名古屋大学工学部の編入試験対策|学科選び・倍率・合格ロードマップ
結論:名古屋大学工学部の編入試験はこんな試験
名古屋大学工学部の3年次編入試験は、対象を高等専門学校(高専)卒業(見込み)者に限定した選抜です。1日目に数学・物理・化学の筆記試験(英語はTOEFL/TOEICのスコアで評価)、2日目に志望学科ごとの面接(専門試験)が行われる2日間構成で、化学生命工学科・物理工学科・マテリアル工学科・電気電子情報工学科・機械・航空宇宙工学科・エネルギー理工学科・環境土木・建築学科の7学科から1つだけを選んで志望します。募集人員は各学科「若干名」の少数選抜で、大学が公表する学科別の実施状況によると受験者は学科ごとに数名〜1桁台にとどまり、実質倍率(受験者数÷合格者数)は学科によって1倍台〜3倍近くまで差があります。オンライン編入学院が取材した合格者の実例では、対策期間8か月〜1年、提出したTOEICスコアは605〜845点でした。今日から始めるなら、まず英語外部試験のスコアを確保しつつ、高専で学んだ数学・物理・化学を体系的に復習するのが定石です。この記事では、最新要項・大学が公表する実施状況・合格者の体験談をもとに、学科の選び方から対策の全体像までを解説します。
出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。
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試験概要(最新要項データ)
2027年度2027年度(令和9年度・2026年実施)の募集要項にもとづくデータです。この節は毎年の要項公表に合わせて更新されます(更新日: 2026-09-06)。
| 試験日 | 2026年7月30日(木)基礎学力試験 2026年7月31日(金)専門試験(面接、学科ごと) |
|---|---|
| 出願期間 | 2026年6月29日(月)〜7月3日(金)午後4時必着(簡易書留速達郵便で提出) |
| 募集学科・人員 | 化学生命工学科・物理工学科・マテリアル工学科・電気電子情報工学科・機械・航空宇宙工学科・エネルギー理工学科・環境土木・建築学科(環境土木工学/建築学の2プログラム)の7学科、各「若干名」。志望学科は1つだけ選択 |
| 試験科目 | 基礎学力試験: 数学・物理・化学(筆記)、英語(TOEFL/TOEICのスコアで評価、筆記試験なし) 専門試験: 志望学科ごとの面接(口頭試問) 合否は基礎学力試験・専門試験に調査書を加えて総合的に判定 |
| 英語外部試験 | TOEFL(iBT、Home Editionを含む)またはTOEIC Listening & Reading Testの公式スコアシートを提出。2024年7月以降に受験した分のみ有効。未提出の場合は英語0点として合否判定 |
| 出願資格 | 高等専門学校(国内に限る)を卒業した者、または2027年3月卒業見込みの者。大学在学者向けの区分はなし |
| 検定料 | 30,000円(コンビニエンスストアで払込) |
| 合格発表 | 2026年8月20日(木)11時、工学部ホームページに掲示・本人に通知 |
出願書類・スコアシートの詳細な様式や、選抜方法の年度ごとの変更は、必ず名古屋大学が公表する最新の募集要項(大学公式サイトで「名古屋大学 工学部 編入学 募集要項」と検索)で確認してください。本記事は学習計画づくりのための参考情報です。なお、大学卒業者を対象にした3年次編入学(学士入学)は、令和6年度の募集から当面のあいだ停止されています。
科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。
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出願手続きの実務(チェックリスト)
名古屋大学工学部の出願期間は2027年度で2026年6月29日〜7月3日の約1週間しかなく、しかも英語は外部試験のスコアシートを郵送で提出する方式のため、直前になってからでは間に合わない準備がいくつかあります。要項データをもとに「いつまでに何を用意するか」を逆算すると次のようになります。
- 出願1年前〜: TOEFLまたはTOEICの受験計画を立てる。2027年度要項では「2024年7月以降に受験した分のみ有効」とされているため、スコアの有効期限から逆算して受験時期を決めます。
