名古屋大学法学部の編入試験対策|難易度・出題傾向・合格ロードマップ
名古屋大学の編入試験まとめ(全6学部の日程・科目)
名古屋大学法学部の2027年度第3年次編入学は、募集人員10名です。公式要項では、書類選考、外国語(英語)と小論文の筆記試験、口述試験を組み合わせた総合的な選抜方法とされています(2027年度募集要項 p.1、2027年度募集要項 p.3、2027年度募集要項 p.4)。過年度の公開過去問には法学・政治学に関する英文和訳や課題文を読んで論述する小論文が見られますが、当年度の出題内容・科目別配点を保証するものではありません。外国語と小論文の両方を準備し、今日からの学習の進め方を確認しましょう。
名古屋大学法学部 編入試験の概要(最新要項データ)
2027年度入学(2026年秋実施)要項ベース|更新日: 2026-09-25
| 募集区分 | 法学部第3年次編入学(2027年度、募集人員10名。2027年度募集要項 p.1) |
|---|---|
| 選抜方法 | 第1次: 書類選考・外国語(英語)・小論文/第2次: 口述試験(2027年度募集要項 p.3、2027年度募集要項 p.4) |
| 出願資格 | 短期大学・高等専門学校・専門学校の卒業(見込み)、大学2年次修了(見込み)、学士、外国の学校、専攻科など幅広く認められる |
| 単位の条件 | 出願資格1号は、日本の大学に2年以上在学(休学期間を除く)し、52単位以上を修得した人が対象。2027年3月までに要件を満たす見込みも含みますが、本学在学者は除きます。他の出願資格は各号の条件を確認してください(2027年度募集要項 p.1)。 |
| 実施地域 | 東海地方(愛知県) |
TOEICなどのスコア提出は2027年度募集要項に求められていません。第1次は書類選考と外国語(英語)・小論文の筆記試験、第2次は口述試験です。必要書類の準備と、両筆記科目・口述試験の対策を並行しましょう。
出願準備チェックリスト
2027年度入学(2026年秋実施)要項の内容を「いつまでに何をするか」に置き換えると、次のようになります。
- 出願資格等の照会(2026年9月2日まで・今年度は終了): 出願資格などの照会は出願開始の約4週間前(2027年度は2026年9月2日)までに行う決まりです。今年度の期日は過ぎているため、来年度に受ける人は、募集要項の公表後すぐに期日を確かめる目安にしてください
- 受験前年〜早めに: 小論文の「型」をインプットする。予備校の基礎講座や小論文の参考書で、課題文の要約から論述への組み立て方を身につける
- できるだけ早く: 過去問(名古屋大学だけでなく併願候補校も含む)を入手し、演習を始める。合格者の実例では前年秋〜5月頃から着手している
- 6月頃: 最新の募集要項を入手する(過去年度は例年この時期に大学サイトで公開されている)。日程・出願資格・必要単位数の変更点を確認
- 出願2〜3か月前まで: 志望理由書を完成させる。専門書を読み込み、志望する研究テーマと「在籍校では学べないこと」を具体的に結びつけて書く
- 出願前: 2027年度募集要項 p.1で自分の資格区分と証明書類を確認する。日本の大学に2年以上在学する資格1号では、休学期間を除く在学期間、52単位、2027年3月までの見込み、本学在学者を除く条件を確認する
- 出願期間(直近実績: 4日間): 短いため、書類は事前にそろえて初日に出す
- 2次試験に向けて: 志望理由書をもとにした想定問答を作り、模擬面接を重ねる
日程・出願要件・提出書類は年度ごとに変わる可能性があります。出願前に必ず名古屋大学が公表する最新の募集要項を確認してください(「名古屋大学 法学部 編入学 募集要項」で検索できます)。
難易度と倍率の実態【合格者の記憶ベース】
名古屋大学が公表する「教育情報の公表」資料等を確認しましたが、学部別の志願者数・入学者数のうち法学部の数値は2026年8月時点で確認できませんでした(経済学部は確認できています)。そのため公式データは使わず、ここでは合格者の体験談にもとづく参考値を紹介します。
| 合格者 | 実施回 | 受験者数 | 参考倍率 |
|---|---|---|---|
| しょーだいさん | 2025年10月実施(2026年4月入学) | 50名 | 5.0倍 |
