名古屋大学 経済学部 編入の合格体験記|Taroさん・TOEIC895点を先に取り切って経営学科へ
結論:英語を3月で終わらせて残り半年を経済学だけに使い切った
私立大学の経営学部から、名古屋大学 経済学部 経営学科へ3年次編入した方の記録です。授業で扱った経済政策やデータ分析に関心が向き、もっと研究寄りの環境で学びたいと考えるようになったのがきっかけでした。編入説明会に出て研究内容を調べるうちに、学びたい分野と実証分析を重視するカリキュラムがそのまま重なっていると感じ、志望を固めています。
対策は2024年10月から2025年9月までの11か月ですが、前半と後半でやっていることが違います。10月から2月までは英語だけ。模試で形式に慣れ、単語・リスニング・リーディングと分野別に潰し、最後は過去問を反復して、2025年3月の受験で895点を取り切りました。そこからは経済学に全振りで、公務員試験用の過去問集でミクロとマクロを進め、重要語と公式は別ノートに書き出して覚えています。学習時間は8月に9時間、本番の9月には10時間まで上がりました。
| 合格校 | 名古屋大学 経済学部 経営学科 |
|---|---|
| 前籍 | 私立大学(文系) |
| 前籍の学部・学科 | 経営学部経営学科 |
| 入学年 | 2026年4月 入学 |
| 編入年次 | 3年次 |
| 受験年度 | 2026年度入学 |
この記事で分かること
- 経営学部の授業から、名古屋大学 経済学部を目指すようになった経緯
- 出願した大学と、その結果・当日の受験者数
- 英語に5か月、経済学に半年という11か月の配分
- 経済学とTOEICで使った教材、過去問の集め方と回し方
- 休憩なしの2時間で、ミクロと会計学に何が出たか
なぜ編入を目指したのか
私立大学(文系)で学ぶ中で、より専門性の高い環境で経済学を深く学びたいという思いが次第に強くなりました。特に、授業で扱った経済政策やデータ分析に興味を持ち、より研究志向の強い環境に身を置きたいと考えるようになりました。編入を決意したのは、名古屋大学の編入説明会や研究内容を調べる中で、自分が学びたい分野と高いレベルの研究環境が一致していると感じたときです。この環境で挑戦したいという気持ちが固まり、編入試験への挑戦を決めました。
志望校を選んだ決め手
名古屋大学経済学部を選んだ最大の理由は、国内トップレベルの研究環境と高い評価です。将来の進学やキャリアを見据えたとき、より挑戦的な環境で自分を成長させたいと考えました。また、実証分析を重視したカリキュラムにも魅力を感じ、ここで学びたいという思いが強まりました。
受験した大学とその結果
この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。
| 結果 | 大学・学部 | 編入年次 | 試験区分 | 受験者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 合格(入学) | 名古屋大学 経済学部 経営学科 | 3年次 | 一般編入 | 60 | 6.0倍 |
受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。
合格までの学習計画
私が編入試験対策を始めたのは 2024年10月 、本番の試験は 2025年9月 でした。
時期別の1日の学習時間
平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。
平日
休日
1日あたりの学習時間の推移
月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。
月ごとの学習の中身
- 2024年10月
主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 5/5
模擬試験を何回か受験し、試験の流れと大体の感覚を掴むことに専念しました。あまり点は取れず、先が思いやられる日々でした。
- 2024年11月
主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 5/5
単語、リスニング、リーディングと分野別に取り組み、苦手分野の克服に力を入れた。点数は少しずつですが、伸びていたので、モチベーションを高くもてました。
- 2024年12月
主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 5/5
過去問と模擬試験を繰り返し、間違った部分を集中的に学習。
- 2025年1月
主な科目: 経済学, TOEIC / 気持ちの状態 5/5
楽しく学ぶためにリスニングを鍛えると言うことで英語で映画を見始めた。経済学をスタートするため教材を買い、軽く読んでいた。
