ホーム工学系広島大学

工学部

広島大学工学部の編入試験対策|難易度・出題傾向・合格ロードマップ

2027年度(2027年4月入学)の出願期間
2026年5月8日〜2026年5月14日
出願前に必ず大学の最新の募集要項でご確認ください。

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-09-06​‌​​​​​‌​‌​‌‌​​‌​​‌‌‌​​​‌​‌​​​​​

広島大学の編入試験まとめ(全8学部の日程・科目)

結論:広島大学工学部の編入試験はこんな試験

広島大学工学部の3年次編入試験は、志望する類(系)によって選抜方法がまったく異なる試験です。第一類(機械・輸送・材料・エネルギー系)は数学(微分積分・線形代数・微分方程式)と物理(力学)の筆記試験に面接が続きますが、第二類(電気電子・システム情報系)〜第四類(建設・環境系)は独立した筆記試験がなく、面接のなかで専門分野や数学の口頭試問を受ける形式です。定員は2027年度から4類合計25名(従来15名から、第二類の半導体システムプログラム新設で10名増)で、大学公表の実施状況によると実質倍率(受験者数÷合格者数)は類・年度によって1.9倍〜5.6倍まで変動します。英語はTOEICまたはTOEFLのスコア証明書を提出する方式で、出願時までに2025年4月1日以降受験分のスコアが必要です。2027年度(令和9年度)入学の試験はすでに2026年6月13日に実施済みで、本記事の試験概要はこの最新公表要項にもとづきます。この記事では、要項データとオンライン編入学院に寄せられた合格体験談・試験直後アンケートをもとに、類ごとの対策の立て方を解説します。

出典: 広島大学「編入学試験」ページ(令和8年9月1日更新。第二類の定員変更について「本件に関する変更内容が確定し、以下の表を更新しました」と明記・大学公式サイト)。

出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。

無料相談で出願できるか聞く

ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

試験概要(最新要項データ)

2027年度2027年度(令和9年度・2026年実施)の募集要項にもとづくデータです。この節は毎年の要項公表に合わせて更新されます(更新日: 2026-09-06)。

25名募集定員(4類合計・2027年度)
2026/6/13試験日(実施済み)
62単位必要修得単位の目安
30,000円入学検定料
試験日2026年6月13日(土)
出願期間2026年5月18日〜5月27日午後5時(インターネット入力・入学検定料支払い・書類必着とも同期間。郵送書類は日本国内からの発送に限り5月25日消印有効)
合格発表2026年6月23日(火)正午予定(UCAROで通知)
募集人員25名(第一類5名・第二類13名〔電気システム情報プログラム3名・半導体システムプログラム10名〕・第三類4名・第四類3名、いずれも3年次編入)
入学検定料30,000円
英語外部試験TOEIC Listening&Reading Test(公開テスト)/TOEIC IP(カレッジTOEICを含む)/TOEFL PBT/TOEFL iBTのいずれかのスコア証明書を提出。2025年4月1日から出願時までに受験したものに限り、IELTSやオンライン受験のスコアは対象外
出願資格(主なもの)高等専門学校・短期大学の卒業(見込み)者、大学に2年以上在学し62単位以上を修得した者、大学卒業者(学士)、専修学校専門課程の修了者など全11区分のいずれかに該当する者

2027年度(令和9年度)入学の試験はすでに実施済みで、次回2028年度(令和10年度)入学分の募集要項は、これまでの公表時期(試験のおよそ2か月前にあたる4月頃)から2027年4月頃の公表が見込まれます。日程・定員・選抜方法は変わる可能性があるため、出願前には必ず大学公式サイトで「広島大学 工学部 編入学 募集要項」を検索し、最新版を確認してください。

科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。

無料相談で進め方を聞く

ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

類ごとの選抜方法

広島大学工学部の編入試験で最も重要なのは、志望する類によって試験構成そのものが違うという点です。独立した筆記試験があるのは第一類だけで、第二類〜第四類は面接のなかで口頭試問(面接官の質問にその場で答える形式の試験)を受けます。

