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東京外国語大学言語文化学部

東京外国語大学 言語文化学部 編入の合格体験記|Y.Kさん・朝鮮語を専門にするために選んだ道

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-08​‌​‌‌‌​‌‌​‌​‌‌​​​‌‌‌‌‌‌‌​‌​‌‌​‌‌

結論:朝鮮語そのものを主戦場に据えて専門性で押し切った

私立大学の総合政策系の学科から、東京外国語大学 言語文化学部 言語文化学科 朝鮮語専攻へ編入した方の記録です。2年かけて自分の専攻を選べる学部で、行き着いた関心が朝鮮語と言語学でした。ところが在籍先にはその分野を専門とする教員がおらず、深い指導を受けられない。より専門性を高められる環境を求めて外に出る、というのが編入を決めた理由でした。

この方の勝ち筋は、対策科目を朝鮮語一本に絞ったことです。3月から半年ほど休学してソウルへ語学留学し、1日12時間を韓国語漬けの生活に充てました。教材は決め打ちせず、TOPIKの過去問を6回以上まわして正答率9割を下回らない状態を作り、論文や読み物で拾った表現で自分専用の単語帳を作っています。大学の入試課で3年分の過去問を閲覧してその場でメモを取り、帰国後の9月からは志望理由書を土台に口頭試問の想定問答を組み立てました。

私立大学(文系)前籍
2.7前籍GPA
1校受験した大学
8か月対策にかけた期間
合格校東京外国語大学 言語文化学部 言語文化学科 朝鮮語専攻
前籍私立大学(文系)
前籍の学部・学科総合政策学部 国際政策文化学科
入学年2024年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2024年度入学

この記事で分かること

  • 総合政策系の学部から、朝鮮語を専門にすると決めるまで
  • 出願した大学と、その結果・当日の倍率
  • 留学を挟んだ月ごとの学習時間と、気持ちの浮き沈み
  • 朝鮮語で使った教材と、閲覧しかできない過去問の使い方
  • 筆記試験の出題内容と、教授3人による口頭試問の中身

なぜ編入を目指したのか

二年間という時間を掛けて自分の専攻を考えることが出来るという部分が最大の魅力を持っていたのが、私が当時在籍していた総合政策学部です。自分自身も様々な科目を履修していく中で、どんな専門性のもとに卒論を書き上げていくかを考えていた際に、当時自分にとって最も魅力的に映った分野が朝鮮語や言語学でした。しかし、せっかく深めたい分野は見つけたものの、総合政策学部には言語学や朝鮮語を専門としている教員が在籍しておらず、深い指導を受けられなかったのです。これでは箸にも棒にもかからない為、より専門性を高められる環境を求めて外に出よう、と思ったのが主なきっかけです。

志望校を選んだ決め手

何よりも、言語系で言えば知らない人の居ない研究機関であり、専攻として朝鮮語や言語学を広く深く学べる環境であるということです。また、世界の言語文化や社会を自分の専攻に縛られずに学べることも魅力的でした。

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族・友人・大学・学校の先生 / 伝えた時期: 人によって時期が違う

両親にははじめは理解されなかったものの、自分の意思の強さを行動することを通じて見せられたのではないか、と思います。通っていた大学も3年まで、ほぼ学生生活の終わりかけに至って、なぜ今更違う学校に移るのか、就活はどうするのか、多くのことが頭の中を回りました。正直、今もまだ考え続けている日々ですが、それでも実際に外大に身を置いていられているのも、当時折れずに来られたからでしょう。 また、自分の決意を揺らさないためにも、友達の殆どには試験が全て片付いてから編入の話をしました。かなり驚かれましたが、背中を押してくれた人々には感謝してもしきれません。

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)東京外国語大学 言語文化学部 言語文化学科 朝鮮語専攻3年次一般編入454.1倍

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2025年3月 、本番の試験は 2025年10月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
3h
中期
12h
直前期
5h

休日

開始期
4h
中期
12h
直前期
6h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2025年3月
12h
2025年4月
12h
2025年5月
12h
2025年6月
12h
2025年7月
12h
2025年8月
12h
2025年9月
6h
2025年10月
6h

月ごとの学習の中身

  • 2025年3月

    主な科目: 専攻言語(朝鮮語) / 気持ちの状態 4/5

    ソウルでの短期留学の開始。編入そのものより、新しい環境での生活に慣れることに意識が向いていた。

  • 2025年4月

    主な科目: 専攻言語(朝鮮語) / 気持ちの状態 3/5

    留学生活の本格的なスタート。まずは思考をなるべく日本語から朝鮮語に置き換えられる様に、外に出るようにした。

  • 2025年5月

    主な科目: 志望理由書, 専攻言語(朝鮮語) / 気持ちの状態 3/5

    現地で開催された韓国語教育に関する学会の聴講を経験。完全な理解には至らずとも、自分の耳が少しずつ韓国語に馴染みだしたことを実感した。

  • 2025年6月

    主な科目: 志望理由書, 専攻言語(朝鮮語) / 気持ちの状態 3/5

    韓国語を使うことに少し慣れてきた時期。

  • 2025年7月

    主な科目: 志望理由書, 専攻言語(朝鮮語) / 気持ちの状態 3/5

    いよいよ帰国を一月前に控え、志願理由書の本格的な構成を考え始める。知り合いの大学院生と一緒に勉強した。

  • 2025年8月

    主な科目: 志望理由書 / 気持ちの状態 1/5

    志願書の完成。韓国の光復節と重なり、流通が止まってしまっていたため、無事に出願出来るのか不安だったが、何とかなった。帰国。

  • 2025年9月

    主な科目: 専攻言語(朝鮮語) / 気持ちの状態 2/5

    正直あまり覚えていない。復学して授業を受けつつ、韓国語に触れるようにしていた。

  • 2025年10月

    主な科目: 志望理由書, 面接/口頭試問, 専攻言語(朝鮮語) / 気持ちの状態 2/5

    一次試験を突破してから、志願理由書を土台に面接の想定質問を考えるなどして対策を始めた。また、韓国語能力試験も出願していたので、その対策が自然に2次試験対策になった。