| K.Tさん | 2025年10月実施(2026年4月入学) | 50名 | 5.0倍 |
| Y.Tさん | 2025年10月実施(2026年4月入学) | 42名 | 4.2倍 |
大学公表の実施状況が確認できないため、合格者の記憶にもとづく参考値です。参考倍率は「受験者数÷募集人員10名」で算出した数値(例: 50名÷10名=5.0倍)で、合格者数を踏まえた実質倍率(受験者数÷合格者数)ではありません。合格者数は非公表のため計算できず、最新の状況は大学公式の公表資料で確認してください。なお、この受験者数は出願・登録ベースの人数で、試験当日に着席した人数はこれを下回ることがあります(50名の回で当日は40名だったという合格者の記録もあります)。
3名とも同じ実施回(2025年10月・2026年4月入学)の受験で、受験者数は42〜50名と近い水準でした。募集人員10名に対してこの人数が集まる背景には、東海地方で法学部を置く旧帝国大学(= 戦前からの伝統を持つ国立総合大学グループ)が名古屋大学だけという事情があり、志願者は東海圏にとどまらず全国から集まります。出願資格も短大・高専・大学2年次修了・学士・専門学校・外国の学校・専攻科など幅広く、実際に合格者の前籍校は三重大学・滋賀大学・関西大学・高等専門学校とさまざまで、出発点を問わない試験だといえます。
併願戦略とセットで考える
合格者の実例では神戸大学法学部との併願が目立ちます。しょーだいさんは京都大学法学部・神戸大学法学部と、K.Tさんは神戸大学法学部・大阪大学法学部と、みーさんは神戸大学法学部・大阪公立大学法学部・中央大学法学部と、それぞれ複数校を併願しました。名古屋大学と神戸大学は法学の知識をベースにした課題文論述という点で試験の型が近く、対策範囲が重なりやすい組み合わせです。一方で大阪大学は小論文と英語の実施順が逆で、時事的なテーマの英文和訳が出るなど形式に違いがあるため、併願する場合は大学ごとに過去問で出題形式の違いを確認しておく必要があります。志望順位づけには法学部の編入難易度ランキングや北海道大学法学部の記事も参考にしてください。
出題傾向|外国語と小論文の過年度の傾向
以下はオンライン編入学院が過年度の公開過去問を設問単位で分類・集計した傾向です。2027年度の公式要項が確定しているのは外国語(英語)と小論文の筆記試験であり、出題形式や配点を示すものではありません(2027年度募集要項 p.3)。両科目を準備してください。
- 外国語(英語・2027年度試験時間2時間): 過年度の公開過去問では、法学・政治学の英文和訳が見られます。年度によって設問内容は変わり得ます。2027年度は持込み辞書1冊を使用でき、電子辞書・事典類・単語帳・参考書等は不可です(2027年度募集要項 p.3、2027年度募集要項 p.4)。
- 小論文(2027年度試験時間2時間): 過年度の公開過去問では、課題文を読んで説明・論述する形式が見られます。設問数や字数は年度により変わり得ます。2027年度の試験時間は2027年度募集要項 p.3を確認してください。
小論文の頻出テーマ系統(過去問分析より)
小論文(過去には「法学」という科目名だった年度もあります)のテーマを系統別に分類すると、次のような傾向が見えてきます。
→ 代表制民主主義、集計民主主義、機会の平等と格差など、政治学の基礎概念を自分の言葉で説明できるようにしておく
→ 所有権、法解釈学と法社会学の違いなど、私法の基本的な考え方を押さえておく
→ 刑罰の目的や裁判員裁判の量刑動向など、ニュースで見かける刑事司法の話題に理由づけて説明できるようにする
→ SNSと表現の自由、フェイク情報への法的介入など時事性の高いテーマ。日頃からニュースを法的な視点で読む習慣をつける
バーはオンライン編入学院の過去問分析にもとづく相対的な登場頻度です(分析対象年度のうち各系統の出題があった年度の割合)。著作権の観点から、過去問の設問そのものは記載していません。
