東京外国語大学国際社会学部の編入試験対策|専攻言語・コースの選び方と対策
結論:東京外国語大学国際社会学部の編入試験はこんな試験
東京外国語大学国際社会学部の3年次編入試験は、出願時に選んだ専攻地域・専攻言語と、地域社会研究/現代世界論/国際関係の3コースのどれを志望するかで、必要な対策がはっきり分かれる試験です。選考は第1次選考(書類選考)→第2次選考(筆答試験「専攻言語」・筆答試験「共通問題」・口頭試問)の2段階で、募集定員は10名の少数選抜。大学公表の選抜状況では、志願者26名のうち19名が書類選考を通過し、最終合格は10名でした。つまり絞り込みの主な舞台は第2次選考(筆答試験・口頭試問)で、書類選考を通ったあとが本番になります。共通問題は英語で出題され日本語で解答する形式で、過去問分析ではエスニシティと紛争、グローバル経済史、人間開発・持続可能な開発など、国際社会学が扱う学術的なテーマが年度ごとに変わって出題されています。今日から始めるなら、まず自分の研究テーマに合う専攻地域・言語と志望コースの方向性を固め、志望理由書の骨子を作ることが最優先です。この記事では、最新要項・オンライン編入学院の過去問分析・合格者の体験談をもとに、対策の全体像を解説します。
出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。
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試験概要(最新要項データ)
2027年度2027年度(2026年10月実施予定)の募集要項にもとづくデータです。この節は毎年の要項公表に合わせて更新されます(更新日: 2026-09-06)。
| 出願期間 | 2026年8月17日(月)〜8月20日(木) |
|---|---|
| 第2次選考日 | 2026年10月24日(土) 東京外国語大学(府中キャンパス) |
| 募集定員 | 10名(国際社会学科、3年次編入。合格者数が定員を下回る場合あり) |
| 選考方法 | 第1次選考(書類選考:編入学志願理由書・希望指導教員との整合性等を審査)→第2次選考(筆答試験「専攻言語」・筆答試験「共通問題」・口頭試問。全コース共通) |
| 専攻言語試験の免除 | 専攻言語として英語(北西ヨーロッパ・北アメリカ・アフリカ・オセアニア地域)、ドイツ語(中央ヨーロッパ地域)、フランス語(西南ヨーロッパ地域)、スペイン語(イベリア・ラテンアメリカ地域)、ロシア語(ロシア・中央アジア地域)を選ぶ場合、大学独自の専攻言語筆記は行わず外部試験の成績で代替評価 |
| 出願資格(主なもの) | 学士の学位を持つ者、4年制大学に2年以上在学し所定の単位を修得した者、短期大学・高等専門学校の卒業(見込み)者、外国で14年以上の学校教育課程を修了した者など。出願資格の種類により62単位以上の修得(見込み)が必要 |
| 入学時の単位認定 | 専攻言語科目20単位(アフリカ地域14単位・オセアニア地域16単位)等を含む合計62単位が入学時に自動認定される |
出願手続きの詳細・提出書類・専攻言語ごとの外部試験の種類などは、必ず東京外国語大学が公表する最新の募集要項(大学公式サイトで「東京外国語大学 国際社会学部 編入 募集要項」と検索)で確認してください。本記事は学習計画づくりのための参考情報です。
科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。
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専攻地域・専攻言語・コースの選び方(最大の決断)
この学部の編入試験でもっとも重要な意思決定は、専攻地域・専攻言語と3つのコースをどう組み合わせるかです。出願時に選んだ専攻地域・言語が、そのまま入学後2年間の主専攻になり、途中で変更することは原則できません。ここを曖昧にしたまま出願書類を書き始めると、志望理由書と学修計画の整合性が取れず、第1次選考(書類選考)で不利になります。
専攻地域・専攻言語の組み合わせ
募集要項の附表では、次の15の専攻地域と、地域ごとに割り当てられた専攻言語が示されています。複数の言語がある地域は、その中から1つだけを選んで受験します。
| 専攻地域 | 専攻言語(1つ選択) |
|---|---|
