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横浜国立大学都市科学部

横浜国立大学 都市科学部 編入の合格体験記|7nさん・過去問を3周してつかんだ第一志望

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-08​‌​​​‌‌‌‌​​​‌‌‌​​​‌​​​​​‌​‌​‌​‌​

結論:第一志望の過去問を本番形式で3周し、傾向ごと体に入れた

マレーシア政府の奨学金制度で来日し、高等専門学校の環境都市工学科で学んだ方です。編入そのものは来日前から進路に組み込まれていたので、この方にとっての勝負は「どこを選ぶか」でした。条件はJABEE認定プログラムがあること。そこに関東圏であること、高専の先輩が在学していて編入後の相談ができることが重なり、先生から難しいと助言されても横浜国立大学 都市科学部を第一志望から下ろしませんでした。

積み上げ方はきれいに二段構えでした。まず2024年10月から徹底研究シリーズで数学の土台を作り、1月に先輩から譲り受けた過去問へ軸足を移します。5月までに横国の過去問をおよそ3周、直前期は授業のない時間をすべて過去問演習に充て、1日10〜13時間まで伸ばしました。水理学と土質は15年分ほどに目を通して出題のパターンをつかみ、英語はTOEIC 970点で提出しています。

高等専門学校前籍
3.94前籍GPA
1校受験した大学
10か月対策にかけた期間
合格校横浜国立大学 都市科学部 都市基盤学科
前籍高等専門学校
前籍の学部・学科環境都市工学科
入学年2026年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2026年度入学

この記事で分かること

  • 奨学金制度とJABEE認定 — 横浜国立大学を第一志望に決めるまで
  • 出願した横浜国立大学 都市基盤学科と、その結果・倍率
  • 2024年10月から2025年7月まで、学習時間をどう伸ばしたか
  • 数学・水理学・土質で使った教材と、先輩から集めた過去問の回し方
  • 試験当日の流れ — 3時間の筆記と、午後の面接で聞かれたこと

なぜ編入を目指したのか

私はマレーシア政府の奨学金制度で日本に留学しており、高専卒業後に大学へ編入することは、来日前から進路の一部として決まっていました。そのため、高専に入学した時点で、編入は特別な選択というより、自分が進むべき次の段階だと考えていました。高専で専門科目や実験を学ぶ中で、より広い視点から工学を学びたいという気持ちが強くなり、大学編入への意識がより明確になりました。

志望校を選んだ決め手

志望校を選ぶうえで重視したのは、JABEE認定プログラムがあることです。これはマレーシア政府の条件の一つでもあり、国際的な基準に基づいた工学教育を受けられる点に魅力を感じました。また、就職活動や交流の機会が多い関東圏にあること、さらに高専の先輩が在学しており、編入後の生活や勉強について相談しやすい環境であることも決め手になりました。

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族・友人・大学・学校の先生・先輩・後輩・SNS・ブログで公開 / 伝えた時期: 試験の1年以上前

編入の準備を本格的に始める約1年前に、家族や先生、先輩に志望校について相談しました。大学編入自体は奨学金制度上すでに決まっていたため、家族から大きな反対はありませんでした。ただ、母からは安全面を考えて、もう少し合格可能性の高い大学も考えた方がよいのではないかと言われました。それでも私は、関東圏で学べることやJABEE認定、高専の先輩がいる環境に魅力を感じ、横浜国立大学を第一志望にしたいと伝えました。先生方からも横国は難しい大学だと助言を受けたため、第一志望に挑戦しつつ、併願校も組み込んで準備を進めました。

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)横浜国立大学 都市科学部 都市基盤学科3年次一般123.0倍

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2024年10月 、本番の試験は 2025年7月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
1h
中期
4h
直前期
10h

休日

開始期
3h
中期
4h
直前期
10h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2024年10月
2h
2024年11月
4h
2024年12月
5.5h
2025年1月
6h
2025年2月
6.5h
2025年3月
7.5h
2025年4月
10h
2025年5月
10h
2025年6月
12h
2025年7月
13.5h