過去問分析でもうひとつ分かるのは形式そのものは長く変わっていないということです。科目名は年度によって「法学」「小論文」と揺れがあり、直近の実施回はいずれも「小論文」ですが、課題文を読み、説明問題と論述問題に答えるという構成は一貫しています。過去には平成26年最高裁判決に言及させるなど判例の知識を前提にした設問が出た年度もありますが、中心にあるのは一貫して初見の文章を正確に読んで論理的に書く力です。2026年度の出題では、SNS上の匿名性とフェイク情報の関係を題材に、法的介入のあり方まで踏み込んで考えさせる構成でした。
小論文対策のポイント(体験談より)
合格者の対策には共通点があります。K.Tさんは予備校の小論文基礎講座を6周以上繰り返し、資料を印刷して常に参照しながら、週1回のペースで神戸大学を中心とした過去問を解いて添削を受けました。みーさんは各大学の過去問を10年分入手し、5月から週1〜2年分のペースで解き進め、夏休みからペースを上げています。時間を計るより、まず「自分が納得できる完璧な解答」を作ることに重点を置いたと振り返っています。早期から演習を始め、添削を受けるサイクルを回し続けることが、3名に共通する実例の型です。
口述試験(2次)
1次試験の合格者は2次試験の口述試験に進みます。合格者の体験談によると、面接官は3名程度、面接時間は10分前後で、志望理由書に沿った質問とその深掘りが中心でした。志望理由書で触れた分野をさらに説明させる質問や、「現在経済学部に所属していますが、なぜ法学部なのですか?」のように前籍校の学部との違いを問う質問が実際に出ています。圧迫面接ではなく落ち着いた雰囲気だったという声もあります。志望理由書に書いた内容を、自分の言葉であらためて説明できるように準備しておきましょう。
合格ロードマップ|8か月〜1年前から逆算する
合格者3名(2025年度・2026年度入学)の学習記録は、開始時期に幅があるものの「小論文の型を先に作る→過去問演習を継続する→志望理由書を仕上げる→口述試験対策」という共通の流れをしています。試験(10月中旬〜下旬)から逆算した標準ロードマップは次のとおりです。
-
8か月〜1年前〜(前年秋〜冬)
小論文の「型」を作る
合格者の多くはこの時期から小論文対策を始めています。K.Tさんは予備校の基礎講座を6周以上繰り返し、しょーだいさんは法学のテキストを軸に土台を作りました。並行して英語の読解語彙も少しずつ積み上げておくと、直前期の負担が減ります。
-
半年前〜(春)
過去問演習を軌道に乗せる
みーさんは5月から過去問を週1〜2年分のペースで解き始め、添削を受けながら夏休みからペースを上げました。この時期に添削を受けられる環境(予備校のコーチなど)を確保しておくと、書き方の癖を早く修正できます。
-
3か月前〜(夏)
志望理由書を仕上げる
専門書を読み込み、志望する研究テーマと「在籍校では学べないこと」を結びつけて書くのが実例の型です。K.Tさんはコーチとの面談を重ねながら文章を練り上げました。志望理由書は口述試験の質問の土台にもなるため、丁寧に作り込みましょう。
-
直前期(9月〜10月)
過去問を仕上げ、口述試験の練習をする
小論文の過去問を1〜2周仕上げ、時間内に構成を組み立てる練習に切り替えます。志望理由書をもとにした想定問答を作り、模擬面接を重ねておくと2次試験で落ち着いて話せます。
試験直前・当日のチェックリスト
合格者の証言から、直前期と当日の確認事項をまとめました。
- 小論文の過去問を通しで解き、時間内に構成を組み立てる練習をした
- 英語は辞書に頼りすぎず、時間内に読み切る練習をした(合格者談: 「辞書を用いて取り組むことができるが、時間的な制約が課されるため、あまり使わないことをオススメします」)
- 志望理由書の内容を声に出して説明できるようにした
- 想定される深掘り質問(なぜこの大学か、なぜこの分野か)への回答を用意した
- 会場までの経路と昼食を事前に確認した(合格者談: 名古屋大学駅から会場までは徒歩1〜5分程度で時間の余裕はあるが、周辺に昼食を買える場所が少ないため事前に用意しておくとよい)
- 1次試験は外国語→30分休憩→小論文の順で実施されるため、休憩時間の過ごし方も決めておいた
科目別対策|どこまでやれば戦えるか
合格者の学習記録から、科目ごとの到達目安を整理します。
小論文
小論文も外国語と並ぶ第1次の筆記科目です。2027年度要項に科目別配点は示されていないため、どちらか一方の得点で補えるとは決めつけずに準備しましょう。合格者は小論文の基礎講座や参考書で「書き方の型」を早期に学び、過去問演習で磨いています。過年度の設問を使い、初見の課題文でも時間内に構成を作って書き切る練習をします。