| 北西ヨーロッパ/北アメリカ/アフリカ/オセアニア | 英語 |
| 中央ヨーロッパ | ドイツ語・ポーランド語・チェコ語 |
| 西南ヨーロッパ | フランス語・イタリア語 |
| イベリア | スペイン語・ポルトガル語 |
| ラテンアメリカ | スペイン語・ポルトガル語 |
| ロシア | ロシア語 |
| 中央アジア | ロシア語・モンゴル語(ロシア語選択時はウズベク語が入学後必修) |
| 東アジア | 中国語・朝鮮語 |
| 東南アジア第1 | インドネシア語・マレーシア語・フィリピン語 |
| 東南アジア第2 | タイ語・ラオス語・ベトナム語・カンボジア語・ビルマ語 |
| 南アジア | ウルドゥー語・ヒンディー語・ベンガル語 |
| 中東 | アラビア語・ペルシア語・トルコ語 |
選ぶときの視点は3つです。第一に研究テーマとの一致。志望理由書には研究テーマと専攻地域・言語の関連を書く必要があるため、自分が編入後に何を研究したいかが先に決まっている方が選びやすくなります。第二に言語の学習経験。専攻言語科目は入学時に自動認定される単位数(20単位、アフリカ地域14単位・オセアニア地域16単位)が決まっており、2年間で基礎から学ぶ言語もあれば、既習を前提に伸ばす言語もあります。第三に外部試験での代替可否です。
専攻言語試験を外部試験で代替できる地域
専攻言語として英語(北西ヨーロッパ・北アメリカ・アフリカ・オセアニア地域)、ドイツ語(中央ヨーロッパ地域)、フランス語(西南ヨーロッパ地域)、スペイン語(イベリア・ラテンアメリカ地域)、ロシア語(ロシア・中央アジア地域)を選ぶ志願者は、大学独自の専攻言語筆記試験を受けず、出願時に提出した外部試験(英語ならケンブリッジ英語検定・IELTS・実用英語技能検定・TEAP・GTEC・TOEIC L&R/TOEIC S&W・TOEFL iBTの7種類のいずれか。いずれも4技能の試験であること)の成績で専攻言語試験に代えて評価されます。ただし筆答試験「共通問題」と口頭試問は全員が受験する点は変わりません。これらの地域以外(中国語・朝鮮語・東南アジア諸語・南アジア諸語・中東諸語など)を専攻言語に選ぶ場合は、大学独自の専攻言語筆記試験(読解力を問う出題)を受けることになります。
3つのコース:研究の方向性で選ぶ
出願時に希望指導教員を選ぶと、履修コースは自動的にその教員の所属コースに決まります。3つのコースの理念は次のとおりです。
- 地域研究コース: 世界各地に住む人々の世界を具体的な事例に即して考察するコース。「歴史的なものの見方」と「現代社会を構造的に捉える視角」を学び、特に現地語で書かれた史資料の読解を重視します。地域の専門家・国際的な企業・大学院進学など、地域理解を軸にした進路を志す人向けです。
- 現代世界論コース: 「いま」という時代をどう捉えるかという問題意識を重視するコース。社会学・ジェンダー研究・政治理論など、現代世界のさまざまな問題群を理論的・批判的に考察する分野を横断的に学びます。
- 国際関係コース: 国際関係の現実を理論的・歴史的・実証的な立場から理解するコース。国際政治学・経済学・開発経済学・紛争解決平和構築論などを体系的に学び、外交官・国際機関職員・商社・マスメディアなど対外接触を主とする仕事に進む学生が多い分野です。
指導教員ごとのゼミの受け入れ条件(研究テーマの範囲など)は年度により変わります。志望する教員が決まったら、大学公式サイトの「国際社会学部ゼミ案内」で受講条件を必ず確認してください。決定した履修コースと指導教員は、原則として入学後に変更できません。
出願手続きの実務(チェックリスト)
出願期間はわずか4日間(2026年度は8月17日〜20日)と短く、専攻言語によっては外部試験の成績証明書を原本で用意する必要があります。要項データをもとに、いつまでに何を準備すべきかを整理します。
- 出願1年前〜: 専攻地域・専攻言語・志望コース(指導教員)の方向性を決める。外部試験で専攻言語試験を代替できる言語(英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ロシア語の該当地域)を選ぶ場合は、この時期から試験の受験計画を立てる。
- 出願半年前〜: 在籍校での単位修得状況を確認する。出願資格の種類によっては入学時までに62単位以上の修得(見込み含む)が必要なため、教務課などで早めに確認しておく。
