社会人の大学編入は可能?学士編入・夜間主・通信制の違い
働きながら大学で学び直したいと考えたとき、学士の有無だけで進路は決まりません。まず通学制(昼間・夜間主など)と通信制のどの学び方が生活に合うかを考えます。そのうえで、要項にある入学年次(1年次・2年次・3年次など)、入学形態(編入・転入など)、選抜区分(一般・社会人など)を分けて確認します。社会人選抜には1年次入学と編入学があるため、名称だけで年次を判断できません。学士の学位がある人は、学士を出願資格に含む募集を検討できますが、それ以外にも前籍の在籍年数・修得単位などを満たせば、通常の編入学試験に出願できる場合があります。
この記事では、社会人が大学で学び直す際に、学び方、入学年次、入学形態、選抜区分、出願資格を分けて整理します。いずれも志望校の当年度要項で確認してください。
この記事で分かること
- 学士を持つ人が出願できると一覧が整理する大学・学部の規模(263校・791学部)と、学科試験・小論文を課さない募集がある大学(51校)
- 通学制(昼間・夜間主など)と通信制で、授業の受け方や確認事項が異なること
- 入学年次、入学形態、選抜区分は別の軸であり、社会人選抜という名称だけで入学年次を判断しないこと
学士の有無は、出願資格を確認する一つの入口
社会人が大学への入学・編入を検討するとき、学士の学位を持っているかは重要な確認事項です。学士があれば、学士を出願資格に含む募集を検討できます。一方、学士がなくても、通常の編入学試験の出願資格を満たす場合があります。前籍の学校種別、在籍年数、修得単位、志望校の募集区分を確認してください。
学士編入ができる大学一覧では、学士を持つ人が出願できる大学を263校、学部を791学部として整理しています。このうち、学科試験・小論文を課さない募集がある大学は51校です。出願資格、試験科目、入学年次は大学・学部・募集区分ごとに異なります。
学科試験・小論文を課さない募集があることは、選抜で確認される内容の一部を示すものです。勤務を続けながら通えるかは別に、授業時間、対面必修、実習、スクーリング、試験日、通学頻度を確認してください。志望分野が決まっている場合は、一覧記事から候補を探し、各募集要項で条件を確かめます。
夜間主・通信制は、授業の受け方を選ぶ軸
夜間主コースと通信制大学は、学歴で一律に振り分ける入試区分ではなく、主に授業の受け方が異なる課程です。夜間主は通学制の一つです。大卒者でも、各大学の要件を満たせば候補になり得ます。夜間主・通信制という名称だけでは、入学年次、編入・転入などの入学形態、一般・社会人などの選抜区分は分かりません。
- 夜間主コース — 通学制の課程です。社会人選抜に1年次入学と3年次編入学が別に置かれる大学もあります。開講時間帯、対面必修、必修科目に加え、入学年次、入学形態、選抜区分を確認します。募集区分と授業時間の調べ方は夜間主コースへの大学編入ガイドで詳しく整理しています。
- 通信制大学への編入・転入 — 前籍校から通信制大学の正科生として編入学・転入学する場合です。通信制大学へ一度入った後に別の大学へ編入することを意味しません。入学年次、編入・転入などの入学形態、選抜区分、認定単位、スクーリング、入学期を分けて確認します。年次・単位認定・スクーリングの確認方法は通信制大学への編入ガイドで詳しく整理しています。
勤務を続けながら学べるかは、授業時間、対面での授業・実習、スクーリング、試験、通学の頻度によって変わります。募集名や学歴だけで決めず、志望課程の当年度要項と時間割を確認してください。
学び方、入学年次、入学形態、選抜区分、出願資格を分けて確認する
| 確認する軸 | 確認すること | 要項で見る場所 |
|---|---|---|
| 学び方 | 通学制(昼間・夜間主など)か、通信制か | 対面必修、時間帯、スクーリング、試験、通学頻度 |
| 入学年次 | 1年次、2年次、3年次などのどこから入るか | 募集要項の入学年次 |