英語
英文和訳で止まった理由を、一題ずつ分けて直す
公開動画の合格者にも、辞書を引くほど時間が足りなくなり、文脈から判断して訳を書いたという個人の経験があります。これは一人の受験時の経験であり、全員への方法ではありません。[合格者インタビュー]
2027年度の要項では、外国語試験で使える持込み辞書は1冊だけです。電子辞書、事典類、単語帳、参考書等は使えません。持込み物の条件は受験年度の要項で必ず確かめてください(2027年度募集要項 p.3、2027年度募集要項 p.4)。以下は辞書の使い方を決めるものではなく、辞書を引いた後に演習をどう振り返るかという編集部の練習案です。
一題の練習では、英文と解説を利用できる手元の英文和訳参考書などから一題を選び、大学の試験時間をそのまま当てはめず、自分で決めた制限時間で解きます。開始・途中・終了で「どこまで読んだか」「どこまで訳を書いたか」「止まった箇所はどこか」を記録し、時間切れで未着手の部分も残します。本番形式に慣れるための通し演習は、別に当年度要項の時間・持込み条件で行います。
終了後は、止まった箇所を四つに分けて、次の一題で直すことを一つだけ決めます。
| 記録する停止理由 | 確認すること | 次の一題で変えること |
|---|---|---|
| 未知語 | 文脈から暫定的に理解できるか、要旨を左右するか | 暫定理解できる語は印を付けて終了後に確認する。意味が成立しない語は演習中に辞書で確かめる |
| 主語・述語や修飾 | 誰が何をする文か、どこまでが修飾か | 止まった一文だけ、主語・述語・修飾に線を引いてから訳す |
| 段落のつながり | 各段落が前後とどうつながるか | 段落ごとに一文の要約を余白に残してから訳を書く |
| 辞書を引く判断 | 何を知りたくて引き、引いた後に訳が進んだか | 先に文全体の骨組みを取り、必要な語を確認する |
たとえば、これは架空の練習例です。途中時点で「本文は読み終えたが訳は半分。関係代名詞の修飾で止まった」と記録したなら、次の一題では印を付けた一文だけ主語・述語・修飾に線を引いてから訳します。未知語が多い場合も、終了後に意味と文中での役割を確認し、語彙不足と構文の取り違えを一緒にしません。こうして停止した理由を一つずつ直します。
この練習案は、大学が定めた採点基準、配点、時間配分、出題内容、辞書の使用方法を示すものではありません。
志望理由書・口述試験
名古屋大学法学部は総合大学としての強みを生かし、複数分野の専門教員が在籍しています。合格者は共通して、自分の学びたいテーマと「名古屋大学でなければ学べない理由」(在籍校にはない専門分野の教員がいる、など)を具体的に結びつけて志望理由書を書いています。口述試験は志望理由書の内容を深掘りされるため、書いた内容について、なぜそう考えたのかを自分の言葉で説明できるようにしておくことが対策の中心になります。
合格者の声
オンライン編入学院には名古屋大学法学部の合格体験談が4件寄せられています。ここでは対策の核心に触れる声を紹介します。
「英語があまりできなくても受かるので、感触が悪くても落ち込まないことが大事です。次の小論文で全てが決まります」
—— しょーだいさん(2026年度合格・法律・政治学科/三重大学から)。当時の本人の受験後の実感であり、2027年度の科目別配点や合否基準を示すものではありません。
「個人的に順風満帆な勉強を行うことができ、淡々とコーチが勧めてくれた勉強法を行うとおよそ半年あれば合格できる実力を得ることができる。そのため、余力をもって挑むことができたためあまり後悔はない」
—— K.Tさん(2026年度合格・法政治学科/滋賀大学から)
「編入という選択ができるだけで素晴らしいと思います。学びたいという強い気持ちがあれば、試験も入学後も大丈夫だと思います」
—— みーさん(2025年度合格・法律・政治学科/高等専門学校から)
三重大学・滋賀大学・高等専門学校と出発点はまったく違いますが、共通するのは「小論文の型を早期に固める」「過去問演習と添削のサイクルを回し続ける」「英語で多少つまずいても引きずらない」の3点でした。
