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神戸大学理学部

神戸大学 理学部 編入の合格体験記|H.Yさん・高校時代の第一志望へ、もう一度挑むまで

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-08‌‌​​​​‌​‌‌‌‌​‌‌​‌‌​​‌‌​​​‌​​​‌‌‌

結論:教科書1冊を自分のノートに作り替え、記述に耐える形にした

国立大学(理系)の生物学科から、神戸大学 理学部 生物学科へ編入した方の記録です。高校時代の大学受験で第一志望に届かず、いつか再挑戦したいという思いを持ち続けていたことが出発点でした。実家から通えて生活費を抑えられること、学びたい分野を専門的に扱える研究環境があることが重なり、編入という形でもう一度その大学へ挑むことを決めています。周囲には「時間の無駄だ」と言う人もいたそうです。

英語は前年12月から1月にかけて仕上げ、TOEIC650点を提出したうえで専門科目へ移りました。2023年3月からの生物学は、『Essential細胞生物学』を1章ずつノートにまとめ直して自分用の教科書を作る方法で3周。加えて高校生物の教科書を通学時間に繰り返し読み込んでいます。過去問は模範解答が公開されていないため、自分で解答を作ってから大学の教員に添削してもらい、直して解き直すという回し方でした。

国立大学(理系)前籍
3.5前籍GPA
1校受験した大学
4か月対策にかけた期間
合格校神戸大学 理学部 生物学科
前籍国立大学(理系)
前籍の学部・学科理学部 生物学科
入学年2024年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2024年度入学

この記事で分かること

  • 高校時代の第一志望へ、もう一度挑もうと決めるまで
  • 生物学科への出願と、当日の受験者数・倍率
  • 1日8時間を確保した生活リズムと、月ごとの動き
  • 『Essential細胞生物学』と高校生物の使い方
  • 記述中心だった試験当日と、面接で聞かれたこと

なぜ編入を目指したのか

編入を考え始めたきっかけは、高校時代の大学受験で第一志望校に合格できず、いつか再挑戦したいという思いを持ち続けていたことです。大学生活を送る中で学習意欲が高まり、自分の力をもう一度試したいと考えるようになりました。また、志望校は実家から通いやすく、一人暮らしの費用や学費以外の生活費を抑えられる点も魅力でした。経済的な負担を軽減しながら学業や研究に集中できる環境で学びたいと考え、編入を決意しました。将来の可能性を広げるためにも、新たな環境で挑戦したいと考えていました。

志望校を選んだ決め手

志望校を選んだ決め手は、実家から通学しやすく、経済的な負担を抑えながら学べる環境が整っていたことです。また、高校時代に第一志望として目指していた大学であり、再び挑戦したいという思いを持ち続けていました。さらに、興味のある分野を専門的に学べるカリキュラムや研究環境が充実しており、自分の学びたい内容と合致している点にも魅力を感じました。

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族・友人・大学・学校の先生 / 伝えた時期: 試験の半年〜1年前

編入への挑戦を周囲に伝えた際、反応はさまざまでした。家族や親しい友人の中には、「自分が納得できるまで挑戦した方がいい」と背中を押してくれる人がいる一方で、「今の環境でも十分ではないか」「時間や労力をかける意味はあるのか」と否定的な意見を持つ人もいました。中には、編入は時間の無駄だと言う人もいました。

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)神戸大学 理学部 生物学科3年次一般編入406.7倍

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2023年3月 、本番の試験は 2025年7月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
7h
中期
8h
直前期
8h

休日

開始期
8h
中期
8h
直前期
8h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2023年3月
8h
2023年4月
8h
2023年5月
8h
2023年6月
8h

月ごとの学習の中身

  • 2023年3月

    主な科目: 生物学

    ・編入を意識し始め、TOEIC対策の参考書を使い勉強を開始 ・英語の語彙・文法の基礎を復習し直し、長文読解に慣れる練習を開始 ・「Essential細胞生物学」を使い、3章分のノートまとめを作成し始める ・生物の基礎知識の抜けを確認しながらインプット中心の学習を実施 ・まずは学習習慣を作ることを優先し、毎日少しでも机に向かうことを意識した