勉強場所と環境

自宅は寝る場所であると考えていたため、必ず外に出るようにはしていた。 市の自習室にはお世話になったが、成人用の学習室があったのがとりわけ大きかった。 また、一箇所で勉強していると飽きる質なので、移動をしながら勉強していた。 大学の図書館や空き教室も積極的に活用した。

スランプとメンタル回復

ストレスが身体に現れやすいのが災いし、試験直前と受験直後は髪の毛が抜け落ちて円形脱毛症になったことがあった。また、自分は予備校などには通っていない上、友達にも自分の受験の話もしてこなかったため、基本的にはかなり孤独な戦いだった。 そのため、両親や信頼できる友達に悩みや辛さを少しずつ吐き出すのは非常に重要なことだった。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

専攻言語(朝鮮語)

2025年3月 〜 2025年10月

TOPIKの過去問 6回以上

選んだ基準: 実践的な韓国語能力を測るものなので、これがすらすら出来るのは一つの指標であると思う。 特定の教材を使うよりかは、過去問や論文などで見つけた知らない表現などを拾って自分専用の単語帳を作るようにしていた。

過去数年分の問題を入手し、ひたすら解いた。正答率が9割を下回らないよう、読解力に加えて語彙力(とりわけ漢語)の増強に努めた。

語学留学 1周

選んだ基準: 短期間での語学力の涵養の為。

自分の場合は休学を伴うものだったが、そうまでしてでも現地で学んだことには意味があった。また、現在の学びにもつながっている。必ずしも推奨はしないものの、ひとつの選択肢ではあるといえる。

過去問対策(入手・分析・周回)

入試課の事務室を直接訪問することで閲覧することが可能だった。大体過去3年分ほどがファイルにとじられており、それらは撮影や持ち出しが禁止だったため、その場で問題や分からない表現などをメモした。毎年同じ様な問題が出ている傾向があったため、それらについては出ても困らないように直前にも取り組んだ。 ※実際、自分が受験したときには出題されなかった。こういうこともあるので、傾向はあくまでも傾向であるということを念頭に置くことは重要。

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

韓国語の語彙力不足が大きな問題だった。これは現在専攻として学ぶうえでも感じているところで、もっと単語やコロケーションなどを覚えるようにしておけば、もう少し「上手い表現」が出来たかもしれないとは思うことがある。

AIの活用方法

ChatGPTを、志願書類のブラッシュアップの上で活用した。結局自分が与えた以上の情報は返してくれないので、パラフレーズするのに利用した。

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

東京外国語大学 言語文化学部 言語文化学科 朝鮮語専攻

当日の受験者数20
試験時間の構成9時 開場 10時〜11時半 筆記試験 以降、各自口頭試問の順番まで休憩 12時半〜 口頭試問 ※自分は一番最初だったので、13時までには全ての試験が終わった
当日の気づき学校は西部多摩川線多磨駅から歩いて3分程。 休み時間に外に出ることも可能なので、呼吸を整える為に散歩するのはオススメしたい。 また、学校のスグ近くにコンビニがあったのでそこで軽食を買うなどするのもよい。 同じ専攻言語の問題を解いている人が横に居ても動揺しないこと。

Y.Kさんが東京外国語大学の試験で実際に解いた問題

志望理由書でどのような内容を書いたか

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

何がどう出たかが分かっているかどうかで、対策の効率はまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で試験の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

※「その他」の内訳: 留学費用でおよそ40万円ほど。また、海外からの出願の上で、DHLを利用。このぐらいの額だったと思う。

項目金額
① 教材・書籍代¥10,000
② 対策指導費¥0
③ 試験関連費¥7,700
④ 出願関連費¥30,000
⑤ 当日関連費¥500
⑥ その他¥500,000
合計¥548,200

編入したあとの生活

差分: −90単位 (認定率 0% )

単位はどれくらい認定されたか

90単位編入前の取得単位
0単位認定された単位
90単位認定されなかった単位
0%認定された割合

認定された 0単位(0%)認定されなかった 90単位(100%)

編入前に取得した90単位のうち、編入先に引き継がれたのは0単位です。残りの90単位は認定されず、編入先の卒業要件には算入されません(同じ数だけ取り直すという意味ではありません)。

Y.Kさんが編入したあとに分かったこと

単位認定でもっとこうしておけばよかったこと

編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際

編入後の就職活動の状況

編入学後に気づいた貴重な情報

単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

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ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。

編入前の自分へ

自分は本当にこの道を進みたいのか、決してこれだけは見失わないこと。
道を外れることを恐れないこと。
覚悟が決まったなら、終わるまで決して後ろを振り返らないこと。
周りに惑わされないこと。
自分を信じる。

— Y.Kさん(東京外国語大学 言語文化学部)

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-08

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