| 入学形態 | 編入、転入などのどの形で入るか | 募集要項の制度名と前籍に関する条件 |
| 選抜区分 | 一般、社会人などのどの区分で選抜されるか | 募集要項の選抜区分と選考方法 |
| 出願資格 | 学士の有無、前籍校、在籍年数、修得単位など | 志望課程の当年度要項にある資格条件 |
学士の有無は出願資格を確認する軸の一つです。通常の編入学試験、夜間主の社会人選抜、通信制大学への編入・転入では、入学年次、入学形態、選抜区分、資格条件をそれぞれ確認します。大学名や「社会人」という名称だけで、出願できる年次や学び方を判断しないでください。
働きながら検討するときは、選抜と入学後を別に確認する
出願・選抜の日程
学科試験・小論文を課さない募集でも、面接日、出願書類の締切、試験日が勤務日と重なる場合があります。選抜方法だけで準備の負担を決めず、志望校の当年度要項で必要書類と日程を確認し、勤務との調整が必要な日を整理してください。
入学後の授業と費用
入学後に通えるかは、選抜方法とは別に確認します。授業料、授業時間、対面必修、実験・実習、スクーリング、試験、通学頻度は大学・学部・課程で異なります。費用と時間割、履修上の条件を志望課程の案内で確認してください。利用できる奨学金等の制度は、編入後の奨学金の継続手続きもあわせて確認しましょう。
社会人が大学編入を目指すときの3ステップ
- 学び方を確認する。通学制(昼間・夜間主など)と通信制の授業時間、対面必修、スクーリング、試験日を確認します。
- 入学年次・入学形態・選抜区分を確認する。1年次・2年次・3年次などの入学年次、編入・転入などの入学形態、一般・社会人などの選抜区分を要項で確認します。
- 出願資格と準備期限を確認する。学士の有無、前籍の在籍年数・修得単位、必要書類、出願・試験日を確認し、勤務との調整が必要な日を先に整理します。
社会人の進学では、学歴だけでなく、授業の受け方、入学年次、入学形態、選抜区分、出願資格、勤務との調整を分けて確認することが大切です。個別の出願可否や履修の組み方は、志望課程の当年度要項と大学の案内を基準にしてください。
編入試験の全体像をもっと知りたい方へ
よくある質問
大卒でなくても大学編入はできますか?
学士を出願資格に含む募集は学士の学位を持つ人が対象ですが、それ以外にも、大学在学、短期大学、高等専門学校、専門学校などの前籍と修得単位が志望校の条件に合えば、通常の編入学試験に出願できる場合があります。夜間主・通信制という学び方、入学年次、編入・転入などの入学形態、一般・社会人などの選抜区分は別に確認します。志望課程の当年度要項で、資格条件を確認してください。
仕事を辞めずに大学に通えますか?
大学・学部・課程によって授業時間、対面必修、実習、スクーリング、試験日が異なるため、一律には言えません。夜間主は通学制の一つで、夜間主や通信制でも入学年次、編入・転入などの入学形態、一般・社会人などの選抜区分で条件が異なる場合があります。志望課程の時間割と必修科目を早い段階で確認してください。
学士を持つ人が検討できる募集と、通常の3年次編入学試験はどちらが有利ですか?
有利不利を一律には比べられません。学士の有無は出願資格を確認する軸の一つで、3年次は入学年次を示します。志望校の入学年次、編入・転入などの入学形態、一般・社会人などの選抜区分、出願資格、選考方法をそれぞれ確認してください。
自分の学び方、入学年次、入学形態、選抜区分、出願資格をどう確認するか、勤務との両立に何を確認するかに迷う場合は、現在の状況をうかがい、要項で確認すべき点を一緒に整理します。
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もっと知りたい方へ
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。学士編入の出願先データは編入総研の集計にもとづいています。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