  • 2023年4月

    主な科目: 生物学 / 気持ちの状態 3/5

    ・TOEIC模試を本格的に解き始め、現在の実力と弱点(リスニング・語彙不足など)を把握 ・TOEIC用の学習ルーティンを作り、毎日少しずつ問題演習を継続 ・「Essential細胞生物学」を使い、3章分のノート整理を継続し、理解を深めることを意識 ・細胞の基本構造やタンパク質関連の基礎知識を重点的に復習 ・志望理由書の方向性をぼんやり考え始め、「なぜ編入するのか」を言語化し始めた時期 ・学習量よりも「習慣化」を優先し、安定して勉強時間を確保することを意識した

  • 2023年5月

    主な科目: 生物学 / 気持ちの状態 3/5

    ・TOEIC対策を一通り終え、模試形式の演習を通して全体の実力を確認 ・リスニングと長文読解の弱点を重点的に復習し、基礎力の底上げを実施 ・「Essential細胞生物学」を用いたノートまとめを3章分進め、細胞内構造やタンパク質機能の理解を深くする ・生物の基礎知識を体系的に整理し直し、今後の専門科目対策の土台を構築 ・志望理由書の作成を本格的に開始し、教員と相談しながら構成や研究テーマの方向性を検討 ・「なぜその大学で学びたいのか」を具体化し始めた時期であり、編入の目的意識が明確になり始めた

  • 2023年6月

    主な科目: 生物学 / 気持ちの状態 3/5

    ・「Essential細胞生物学」を用いたノートまとめを3章分進め、細胞機能や分子レベルの理解をさらに深くした ・志望理由書の内容を教員と継続的にブラッシュアップし、研究テーマや志望動機の一貫性を整理 ・面接・口頭試問を意識し、想定質問を自分で作成して回答を準備 ・実際の面接場面を想定しながら、口頭で説明する練習を実施 ・「なぜこの分野を学ぶのか」を言語化することに重点を置き、研究への興味をより具体的に整理した ・インプットだけでなくアウトプットを増やし、説明力を鍛え始めた時期

勉強場所と環境

主な勉強場所は大学の図書館と自宅でした。平日は授業や研究の合間に図書館を利用し、専門科目の学習や過去問演習に取り組んでいました。図書館は周囲も勉強しているため集中しやすく、スマートフォンなどの誘惑も少ない環境だったため、長時間でも効率よく勉強を進めることができました。 一方、自宅では主に英語の学習や復習を行っていました。移動時間が不要なため、空いた時間を有効活用できる点がメリットでした。ただし、自宅では集中力が途切れることもあったため、勉強する内容や時間を事前に決めて取り組むようにしていました。場所によって学習内容を分けることで気分転換にもなり、長期間にわたって勉強を継続することができました。

スランプとメンタル回復

編入対策中、特にスランプを感じたのは過去問の初期演習で思うように点数が取れなかった時でした。自分では準備していたつもりでも、解答の精度や時間配分がうまくいかず、「このまま続けても合格できないのではないか」と不安になり、勉強の手が止まる時期がありました。 しかし、そのままでは前に進めないと考え、まずは過去問を分析し、できなかった原因を一つずつ言語化することから始めました。解けなかった問題を教員に質問し、基礎に立ち返って復習を徹底したことで、徐々に点数が安定していきました。結果として、「できない理由を放置しないこと」が自分にとって最大の回復方法になりました。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

