筑波大学 生命環境学群 編入の合格体験記|ふとんさん・生物と化学を16か月で積み上げた
結論:得意な有機化学と植物の代謝に的を絞り、過去問の傾向へ寄せた
一般入試の結果を引きずったまま、やるせない気持ちで大学生活を送っていた方が、筑波大学 生命環境学群 生物資源学類の3年次へ移るまでの記録です。編入を意識し始めたのは一般入試の直後でした。志望校に付けた条件は2つだけ。もとの専攻に近いことが学べること、そして一人暮らしをしたいので学費の安い国立であることです。出願したのはこの1校のみでした。
対策期間は2024年4月から2025年7月までの16か月ですが、途中でモチベーションが切れ、8月から11月は学習時間がほぼゼロまで落ちています。立て直したのは12月。そこから直前期の1日7時間まで一直線に伸ばしました。専門科目は公開されている過去問から傾向を読み、直近2年で出題が変わっていたことを踏まえて、得意な有機化学と植物の代謝へ的を絞っています。英語はTOEIC625点で、これを最後に回したことだけは「早く終わらせておけばよかった」と振り返っています。
| 合格校 | 筑波大学 生命環境学群 生物資源学類 |
|---|---|
| 前籍 | 私立大学(理系) |
| 前籍の学部・学科 | 農学/生物学系 |
| 入学年 | 2026年4月 入学 |
| 編入年次 | 3年次 |
| 受験年度 | 2026年度入学 |
この記事で分かること
- 一般入試の悔しさから編入へ、志望校を2つの条件で決めるまで
- 出願した大学と結果(筑波大学 生命環境学群 生物資源学類)
- 学習が止まった4か月と、12月からの立て直し方
- 生物・化学で使った教材と、過去問の傾向の読み方
- 試験当日の流れと、面接・志望理由書で聞かれたこと
なぜ編入を目指したのか
一般受験で上手くいかず、やるせない大学生活を送っていて、何か自分が納得する目標を成し遂げたいと思ったため。また、さらに良い学習環境に身を置きたいと強く思ったため。一般受験後すぐから編入について意識していて、日々の生活の中で徐々に力を入れて勉強していった。
志望校を選んだ決め手
元々専攻していた分野に似たことを学習できる学部で四年制大学の編入生を募集している大学であること。一人暮らしを始めたかったため、学費の安い国立の大学であること。
編入を周りに伝えた時の反応
伝えた相手: 家族・友人・恋人・パートナー / 伝えた時期: 試験の1年以上前
両親に大学入試一般を終えた時に伝え、「自分で決めたならやりなさい」と応援してくれた。多くの友達には退学する1ヶ月前に伝え、驚いて別れを悲しんでくれた。
受験した大学とその結果
この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。
| 結果 | 大学・学部 | 編入年次 | 試験区分 | 受験者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 合格(入学) | 筑波大学 生命環境学群 生物資源学類 | 3年次 | 一般編入 | 20 | 2.2倍 |
受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。
合格までの学習計画
私が編入試験対策を始めたのは 2024年4月 、本番の試験は 2025年7月 でした。
時期別の1日の学習時間
平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。
平日
休日
1日あたりの学習時間の推移
月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。
月ごとの学習の中身
- 2024年4月
主な科目: 生物, 化学 / 気持ちの状態 5/5
大学一般入試で行ってきた学習を再開させた。モチベーションが1番高かった時。
- 2024年5月
主な科目: 生物, 化学 / 気持ちの状態 5/5
過去問を1度見て、問題のレベルを知った。大学受験レベルが多く、これまでの勉強を続けていた。
- 2024年6月
主な科目: 生物, 化学 / 気持ちの状態 4/5
大学に慣れてモチベーションが落ちてきて、とにかく好きな有機化学をメインに学習を進めていた。
- 2024年7月
主な科目: 化学 / 気持ちの状態 2/5
苦手な理論化学を進めていた。
- 2024年8月
主な科目: 生物, 化学 / 気持ちの状態 1/5
とにかく進めている問題集を繰り返していた。
- 2024年9月
主な科目: 生物, 化学 / 気持ちの状態 1/5
とにかく繰り返し。
- 2024年10月
主な科目: 生物, 化学 / 気持ちの状態 1/5
編入受験を本当に受けようと考え、大学レベルの対策を植物の代謝と有機化学を主軸に始めた。
- 2024年11月
主な科目: 生物, 化学, TOEIC / 気持ちの状態 2/5
TOEICを意識し始め、金のフレーズと文法特急を開始した。
- 2024年12月
主な科目: 生物, 化学, TOEIC / 気持ちの状態 3/5
TOEICに焦りを感じてTOEICメインに勉強を進めた。特に金のフレーズを繰り返した。
- 2025年1月
主な科目: 生物, 化学, TOEIC
TOEICの公式問題集を始めて点数に絶望していた。
- 2025年2月
主な科目: 生物, 化学, TOEIC
TOEICメインに進めた。TOEICの本番も受け始め、点数にまた絶望していた。
- 2025年3月
主な科目: 生物, 化学, TOEIC / 気持ちの状態 5/5
TOEICの点数が上がってきたが、目標スコアとの差にかなり焦っていた。オンライン編入学院に入り、本格的に勉強し始めた。
- 2025年4月
主な科目: 生物, 化学, TOEIC / 気持ちの状態 5/5
TOEICメインに、専門科目にも再び力を入れ始めた。
- 2025年5月
主な科目: 志望理由書, 生物, 化学, TOEIC / 気持ちの状態 4/5
志望理由書のための論文探しなどを初めた。
- 2025年6月
主な科目: 志望理由書, 面接/口頭試問, 生物, 化学, TOEIC / 気持ちの状態 4/5