- 出願半年前〜: 志望学科を1つに絞る。7学科の研究室・カリキュラムを比較し、在籍校や工学部の編入学試験ページを通じて過去問題を入手し、目を通しておきます。
- 出願2〜3か月前〜: 高専に成績証明書・卒業(見込み)証明書の発行を依頼する。発行に日数がかかることがあるため早めに動きます。
- 出願1か月前〜: 志願票・受験票・写真票・調査書・スコアシート添付用紙など、工学部ホームページ掲載の所定用紙を印刷して記入する。返信用封筒2通(410円分の切手を貼付)も用意します。
- 出願期間(6月29日〜7月3日): 角形2号の封筒に書類一式を入れ、簡易書留速達郵便で郵送必着となるよう提出する。検定料30,000円はコンビニエンスストアで払い込み、収納証明書を志願票に貼付します。
必要書類の正式なリストと様式は年度ごとに変わる可能性があります。必ず名古屋大学が公表する最新の募集要項で確認してください。
難易度・倍率(大学公表データ)
名古屋大学工学部の倍率は、大学が公表する2つの資料から確認できます。1つは工学部の募集要項に毎年掲載される「学科別の志願者・受験者・合格者数」、もう1つは大学全体が法令にもとづき公表している「教育情報の公表」内の編入学者数データです。取り違えを避けるため、それぞれ出典と年度定義を明記して紹介します。
学科別の実施状況(2026年度入学)
2027年度の募集要項に参考資料として掲載されている、直近の2026年度(令和8年度)入学者選抜の学科別実施状況は次のとおりです(出典: 名古屋大学工学部「令和9年度名古屋大学工学部編入学学生募集要項」末尾の「令和8年度 工学部編入学試験志願者・受験者・合格者数等一覧」。実質倍率は 受験者数÷合格者数 で編入総研編集部が計算)。
| 学科 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 化学生命工学科 | 3名 | 2名 | 2名 | 1.0倍 |
| 物理工学科 | 1名 | 0名 | 0名 | ― |
| マテリアル工学科 | 1名 | 1名 | 1名 | 1.0倍 |
| 電気電子情報工学科 | 9名 | 8名 | 3名 | 2.7倍 |
| 機械・航空宇宙工学科 | 7名 | 7名 | 4名 | 1.8倍 |
| エネルギー理工学科 | 2名 | 0名 | 0名 | ― |
| 環境土木・建築学科 | 2名 | 2名 | 0名 | ― |
| 合計 | 25名 | 20名 | 10名 | 2.0倍 |
学科ごとの人数がそもそも少なく、物理工学科・エネルギー理工学科のように受験者が0名だった学科もあり、倍率という指標自体が成立しない年があります。逆に電気電子情報工学科は志願9名・受験8名と学科の中では応募が集まり、倍率も2.7倍とやや高めでした。このデータは1年分のみのため、翌年以降も同じ傾向が続くとは限りません。参考として、この記事で紹介する合格者のうち、電気電子情報工学科に合格したtkさんの記憶では「受験者8名・倍率2.7倍」、機械・航空宇宙工学科に合格したよしゆーさんの記憶では「受験者7名・倍率1.8倍」と回答しており、いずれも上記の大学公表データと一致していました。
工学部全体の志願者数・入学者数の推移
大学全体が公表する「教育情報の公表」では、工学部(3年次編入)の志願者数と入学者数が学科別に分けずに毎年4月1日時点で公表されています(出典: 名古屋大学「教育情報の公表」学部編入学者数(3年次編入)、各年4月1日現在)。こちらは募集要項に載る学科別の実施状況とは集計の範囲が異なり、志願者数の水準もそろわないため、2つの表を直接引き算せず、それぞれの中での年ごとの増減を見る指標として扱ってください。
| 入学年度 | 志願者数 | 入学者数 |
|---|---|---|
| 2022年度 | 56名 | 20名 |
| 2023年度 | 75名 | 23名 |
| 2024年度 | 76名 | 8名 |
| 2025年度 | 47名 | 12名 |
志願者数・入学者数とも年度による変動が大きく、特に2024年度入学は志願76名と4年間で最多だったにもかかわらず、入学者は8名と最少でした。少数選抜のため、その年の受験者層や出題の難易度によって結果が振れやすいことがうかがえます。「今年は倍率が低かったから来年も入りやすい」といった予測はできない試験だと考えて、学科・年度によらず着実な対策を積むことが重要です。