分野(系)募集人員選抜方法
第一類機械・輸送・材料・エネルギー系5名筆記試験(数学:微分積分・線形代数・微分方程式/物理:力学の基礎)+面接(専門への意欲・適性)
第二類電気電子・システム情報系(電気システム情報プログラム3名・半導体システムプログラム10名)13名面接(電磁気・電気回路・情報システム工学や数学に関する試問。基礎学力と論理的思考力を評価)
第三類応用化学・生物工学・化学工学系4名面接(意欲・志向の質問+数学・専門〈化学または生化学〉の口頭試問。簡単な筆記調査も面接資料として実施)
第四類建設・環境系3名面接(数学・物理を含む専門基礎知識の口頭試問)

合否は、筆記試験(第一類のみ)・面接・成績証明書・TOEIC/TOEFLスコア証明書を総合し、四段階(A・B・C・D)で評価して判定されます。

出願手続きの実務(チェックリスト)

広島大学工学部の出願期間は毎年10日ほどしかありません。証明書類は出身校での発行に日数がかかるため、要項データをもとに逆算すると次のようになります。

  • 出願1年以上前〜: 英語外部試験の受験計画を立てる。提出できるのはTOEIC L&R(公開テスト)・TOEIC IP・TOEFL PBT・TOEFL iBTの4種類のみで、2025年4月1日以降に受験したスコアに限られます。IELTSやオンライン受験のスコアは使えないため、対象の試験形式で早めに受験しておく必要があります。
  • 出願3か月前〜: 在籍校での単位修得状況を確認する。大学2年以上在学のうえで出願する場合は62単位以上の修得が必要です。志望する類のプログラムも早めに固めておきます。
  • 出願1か月前〜: 学業成績証明書(原本・厳封)、卒業・修了(見込)証明書、TOEIC/TOEFLスコア証明書など、出身校や試験機関の発行が必要な書類の手配を始める。
  • 出願期間(2026年5月18日〜27日): インターネット出願システム「UCARO」への会員登録・志望情報入力・入学検定料30,000円の支払いを済ませ、出願書類一式を簡易書留で郵送または持参する。持参は平日9時〜17時のみ受付、土日は不可です。
  • 試験日(2026年6月13日): 受験票は6月3日正午予定でUCAROから印刷可能になります。試験開始20分前までに試験室へ集合します。
  • 合格発表後: 合格通知はUCARO上のPDFで交付されます(紙媒体の発行はなし)。編入学入学届は2026年7月24日までに提出が必要です。

必要書類の正式なリストと様式は年度ごとに変わる可能性があります。必ず広島大学が公表する最新の募集要項で確認してください。

難易度・倍率(大学公表データ)

広島大学が公表している編入学実施状況には、工学部の類ごとに志願者数・受験者数・合格者数・入学者数が掲載されています。直近3年の実施状況(4類合計)は次のとおりです(出典: 広島大学「編入学実施状況」令和6・7・8年度、大学公式サイト公表PDF。実質倍率は 受験者数÷合格者数 で編入総研編集部が計算)。

年度志願者受験者合格者入学者実質倍率
2024年度119名102名26名14名3.9倍
2025年度102名89名34名17名2.6倍
2026年度89名84名30名14名2.8倍
2024 2025 2026 (年度) 119 102 89 102 89 84 志願者数 受験者数

広島大学工学部は類ごとの選抜方法が違うため、4類合計の数値だけでなく、志望する類自身の倍率を確認することが重要です。同じPDF資料から類ごとの受験者数・合格者数・実質倍率を抜き出すと次のようになります。

年度第一類第二類第三類第四類
2024年度41名中9名(4.6倍)18名中5名(3.6倍)15名中7名(2.1倍)28名中5名(5.6倍)
2025年度40名中12名(3.3倍)13名中6名(2.2倍)17名中9名(1.9倍)19名中7名(2.7倍)
2026年度19名中10名(1.9倍)23名中6名(3.8倍)17名中8名(2.1倍)25名中6名(4.2倍)

表は「受験者数中の合格者数(実質倍率)」を示しています。出典は広島大学「編入学実施状況」令和6〜8年度(大学公式サイト公表PDF)。学部・試験区分(第3年次編入学)・列の意味(募集人員/志願者数/欠席者数/受験者数/合格者数/辞退者数/入学者数)・年度の定義(表題「令和◯年4月入学」=入学年度)は、いずれも原本PDFで確認済みです。