面接の対策を始めた。TOEICで及第点は取れたため、TOEICをやめ、専門科目と面接をメインにした。
- 2025年7月
主な科目: 志望理由書, 面接/口頭試問, 生物, 化学 / 気持ちの状態 4/5
試験直前、本番でとにかく自分が落ち着くために勉強した。
勉強場所と環境
平日の全休の日や休日はカフェに1日いた。大学がある日は空きコマは絶対に図書室で生物や化学を気分で決めて勉強していた。私は眠くなったら寝ていたため、1人でいられる場所を好んで勉強していた。家では自分の部屋ではなく、リビングで勉強していた。
スランプとメンタル回復
大学受験終わりは悔しさからモチベーションがかなり高かったが、大学に慣れて楽しくなると編入しなくてもいいかと、モチベーションは下がるが、現状は変えたいとメンタルが不安定になった。夏休みが終わって受験まで半年を切った時に焦りを感じて本腰を入れて勉強し始めた。メンタルが崩れた時はとにかく寝て回復していた。友達には退学直前まで伝えていなかったため、特に困ることはなかった。
科目ごとの対策と使った教材
科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。
生物
2024年4月 〜 2025年7月
入試標準問題集 4周
選んだ基準: 負担にならない厚さで、周回しやすかった。
分野別で出題されているため、苦手な分野を見つけやすく、繰り返しといて身につけることを意識した。
重要問題集 2周
選んだ基準: 記述の解き方が身につく問題集だと思ったため。
記述問題の対策として使用した。過不足ない解答の作り方の習得を意識した。
化学
2024年4月 〜 2025年7月
リードα 5周
選んだ基準: 高校からでも多く用いられる問題集の1つで既に持っていたため。
苦手分野の克服のために、何が理解できていないのかを知って繰り返し解くことで身につけることを意識した。
重要問題集 3周
選んだ基準: 大学受験でも有名な参考書の1つで既に使っていたため。
分野別の苦手な部分を繰り返し解いて解き方を理解する。
TOEIC
2025年1月 〜 2025年6月
過去問対策(入手・分析・周回)
過去問は専門科目のみ公開されていて、直近2年で過去問の傾向が変わったため、この2年間で何が出ているかを確認した。自分な得意分野で得点を落とさないことを意識して対策した。化学は無機化学、有機化学、理論化学、高分子のどの範囲が出ているのか、大学受験レベル以上の問題がどれくらいあるのかを確認して特に有機化学を重点的に対策した。生物は記述で文字数がどれくらい回答に書かれているか確認して、だいたいそれに準じた文字数でまとめられるように対策した。また、植物の代謝について多く出題されていたため、対策を重点的に行った。
振り返ってみて、これもやっておけばよかった
TOEICを受験間際に取り組み始めたため、余裕がなかった。よって、TOEICを始めに必要スコア早めに取っておくべきだった。
AIの活用方法
化学と生物でどの分野が出題されているのかを簡単にまとめて貰った。定期的にChatGPTに記録してもらい、対策するべき分野や苦手としている分野を明らかにしてもらった。使ったツールはChatGPT
英語のスコアをどう上げたか
受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。
TOEIC L&Rのスコア
| 2025年6月 | 625 提出 |
|---|
試験当日はどうだったか
当日の時間の流れと、会場で感じたことです。
筑波大学 生命環境学群 生物資源学類
| 当日の受験者数 | 19 |
|---|---|
| 試験時間の構成 | 1日目 9:00会場到着→移動→説明 10:00-12:00学力検査 2日目 9:00会場到着→移動→説明 10:00-面接開始(1人20分ずつ3部屋で同時に進行) |
| 当日の気づき | 筑波駅から大学方面へバスが出ているが、右回りと左回りがあるので注意する。受験会場で、分厚い参考書や教科書を持っている人もいたが、不安にならないこと。 |
ふとんさんが筑波大学の面接で実際に聞かれた質問
面接で投げられた質問と、その場での答え方
志望理由書のどこを突かれたか
筆記で何がどう出たか(科目ごと)
面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
受験にかかった費用
編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ① 教材・書籍代 | ¥7,000 |
| ② 対策指導費 | ¥15,000 |
| ③ 試験関連費 | ¥23,000 |
| ④ 出願関連費 | ¥30,000 |
| ⑤ 当日関連費 | ¥3,000 |
| 合計 | ¥78,000 |
編入したあとの生活
差分: −13単位 (認定率 85% )
単位はどれくらい認定されたか
認定された 75単位(85%)認定されなかった 13単位(15%)
編入前に取得した88単位のうち、編入先に引き継がれたのは75単位です。残りの13単位は認定されず、編入先の卒業要件には算入されません(同じ数だけ取り直すという意味ではありません)。
ふとんさんが編入したあとに分かったこと
単位認定でもっとこうしておけばよかったこと
編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際
編入後の就職活動の状況
編入学後に気づいた貴重な情報
単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。
編入前の自分へ
TOEICはとにかく早く終わらせて!
2026年度受験からは出題形式や日程が変わるため、専門科目については何も言えないが、TOEICは2年間有効(なはず)だから、早めにとって専門科目や面接に時間を回せると精神的に余裕が出来ると思う。
大学で待ってます!
— ふとんさん(筑波大学 生命環境学群)
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026-08-08
この合格者が使った参考書
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