- 出願3か月前〜: 編入学志願理由書の作成を始める。①志願理由、②履修コース及び希望指導教員の選択理由、③入学後の学修計画、④学修のために必要とされる言語能力について、本学所定の書式に自筆で記入する形式のため、時間をかけて練り上げる。③には、学修計画の準備状況を示す参考文献も挙げながら書く。
- 出願1か月前〜: 卒業(見込み)証明書・成績証明書・言語検定試験証明書等、発行に日数がかかる書類の手配を始める。証明書は原本提出が必要で、コピー不可の点に注意する。
- 出願期間(8月中旬〜下旬): 書留郵便で必着日までに送付する。持参は認められていない。
必要書類の正式なリストと様式は年度ごとに変わる可能性があります。必ず東京外国語大学が公表する最新の募集要項で確認してください。
難易度・倍率(大学公表データ)
東京外国語大学が公表する「第3年次編入学 入学者選抜状況」には、国際社会学部の3コースそれぞれの志願者数・第1次合格者数・第2次選抜受験者数・最終合格者数・入学者数が示されています(出典: 東京外国語大学「2026(令和8)年度 第3年次編入学 入学者選抜状況」2026年4月1日現在)。公表されているのは2026年度実施分の単年データのみのため、複数年の推移グラフは作成していません。
| コース | 志願者 | 最終合格 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 地域社会研究 | 5名 | 2名 | 2.5倍 |
| 現代世界論 | 7名 | 2名 | 3.5倍 |
| 国際関係 | 14名 | 6名 | 2.3倍 |
| 合計 | 26名 | 10名 | 2.6倍 |
倍率は志願者数÷最終合格者数で計算しています(例: 合計26÷10=2.6倍)。第1次選考(書類選考)の合格者数は4名・6名・9名(合計19名)で、第2次選抜受験者数もこれと同数でした。入学者数は最終合格者数と同じ2名・2名・6名(合計10名)です。第2次選抜受験者数÷最終合格者数で計算すると、合計で19÷10=1.9倍になります。
この表から読み取れるのは次の点です。
- 入学者数10名は募集定員10名とちょうど一致しています。最終合格者10名がそのまま全員入学しており、辞退者はいませんでした。
- 3コースの中では国際関係コースの志願者が最も多い(14名)一方、倍率がもっとも高いのは現代世界論コース(3.5倍)です。志願者が少ないコースほど入りやすい、とは限りません。
- 絞り込みが起きているのは第1次選考(書類選考)ではなく第2次選考です。志願者26名のうち19名(約73%)が書類選考を通過している一方、第2次選抜を受験した19名のうち最終合格は10名(約53%)でした。合否の分かれ目は筆答試験と口頭試問にあると読めます。ただし書類選考でも7名が絞られており、志願理由書を通過ラインに乗せることが前提であることは変わりません。
- 同じ資料の言語文化学部は志願者45名→第1次合格20名→第2次選抜受験19名→最終合格11名→入学10名で、こちらは書類選考での絞り込みが大きくなっています。同じ大学でも学部によって関門の位置が違う点に注意してください。
この選抜状況は2026年度実施分の単年データです。年度によって志願者数・倍率は変動するため、傾向を保証するものではありません。
出題傾向(過去問分析)
国際社会学部の筆答試験は「専攻言語」と「共通問題」の2本立てです。オンライン編入学院の過去問分析をもとに、それぞれの出題の特徴を紹介します(著作権の観点から、過去問の設問そのものは記載していません)。
共通問題(英語):テーマは年度で変わる国際社会系の学術英文
募集要項によると、筆答試験「共通問題」は学術的な基礎力を問う問題で、英語で出題され日本語で解答する形式です。オンライン編入学院の過去問分析では、年度ごとに次のような学術テーマが確認できています。
| 年度 | 出題テーマ |
|---|---|
| 2022年度 | グローバルヒストリー(時間・空間の尺度を変えると見え方が変わる歴史の捉え方) |
| 2023年度 | グローバリゼーションと南北問題(世界経済の歴史的変化) |
| 2024年度 | エスニシティと武力紛争(政治エリート間の権力闘争と民族対立の関係) |