- 2025年2月
主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 4/5
本番前になってきたので、ひたすら過去問を繰り返しやった。間違ったところを復習して、ひたすら繰り返した。
- 2025年3月
主な科目: 経済学, TOEIC / 気持ちの状態 3/5
TOEICを受験。 一旦英語は終わったので、経済学に本格的に入った。スーパー過去問ゼミマクロミクロを進めた
- 2025年4月
主な科目: 経済学 / 気持ちの状態 3/5
最初はミクロからやることにした。 スーパー過去問ゼミミクロをやりながら、YouTube 等で体験談を聞いていた。
- 2025年5月
主な科目: 経済学 / 気持ちの状態 4/5
ミクロを中心に学習。重要単語やその説明、公式などを別途メモって暗記してた。
- 2025年6月
主な科目: 経済学 / 気持ちの状態 4/5
ミクロを中心に学習。ミクロで出てくる計算問題を中心に進めた。わからない箇所はAIで解説してもらった。
- 2025年7月
主な科目: 経済学 / 気持ちの状態 3/5
マクロを開始。スーパー過去問ゼミマクロを愛用した。最初は軽く全体を読み、概要を把握するところから始めた。
- 2025年8月
主な科目: 経済学 / 気持ちの状態 4/5
マクロを中心に進めた。ミクロ同様重要単語とその説明、公式を別途メモって暗記。壁に貼ったりもしていた。
- 2025年9月
主な科目: 経済学 / 気持ちの状態 4/5
試験直前に来たため、過去問を繰り返しやった。AIを駆使して、解説をしてもらい、参考文献等も読んだ
勉強場所と環境
主な勉強場所は大学の図書館と自宅でした。平日は授業後にそのまま図書館へ移動し、専門科目の学習や過去問演習に取り組むことが多かったです。周囲も勉強している環境だったため集中しやすく、スマートフォンなどの誘惑も少ない点が大きなメリットでした。 一方で、自宅では英語学習や復習など比較的負荷の低い学習を行っていました。自宅は移動時間がかからず効率的ですが、気が緩みやすいため、勉強内容をあらかじめ決めてから取り組むようにしていました。また、長時間同じ場所で勉強すると集中力が落ちるため、図書館と自宅を使い分けることで気分転換にもなりました。自分にとっては、集中力が必要な学習は図書館、復習や暗記は自宅という形が最も効率的だったと感じています。
スランプとメンタル回復
編入対策で最も苦しかったのは、勉強を続けているにもかかわらず成績の伸びを実感できなかった時期です。特に過去問を解いた際に思うように点数が取れず、「本当に合格できるのだろうか」と不安になることが何度もありました。また、周囲の友人が就職活動や卒業後の進路を固めていく中で、自分だけが不確実な挑戦をしているように感じ、焦りを覚えることもありました。 そのような時は、合格だけを考えるのではなく、「今日は何時間勉強できたか」「どの分野を理解できたか」といった日々の積み重ねに目を向けるようにしました。また、過去に解けなかった問題が解けるようになっていることを確認し、自分の成長を客観的に振り返ることも意識しました。さらに、編入を経験した先輩の体験談を読んだり相談したりすることで、自分だけが苦しんでいるわけではないと感じることができました。最終的には、不安がなくなったわけではありませんが、「今できることを続けるしかない」と考えて勉強を継続したことが、合格につながったと思います。
科目ごとの対策と使った教材
科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。
経済学
2025年1月 〜 2025年7月
TOEIC
2024年9月 〜 2025年2月
公式TOEIC listening reading 問題集 2周
選んだ基準: 公式の教材なので、安心して取り組める
過去問対策(入手・分析・周回)
過去問は、編入試験を経験した先輩から提供していただき、できる限り多くの年度を集めました。まずは時間を計って実際の試験と同じ形式で解き、その後に頻出分野や出題形式を分析しました。特に、どのテーマが繰り返し問われているのか、どの程度の深さまで理解が求められているのかを意識して整理し、弱点分野の補強につなげました。過去問は一度解いて終わりではなく、間違えた問題や理解が曖昧な論点を中心に何度も解き直しました。また、模範解答がない問題については、教科書や参考書で根拠を確認しながら自分なりの解答を作成し、先輩や友人と議論して内容を検証しました。過去問を通じて出題傾向を把握し、それに合わせて学習を進めたことが合格につながったと感じています。
振り返ってみて、これもやっておけばよかった