このデータから読み取れるのは次の点です。

  • 類による差が大きい: 3年間で最も倍率が低かったのは2025年度第三類の1.9倍、最も高かったのは2024年度第四類の5.6倍です。同じ年度でも類によって2倍以上の開きが出ています。
  • 第二類は2026年度に倍率が上昇: 2025年度2.2倍から2026年度3.8倍へ、志願者・受験者ともに増加しました。第二類半導体システムプログラムに合格したオンライン編入学院の受講生は、当日の受験者数を「24名」と記憶しており、公表データの23名とほぼ一致しています。
  • 合格者数は募集人員を上回る: 4類合計の合格者数は毎年26〜34名で、募集人員15名の1.7〜2.3倍程度にあたります(合格しても入学しない併願先確保者がいるため)。

試験内容と類ごとの対策

広島大学工学部は選択科目制ではなく、出願段階で類(=入学後に学ぶプログラム)を決めて出願する試験です。したがってこの節は、志望する類の対策をそのまま実行に移すための材料として読んでください。オンライン編入学院に寄せられた試験直後アンケート・合格体験談をもとに、類ごとの出題の特徴をまとめます(著作権の観点から、過去問の設問そのものは記載していません)。

第一類:数学・物理の筆記試験が合否を分ける

第一類は4類のなかで唯一、独立した筆記試験(数学:微分積分・線形代数・微分方程式、物理:力学の基礎)が課されます。2027年度入学試験(2026年6月13日実施)を受けた受験者への試験直後アンケートでは、線形代数・微積分・力学(モーメント)が出題されたという回答と、無限積分の微分・重積分・変数分離型の微分方程式・固有値と固有ベクトルによる対角化・剛体棒の運動という回答があり、微分積分と線形代数を中心に力学(モーメントや剛体の運動)を組み合わせた出題が続いています。同アンケートでは「大問1、3に関しては例年に比べ変則的で、難易度も高い問題が増えたと思います。大問2は易化。面接は志望理由と希望研究室、研究そのものに関するリサーチが特に大切だと感じました。」との回答があり、面接では志望理由に加えて研究室・研究内容への理解も問われることがうかがえます。学習は、微分積分・線形代数・微分方程式の標準的な問題集で計算力を固め、力学は公式の丸暗記でなく導出過程まで理解することが遠回りに見えて確実です。

第二類:電磁気・電気回路の口頭試問が中心

第二類には独立した筆記試験がなく、面接のなかで電磁気・電気回路・情報システム工学や数学に関する口頭試問を受けます。2027年度入学試験の受験者アンケートでは、電気回路でアドミタンス(回路全体の電流の流れやすさを表す量)や共振周波数を求める問題、確率統計で数列の一般項を求めたあとに微分・積分を行う問題が出たとの回答があり、「基礎を固めておけば難しい問題は出てこない。問題を解けていると深堀される」「電気回路と電磁気は絶対毎年出るのでしっかり固めておくべきだと思いました」との感想が寄せられています。前年(2026年度)に合格したオンライン編入学院の受講生hhhさん(高等専門学校から第二類半導体システムプログラムへ編入)の体験談では、電磁気学(円環電荷や円形コイルによる電位・磁界の計算、コイル間の電磁誘導現象を口頭で説明する形式)と電気回路(過渡現象、交流回路網の最大電力・有効電力・無効電力)が出題され、40人が1教室に集められたあと4人ずつ別室へ移動して40分ほどで問題を解き、試験官3人の前で各科目6分ずつ黒板を使って解説する形式だったと振り返っています。学習は、電磁気学演習・電気回路演習の問題集を繰り返し解いて計算過程を人に説明できるところまで仕上げるのが、口頭試問対策の核になります。

第三類:数学・専門の口頭試問と簡単な筆記調査

第三類(応用化学・生物工学・化学工学系)は、勉学に対する意欲・志向についての質問に加えて、数学と専門(化学または生化学)の口頭試問を受ける面接が中心です。面接の資料とするための簡単な筆記調査も行われますが、独立した筆記試験ではありません。口頭試問は問題用紙が配られる形式ではないため、受験者の証言以上に細かい出題分野を示せる材料は公開されていません。志望する場合は、募集要項の記載どおり数学の基礎計算力と、化学または生化学のどちらを専門として口頭で説明できるよう準備しておくことが対策の軸になります。