| 2026年度 | 人間開発と格差(所得・ジェンダー・都市農村の格差)、持続可能な開発(自然資本と大規模商業農業) |
設問形式には共通のパターンがあります。本文の内容を100〜200字程度で要約する設問、下線部を日本語に訳す設問、本文の内容を踏まえて自分の言葉で論述する設問の組み合わせです。テーマは紛争・開発・グローバル化・環境など国際社会学が扱う学術トピックで、特定分野を暗記すれば当たるという試験ではありません。合格者の体験談でも「1時間で長文読解が1題出されました。(中略)内容はそこまで難しくないのですが、時間が本当にギリギリです」と報告されており、制限時間内に英文を読み切り、要約・和訳・論述をこなす基礎的な処理速度が問われる試験だとわかります。対策は、特定テーマの深掘りよりも、国際関係・開発・環境など学部の研究分野に関わる英文を幅広く読み、要約と論述を時間内に書き切る練習を積み重ねることが近道です。
専攻言語:読解力を測る試験
募集要項によると、筆答試験「専攻言語」は入学後の学修に必要な言語の読解力を測る問題です。オンライン編入学院の過去問分析では、朝鮮語専攻の過去問として全文和訳・翻訳問題が確認できています。専攻言語として英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ロシア語の該当地域を選んだ場合はこの試験自体が外部試験の成績に代わるため受験不要ですが、それ以外の言語を選ぶ場合は、基礎文法と読解力に加えて、専攻地域に関する時事的な語彙への対応も必要になります。
併願戦略
国際社会学部は募集定員10名の少数選抜で、書類選考の壁もあるため、多くの受験生が併願を検討します。オンライン編入学院の合格者の実例から、併願の考え方を整理します。
はおさん(2026年度合格・地域研究コース)は、東京外国語大学国際社会学部のほか、近畿大学総合社会学部、関西大学社会学部、埼玉大学教養学部を受験し、東京外国語大学以外にも近畿大学・埼玉大学に合格しています(いずれも入学は辞退)。併願先を選ぶときの実務的なポイントは2つです。第一に専門科目・小論文の出題テーマの近さ。国際社会学部の共通問題は国際関係・開発・社会学系の学術英文が中心のため、社会学部・国際関係学部・国際教養系の学部との相性がよく、対策の重なりが生まれます。第二に出願時期の分散。東京外国語大学の出願は8月中旬〜下旬と早いため、志望理由書の作成が他大学の対策と重ならないよう、早めにスケジュールを組む必要があります。
合格ロードマップ(時期別)
オンライン編入学院が取材した合格者の学習記録(本人の記録では対策期間は約5か月)をもとに、出願(8月中旬〜下旬)・第2次選考(10月下旬)から逆算した標準スケジュールを示します。この合格者は英語に強い専門学校で入学時から編入を前提に学んでいたため、英語の土台がある状態からの5か月でした。ゼロから始める場合は、下の各段階をより長く取ってください。
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対策開始期〜:英語と専門科目の基礎固め
はおさん(2026年度合格)は2025年7月に対策を開始し、TOEIC・英検の対策と並行して、専門科目(社会学)の基礎用語を反復しました。この時期の学習時間は平日3時間・休日1時間程度から始まり、翌8月にはTOEIC 860点(L455/R405)・英検準1級を確保しています。専攻地域・専攻言語・志望コースの方向性も、この時期に固めておくと後の志望理由書がスムーズに書けます。
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出願3〜4か月前〜:志望理由書の作成
研究テーマと大学での学びを結び付け、「なぜ他大学ではなく東京外国語大学でなければならないのか」を伝える志望理由書を作成します。はおさんは志望する教員の著書・論文を読み、自分の研究テーマとの関連性を志望理由書に反映させました。学校の先生など第三者に何度も添削してもらうことも有効です。
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出願前後〜:過去問演習と面接練習
