広島大学 工学部 編入の合格体験記|hhhさん・インターンで痛感した実力差を1年で埋める
結論:TOEICを700で早々に切り上げ、電磁気と電気回路の演習に全部を注いだ
高等専門学校の電気情報系の学科から、広島大学 工学部 第二類半導体システム学科へ編入した方の記録です。転機は4年次の夏に参加した半導体業界のインターンシップでした。開発の現場では授業で学んだ知識だけでは足りないこと、研究開発や設計といった中核の仕事には大学・大学院を出た人が多いことを知り、自分の知識と実力の不足を痛感したといいます。志望校は、実家から近いことに加え、大規模なクリーンルーム設備があることが決め手でした。
対策の期間は2024年4月から2025年6月まで。英語はTOEICで最低目標の700点を取った12月にきっぱり終わらせ、そこからは電磁気と電気回路に一本化しています。どちらの演習書も6回以上こなしました。寮生活で通学時間がなかったため、放課後は15時から深夜まで机に向かう毎日。過去問は公開されていなかったので、過去の受験者に直接連絡して集め、他校の公開されている問題も練習として解いています。
| 合格校 | 広島大学 工学部 第二類半導体システム学科 |
|---|---|
| 前籍 | 高等専門学校 |
| 前籍の学部・学科 | 電気情報工学化 |
| 入学年 | 2026年4月 入学 |
| 編入年次 | 3年次 |
| 受験年度 | 2026年度入学 |
この記事で分かること
- インターンシップで痛感したことから、編入を決めるまで
- 実際に出願した大学と、その結果
- TOEICを切り上げてから、電磁気と電気回路に絞るまで
- 電磁気・電気回路・数学で使った演習書と、過去問の集め方
- 黒板で解説する試験当日と、面接で聞かれたこと
なぜ編入を目指したのか
私が編入を決意したのは、 編入前の学校の3年目以降 のことでした。
高専では電気・電子について幅広く学び、基礎的な知識や技術を身につけてきました。しかし、四年次の夏に参加した半導体業界のインターンシップで、自分の考えが大きく変わりました。実際の開発現場では、授業で学んだ知識だけでは対応できない場面が多く、半導体設計にはより高度で実践的な知識が必要だと感じました。さらに、社員の方々と話す中で、学歴によって任される業務の幅や就職できる職種、将来的な年収にも差が出る現実を知りました。特に、研究開発や設計などの中核業務には大学・大学院卒の方が多く、自分も将来はそうした仕事に携わりたいと強く思うようになりました。この経験から、今の自分にはまだ知識も実力も足りないと実感し、より高度な専門知識を学べる環境に進みたいと考え、大学編入を志すようになりました。
志望校を選んだ決め手
実家が近いからが第一の理由だが、大規模なクリールーム設備があり自分の学びたい半導体に関する研究を実践レベルで学ぶことができると思ったから。
編入を周りに伝えた時の反応
伝えた相手: 家族・友人・恋人・パートナー・先輩・後輩 / 伝えた時期: 試験の1年以上前
クラス自体、編入志望者が多かったためこれから一年切磋琢磨していこうという話になりました。
受験した大学とその結果
この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。
| 結果 | 大学・学部 | 編入年次 | 試験区分 | 受験者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 合格(入学) | 広島大学 工学部 第二類半導体システム学科 | 3年次 | 一般編入 | 24 | 4.0倍 |
受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。
合格までの学習計画
私が編入試験対策を始めたのは 2024年4月 、本番の試験は 2025年6月 でした。
時期別の1日の学習時間
平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。
平日
休日
1日あたりの学習時間の推移
月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。
月ごとの学習の中身
- 2024年12月
主な科目: TOEIC, 電磁気, 電気回路 / 気持ちの状態 2/5
TOEICを最低目標である700を取ったので勉強を終了しました。また電磁気電気回路の勉強を本格的に始めました。
- 2025年4月
主な科目: 電磁気, 電気回路, 数学 / 気持ちの状態 2/5
過去問演習を始めました。