生物学

2023年3月 〜 2023年7月

Essential細胞生物学の表紙

Essential細胞生物学 3周

選んだ基準: 大学生物の内容のほぼすべてを網羅しており、これ一冊で完結する。また、非常に分かりやすいレイアウトのため、勉強に取り組みやすいのもおすすめの点。

1章ごとに、ノートにまとめていくこと。暗記するべき箇所を、しっかりと見極めて、ノートにまとめて、自分なりの教科書をつくる。

高等学校 生物基礎 第一学習社 6回以上

選んだ基準: ひたすら高校生物の教科書の内容を読む。ノートにまとめる 以外と高校生物の内容が出るから、教科書を覚えるのはマスト

通学時間は絶対読んでた。寝る前に読んで、朝起きたら、もう一度確認するのもめっちゃ効果的

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズの表紙

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ 3周

選んだ基準: 自分の目標点数レベルまでの英単語をひたすらおぼえる。 単語が分かれば、意外とむずい文章でもよめる

赤シートで隠して暗記、通学時間は絶対読むみたいにしたらいいと思う

過去問対策(入手・分析・周回)

過去問は志望大学のホームページから入手し、できる限り複数年分に取り組みました。まずは時間を計って解き、出題傾向や頻出分野を分析したうえで、関連する内容を重点的に復習しました。模範解答が公開されていないため、自分で解答を作成した後、大学で専門科目を担当する教員に添削をお願いし、内容の正確性や論理展開について指導を受けました。指摘された点をもとに解答を修正し、再度解き直すことを繰り返したことで、知識の定着だけでなく、記述力の向上にもつながりました。

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

今振り返ると、英語の外部試験対策をもっと早い段階から始めておけばよかったと感じています。編入試験では英語資格のスコアが重要になるため、出願直前になってから集中的に勉強するのではなく、1年生や2年生の頃から計画的に取り組むべきでした。早めに目標スコアを取得できていれば、より高いスコアを目指せただけでなく、試験直前には専門科目の勉強や研究活動に多くの時間を割くことができたと思います。

英語のスコアをどう上げたか

受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。

TOEIC L&Rのスコア推移

6006106206306406506602022年12月・610点2023年01月・提出・650点

点をタップすると受験時期とスコアが表示されます。

受験時期の一覧を開く

2022年12月 610点 → 2023年01月 650点(提出)

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

神戸大学 理学部 生物学科

当日の受験者数40
試験時間の構成すみません、覚えてないですが、 おそらく、1時間半ほどの専門科目のテストが午前中にありました。
当日の気づき神戸大学はキャンパスが分かりにくいので、下調べして、あせらないようにすること!!

H.Yさんが神戸大学の面接で実際に聞かれた質問

面接で投げられた質問と、その場での答え方

志望理由書のどこを突かれたか

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で面接の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

項目金額
① 教材・書籍代¥0
② 対策指導費¥0
③ 試験関連費¥20,000
④ 出願関連費¥30,000
⑤ 当日関連費¥1,000
⑥ その他¥0
合計¥51,000

編入したあとの生活

差分: −46単位 (認定率 50% )

単位はどれくらい認定されたか

92単位編入前の取得単位
46単位認定された単位
46単位認定されなかった単位
50%認定された割合

認定された 46単位(50%)認定されなかった 46単位(50%)

編入前に取得した92単位のうち、編入先に引き継がれたのは46単位です。残りの46単位は認定されず、編入先の卒業要件には算入されません(同じ数だけ取り直すという意味ではありません)。

H.Yさんが編入したあとに分かったこと

単位認定でもっとこうしておけばよかったこと

編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際

編入後の就職活動の状況

編入学後に気づいた貴重な情報

単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で編入後の話を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。

編入前の自分へ

編入試験は不安や迷いも多いと思いますが、最後は「自分が納得できる選択をしたか」が一番大事だと感じています。
思うように結果が出ない時期もあると思いますが、その過程で積み上げた学習は必ず力になりますし、試験本番でも自信につながります。
周りと比べすぎず、自分のペースでやるべきことを一つずつ積み重ねていけば、必ず道は開けると思います。応援しています。

— H.Yさん(神戸大学 理学部)

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-08

この合格者が使った参考書

本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。

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