過去問を集めて出題形式に慣れ、想定質問をノートにまとめて面接(口頭試問)の練習を始めます。はおさんは学校に保管されていた過去問に加え、大学窓口での閲覧・大学ホームページの公開資料も活用しました。面接練習は2025年9月から始め、予想質問をノートに書いて覚えたうえで、先生に相手役を頼んでいます。学習時間は平日4時間・休日1時間程度まで引き上がっています。
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直前期〜:志望校に特化した対策
出願を終えてから第2次選考(10月下旬)までが直前期です。第一志望に特化した英語・専門科目・口頭試問対策に絞ります。募集要項によると第2次選考の時間割は、筆答試験「専攻言語」10:00〜11:00(60分)、筆答試験「共通問題」11:30〜12:30(60分)、口頭試問13:30〜です。はおさんの学習時間もこの時期は平日4時間・休日5時間まで上がっています。口頭試問では、研究テーマの具体性、卒業論文までの流れ、留学や第3言語学習の計画など、研究計画の実現可能性まで踏み込んで聞かれた例があります。
試験当日のチェックリスト
合格者の体験談から、当日の実務的な注意点をまとめます(時間割などは年度により変わる可能性があるため、受験票と最新の募集要項の記載を優先してください)。
- 時間割: 共通問題(英語)は60分、口頭試問は第1次選考合格者のみ午後13時半以降に実施されます。専攻言語試験がある場合は午前10時からの時間帯に組まれます。1科目ごとの時間配分を意識した過去問演習をしておくと当日慌てません。
- 時間管理: 合格者は「内容はそこまで難しくないのですが、時間が本当にギリギリです」と振り返っています。要約・和訳・論述をすべて時間内に書き切るタイムマネジメントの練習が重要です。
- 口頭試問対策: 志望理由書に書いた研究テーマについて深く掘り下げて聞かれる傾向があります。研究テーマの概要だけでなく、研究方法・今後の学習計画・卒業論文までの流れを事前に整理しておくと安心です。
- アクセス: 会場は最寄り駅から近く道に迷いにくいという報告がありますが、当日の交通手段と所要時間は前日までに確認しておきましょう。
おすすめ参考書
オンライン編入学院の過去問分析で東京外国語大学国際社会学部の出題分野(国際紛争論・国際開発学など)との対応が確認できた参考書から、おすすめを紹介します。各カードをタップすると詳しいレビュー記事に移動できます。
掲載しているのは、過去問分析で東京外国語大学国際社会学部の出題分野への対応が確認できた参考書です。共通問題は英語で出題されるため、上記の内容を理解したうえで、関連する英文をあわせて読む練習をすると対策が仕上がります。
合格者の声
はおさん(2026年度合格・専門学校から地域研究コースへ編入)
神田外語学院(専門学校)から、2025年7月に始めた約5か月の対策で東京外国語大学国際社会学部国際社会学科地域研究コースに合格。近畿大学総合社会学部・埼玉大学教養学部にも合格しましたが、いずれも辞退して東京外国語大学に進学しました(関西大学社会学部は不合格)。志望理由書の作成では、志望する教員の研究分野と自分の研究テーマとの関連づけを重視したと振り返っています。
「特に、研究テーマと大学での学びを結び付けることを意識し、『なぜ他大学ではなく東京外国語大学でなければならないのか』が伝わるようにしました。単に大学の特徴を書くのではなく、自分の研究計画や将来の目標と関連付けて説明することが重要だと感じました。」
— はおさん(2026年度合格)の体験談より
「東京外国語大学は面接の比準(原文ママ)が大きい気がします。ゼミに入り、教授の話を聞く中で、私が面接に言った発言と教授の思想が非常に一致していました。」
— はおさん(2026年度合格・入学後の振り返り)より
よくある質問
東京外国語大学国際社会学部の専攻言語・専攻地域はどう選べばいいですか?
出願時に選んだ専攻地域・専攻言語が、そのまま入学後に専攻する地域・言語になります。募集要項の附表では、北西ヨーロッパからオセアニアまで15の専攻地域が示され、地域ごとに割り当てられた専攻言語(例: 東アジア=中国語・朝鮮語、東南アジア第2=タイ語・ラオス語・ベトナム語・カンボジア語・ビルマ語など)から1つを選択します。研究テーマとの関連、言語の学習経験、外部試験での代替可否の3点を軸に選ぶのが基本です。
国際社会学部の3つのコース(地域社会研究・現代世界論・国際関係)はどう選べばいいですか?
