名古屋大学 法学部 編入の合格体験記|K.Tさん・経済系の学科から法学へ切り替えるまで
結論:英語を先に固め、小論文は型を作ってから過去問に入った
大学入試のときに法学部のある第一志望へ届かず、そこで編入という道があると知った方の記録です。決意が固まったのは1年生の春学期の終わりでした。進学先では経済学の授業が中心で自分には合わないと感じ、高校の頃から目標にしていた法律を学びたいという気持ちに正直になったからです。志望校は、総合大学として分野を横断した研究ができること、専門分野で名の通った教員が多いこと、地元が愛知で編入後の生活を思い描きやすいことを理由に、名古屋大学 法学部 法政治学科を志望校に据えました。
勉強を始めたのは2024年10月、本番は翌2025年11月でした。最初のひと月は英語に集中し、単語帳と文法書を毎日ひと回しする形で基礎を固めました。TOEICは2025年2月に760点、3月に820点で確定。小論文は2024年11月から始め、基礎の講義資料を1〜2か月で周回して書き方の型を作ってから、週1回のペースで過去問に取り組んでいます。2025年8月は専門書を読みながら志望理由書を練り上げる期間にあて、9月は面接の練習を週1〜2回。圧迫された場合の受け答えまで想定して繰り返しました。学習時間は1日3時間から7.5時間まで。本番は英語2時間と小論文2時間で、受けた3校のうち2校で合格しています。
| 合格校 | 名古屋大学 法学部 法政治学科 |
|---|---|
| 前籍 | 国立大学(文系) |
| 前籍の学部・学科 | 経済学部総合経済学科 |
| 入学年 | 2026年4月 入学 |
| 編入年次 | 3年次 |
| 受験年度 | 2026年度入学 |
この記事で分かること
- 経済学中心の学びが合わないと感じ、法学部を目指すまで
- 実際に出願した3校と、その結果
- TOEICから小論文へ、月ごとの学習の記録
- 小論文とTOEICで、それぞれ何を使ったか
- 名古屋大学 法学部の試験当日と、小論文の設問
なぜ編入を目指したのか
大学入試(一般入試)の際に法学部のある大学に進学したかったところ、第一志望の大学に進学することができなかったため、その際に編入という選択肢を知った。本格的に勉強を頑張ろうと思ったのは大学一年の春学期終わりに大学の学びが自分に合わないと感じた時。編入前の大学では経済学の授業がメインだったため、あまり自分に合わず、高校時から目標にしていた法律の勉強をしたいと思いその時に決意を固めた。
志望校を選んだ決め手
名古屋大学は総合大学であるため、研究を横断的な知見で追求することができたため。また、専門的かつ、その分野の権威的な先生が多くいたため、学びにより一層深みを出すことができると考えたため。 地元が愛知県であるため、高校時の友人等も在籍していたため、編入後の学校生活を想定してより過ごしやすいだろうと考えたため。
編入を周りに伝えた時の反応
伝えた相手: 家族・友人・予備校・塾の講師 / 伝えた時期: 試験の1年以上前
家族は応援してくれた一方で、合格は狭い道なため、本当に合格するかどうかは不安に感じていた。言葉としては常に応援の言葉を投げかけてくれた。合格後に「ずっと応援していたけど、本当に合格してくれるとは思わなかった!」と吐露してくれた。 一方、友人は常に応援してくれて、一緒に勉強をしてくれるなど励ましてくれた。硬い雰囲気を解消してくれながら真面目に接してくれてとても心強かった。
受験した大学とその結果
この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。
| 結果 | 大学・学部 | 編入年次 | 試験区分 | 受験者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 合格(入学) | 名古屋大学 法学部 法政治学科 | 3年次 | 一般編入 | 50 | 5.0倍 |
| 合格(辞退) | 神戸大学 法学部 | 3年次 | 一般編入 | 70 | 3.5倍 |
| 不合格 | 大阪大学 法学部 | 3年次 | 一般編入 | 15 | 7.5倍 |
受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。
合格までの学習計画
私が編入試験対策を始めたのは 2024年10月 、本番の試験は 2025年11月 でした。
時期別の1日の学習時間
平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。
平日
休日
1日あたりの学習時間の推移
月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。
月ごとの学習の中身
- 2024年10月
主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 5/5
TOEIC金フレの周回(一日一周) 文法書の周回(隙間時間) 公式問題集および問題集の周回(1日一周) 気を衒わずにただ基礎を徹底した上で問題をとにかく進めた。ただ愚直に勉強をしました。
- 2024年11月
主な科目: 小論文 / 気持ちの状態 5/5
Nコーチの基礎講座の周回(1〜2ヶ月程度で完成) 過去問(神戸大学中心)の取り組み(週に一回)
- 2025年8月
主な科目: 志望理由書 / 気持ちの状態 5/5