7学科の選び方
名古屋大学工学部の編入試験は、化学生命工学科・物理工学科・マテリアル工学科・電気電子情報工学科・機械・航空宇宙工学科・エネルギー理工学科・環境土木・建築学科(環境土木工学プログラム/建築学プログラム)の7学科から1つだけを選んで出願します。基礎学力試験(数学・物理・化学)は学科共通ですが、2日目の専門試験(面接)は志望学科ごとに行われるため、学科選びは面接対策にも直結します。オンライン編入学院が取材した合格者3名の決め手はそれぞれ異なりました。
- 電気電子情報工学科(tkさん): 高専で工学系を専攻し、「東海地域で最も力のある大学で学びを深めたい」という研究環境・ネームバリューを重視して決めました。
- 化学生命工学科(きのこさん): 高専で化学系を専攻しており、「家から通えるから」という実利的な理由で名古屋大学を選びました。
- 機械・航空宇宙工学科(よしゆーさん): 高専4年生の後期に研究室のホームページを調べ、ロケットエンジンの研究をしている研究室を見つけたことが決め手になりました。実際に研究室訪問をして、そこで学ぶイメージが具体的に持てたことがモチベーションにつながったと振り返っています。
高専での専攻分野に近い学科を選ぶのが基本線ですが、よしゆーさんのように研究室単位で興味を掘り下げて決めた例もあります。志望理由書がない年度・学科でも、面接では「なぜこの学科でなければならないか」を問われるため、決め手になった理由を具体的に説明できるようにしておくことが対策の土台になります。
試験科目の対策
基礎学力試験は7学科共通で、数学・物理・化学の3科目の筆記と、TOEFL/TOEICのスコアによる英語評価で構成されます。専門試験は学科ごとの面接(口頭試問)です。以下はオンライン編入学院が取材した合格者3名の体験談にもとづく実例で、著作権の観点から過去問の設問そのものは記載していません。出題内容は年度・学科によって変わるため、志望学科を決めたら過去問を入手し、実際の出題傾向を自分の目で確認してください(工学部の編入学試験ページに過去問題の案内が掲載されています)。
数学・物理・化学(基礎学力試験)
数学は高専の主要教科から出題され、微分方程式・確率・極限・固有値・図形問題(三角関数を用いるもの)などが出た実例があります。過去問は在籍する高専や先輩、工学部の編入学試験ページを通じて入手した合格者が多く、3名とも過去問演習を対策の中心に据えていました。物理は力学と電磁気からの出題が多く、円柱状に分布した電荷が作る電界を求める問題、坂を転がる円柱の運動を扱う問題など、大学範囲の力学・電磁気学の標準的な計算力が問われています。化学は熱力学に加えて、大学範囲の有機化学からの出題がある年度があり、合格者の1人は、高校化学を完璧に習得すれば解けるという口コミを信じていたため知っている式で埋める程度しかできなかった、と振り返っています。3科目とも、高専の授業内容の復習に加えて、編入試験向けの標準的な問題集で計算演習を積むのが合格者に共通する対策でした。
英語(TOEFL/TOEIC)
英語は当日の筆記試験がなく、TOEFLまたはTOEICのスコアシート提出で評価されます。スコアシートを提出しない場合は英語を0点として合否判定されるため、実質的にはスコア提出が前提です。2027年度要項では2024年7月以降に受験した分のみ有効とされており、スコアシートの発送には1か月程度かかるため、出願期間から逆算して余裕を持って受験する必要があります。合格者の実例では、公式問題集や単語帳(銀のフレーズ等)を使い、開始期にTOEICへ時間を集中させてから理系3科目に移る進め方が共通していました。
専門試験(学科ごとの面接)
専門試験は志望学科ごとに面接形式で行われます。オンライン編入学院が取材した合格者の実例では、志望動機、高専での研究内容、大学院進学の意思、他大学の受験状況、部活動やものづくり経験の有無などが聞かれています。ある合格者は「今年の問題はどうだったか」と聞かれ、「解けなかった」で終わらせず、あとで解き直してわかったことまで付け加えて答えたほうがよいと振り返っていました。面接が5分程度で終わった実例もあり、深掘りされるかどうかは学科・年度によって差があるようです(別の合格者は志望理由をほとんど掘り下げられなかったと振り返っています)。志望動機は「その学科で何を学び、何をしたいか」を高専での経験と結びつけて具体的に語れるように準備しておくことが共通の対策です。