月ごとの学習の中身

  • 2024年10月

    主な科目: 数学 / 気持ちの状態 4/5

    数学の基礎固めとして、徹底研究シリーズを中心に勉強を始めた。まずは全体の範囲を確認しながら、基本問題を進めた。

  • 2024年11月

    主な科目: 数学 / 気持ちの状態 4/5

    引き続き徹底研究シリーズを進め、数学の基礎問題を解いた。まだ過去問には本格的に入らず、基礎力をつけることを意識した。

  • 2024年12月

    主な科目: 数学 / 気持ちの状態 4/5

    徹底研究シリーズを一通り進めながら、先輩から過去問を集め始めた。後半からは、数学の過去問にも少しずつ目を通し始めた。

  • 2025年1月

    主な科目: 数学 / 気持ちの状態 3/5

    先輩からもらった過去問を整理し、本格的に過去問を解き始めた。まずは数学を中心に、出題傾向を確認した。

  • 2025年2月

    主な科目: 数学, 専門科目 / 気持ちの状態 4/5

    横浜国立大学の専門科目の過去問に取り組み始めた。数学だけでなく、専門科目の出題形式や必要な知識を確認した。

  • 2025年3月

    主な科目: 数学 / 気持ちの状態 2/5

    東京大学の数学の過去問に取り組み始めた。横国とは違う難しさがあり、基礎から深く理解する必要性を感じた。

  • 2025年4月

    主な科目: 志望理由書, 専門 / 気持ちの状態 1/5

    横浜国立大学の過去問を毎日解くようになった。数学と専門科目の両方を繰り返し、解けない問題を一つずつ確認した。各大学の志望理由書も準備始めた。

  • 2025年5月

    主な科目: 専門科目 / 気持ちの状態 1/5

    横浜国立大学の過去問を集中的に解き、5月までにおよそ3周した。出題傾向に慣れ、解答の流れを意識して練習した。

  • 2025年6月

    主な科目: 面接/口頭試問, 専門科目 / 気持ちの状態 3/5

    高専の専攻科の過去問も1〜2周し、基礎的な問題や専門科目の確認をした。横国対策と並行して、復習にも力を入れた。面接練習も担任先生と行った。

  • 2025年7月

    主な科目: 専門科目 / 気持ちの状態 5/5

    横国の過去問の復習を続けながら、東大の数学の過去問もおよそ1周した。難しい問題は多かったが、解法の考え方を学ぶ機会になった。

勉強場所と環境

勉強場所は、時期や環境に合わせて変えていました。最初は学校の図書館をよく利用していましたが、5月ごろから改修工事が始まり、1階のオープンスペースで勉強することが増えました。ただ、6月に入ると蒸し暑くなり、虫も出るようになったため、寮のラーニングスペースを使うようになりました。しかし、寮生が集まって話している時は集中しにくかったので、その場合は自分の部屋や、寮のユニットのリビングで勉強していました。特にテスト期間は、同じユニットの友人たちも静かに勉強していたので、集中しやすかったです。また、学校が開いている時間帯は、空いている教室や研究室も利用しました。研究室は18時ごろまで使えることが多く、静かで集中しやすい場所だったため、直前期にはよくそこで過去問演習をしていました。

スランプとメンタル回復

一番メンタルが落ちたのは、4月から5月ごろです。毎日過去問を解いていても、理解できない問題や解けない問題が多く、先輩の解答を見ても分からない時があり、かなり焦りました。その時期は体にもかゆみや赤みが出て、薬を塗ってもなかなか治らず、受験が終わってから落ち着いたので、今考えるとストレスが体にも出ていたのだと思います。それでも、夜に家族と電話すると励ましてもらえたことや、同じように大学受験に向けて頑張る友人がいたことが大きな支えになりました。落ち込んだ時は、お互いに言葉で励ましたり、ご褒美にアイスを買ったりして気持ちを切り替えました。少しずつ過去問が理解できるようになり、自分の成長を感じられたことで、また前向きに勉強を続けることができました。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

過去問対策(入手・分析・周回)