専門書を読んだ上でAIを活用しつつ、コーチとの面談(3.4回)を行った上で文章を練り上げていった。 専門書はネットに挙げられているものの他、学校にあるもの、注文したものなど様々ある。
- 2025年9月
主な科目: 面接/口頭試問 / 気持ちの状態 4/5
週に1.2回のコーチとの面接練習を通して、志望理由書に沿った質問内容への返答の練習を繰り返し行った。また、圧迫された場合の対応など、さまざまなシチュエーションを想定して行った。
勉強場所と環境
家での学習が得意でなかったため、大学で常に勉強するようにしていた。図書館や学習スペースなどある程度勉強場所は決まっていたが、慣れすぎないようにするためにある程度バラつかせてその時の気分で決めていた。
スランプとメンタル回復
とにかく休憩をした。そこで焦りが出てくるため、その際に基本書をパラっとめくるなどした。僕自身、知識的には余裕があったため、ある程度焦らないように、直前期はとにかくメンタルの安定に努めた。勉強に余力がある方は焦らずに本番時の精神的安定のために直前期を過ごすことを推奨します。
科目ごとの対策と使った教材
科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。
TOEIC
2024年10月 〜 2025年2月
TOEIC 公式問題集 6回以上
選んだ基準: 問題の難易度が本番基準であるため。
何度も使い回すことで理解を深める。
このほか、オンライン編入学院の講座・専用教材を利用
振り返ってみて、これもやっておけばよかった
個人的に順風満帆な勉強を行うことができ、淡々とコーチが勧めてくれた勉強法を行うとおよそ半年あれば合格できる実力を得ることができる。そのため、余力をもって挑むことができたためあまり後悔はない。
英語のスコアをどう上げたか
受験で利用した英語試験は TOEIC L&R、TOEFL iBT です。以下、それぞれのスコア推移です。
TOEIC L&Rのスコア推移
点をタップすると受験時期とスコアが表示されます。
受験時期の一覧を開く
2025年02月 760点 → 2025年03月 820点(提出)
TOEFL iBTのスコア
| 2025年5月 | 68 (R 24 / L 24 / S 0 / W 20 ) |
|---|
試験当日はどうだったか
当日の時間の流れと、会場で感じたことです。
名古屋大学 法学部 法政治学科
| 当日の受験者数 | 50 |
|---|---|
| 試験時間の構成 | 12時 受付開始 13時〜15時 外国語(英語) 30分の休憩 15時半〜17時半 小論文 |
| 当日の気づき | 名古屋大学駅から試験会場まで5分程度で着くため、時間的な余裕は結構あります。 事前に試験会場をチェックした方が安心かと思います。 |
神戸大学 法学部
| 当日の受験者数 | 70 |
|---|---|
| 試験時間の構成 | 受付なし 10時〜11時半 法学概論 1時間半休憩 13時〜14時半 小論文 |
| 当日の気づき | 駅から徒歩で向かえるものの、坂道がキツいため、バスを推奨します。 また、下見することもオススメします。 |
大阪大学 法学部
| 当日の受験者数 | 15 |
|---|---|
| 試験時間の構成 | 9時 受付 10時〜12時 小論文 1時間休憩 13時〜15時 英語 |
| 当日の気づき | 下見をオススメします。 |
K.Tさんが名古屋大学の試験で実際に解いた問題
志望理由書でどのような内容を書いたか
筆記で何がどう出たか(科目ごと)
何がどう出たかが分かっているかどうかで、対策の効率はまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
受験にかかった費用
編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ① 教材・書籍代 | ¥25,000 |
| ② 対策指導費 | ¥620,000 |
| ③ 試験関連費 | ¥40,000 |
| ④ 出願関連費 | ¥45,000 |
| ⑤ 当日関連費 | ¥20,000 |
| 合計 | ¥750,000 |
編入したあとの生活
差分: −13単位 (認定率 80% )
単位はどれくらい認定されたか
認定された 52単位(80%)認定されなかった 13単位(20%)
編入前に取得した65単位のうち、編入先に引き継がれたのは52単位です。残りの13単位は認定されず、編入先の卒業要件には算入されません(同じ数だけ取り直すという意味ではありません)。
K.Tさんが編入したあとに分かったこと
単位認定でもっとこうしておけばよかったこと
編入後の就職活動の状況
編入学後に気づいた貴重な情報
単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。
編入前の自分へ
編入試験は、周りに同じ目標を持つ人が少なく、不安になることも多いと思います。しかし、毎日の小さな積み重ねは必ず力になります。私自身、悩みながらも一歩ずつ努力を続けたことで合格を掴むことができました。結果が出るまで自分を信じるのは簡単ではありませんが、最後まで諦めずに挑戦してください。皆さんの努力が実を結ぶことを心から願っています。
— K.Tさん(名古屋大学 法学部)
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026-08-08

