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神戸大学法学部

神戸大学 法学部 編入の合格体験記|のんさん・帰国編入で5校に挑んだ11か月

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-08​‌‌‌​​​​‌‌‌​‌​‌‌‌‌‌​​​​‌‌​​​‌​​​

結論:TOEFLで英語を先に固め、法学概論と一般教養を11か月で積み上げた

アメリカのコミュニティカレッジから日本へ戻り、神戸大学 法学部 法律学科へ編入した方の記録です。現地の四年制大学へ進むか、帰国して編入するかで迷い、学費と生活費、そして家族の近くで暮らしたいという理由から帰国を選びました。志望校は「TOEFLのスコアが有利に働くかどうか」を軸に絞り、そのなかで神戸大学を本命に置いたのは、ロースクールの実績と教授陣でした。

動き出したのが2025年1月で、本番の試験は同じ年の11月。持ち時間は11か月でした。最初の2か月はTOEFLだけに絞り、3月に94点を確保して英語をいったん終わらせています。そこから法学へ重心を移しました。6月からは答案を毎週3通ほど添削に出し、9月以降は1日10時間まで学習時間を上げています。出願は5大学。当日の流れが5大学ぶんそのまま残っているので、併願の組み方を考えるときの材料になります。

海外の短期大学(アメリカ)前籍
3.9前籍GPA
5校受験した大学
11か月対策にかけた期間
合格校神戸大学 法学部 法律学科
前籍海外の短期大学(アメリカ)
前籍の学部・学科一般教養
入学年2026年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2026年度入学

この記事で分かること

  • アメリカの大学から帰国して編入を選んだ理由と、志望校の絞り方
  • 出願した5大学と、それぞれの結果
  • TOEFLから法学へ、1月から11月までの重心の移し方
  • 法学概論・一般教養・英語で使った教材と、答案添削の回し方
  • 5大学ぶんの試験当日の流れと、会場で気づいたこと

なぜ編入を目指したのか

帰国編入に挑戦してみたかったからです。米国の四年生大学に編入するか、日本に帰国して編入するか迷っていたのですが、生活費・学費面や家族と近くに住みたいという理由もあり帰国することに決めました。

志望校を選んだ決め手

TOEFLの点数が有利になる点を重視し、志望校を決めました。名古屋大学に関しては、家から近かったためです。法学を学ぶ環境という意味では、神戸大学のロースクールの実績がよく、教授陣もとても優秀であることから志望したいと考えました。

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族 / 伝えた時期: 試験の半年〜1年前

母のみに伝えました。留学時から相談に乗ってくれていたので、どの道を選んでも応援するよ、と言ってくれました。編入塾のお金面も、母と相談し、これくらいなら出せるという範囲で決めました。父には、帰国の報告とともに、編入して法学を学ぼうと思っているというむねを伝えました。父は正直アメリカに残った方が将来の選択肢が広いのではないか、と考えていたみたいですが、最終的には応援してくれていました。

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)神戸大学 法学部 法律学科3年次一般編入573.0倍
不合格名古屋大学 法学部3年次一般編入424.7倍
不合格関西大学 法学部3年次一般編入8-
不合格京都大学 法学部3年次一般編入4715.7倍
不合格上智大学 法学部3年次一般編入4-

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2025年1月 、本番の試験は 2025年11月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
4h
中期
6h
直前期
10h

休日

開始期
8h
中期
8h
直前期
10h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2025年1月
1h
2025年2月
5h
2025年3月
4h
2025年4月
5h
2025年5月
3h
2025年6月
4h
2025年7月
5h
2025年8月
4h
2025年9月
10h
2025年10月
10h
2025年11月
10h

月ごとの学習の中身

  • 2025年1月

    主な科目: 英語 / 気持ちの状態 4/5

    面談第一回、第二回のみであったため、特に内容に入ることはなかったが、TOEFLのための勉強を始めていた。

  • 2025年2月

    主な科目: 法学, 英語 / 気持ちの状態 4/5

    英語を中心に勉強していた。TOEFLの受験が三月頭であったため、ほぼ1ヶ月かけて毎日5、6時間ほどTOEFLの対策をしていた。法学は、基礎講座を見るのみで、参考書なども日本から郵送してもらうよう手配していた段階であった。

  • 2025年3月

    主な科目: 法学, 英語 / 気持ちの状態 4/5

    TOEFLで比較的満足のいく点数を取ることができたので、法学に重点を置くように勉強を始めていた。勉強する習慣をつけるため、カレンダーを目に見えるところに置いたり、娯楽の管理などもしていた。

  • 2025年4月

    主な科目: 法学, 英語 / 気持ちの状態 3/5

    基礎講座を終わらせることと、英語の参考書を一周することを目標に行なっていました。朝と、仕事前に勉強する習慣をつけることを目標としていました。

  • 2025年5月

    主な科目: 法学, 英語 / 気持ちの状態 3/5

    1日5時間は勉強することを目標に過ごしていました。長く旅行に行っていたこともあり、法学は基礎講座のインプットを行うことのみ行っていました。

  • 2025年6月

    主な科目: 法学, 英語 / 気持ちの状態 3/5

    論述講座を視聴しながら、毎週の面談で答案を三通ほど添削していただいていました。英語に関しても、文法を把握することを中心に勉強し、個人的に洋書をたくさん読んでいた時期でもありました。