今振り返ると、もっと早い段階から編入を意識し、英語や専門科目の基礎固めを進めておけばよかったと感じています。編入を決意してからは限られた時間の中で準備を進めることになり、計画性の重要性を痛感しました。この経験から、目標が定まっていなくても早めに情報収集や基礎学習を始めることの大切さを学びました。
AIの活用方法
私は主にChatGPTを活用して学習を進めました。特に過去問対策では、解いた問題の解説を作成してもらい、自分の理解が曖昧な部分を補強するために利用しました。参考書だけでは理解しにくい概念も、別の視点から説明してもらうことで理解を深めることができました。 また、過去問の出題傾向を踏まえた予想問題を作成してもらい、演習量を増やすためにも活用しました。実際の試験形式に近い問題を繰り返し解くことで、知識の定着だけでなく時間配分の練習にもつながりました。AIはあくまで補助ツールですが、質問をすぐに解決できる点や、自分専用の問題集・解説集を作れる点は大きなメリットだと感じています。
英語のスコアをどう上げたか
受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。
TOEIC L&Rのスコア
| 2025年3月 | 895 提出 |
|---|
試験当日はどうだったか
当日の時間の流れと、会場で感じたことです。
名古屋大学 経済学部 経営学科
| 当日の受験者数 | 60-70 |
|---|---|
| 試験時間の構成 | 9時ぐらい教室で説明。 10時ぐらいスタート。 テスト時間は2時間。 休憩なし。 終わったら各自解散。 |
| 当日の気づき | 当日は想像以上に緊張するため、試験会場には余裕を持って到着することをおすすめします。また、休憩時間に新しい知識を詰め込もうとするとかえって焦りにつながるため、これまでまとめてきたノートや頻出事項の確認程度に留める方が良いと思います。 試験中は難しい問題に出会っても焦らず、解ける問題から確実に得点することを意識しました。実際、本番では「想定外の問題が出た」と感じる場面もありましたが、周囲も同じ条件です。完璧を目指すよりも、取れる問題を落とさないことが大切だと感じました。また、昼食や飲み物は事前に準備しておき、試験以外のことで余計なストレスを感じないようにすることも重要です。 |
Taroさんが名古屋大学の試験で実際に解いた問題
志望理由書でどのような内容を書いたか
筆記で何がどう出たか(科目ごと)
何がどう出たかが分かっているかどうかで、対策の効率はまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
受験にかかった費用
編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ① 教材・書籍代 | ¥15,000 |
| ② 対策指導費 | ¥300,000 |
| ③ 試験関連費 | ¥10,000 |
| ④ 出願関連費 | ¥40,000 |
| ⑤ 当日関連費 | ¥5,000 |
| 合計 | ¥370,000 |
編入したあとの生活
差分: −90単位 (認定率 31% )
単位はどれくらい認定されたか
認定された 40単位(31%)認定されなかった 90単位(69%)
編入前に取得した130単位のうち、編入先に引き継がれたのは40単位です。残りの90単位は認定されず、編入先の卒業要件には算入されません(同じ数だけ取り直すという意味ではありません)。
Taroさんが編入したあとに分かったこと
単位認定でもっとこうしておけばよかったこと
編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際
編入後の就職活動の状況
編入学後に気づいた貴重な情報
単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。
編入前の自分へ
編入は、周囲に同じ挑戦をしている人が少なく、不安になることも多いと思います。私自身も本当に合格できるのか何度も悩みました。
ただ、振り返ってみると、特別な才能があったわけではなく、毎日少しずつ勉強を積み重ねたことが結果につながったと感じています。模試や過去問の出来に一喜一憂することもありますが、最後まで諦めずに続けることが何より大切です。
編入は大変な挑戦ですが、その分だけ新しい環境や出会い、学びの機会が待っています。自分を信じて、ぜひ最後まで頑張ってください。応援しています。
— Taroさん(名古屋大学 経済学部)
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026-08-08
この合格者が使った参考書
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