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やさしく学べる微分積分 石村 園子

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やさしく学べる微分積分 石村 園子

微分積分は編入数学の中心的な分野ですが、高校で習う内容との難度差に戸惑う受験生が多いです。特に商の微分やロピタルの定理、級数展開といった応用的な計算は、基礎からていねいに学び直す必要があります。本書は、そうした基礎を丁寧に説明する参考書として、編入試験の対策に役立つ選択肢になります。

この本の位置づけ

本書は、微分積分の概念を「やさしく」学ぶことを目的とした入門的な参考書です。高卒レベルから大学初年度の微分積分まで、段階的に進められるため、編入試験に向けて数学の土台を固めたい受験生に適しています。 他の微分積分の参考書と比べると、本書は説明の丁寧さと図表の活用に特徴があります。計算技巧よりも概念理解を重視した構成であり、ロピタルの定理や合成関数の微分など編入試験で頻出の単元も、基本に立ち返って学べるようになっています。

いつどのタイミングの編入受験生におすすめか

編入試験の準備を始める際、まず基礎を確認したい段階での導入がお勧めです。遅くても対策開始から2ヶ月目には手をつけておくと、その後の過去問演習がスムーズに進みます。 もし準備期間が限られている場合、いきなり過去問に進むと計算ミスや概念の曖昧さに気づきにくくなります。逆に、本書を何周も繰り返すだけでは実戦力が身につきませんので、理解できた段階で早めに過去問に移行する切り替えが大切です。

ターゲット大学と対策できるテーマ

過去問の出題傾向を分析し、本書の内容が実際の出題範囲と重なる大学・学部を抽出しました。「頻出テーマ」はその学部の過去問で繰り返し問われている論点のうち、本書で扱っているものです。

神戸大学工学部

数学物理

頻出テーマ微分積分、立体の体積、2変数関数、部分積分、合成関数の微分、重積分

本書の該当ページ微分積分(p.44)、立体の体積(p.158)、2変数関数(p.131)、部分積分(p.97)

秋田大学教育文化学部

数学

頻出テーマ2変数関数、部分積分、三角関数、重積分

本書の該当ページ2変数関数(p.131)、部分積分(p.97)、三角関数(p.10)、重積分(p.144)

東京農工大学工学部

数学

頻出テーマ2変数関数、部分積分、三角関数、重積分

本書の該当ページ2変数関数(p.131)、部分積分(p.97)、三角関数(p.10)、重積分(p.144)

埼玉大学工学部

数学

頻出テーマ2変数関数、部分積分、三角関数、重積分

本書の該当ページ2変数関数(p.131)、部分積分(p.97)、三角関数(p.10)、重積分(p.144)

信州大学工学部

数学

頻出テーマ2変数関数、部分積分、重積分、三角関数

本書の該当ページ2変数関数(p.131)、部分積分(p.97)、重積分(p.144)、三角関数(p.10)

大阪大学基礎工学部

数学

頻出テーマ部分積分、合成関数の微分、重積分、三角関数

本書の該当ページ部分積分(p.97)、合成関数の微分(p.51)、重積分(p.144)、三角関数(p.10)

東京理科大学工学部

数学

頻出テーマ合成関数の微分、部分積分、三角関数、重積分

本書の該当ページ合成関数の微分(p.51)、部分積分(p.97)、三角関数(p.10)、重積分(p.144)

筑波大学理工学群

数学

頻出テーマ2変数関数、部分積分、重積分、三角関数

本書の該当ページ2変数関数(p.131)、部分積分(p.97)、重積分(p.144)、三角関数(p.10)

新潟大学理学部

数学

頻出テーマ立体の体積、部分積分、三角関数、重積分

本書の該当ページ立体の体積(p.158)、部分積分(p.97)、三角関数(p.10)、重積分(p.144)

お茶の水女子大学理学部

数学

頻出テーマ合成関数の微分、部分積分、三角関数、重積分

本書の該当ページ合成関数の微分(p.51)、部分積分(p.97)、三角関数(p.10)、重積分(p.144)

東京海洋大学海洋工学部

数学

頻出テーマ2変数関数、部分積分、重積分、三角関数

本書の該当ページ2変数関数(p.131)、部分積分(p.97)、重積分(p.144)、三角関数(p.10)

関西大学システム理工学部

数学

頻出テーマ部分積分、合成関数の微分、三角関数

本書の該当ページ部分積分(p.97)、合成関数の微分(p.51)、三角関数(p.10)

※志望校の最新の募集要項と過去問は必ずご自身でご確認ください。

使い方

まず目次から、自分が苦手な単元(合成関数の微分、有理関数の積分、級数展開など)を特定し、その章から読み始めるのが効率的です。説明を読みながら、練習問題を自分の手を動かして解くことで、理解が定着します。 1周目は概念理解に重点を置き、2周目以降は計算速度を意識するとよいでしょう。本書で基本パターンを確認した後は、近畿大学や高知大学、日本大学などの過去問で同じ単元の応用的な出題に当たり、理解と計算力の両方を試してください。理解が不十分だと感じたら、本書に戻って該当箇所を読み直す往復学習をお勧めします。

この本を使った合格者の声

オンライン編入学院に寄せられた合格体験談から、本書を実際に使っていた受験生の記述を抜き出しました。

11月から経済数学対策として使用した。

神戸大学 経済学部 合格(2025年度) / 数学

注意点

本書は入門的な参考書であるため、編入試験の難度に対応した応用問題は少なめです。基礎を確認した後は、必ず志望大学の過去問で実戦的な演習を積みましょう。 出版年を確認した上で、もし版が古い場合は、新版の発行の有無を確認してください。微分積分の基本的な内容は変わりませんが、より新しい版があれば、そちらの利用も検討する価値があります。また、本書は概念説明に重点を置いているため、計算の効率化やテクニック重視の学習を求める受験生には補助教材が必要になる可能性があります。

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