編入予備校はいつからが目安?|試験1457件の日程から逆算する
「編入予備校はいつから通えばいいですか」という質問に、「早いほどよい」と答えるのは簡単ですが、それでは決められません。
294大学・1525件の募集要項から、日付が決まっているものを並べて逆算します。
結論逆算の起点は試験日ではない
多くの方が試験日から逆算します。ですが、試験日より先に締め切られるものが3つあります。
| 試験日より先に決まるもの | いつ | なぜ先に動く必要があるか |
|---|---|---|
| ① 出願の締切 | 試験日の中央値17日前 | 出願が始まるのも試験の28日前です。案内が出てから動くと、ほぼ間に合いません。 |
| ② 必要な単位 | 出願時点で確定している必要がある | 62単位を求める募集が756件あります(数で書いてある1224件中)。単位は直前に増やせません。 |
| ③ 英語のスコア | 受験・返却に数か月かかる | TOEIC・TOEFL・IELTS・英検のスコアを求める募集が391件あります。 |
つまり「いつから」の答えは、試験日ではなく「単位と英語のスコアがそろう時期」から決まります。ここが読めていないと、出願できる大学がないまま秋を迎えます。
この記事で分かること
- 試験の山は11月(448件)で、64%が9〜12月に集中していること
- 🔴 出願の締切は試験日の中央値17日前だということ
- 🔴 62単位を求める募集が756件あり、単位が間に合わないと出願できないこと
- 英語の外部スコアが要る募集が391件、英語の筆記がない募集が766件あること
- 在籍している学年ごとの、動きはじめの目安
この記事の範囲(先に読んでください)
試験日・出願期間は大学ごとに異なり、募集要項の公表時期もまちまちです。この表は各大学が公表している最新の募集要項に基づいています。2027年度(2027年4月入学)の要項が未公表の大学は、昨年度(2026年度)の要項の日程を掲載し、その行に「昨年度」の印を付けています。試験時期はおおむね毎年同じ傾向ですが、出願前に必ず大学の最新の募集要項でご確認ください。
- 数えたのは294大学・1525件の募集要項です(2026年9月19日時点)。
- 予備校の料金や合格実績の話は、この記事では扱いません。選び方は編入予備校・塾の選び方にまとめています。
- 「何か月あれば受かる」とは書きません。出身の区分・志望校・科目で必要な時間がまるで違うためです。
試験の山は11月(64%が秋に集中)
| 試験の月 | 募集の数 |
|---|---|
| 2026年05月 | 12件 |
| 2026年06月 | 76件 |
| 2026年07月 | 76件 |
| 2026年08月 | 41件 |
| 2026年09月 | 92件 |
| 2026年10月 | 263件 |
| 2026年11月 | 448件 |
| 2026年12月 | 133件 |
| 2027年01月 | 36件 |
| 2027年02月 | 185件 |
| 2027年03月 | 95件 |
9月から12月の4か月に936件(64%)が集中します。とくに11月が448件で突出しています。この時期に併願を組むと、試験日が重なります。
逆に、年明け(1〜3月)にも試験は残っています。詳しくは編入の二次募集はある?|落ちたあとに出願できる大学にまとめました。
出願の締切は試験日の中央値17日前
出願の締切から試験日までの日数を1519件で数えると、中央値は17日でした。出願が始まるのは試験の中央値28日前です。
🔴 いちばん短いもので、出願の締切から試験まで1日です。「要項が出てから考える」では、書類の準備が間に合いません。成績証明書・卒業見込証明書・推薦書は、発行に日数がかかります。
先に決まる2つ単位と英語のスコア
単位
| 要項が求める修得単位 | 募集の数(数で書いてある1224件中) |
|---|---|
| 62単位 | 756件 |
| 60単位 | 123件 |
| 30単位 | 100件 |
| 31単位 | 55件 |
| 32単位 | 26件 |
| 50単位 | 22件 |
62単位がいちばん多く756件です。これは大学の2年間で取る単位数にあたります。出願時点で「修得見込み」まで含めて数えられるかは大学ごとに違います。足りないと分かってから増やすことはできないので、いま何単位あるかを先に数えてください。
英語のスコア
TOEIC・TOEFL・IELTS・英検のスコア提出を求める募集が391件あります。スコアは申し込みから返却まで1〜2か月かかります。受け直す余地まで考えると、出願の半年前には1回目を受けておきたいところです。
一方で、英語の筆記がない募集が766件あります。英語が間に合わない場合は、そちらから探す手もあります。
在籍している学年ごとの動きはじめの目安
上の3つ(出願の締切・単位・英語のスコア)から逆算した目安です。「これだけやれば受かる」という意味ではありません。
| いまの立場 | まずやること | 根拠・補足 |
|---|---|---|
| 大学1年 | 2年後期〜3年春の出願に向けて、単位を落とさないこと | 62単位を求める募集が756件。1年で落とすと2年で取り返すのが難しくなります。 |
| 大学2年・短大1年 | ここが本番。英語のスコアを先に取る | 試験は11月が山。出願はその28日ほど前に始まります。 |
| 短大2年・専門2年 | 出願資格を先に確かめる | 短大卒・専門卒で出せる募集は多いものの、修業年限や総授業時間の条件を付ける大学があります。 |
| 高専4年 | 編入の科目は高専の授業と重なります | 高専編入の勉強はいつから?に学年別の進め方をまとめています。 |
| 社会人・卒業後 | 出願できる募集が限られます | 社会人枠を持つ募集は多くありません。先に出願資格から数えてください。 |
編入を経験した人の話
よくある質問
編入予備校はいつから通うのがよいですか?
試験日からではなく、単位と英語のスコアがそろう時期から逆算してください。試験の山は11月(448件)で、出願の締切は試験日の中央値17日前です。62単位を求める募集が756件あり、英語の外部スコアを求める募集が391件あります。どちらも直前には用意できません。
大学2年からでも間に合いますか?
大学2年は、多くの方が動き出す時期です。3年次編入の出願は2年の後期から春にかけて始まります。ただし62単位の要件に届くかどうかは人によって違うので、いま何単位あるかを先に数えてください。
いまから始めて今年の試験に間に合いますか?
残っている試験で見ると、年明け(2027年1〜3月)にも試験はあります。ただし出願の締切は試験の中央値17日前で、証明書の発行にも日数がかかります。年明けに試験が残っている大学の一覧で、出願期間をご確認ください。
英語が苦手でも編入できますか?
英語の筆記がない募集が766件あります。ただしTOEICなどのスコア提出を求める募集も391件あるので、志望校がどちらの型かを先に確かめてください。
予備校を使わず独学ではだめですか?
この記事は日程の話だけを扱っています。独学と予備校の比べ方や、料金のそろえ方は編入予備校・塾の選び方 5つの手順にまとめています。
いまの単位と英語のスコアで、どの募集に出願できるか。そこから逆算すると、何をいつまでにやるかが決まります。
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この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。集計は各大学が公表している募集要項に基づくもので、2026年9月19日時点のものです。日程は変更されることがあります。出願にあたっては、必ず志望校の最新の募集要項をご確認ください。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026年9月20日

