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大学編入は就職に不利?先輩26人が書いた「編入歴が就活でどう働いたか」

大学編入は就職に不利?先輩26人が書いた「編入歴が就活でどう働いたか」

「編入すると就職で不利になるのではないか」。編入を考えている方から、単位認定と並んでよく届く不安です。​‌‌‌​​​‌‌​‌​‌​​​‌‌‌‌‌‌​‌‌‌‌​‌‌​​

この記事は、その不安に実際に編入して就活をしている先輩の回答を数えて答えます。引用は本人が書いた文章のままで、言い換えていません。

この記事で分かること

  • 編入歴が就活でどう働いたかを書いた26人の内訳(「マイナスに働いた」と書いた人は何人か)
  • 面接で編入について何を聞かれるか
  • 編入をガクチカにしてよいのか(回答が割れています)
  • 編入生の就活で実際に大変だったこと
  • 履歴書の「中退扱い」について、この記事で答えられること・答えられないこと

この記事の数字がどこから来ているか

オンライン編入学院が編入合格者に行っているアンケートの回答です。

  • 就活の段階に答えたのが221人。そのうちすでに始めているのは37人(就活中23人・終えた14人)です。残りは「まだ考えていない」128人、「これから」56人でした。
  • 就活について自由に書いたのが32人、入学前の不安との違いを書いたのが10人。このうち編入歴がどう働いたかに触れた26人がこの記事の分母です。
  • 分類は全文を1件ずつ読んで人手で付けました。
  • 🔴 この分母は小さく、しかも合格して入学した方だけの回答です。編入しなかった場合との比較ではありません。いま就活の途中の方が多いことも差し引いてお読みください。
  • 内定先の企業名はいただいていますが、人数が少なく個人が特定されうるため載せません。

「マイナスに働いた」と書いた人は0人

編入歴はどう働いたか人数26人のうち
プラスに働いた・興味を持たれた18人69%
プラスでもマイナスでもなかった6人23%
企業による・自分次第2人8%
マイナスに働いた0人0%

18人がプラスと書き、マイナスに働いたと書いた人は0人でした。

ただし「不利ではない」と証明したものではありません。編入しなかった自分と比べられる人はいませんし、答えているのは合格して入学した方だけです。言えるのは、実際に就活をしている先輩が、編入歴で困ったとは書かなかったということです。

「プラスに働いた」と書いた人の言葉

不利になるどころか、最強の武器になりました。 学歴フィルターを突破できるようになったのはもちろん、面接で「なぜ編入したのか(現状への不満→目標設定→課題解決の実行力)」を語るだけで、面接官が勝手に「圧倒的な行動力とハングリー精神がある学生」として高く評価してくれました。

— 東京都立大学 都市環境学部

何社かサマーのエントリシートを出してる最中ですが、結構通っているので、編入試験で国立大学に合格できて良かったなと改めて思います!編入歴は特に強みになると思います。稀なことをやってるわけですから、そういうのは企業からしたら良く判断されると感じています。

— 富山大学 人文学部

エピソードとして編入学を書いたらスカウトされやすくなったりすることがある。
不利益に働くことは特にない。覚えてもらえるきっかけとなるのでむしろプラスであると思う。

— 千葉大学 工学部

就職活動が全体的に早期化していると聞いて、自分も早めに準備を始めようとしたが、生活が忙しくなるにつれて就職活動関連の優先度が低くなり、対策は思うように進めることができなかった。
就職活動の面接では、編入歴は関心を持ってもらうことが多く、面接官に自分を印象付けることにつながったと感じるのでプラスに働いていたと思う。

— 名古屋大学 文学部

マイナスには全くなりませんでした。むしろ、珍しい経歴なので、人事や面接官の方に覚えてもらいやすかったりします。なぜその学校(私の場合、高専)を選んだうえで編入したのか、という質問に対し、ストーリー性(一貫性)をもって答えれば問題ありません。

— 名古屋大学 情報学部

編入後は、新しい環境への適応と就職活動を同時に進める必要があり、決して楽ではありませんでした。ただ、留学や編入といった経験そのものが、自分の中で「自ら環境を変えて挑戦してきた経験」として就職活動でも強みになったと感じています。特に、パイロットという目標を断念した後も、新しい目標を見つけて行動し続けた点には、多くの企業が関心を持ってくださいました。
また、編入後は限られた時間の中で行動量を意識し、早い段階からインターンや自己分析に取り組んでいました。ゼミ活動やアルバイト、留学経験など、それまでの経験を一つのストーリーとして整理できたことも大きかったと思います。編入生は時間的に不利だと言われることもありますが、その分「なぜその選択をしたのか」を自分の言葉で説明できれば、十分強みになると感じました。