合格ロードマップ(時期別)
オンライン編入学院が取材した合格者3名は、対策開始が2024年8月〜12月、試験本番が2025年7〜8月と、いずれも8か月〜1年の対策期間でした。学習時間の推移と英語スコアの実例をもとに、時期別の目安を紹介します。
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開始期(試験の半年〜1年前):英語を優先
3名とも開始期はまず英語(TOEIC)に時間を割いています。学習時間は平日1〜3時間・休日2〜5時間程度でした。TOEICのスコア推移の実例では、tkさんが605点→710点→750点→710点→805点(本番提出)、よしゆーさんが625点(2022年)→825点(2023年)→845点(2025年・本番提出、L435/R410)と、伸び悩む時期をはさみながら複数回受験してスコアを積み上げています。数学・物理・化学は高専の授業内容の振り返りから少しずつ始める合格者が多い時期です。
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中期(試験の3〜6か月前):理系3科目を本格化
数学・物理・化学の対策を本格化させる時期です。学習時間は平日3〜8時間・休日6〜11時間まで増えている実例があります。この時期に過去問を入手して一度解いてみることで、自分の現在地を把握してから教材選びをするのが合格者に共通するやり方でした。TOEICは目標点に届いた合格者から化学・物理の学習時間に振り替えています。
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直前期(試験の1〜2か月前):過去問演習と面接対策
学習時間は平日5〜7時間・休日10〜11時間に達する実例があります。この時期は持っている過去問を繰り返し解き、同じ傾向の問題が出たら確実に解ける状態を作ります。志望理由書がある大学を併願する場合はこの時期に書き上げ、先生に依頼して面接練習を行った合格者もいました。メンタル面では、この時期に一時的に落ち込む合格者が複数おり、「友達と励まし合う」「今に集中する」など、それぞれの方法で乗り越えていました。
併願戦略
名古屋大学工学部の試験日は例年7月下旬〜8月初旬のため、日程が重ならない大学であれば併願が可能です。オンライン編入学院が取材した合格者の実例を紹介します。
- 併願で合格した例: tkさんは名古屋工業大学工学部電気機械工学科にも合格しましたが、名古屋大学への入学を選び辞退しています。名工大の試験は数学・英語・物理化学選択の筆記に加えて口頭試問(電磁気・電気回路をホワイトボードで説明する形式)があり、TOEIC対策の時間が英語試験にも活きたと振り返っています。
- 不合格を経て合格した例: よしゆーさんは信州大学工学部機械システム工学科を受験して不合格となったあと、名古屋大学工学部機械・航空宇宙工学科に合格しました。「どんなに頑張っても落ちる時は落ちるし、受かる時は受かる」と振り返っており、1校の結果に一喜一憂せず対策を続けたことが結果につながっています。
併願を検討する際は、試験科目(数学・物理・化学の筆記に加えて口頭試問や面接があるか)と、英語外部試験の有効期限が併願先ごとに異なる点に注意してください。名古屋工業大学工学部や神戸大学工学部、東北大学工学部など、同じ高専出身者を対象にした編入試験を実施している大学は複数あります。
試験当日のチェックリスト
合格者の体験談から、当日の実務的な注意点をまとめます(時間割などは年度により変わる可能性があるため、受験票と要項の記載を優先してください)。
- 時計を持参する: 試験室では時計機能だけの腕時計以外は使えず、スマートフォンは時計として使用できません。合格者も「腕時計必須」と振り返っています。
- 持ち込める用具: 黒色鉛筆(シャープペンシル可)・消しゴム・鉛筆削り(電動式を除く)・時計のみ。数学の試験に限り、定規(分度器つき・三角定規を除く)とコンパスの使用が認められています。