出願時に希望指導教員を選ぶと、履修コースは自動的にその教員の所属コースに決まります。地域研究コースは特定地域の歴史・現状を史料から読み解く地域専門家型、現代世界論コースは現代社会の課題を理論的・思想的に探究する分野、国際関係コースは国際関係論・政治学・経済学など社会科学の手法で国際関係を体系的に学ぶ分野です。志望理由書に書く研究テーマと、指導を希望する教員の専門分野が一致しているかを軸に選んでください。
専攻言語の筆記試験が免除される場合はありますか?
はい。専攻言語として英語(北西ヨーロッパ・北アメリカ・アフリカ・オセアニア地域)、ドイツ語(中央ヨーロッパ地域)、フランス語(西南ヨーロッパ地域)、スペイン語(イベリア・ラテンアメリカ地域)、ロシア語(ロシア・中央アジア地域)を選ぶ場合、大学独自の専攻言語筆記試験は行われず、出願時に提出した外部試験(言語ごとに定められた種類)の成績で代替評価されます。ただし共通問題の筆答試験と口頭試問は全員が受験します。
東京外国語大学国際社会学部の編入試験に面接はありますか?
あります。募集要項によると、第2次選考は筆答試験(専攻言語・共通問題)と口頭試問で構成され、全コース共通の選考方法です。オンライン編入学院に寄せられた合格者の体験談でも、第1次選考(書類選考)を通過した後に口頭試問を受けたと報告されています。
出願資格・必要単位数は?
学士の学位を持つ者、4年制大学に2年以上在学し所定の単位を修得した者、短期大学・高等専門学校の卒業(見込み)者などが主な出願資格です。出願資格の種類によっては、入学時点で62単位以上の修得(見込みを含む)が求められます。詳細な区分は必ず大学公式の募集要項で確認してください。
倍率はどのくらいですか?
大学公表の選抜状況(2026年度実施分)によると、国際社会学科全体で志願者26名、第1次選考(書類選考)合格者19名、最終合格者10名、入学者10名(募集定員10名と一致)でした。志願者数÷最終合格者数で計算した実質倍率は約2.6倍です。コース別の倍率は地域社会研究2.5倍、現代世界論3.5倍、国際関係2.3倍で、志願者が少ないコースほど入りやすいとは限りません。ただし公表されているのは単年分のみです。
対策はいつから始めるべきですか?
オンライン編入学院に寄せられた合格者の体験談では、本格的な対策の開始は2025年7月、本番までの期間は約5か月でした。まず英語(TOEIC・英検)に取り組み、その後専門科目や志望理由書の作成に移っています。ただしこの合格者は英語に強い専門学校で入学時から編入を前提に学んでおり、英語の土台がある状態からの5か月です。出願は8月中旬〜下旬、第2次選考(筆答試験・口頭試問)は10月下旬に実施されるため、大学1〜2年生の早い段階から専攻地域・言語とコースの方向性を固めておくと、志望理由書や口頭試問の準備に余裕が生まれます。
まとめ
東京外国語大学国際社会学部の編入試験は、専攻地域・専攻言語と3つのコースをどう組み合わせるかという選択が、対策の方向性のほとんどを決める試験です。募集定員10名の少数選抜で、大学公表の選抜状況からは、志願者26名のうち19名が書類選考を通過し、最終合格は10名——つまり合否を大きく分けるのは第2次選考の筆答試験と口頭試問であることが読み取れます。共通問題(英語)は国際紛争・開発・グローバル経済史など年度で変わる学術テーマを扱うため、特定分野の暗記よりも英文の要約・和訳・論述をこなす基礎力がものを言います。まずは自分の研究テーマに合う専攻地域・言語と志望コースを決め、編入学志願理由書の骨子づくりから今日はじめてください。
あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。
ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、出題傾向はオンライン編入学院の過去問分析に、合格者の声はオンライン編入学院に寄せられた合格体験談・試験直後アンケートにもとづいています。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026年9月6日













