付けます。年ごとに日程が変わるため、出願前に改めて当年度の要項を確認してください。
試験は専門知識・小論文・面接を分けて準備する
児童教育専攻の一般選考・一般選考第2次は、10時から11時に小論文、11時20分から12時20分に教育に関する専門知識、13時30分から面接を行います。志望理由書、学業成績証明書などの書類も合否判定に用いられます。
「教育に関する専門知識」があるため、小論文だけを用意すればよい選抜ではありません。前籍での学びを児童教育・教職課程とどう接続するか、なぜ小学校教員または中学校理科教員を目指すのか、編入後の履修年限をどう考えるかを、書類と面接で一貫して説明できるようにします。試験内容の詳細や出題範囲を要項にない情報で補わず、大学の公式案内で確認します。
出願前に専攻へ聞く質問
- 希望する免許を明確に伝える。 小学校教諭一種のみか、中学校理科一種も希望するか、学校図書館司書教諭課程も希望するかを分けて相談します。
- 認定予定単位と残る必修を確認する。 前籍の成績証明書、シラバス、単位数を用意し、卒業要件と教職課程でそれぞれ何が残るかを尋ねます。
- 2年で終わらない条件を確認する。 教育実習、必修科目の開講年次、履修上限、課程の組み合わせを前提に、卒業と免許取得の見込み年数を聞きます。
- 保育士を目的にしない。 児童教育専攻の資格表に保育士の記載はないため、保育士資格が目的なら、児童学専攻は2027年度の編入募集なしとしたうえで、別年度・別の募集・専攻を当年度要項で確認します。
大学からの回答は、担当部署、確認日、対象年度、希望する免許の種類とともに残します。募集年次の資格表を見ずに、通常の学部紹介や卒業生の進路だけで履修できると判断しないことが重要です。
よくある質問
児童教育専攻へ3年次編入すれば、小学校教諭一種免許状は必ず取れますか
いいえ。大学は取得可能な免許として案内していますが、編入生の単位認定と履修条件は個別です。要項は資格取得の場合に卒業まで3年以上かかることがあるとし、児童教育専攻では両免許の取得に2年で終わらない場合があると示しています。出願前に履修内容を相談してください。
保育士資格も同時に目指せますか
2027年度編入学試験要項の資格表では、保育士資格は児童学専攻に記載され、児童教育専攻には記載されていません。さらに募集表では児童学専攻は2027年度の編入募集なしです。同じ児童学科だからと推測せず、保育士が目的なら資格表と当年度の募集有無・課程を大学へ確認してください。
中学校理科の免許も目指すとき、何を確認しますか
要項は、小学校教諭一種は単独でも2年で取得できない場合があるとし、小学校教諭一種に加えて中学校教諭一種(理科)を取得する場合にも同じ注意を示しています。残る必要科目、教育実習、履修可能な学期と卒業見込み年数を、児童教育専攻へ事前に相談してください。
無料相談で志望校と出願準備を整理する
教員免許を含む編入では、出願資格、編入年次、単位認定、実習、資格課程の履修年数を一緒に確認する必要があります。オンライン編入学院の無料相談では、志望校と出願準備の整理をお手伝いします。大学への照会、出願資格・単位認定・教職課程の判定、合格・卒業・免許取得を代行または保証するものではありません。最終的な条件は大学の当年度要項と担当窓口で確認してください。
関連する編入情報
出典・確認日
- 大妻女子大学「令和9年度編入学試験要項」:p.1の募集学部・編入年次、p.5〜6の出願資格・日程・試験科目、p.13〜14の単位認定・編入後の注意、p.16〜17の資格・免許、児童教育専攻への出願前相談の注記。2026年9月22日確認。
- 大妻女子大学「児童学科 児童教育専攻」:専攻の学び、小学校教諭一種・中学校教諭一種(理科)、学校図書館司書教諭等の資格案内。2026年9月22日確認。
- 大妻女子大学 教職総合支援センター「取得できる教員免許状」:児童教育専攻で取得できる教員免許状の種類。2026年9月22日確認。