- 会場の下見: 名古屋大学構内が会場ですが、初めて訪れる場合は下見をしておくと安心です。合格者は、試験部屋が少し寒かったので羽織れるものを持って行くとよい、とも振り返っています。
- 遅刻・退室のルール: 試験開始20分前までに試験室へ到着するのが原則です。やむを得ず遅刻した場合も開始後30分以内なら受験できますが、それを超えると受験できません。試験時間中の退室は原則認められません。
合格者の声
tkさん(2026年度合格・電気電子情報工学科)
高専の工学系学科(GPA3.98)から約1年の対策で合格。TOEICは開始半年で伸び悩みましたが、最終的に805点を本番提出し、名古屋工業大学にも合格したうえで名古屋大学への入学を選びました。
「僕は遅い時期に初めてメンタルが不安定な時期が長かったので、ゆとりを持てるような計画性のある勉強をしたほうがいいと思います。辛い経験の先に楽しい大学生活はあるので、ぜひ頑張ってください。」
— tkさん(2026年度合格)の体験談より
きのこさん(2026年度合格・化学生命工学科)
高専の化学系学科から約8か月の対策で合格。TOEICは2025年3月受験の605点を提出し、そこで英語を切り上げて数学・化学・物理の学習に集中しました。
「TOEICはできるだけ早くからやろう!」
— きのこさん(2026年度合格)の体験談より
よしゆーさん(2026年度合格・機械・航空宇宙工学科)
高等専門学校の機械工学科から約11か月の対策で合格。信州大学を受験して不合格となったあと、名古屋大学の面接では研究室訪問での経験を交えて志望動機を語り、合格しました。
「時間は有限だから今の自分をベストにすることが合格への近道だと思います。(中略)受験は誰でも受けれるものじゃないこと、すごくありがたいことなんだということをわかっていたら何も問題はないでしょう。頑張ってください!」
— よしゆーさん(2026年度合格)の体験談より
chesschessCH.さん(2026年度合格・電気電子工学科)
高専からの編入/TOEIC L&R 780点。
「TOEICの公式問題集では、もっと1冊ごとに丁寧にやればよかった。量を意識しすぎた。また、リスニングは毎日コツコツやっておくべきだった。化学は、有機化学を深くではなくより広くやるべきだった。」
— chesschessCH.さん(2026年度合格)の体験談より
シュワちゃん(2026年度合格・機械航空宇宙工学科)
高等専門学校からの編入/TOEIC L&R 805点。
「化学は過去問を早くから分析し必要のないことに時間を使わない方が良かったです。 AIの活用方法 過去問の答えはGoogle Geminiに教えてもらっていましたが、間違えていることも少なからずあったので友人などと確認しあったりしていました。AIは使い倒すべきだと思います。ただ、志望理由などは自分で考えないと面接でボロが出てしまうと思うので使い分けに注意してください。」
— シュワちゃん(2026年度合格)の体験談より
YNさん(2026年度合格・電気電子情報工学科)
高等専門学校からの編入。
「化学の熱力学に関しては、もう少し勉強する時間を取りたかったなと今更ながら感じています。あとTOEICももう少し高いスコアを目指せるように早めに受けるだけでも受けておけば良かったと感じてます」
— YNさん(2026年度合格)の体験談より
よくある質問
名古屋大学工学部の編入試験は誰でも出願できますか?
出願できるのは高等専門学校(国内に限る)を卒業した者、または卒業見込みの者だけです。多くの大学にある「大学に2年以上在学した者」向けの区分はなく、高専出身者専用の選抜です。なお大学卒業者を対象にした3年次編入学(学士入学)は、令和6年度の募集から当面のあいだ停止されています。詳細は必ず大学公式の募集要項で確認してください。
英語試験の対策はどうすればいいですか?
英語は当日の筆記試験がなく、TOEFLまたはTOEICのスコアシート提出で評価されます。スコアシートを提出しない場合は英語を0点として合否判定されるため、実質的にはスコア提出が必須です。2027年度要項では2024年7月以降に受験した分のみ有効とされています。オンライン編入学院が取材した合格者は605点〜845点のスコアで合格しており、対策の早い段階でスコアを確保してから数学・物理・化学に時間を割く進め方が共通していました。
名古屋大学工学部の編入試験の倍率はどのくらいですか?