— 上智大学 経済学部

「どちらでもない」と書いた人の言葉

編入したことは面接で聞かれるがそれがプラスに出てるともマイナスに出てるとも思わない。編入後にいろんなことに活発に動くことが一番だと思う。

— 神戸大学 工学部

就活中に編入が理由で困ったことはない。

— 北海道大学 法学部

編入歴は面接で聞かれることもあれば、全く触れられないこともあり、省庁や面接官によって反応はまちまちでした。私自身、編入したこと自体が志望業界の選択に影響を与えることはありませんでした。
編入試験を終えてからは、一息つく間もなくすぐに公務員試験の勉強へとシフトしました。目標に向けて早くから切り替えて対策を継続した結果、翌年の公務員試験では無事に複数の合格をいただくことができました。

— 法政大学 法学部

「企業による」と書いた人の言葉

ここがいちばん現実的だと思います。都合の悪い見方も、そのまま載せます。

編入後、5月ごろから企業へのエントリーを始めました。サマーインターンは業界問わず大手数社とベンチャー数社に参加し、広く見ながら自分の興味や適性を判断していました。私は編入経験をガクチカなどで大々的に喋ることは無く、「実は編入しててー」のような感じで伝えていました。所感ですが、下剋上や挑戦を奨励する企業には編入経験が刺さるものの、経歴の綺麗さを重視するような古き良き日本企業には好まれない印象でした。最終的には、学歴群の中では内定があまり出ないような企業から内定をいただけたため上記の自己評価をさせてもらいましたが、総じてある程度の地頭、論理的思考力があれば、一番大事になるのは人柄やコミュニケーション能力だと思います。

— 埼玉大学 経済学部

不利にするも有利にするも自分次第。それこそ、なぜ編入学を志望したのかという熱意を忘れないで欲しい。確実にアピール材料にはなるが、全員が全員編入試験のことについて知っているわけではないので、自分で背景も説明できれば差別化の材料としては強い。

— 滋賀大学 経済学部

就活まで見て志望校を決めたい方へ。編入は大学ごとに募集も科目も違います。いまの学年・在籍区分で受けられる大学がどこかは、条件を突き合わせて初めて分かります。

無料相談で受けられる大学を聞く

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学長がこの問いに答えた動画

多くの編入生を見てきた立場からの回答です。あわせてご覧ください。

編入をガクチカにしてよいか(回答は割れています)

編入試験の経験を「学生時代に力を入れたこと」として話すかどうか。ここだけは回答が正面から割れました。どちらが正しいとは書きません。両方載せます。

編入歴がプラスにもマイナスにも働くことはなかった。ただ、なぜ編入学を志したのかなどはどの企業でも深ぼられる。また、ガクチカに編入学の話をするのはお勧めできない。企業が求めているのはチームで会社に貢献できる人であってコツコツ一人で勉強して編入学をした人ではないのでそこに注意したい。普通だと思う理由は自身の志望業界かつ志望度の高い企業に内々定をいただけたから。

— 神戸大学 経済学部

就活は今のところ手応えを感じている。第一志望群の大手企業を含め、複数の選考に進んでおり、ES通過率や面接の手応えも高水準で推移している。要因は2つある。
1つ目は、編入経験そのものが「自分の意思で進路を切り拓いた経験」として強い差別化材料になっていること。多くの学生が一本道のキャリアを語る中で、「なぜ前籍大学から今の大学に編入したのか」「なぜ起業を選んだのか」という問いに、自分の言葉で深く答えられることが、面接官の興味を引いている実感がある。編入歴をマイナスに扱う企業はほぼ皆無で、むしろ加点要素として受け取られている。
2つ目は、編入前から走らせている独立事業の実績(複数クライアントの採用メディア運営、Web制作、広告運用など具体的な取引実績と数字)が、ガクチカや自己PRの強い裏付けになっていること。3年次からの編入で在学期間は短いが、その期間内の成果を数字で語れるため、編入による不利は感じない。
注意点として、編入生は「在学期間が短い=ガクチカの素材が少ない」と見られがちなので、編入前の活動も含めて一貫したキャリアストーリーとして語れる準備が必須。自分の場合は学生時代に立ち上げた事業→住み込みインターンでの新規事業立ち上げ→独立、という流れを軸に語ることで、編入を「キャリア戦略の一部」として位置づけられている。

— 金沢大学 融合学域

実際に大変だったこと

自由記述32件から、大変だったこと・やっておくとよいことを数えました。1人が複数挙げている場合はそれぞれ数えています。

書かれていたこと人数32人のうち
授業と並行するので時間がない5人16%
動き出しが遅れた5人16%
早く始めるべきだった/早く始めてよかった4人12%
編入をガクチカにするときは注意が要る3人9%
情報源や先輩とのつながりが少ない2人6%
大学の就活支援が役に立つ2人6%
編入仲間や就活のコミュニティに入る2人6%

編入歴そのものより、時間の使い方のほうが問題になっています。「授業と並行するので時間がない」5人、「動き出しが遅れた」5人。編入した年にそのまま就活が始まるためです。