よくある質問
Q. 名古屋大学法学部の編入試験に面接はありますか?
A. あります。1次試験(外国語・小論文)に合格すると、2次試験として口述試験(面接)が実施されます。合格者の体験談によると面接官は3名程度、面接時間は10分前後で、志望理由書に沿った質問とその深掘りが中心でした。年度によって運用が変わる可能性があるため、必ず最新年度の募集要項で確認してください。
Q. 英語はTOEICなどのスコア提出が必要ですか?
A. 募集要項にTOEIC等のスコア提出要件は明記されていません。そのかわり1次試験当日に外国語(英語・辞書持込可)の試験が課され、英文和訳が中心に出題されます。TOEICのスコアが直接の出願要件になっていない点は、経済学部など英語スコア提出が必須の他学部と異なります。
Q. 小論文はどのような内容が出題されますか?
A. 課題文を読んだうえで、200字前後の説明問題から600〜800字程度の論述問題まで、3問前後で構成されるのが近年の基本形です。過去問分析では、政治哲学・民主主義論(代表制、格差など)や法哲学・私法の基礎理論(所有権、法解釈学など)が頻出で、直近では情報社会の法的課題(SNSとフェイク情報など)も出題されました。著作権の観点から、過去問の設問そのものはここでは記載していません。
Q. 出願資格に条件はありますか?
A. 出願資格は複数あります。資格1号は、日本の大学に2年以上在学(休学期間を除く)し52単位以上を修得した人で、2027年3月までに要件を満たす見込みを含み、本学在学者は除きます。短期大学・高等専門学校の卒業(見込み)や学士、外国での課程修了などは別の区分です。該当する号と必要書類を2027年度募集要項で確認してください。(2027年度募集要項 p.1)
Q. 倍率はどれくらいですか?
A. 名古屋大学が公表する学部別の教育情報の公表資料は、法学部については2026年8月時点で確認できませんでした。合格者3名の体験談によると、直近の実施回の受験者数は42〜50名程度で、「受験者数÷募集人員10名」で単純に計算すると4.2〜5.0倍程度になります。ただし合格者数を踏まえた実質倍率(受験者数÷合格者数)ではない点にご注意ください。
Q. いつから対策を始めるべきですか?
A. 合格者の実例では、試験の8か月〜1年前から対策を始めています。小論文の「型」を早期にインプットし、過去問演習を継続する時間を確保するのがポイントです。試験は例年10月中旬〜下旬のため、大学1年の秋〜2年の春に始めるのが目安です。
Q. 併願はどう組むのがよいですか?
A. 合格者の実例では、神戸大学法学部との併願が多く見られます。名古屋大学と神戸大学は法学の知識をベースにした論述という点で試験の型が近く、対策範囲が重なりやすい組み合わせです。大阪大学法学部や北海道大学法学部との併願例もあります。
Q. 編入後の単位認定はどれくらいですか?
A. 合格者の例では、編入後の認定単位は40〜54単位と幅がありました。編入前に65〜68単位を修得していた合格者でも、認定が52〜54単位だった例と40単位(認定率およそ6割)だった例があります。名古屋大学法学部は前籍校での修得単位にかかわらず教養科目の卒業単位を一括認定する扱いだという合格者の証言もあります。認定数には個人差があるため、正確な取り扱いは大学の教務に確認してください。
まとめ|今日から始める3つのこと
名古屋大学法学部の2027年度第3年次編入学は募集人員10名です。書類選考、外国語(英語)・小論文の筆記試験、口述試験を組み合わせて選抜します(2027年度募集要項 p.1、2027年度募集要項 p.4)。一つの科目だけで決まるとは捉えず、出願準備と各試験の対策を進めましょう。最後に要点を整理します。
- 小論文は筆記試験の一科目。過年度の課題文を使い、構成から答案を書く練習を重ねる
- 外国語(英語)も筆記試験の一科目。英文和訳を時間内に書き、止まった理由を次の一題で直す
- 志望理由書は口述試験の土台。専門書を読み込み、名古屋大学でなければ学べない理由を具体的に書く
- 神戸大学法学部などとの併願で対策範囲を重ねつつ、大学ごとの出題形式の違いを過去問で確認する
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、出題傾向はオンライン編入学院の過去問分析に、合格者の声はオンライン編入学院に寄せられた合格体験談・試験直後アンケートにもとづいています。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026年9月25日
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本記事の要項情報は2027年度入学(2026年秋実施)募集要項をもとに、体験談はオンライン編入学院に寄せられた合格者の回答をもとに作成しています(更新日: 2026-09-25)。受験にあたっては必ず大学公式の最新の募集要項をご確認ください。