  • 2025年7月

    主な科目: 法学, 英語 / 気持ちの状態 3/5

    フルタイムのバイトが最終月であったので、かなり働きながら勉強をしていたと思います。引き続き答案を添削していただきながら、政治学のインプットなども始めていたと思います。

  • 2025年8月

    主な科目: 志望理由書, 面接/口頭試問, 法学, 英語 / 気持ちの状態 3/5

    帰国し、勉強以外のことがなくなったため、本腰を入れ毎日10時間ほど勉強していました。論述講座に加え、京大神大講座も視聴していました。また、面接練習と志望理由書にも取り組み始めたのもこの頃であったと思います。憲法、刑法、民法や時事問題の本もようやく手に取れるようになったので、知識の確認も含め読んでいました。英語は、過去問をといたり、分野を絞って参考文献を探すことを意識していました。

  • 2025年9月

    主な科目: 志望理由書, 面接/口頭試問, 法学, 英語 / 気持ちの状態 2/5

    語句や条文数(特に憲法)、判例(具体と抽象の行き来を意識)など、基礎知識をしっかり毎日確認するようにしていました。また、京大に向け、考える力をつける練習もしていました。長文読解に関しても、過去問を見て問題形式になれるように勉強していました。また、面接練習では、志望理由について1、2、3分とそれぞれ練習し、AIにランダムで聞いてもらうよう練習もしていました。

  • 2025年10月

    主な科目: 面接/口頭試問, 法学, 英語 / 気持ちの状態 3/5

    京大・神大講座の問題(100問)を暗記し、毎日6から8題アウトプットをしていました。過去問を見て答案構成を考える練習も沢山行っていました。一般教養に関して、大学院試験向けの小論文のテキストを中心に、文章を読み解く力を身につけました。

  • 2025年11月

    主な科目: 面接/口頭試問, 法学, 英語 / 気持ちの状態 3/5

    主に面接練習を行っていました。朝2回ほど行い、カリキュラムや教授、自身の志望理由書についてとことん深掘りました。 論述に関しては、多角的な視点かつ社会問題も意識できるように、たくさん本を読み知識をつけていました。

勉強場所と環境

近所の公民館の自習室が一番よかったです。徒歩5分にあり、特に平日は人もいなかったため、のびのびと勉強することができました。 9時にしか開かないため、マクドナルドのモーニングによく行っていました。

スランプとメンタル回復

京大を受験した10月後半辺りは、ストレスを多く受けたのか、とても肌が荒れました。メンタルが浮き沈みすることは少なかったのですが、かなり追い詰めて毎日勉強していたので、受験に失敗してしまったらどうしようと考えることはよくありました。ただ、受験期に心配してもどうしようもないので、とりあえず試験で後悔しないよう、日々を過ごしていました。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

法学

2025年2月 〜 2025年11月

ウォーミングアップ法学 5周

選んだ基準: 法学の概念を学ぶのに一番良い入門書だと思いました。

特に神戸大学では、基礎的な法学概論が出題されるため、この本に載っていることは全て説明できるようにしていました。

憲法の表紙

憲法 2周

選んだ基準: 憲法を学ぶ上でとても重要な一冊だからです。

憲法、特に人権についての説明がわかりやすく、学説や判例の通説となっている見解が多いです。何度も読んで理解を深めていました。

法科大学院小論文発想と展開の技術の表紙

法科大学院小論文発想と展開の技術 3周

選んだ基準: 法学的な小論文の書き方を学べる本だからです。

名古屋大学・神戸大学の一般教養・上智大学の小論文を勉強する上でとても役に立ちました。どのように小論文を組み立てていけば良いのかを学ぶ上で、自分の回答と見比べながら使用していました。

政治学(久米郁夫) 1周

選んだ基準: 少し詳しいですが、神戸大学一般小論の政治学分野をとく上ではとても役立つ一冊でした。

先に過去問を解き、該当部分から読んで理解を深める形で使用していました。

朝日キーワード 3周

選んだ基準: 時事問題の対策にとても役に立ちました。

過去3年分くらいを何度も読み、どんな点が日本の時事問題として取り上げられているのかの知識を増やしていました。

英語

2025年1月 〜 2025年10月

TOEFL公式問題集 3周

まず過去問を完璧に理解することから始めました。

テストサクシード(YOUTUBE) 6回以上

主にスピーキングとライティングの練習に使用していました。自分のスピーキングを文字起こしし、復習した後、もう一度話す、を繰り返していました。

基礎英文解釈の技術100の表紙

基礎英文解釈の技術100 1周

選んだ基準: 基本的な英文の構造を理解するため

わからない部分をなくすという目的で読んでいました。

このほか、オンライン編入学院の講座・専用教材を利用

過去問対策(入手・分析・周回)