過去問は、まず実際にその大学へ編入した先輩からもらいました。可能であれば、問題だけでなく先輩が作った解答や解説も一緒にもらうと、勉強を進めやすいと思います。ただし、最初から答えを見るのではなく、まずは自分で解いてみることを意識しました。分からない問題があった場合は、先輩の解答を参考にしましたが、写して終わるのではなく、自分の言葉で説明できるまで理解することが大切だと感じました。それでも理解できない時は、先生に質問したり、学校の教科書や図書館にある参考書を調べたり、インターネットで他大学の講義資料を探したりして、複数の方法で理解を深めるようにしました。

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

一番の後悔は、数学の基礎理解にもっと時間をかければよかったことです。特に東大の編入試験では、高専の授業で深く扱わない範囲や、基礎から考える力が必要になる問題も多いと感じました。私は分からない問題があると、ChatGPTの解答を見るだけで分かった気になってしまうことがありましたが、それでは本当の実力にはつながりにくいと実感しました。時間があれば、解答を読むだけでなく、なぜその解き方になるのかを自分で説明できるまで理解するべきだったと思います。特に東大を目指す場合は、数学の対策を早めに始め、基礎から丁寧に積み上げることが大切だと思います。

英語のスコアをどう上げたか

受験で利用した英語試験は TOEIC L&R、大学の独自英語筆記試験 です。以下、それぞれのスコア推移です。

TOEIC L&Rのスコア

2025年2月970 (L 495 / R 475 ) 提出

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

横浜国立大学 都市科学部 都市基盤学科

当日の受験者数(出願者21)出席者17(推薦と学力両方含み)
試験時間の構成8:30 受付開始・集合 9:00〜12:00 筆記試験(数学・専門科目) 12:00〜13:00 昼休憩(昼休憩は30分か1時間を詳しく覚えていません) 13:00〜15:00ごろ 面接 筆記試験は午前中に行われ、数学と専門科目を合わせて3時間でした。昼休憩の後、午後から面接がありました。面接は2つの部屋に分かれて行われ、受験者は全体で17人ほどでした。1つの部屋につき8〜9人程度で、1人あたりの面接時間は約15分でした。面接が終わった人から順番に解散できる流れでした。
当日の気づき面接までの待ち時間は教室で待機しますが、パソコンやスマートフォンなどの電子機器は使用できませんでした。そのため、志望理由、自己PR、研究内容、面接で話したい内容などを紙にまとめて持って行くとよいと思います。待ち時間に何もできないと不安になりやすいので、紙と筆記用具は必ず準備しておくことをおすすめします。 また、三ツ沢上町駅から試験会場までは意外と距離があるため、徒歩だけで行くよりもバスを使った方が安心です。当日に初めて行くのではなく、できれば試験前日までに一度、実際に試験会場まで行って場所を確認しておくとよいと思います。さらに、教室に時計がある場合もありますが、自分で時間を確認できる腕時計を持って行くと安心です。

7nさんが横浜国立大学の面接で実際に聞かれた質問

面接で投げられた質問と、その場での答え方

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で面接の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

※「その他」の内訳: 郵送料、切手代、郵便料金

項目金額
① 教材・書籍代¥5,000
② 対策指導費¥0
③ 試験関連費¥7,810
④ 出願関連費¥30,000
⑤ 当日関連費¥30,000
⑥ その他¥5,000
合計¥77,810

編入したあとの生活

7nさんが編入したあとに分かったこと

単位認定でもっとこうしておけばよかったこと

編入後の就職活動の状況

編入学後に気づいた貴重な情報

単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で編入後の話を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。

編入前の自分へ

編入対策は大変ですが、一人で抱え込まず、同じ目標を持つ仲間を見つけて一緒に頑張ることが大切だと思います。落ち込んだ時も、仲間がいるだけでかなり支えになります。また、分からないことは先生や先輩に相談し、過去問や受験情報を早めに集めてください。最後まで不安はあると思いますが、毎日少しずつ積み重ねれば必ず前に進めるので、諦めずに頑張ってください。

— 7nさん(横浜国立大学 都市科学部)

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-08

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