2026年度(令和8年度)入学の学科別実施状況(募集要項掲載)では、7学科合計で志願25名・受験20名・合格10名、実質倍率(受験者数÷合格者数)は2.0倍でした。学科別では電気電子情報工学科が受験8名・合格3名で2.7倍、機械・航空宇宙工学科が受験7名・合格4名で1.8倍などとなっており、受験者や合格者が0名で倍率そのものが計算できない学科もあります。また大学の「教育情報の公表」では、工学部(3年次編入)全体の志願者数・入学者数が2022年度入学56名→20名、2023年度75名→23名、2024年度76名→8名、2025年度47名→12名と年度ごとに変動しています。
7学科のうち、どの学科を選べばいいですか?
志望学科は化学生命工学科・物理工学科・マテリアル工学科・電気電子情報工学科・機械・航空宇宙工学科・エネルギー理工学科・環境土木・建築学科の中から1つだけ選びます。高専での専攻分野に近い学科を選ぶのが基本ですが、オンライン編入学院が取材した合格者には「研究室訪問で決めた」「家から通えるから」など決め手は人それぞれでした。各学科のカリキュラムと研究室を比較したうえで、志望理由を具体的に説明できる学科を選ぶことが面接対策にも直結します。
試験科目と出題内容を教えてください。
1日目は基礎学力試験として数学(10:00〜12:00)・物理(13:20〜14:20)・化学(14:50〜15:50)の筆記試験、2日目は志望学科ごとの面接(専門試験)が行われます。オンライン編入学院が取材した合格者の体験談では、数学は微分方程式・確率・固有値・図形問題、物理は力学と電磁気(円柱状の電荷分布や坂を転がる円柱など)、化学は熱力学と大学範囲の有機化学が出た実例が確認できています。ただし出題内容は年度・学科で変わるため、工学部の編入学試験ページに掲載される過去問題の案内を必ず確認してください。
対策はいつから始めるべきですか?
オンライン編入学院が取材した合格者の対策期間は約8か月〜1年でした。共通しているのは、開始期に英語(TOEIC/TOEFL)を優先し、その後に数学・物理・化学の復習へ移る進め方です。学習時間は開始期が平日1〜3時間・休日2〜5時間程度、直前期には平日5〜7時間・休日10〜11時間まで増えている実例があります。試験が7月末のため、高専4年生の夏〜秋頃から準備を始めるのが目安です。
併願はできますか?
併願は可能で、実際に併願している合格者もいます。オンライン編入学院が取材した合格者には、名古屋大学と名古屋工業大学の両方に合格した例、信州大学を受験して不合格になった後に名古屋大学に合格した例があります。名古屋大学工学部の試験日は例年7月下旬のため、日程が重ならない大学を選べば併願の負担を抑えられます。併願先の試験科目や英語要件は大学ごとに異なるため、早めに要項を確認してください。
単位認定はどうなりますか?
編入学年次は3年次です。卒業には2年以上の在学、所定単位の修得、卒業研究の審査合格が必要です。高専で修得した単位のうち、全学教育科目はおおむね卒業に必要な単位を満たしたものとみなされ、工学部専門系科目は30単位以内で学科ごとに定める方法により個別に認定されます。認定される単位数は履修状況によって異なるため、出身校のシラバスや成績証明書は早めに準備しておくと安心です。
まとめ
名古屋大学工学部の編入試験は、高専出身者限定・7学科から1つを選ぶ・基礎学力試験(数学・物理・化学+英語外部スコア)と学科ごとの面接で合否が決まるという明確な構造を持つ試験です。大学公表のデータが示すとおり学科ごとの受験者は少数で、倍率は学科・年度によって大きく変動します。だからこそ「今年は狙い目」といった予測に頼らず、高専の授業内容を土台にした数学・物理・化学の復習と、英語外部試験の早期確保という基本を積み上げることが合格への近道です。まずは志望学科を1つに絞り、TOEIC・TOEFLの受験計画を立てるところから今日はじめてください。
あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。
ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、倍率は大学が公表する実施状況データに、合格者の声はオンライン編入学院に寄せられた合格体験談にもとづいています。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026年9月6日