過去問は全てオンライン編入学院さんから入手していました。コーチにお願いしたり、運営の方に聞いたりするなどし、すぐに対応してくださっていました。特に京都大学・神戸大学については、必要な過去問をひととおりそろえることができました。法学概要の方は、インプットしたものをアウトプットする練習を繰り返していました。京都大学に関しては、合格者の方の答案を分析し、自分の回答と比較し。盗めるところを探していました。また、自主ゼミにも参加し、それぞれが書いた答案を評価したり、議論しながら勉強していました。

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

政治分野の勉強はもう少し早くから手をつけていればよかったなと感じます。過去問を早くから見ておくのも大切だと感じました。

英語のスコアをどう上げたか

受験で利用した英語試験は TOEFL iBT です。以下、それぞれのスコア推移です。

TOEFL iBTのスコア

2025年3月94 (R 20 / L 27 / S 21 / W 26 ) 提出

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

神戸大学 法学部 法律学科

当日の受験者数約50名
試験時間の構成論 文(法学概論)(100点) 10:00~11:30 論 文(一般教養)(100点) 13:00~14:30
当日の気づき当日は阪急六甲駅で待ち合わせ、タクシーで会場まで行きました。坂が厳しく、法学部の受験会場はその中でも一番山の上にあるため、当日に歩いていくのは厳しいと思いました。また、受験会場の空調がとてもキツく、終始とても寒かった印象です。法学概論と一般教養の間に2時間あるのですが、待ち時間がとても長かったです。当日、学食などは空いているかがわからず、慣れない校舎を歩き回るのはとても不安だったので、ホテルの近くのコンビニで昼食を買ってから行きました。結果、よかったと思います。

名古屋大学 法学部

当日の受験者数約55名
試験時間の構成外 国 語(英語) 13:00~15:00 小 論 文 15:30~17:30
当日の気づき名古屋大学前駅の1番出口から出ると、法学部受験会場に一番近いと思われます。当日は会場までサインがあったため、たどり着くのは比較的簡単だと思います。 早くについても、教室が空いていなかったため、下の共有スペースで待ちましたが、席数は多くなく、座れる人が限られている状況だったように思います。また、試験がそれぞれ2時間ずつと、とても長くかなり集中力を必要とする試験でした。

関西大学 法学部

当日の受験者数約8名
試験時間の構成9:30~11:00(90分)
当日の気づき大学の敷地がとても広く、事前に確認しておくことは必要だと感じました。受験者数が多くないため、編入試験は学部学科問わず全ての受験者がいること、また帰国入試の方もいました。そのため、筆記試験が終わっても他学部の面接の説明があったりと、自分のスケジュールをしっかりと把握しておく必要もあります。

京都大学 法学部

当日の受験者数約57名
試験時間の構成13:30~16:00
当日の気づき京都に前泊したため、事前に会場を確認したのですが、よかったと思います。当日試験会場となる建物の前に集合するのですが受験生が固まっているので、とてもわかりやすいと思います。 午後に試験があるので、当日も比較的余裕を持って臨めると思います。

上智大学 法学部

当日の受験者数約4名
試験時間の構成午前10時ー11時 小論文 午前12時30分(うろ覚え)ー面接
当日の気づき建物は比較的わかりやすいと感じました。受験者数が少ないため、教室も小さく、面接も当日あります。ただ、他の編入試験のみではなく、推薦入試なども同時に行っていたため、異なる試験会場に行ってしまわないよう注意が必要です。小論文の添削の後、面接が行われるため、ある程度待ち時間がありました。

のんさんが神戸大学の面接で実際に聞かれた質問

面接で投げられた質問と、その場での答え方

志望理由書のどこを突かれたか

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で面接の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

項目金額
① 教材・書籍代¥10,000
② 対策指導費¥400,000
③ 試験関連費¥40,000
④ 出願関連費¥200,000
⑤ 当日関連費¥20,000
合計¥670,000

編入したあとの生活

差分: −9単位 (認定率 85% )

単位はどれくらい認定されたか

60単位編入前の取得単位
51単位認定された単位
9単位認定されなかった単位
85%認定された割合

認定された 51単位(85%)認定されなかった 9単位(15%)

編入前に取得した60単位のうち、編入先に引き継がれたのは51単位です。残りの9単位は認定されず、編入先の卒業要件には算入されません(同じ数だけ取り直すという意味ではありません)。

のんさんが編入したあとに分かったこと

単位認定でもっとこうしておけばよかったこと

編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際

編入後の就職活動の状況

編入学後に気づいた貴重な情報

単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で編入後の話を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。

編入前の自分へ

編入試験は仲間が少なく、不安や孤独に感じることも多いと思いますが、新しい環境で勉強することはとても新鮮で楽しいです。楽しい将来をイメージしながら少しでも後悔を減らせると良いなと思います。

— のんさん(神戸大学 法学部)

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-08

この合格者が使った参考書

本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。

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