就活は全体としてはそこそこ上手くいっていると感じています。編入歴が大きく不利に働いた場面は今のところあまりなく、むしろ「高専→大学編入」という経歴に興味を持ってもらえることはありました。特に建築・技術系では、高専時代の実践経験やCAD、設計課題の経験を評価されることもあります。
ただ、編入生特有で少し大変だと感じたのは、大学生活に慣れてきた頃にすぐ就活が始まることです。人間関係や履修、課題に慣れてきたと思ったら、インターンやES、面接対策が始まるので、思ったより余裕はありませんでした。特に編入直後は情報源も少ないので、早めに就活している人と繋がっておくのはかなり重要だと思います。

— 千葉大学 工学部

編入後すぐに就職活動が本格化したため、正直かなり忙しいです。自分は28単位を履修しながら、ES提出、Webテスト、面接、インターン選考を同時に進めているので、時間的な余裕はあまりありません。ただ、編入歴がマイナスに働いている感覚は今のところそこまでありません。むしろ、なぜ海外大学から日本の大学に編入したのか、なぜ名古屋大学で学びたいと思ったのかをきちんと話せると、主体的に環境を変えてきた経験として見てもらえることがあります。一方で、編入後の大学生活で出した成果はまだ多くないため、面接では編入前の経験、編入試験の努力、現在のゼミや授業での学びをつなげて話すことを意識しています。編入生は就活準備のスタートが遅れやすいので、入学前から自己分析とガクチカの整理だけでも進めておくとかなり楽だと思います。

— 名古屋大学 経済学部

編入後すぐに就活のコミュニティに入ることができ、自己prやガクチカなどはかけたが、まだ、ESを出しておらず、少し躊躇している。編入生は、先輩とのつながりという点で他の生徒と比べて少しハンデがあると感じるので積極的に自分から動くことが重要だと感じている。

— 神戸大学 経済学部

編入後に1年を計画留年することになったが,そこで呆けてしまい,熱意そのまま就活に向かうことができなかったため,スタートダッシュが遅れたため。
あくまで個人的な理由ですが,他のストレートの人は多くうまくやっていた。

— 千葉大学 文学部

みんなが当たり前に使っているツールを知らなかったりするので、動き出しが少し遅くなってしまった。

— 大阪大学 経済学部

学業との両立の組み立て方は編入生の就活は学業と両立できるのか|単位認定と3年次の時間割に分けて書いています。認定された単位数で3年次の忙しさが決まります。

履歴書と「中退扱い」について答えられること・答えられないこと

「前の大学は中退扱いになるのか」「履歴書にどう書くのか」。この不安もよく届きます。この記事では答えられません。

理由は単純で、アンケート42件の自由記述に、履歴書の書き方について書いた人が1人もいなかったからです。確かめていないことを、事実として書くことはしません。

学歴の書き方は、前に在籍していた大学での扱い(退学したのか、卒業したのか、在籍のままなのか)によって変わります。在籍校の教務と、応募先に直接おたずねください。

そのうえで、この記事の回答から言えることはあります。面接で編入について聞かれたと書いた方は複数いますが、それで不利になったと書いた方はいませんでした。聞かれるのは「なぜ編入したのか」で、そこを自分の言葉で説明できたかどうかを書いた方が多く見られました。

よくある質問

大学編入は就職に不利になりますか?

アンケートで編入歴が就活でどう働いたかを書いた26人のうち、マイナスに働いたと書いた人は0人でした。18人がプラス、6人がどちらでもない、2人が企業によると書いています。ただしこれは合格して入学した方の回答です。編入しなかった人との比較ではありませんし、就活を始めている方は221人中37人しかいません。

面接で編入したことは聞かれますか?

聞かれたと書いた方が複数います。「なぜ編入したのか」は深く聞かれるという書き方が目立ちました。触れられないこともあり、反応は企業や面接官によってまちまちだと書いた方もいます。

編入をガクチカ(学生時代に力を入れたこと)にしてよいですか?

回答は割れています。「良い印象を持ってもらえることが多かった」と書いた方がいる一方で、「編入学の話をするのはお勧めできない」と書いた方もいます。この記事では両方をそのまま載せていますので、読んで判断してください。

履歴書には「中退」と書くことになるのですか?

この記事では答えられません。アンケート42件の自由記述に、履歴書の書き方について書いた人は1人もいませんでした。学歴の書き方は在籍していた大学の在籍・退学の扱いによって変わるため、在籍校の教務と、応募先に直接確認してください。確かめていないことを、この記事で断定はしません。

編入生の就活で、いちばん大変なのは何ですか?

自由記述32件で多かったのは「授業と並行するので時間がない」(5人)「動き出しが遅れた」(5人)でした。編入歴そのものより、時間の使い方のほうが問題になっています。

編入したあとの就活まで含めて、いまの状況で何ができるかをお話しします。志望校がまだ決まっていない段階でも大丈夫です。

無料相談で編入後のことを聞く

ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料です。

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この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。記事中の人数と割合は、編入合格者アンケートの自由記述を1件ずつ読んで分類したものです。引用は本人が書いた文章そのままで、要約も言い換えもしていません。合格して入学した方の回答のみで、編入しなかった場合との比較ではありません。履歴書の書き方については、確かめていないため書いていません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026年9月6日

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