勉強場所と環境
寮に入っていた為通学時間がなく勉強に全てを捧げることができました。寮のご飯とお風呂の時のみ友達と話したりでき、唯一の息抜きでした。
スランプとメンタル回復
自分はメンタルが落ちて追い込まれた方が力を発揮できるタイプだったのでそのまま勉強をしていました。友達は人と話したり、入学後の将来を想像してメンタルを回復したりしていました。
科目ごとの対策と使った教材
科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。
TOEIC
2024年9月 〜 2025年2月
TOEICテスト新形式精選模試リーディング&リスニング 3周
選んだ基準: 高地トレーニングしたかった為。
一回は本番と同様に時間を測って解ききり、わからない単語や問題を繰り返し解きました。
電磁気
2024年9月 〜 2025年6月
電磁気学演習 (理工基礎物理学演習ライブラリ 3) 6回以上
選んだ基準: 初歩的な電磁気学に関する知識を例題を通して幅広く学べる為。
解説を読み込み出てくる単語、式を全て理解し、導出できるまで仕上げた。
詳解電磁気学演習/共立出版/後藤憲一(単行本) 1周
選んだ基準: 問題数が膨大であり辞書代わりとして使用していました。
過去問での問題や奇天烈な問題に対する耐性をつける為。かいつまんでしか解いてない全問は目を通していません。
電気回路
2024年9月 〜 2025年6月
詳解電気回路演習 上 6回以上
選んだ基準: 問題数がとにかくありおそらく試験に出てくるような問題を網羅している為。
数学
2024年5月 〜 2025年5月
編入数学徹底研究 6回以上
選んだ基準: 基本です
過去問対策(入手・分析・周回)
広大二類の過去問は公開されていなかった為、過去の受験者に連絡して集めました。 また受験校以外の公開されている過去問を練習として解きました。(新居浜高専専攻科、豊橋など) また高専の先生、同級生が集めていた問題を解きました。
振り返りとAIの使い方
「振り返ってやっておけばよかったこと」への回答は「特になし」でした。AIについては、専門科目の用語を説明できるように、対話機能を使って練習していたそうです。
英語のスコアをどう上げたか
受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。
TOEIC L&Rのスコア
| 2024年12月 | 700 (L 390 / R 310 ) 提出 |
|---|
試験当日はどうだったか
当日の時間の流れと、会場で感じたことです。
広島大学 工学部 第二類半導体システム学科
| 当日の受験者数 | 24 |
|---|---|
| 試験時間の構成 | 集合時間は忘れました。 まず40人が一つの教室に集められ、受験番号の若い人から4人ずつ違う教室に移動させられ40分程度の時間を与えられ問題を解きます。終了後回答を待ちそれぞれの部屋に移動し、試験官3人に待ち時間各教科6分ずつで黒板を用いて解説しました。 |
| 当日の気づき | 人に解説する練習をしときましょう。 |
hhhさんが広島大学の面接で実際に聞かれた質問
面接で投げられた質問と、その場での答え方
筆記で何がどう出たか(科目ごと)
面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
受験にかかった費用
編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ① 教材・書籍代 | ¥20,000 |
| ② 対策指導費 | ¥0 |
| ③ 試験関連費 | ¥20,000 |
| ④ 出願関連費 | ¥30,000 |
| ⑤ 当日関連費 | ¥0 |
| ⑥ その他 | ¥0 |
| 合計 | ¥70,000 |
編入したあとの生活
hhhさんが編入したあとに分かったこと
単位認定でもっとこうしておけばよかったこと
編入後の就職活動の状況
編入学後に気づいた貴重な情報
単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。
編入前の自分へ
やるかやられるか
質と量どちらもしてください。微量ながら皆さんの受験の力添えになれば嬉しいです。
— hhhさん(広島大学 工学部)
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026-08-08
この合格者が使った参考書
本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。