第四類:数学・物理を含む専門基礎知識

第四類(建設・環境系)は、本学における専門教育に関わる基礎的な知識(数学・物理を含む)についての口頭試問が中心の面接です。第三類と同様、出題の記録が残りにくい形式のため、ここでは分野を絞り込んだ傾向は示しません。募集要項の記載にもとづき、数学・物理の基礎を土台にしつつ、志望するプログラム(社会基盤環境工学または建築)に関わる基礎知識を自分の言葉で説明できるように準備してください。

合格ロードマップ(時期別)

オンライン編入学院に寄せられた第二類合格者hhhさんの学習記録(対策期間約1年2か月、試験は2025年6月)をもとに、試験日(6月中旬)から逆算した標準スケジュールを示します。

  • 試験1年以上前〜:数学と英語から

    hhhさんは2024年4月に対策を開始し、5月から数学の演習、9月からTOEIC L&Rと専門科目(電磁気・電気回路)に取り組みました。この時期の学習時間は平日3時間・休日3時間。2024年12月に最低目標としていた700点(L390/R310)を確保してTOEICの学習を終え、以降は専門科目(電磁気・電気回路・数学)に時間を振り分けています。使用教材は「TOEICテスト新形式精選模試リーディング&リスニング」を3周しました。

  • 中期(〜試験3か月前):専門3科目を並行

    TOEICのスコアを確保したあとは、電磁気(「電磁気学演習」を6回以上、「詳解電磁気学演習」を辞書代わりに1周)、電気回路(「詳解電気回路演習 上・下」を6回以上)、数学(「編入数学徹底研究・過去問徹底研究」を6回以上)を並行して進めました。学習時間は平日5時間・休日7時間に増えています。過去問は大学から公開されていなかったため、過去の受験者への連絡や他大学(新居浜高専専攻科・豊橋技術科学大学など)の公開過去問を練習に活用しました。

  • 直前期(1〜2か月前):口頭説明の練習

    学習時間は平日7時間・休日10時間まで引き上げ、過去問演習に加えて「人に解説する練習」を重視しました。第二類の試験は黒板を使って口頭で説明する形式のため、答えを出すだけでなく、導出過程を声に出して説明する練習が直前期の中心になります。志望理由は2分間のスピーチ形式で問われるため、原稿を用意して繰り返し話す練習もしておくと安心です。

試験当日のチェックリスト

hhhさんの体験談と試験直後アンケートから、当日の実務的な注意点をまとめます(試験の進行や時間割は年度・類により変わる可能性があるため、受験票と要項の記載を優先してください)。

  • 集合・移動: 第二類では、受験生が1つの教室に集められたあと受験番号順に少人数ずつ別室へ移動し、時間を区切って問題を解く形式でした。会場が広く「迷いやすかった」という声もあるため、集合時間には余裕を持って到着しましょう。
  • 面接の中心は口頭説明: 第一類は志望理由と希望する研究室・研究内容、第二類は解いた問題の黒板での解説が中心でした。「人に解説する練習をしておくべき」というhhhさんの助言は、面接中心の第二類〜第四類すべてに共通する準備です。
  • 基礎を固める: 「基礎を固めておけば難しい問題は出てこない」という受験者の感想のとおり、応用問題より先に教科書レベルの基礎を確実に説明できる状態を目指すのが優先です。

おすすめ参考書

広島大学工学部の編入試験は類を問わず数学(微分積分・線形代数)が土台になります。オンライン編入学院が確認できている、工学部の対策との対応がとれる参考書を紹介します。各カードをタップすると詳しいレビュー記事に移動できます。

掲載しているのは数学(微分積分・線形代数)の参考書です。第二類志望であれば電磁気学演習・電気回路演習、第三類・第四類志望であれば化学や物理の標準テキストも合わせて、志望する類の出題分野を網羅する教材を選んでください。

合格者の声

hhhさん(2026年度合格・高専から第二類へ編入)

高等専門学校の電気情報工学科から、約1年2か月の対策で広島大学工学部第二類半導体システムプログラムに合格。TOEIC L&Rは700点(L390/R310)を提出しました。入学後は84単位が認定されています。

「やるかやられるか。質と量どちらもしてください。微量ながら皆さんの受験の力添えになれば嬉しいです。」

— hhhさん(2026年度合格)の体験談より

hhhさんの体験談を読む

試験直後アンケートから(2027年度入学試験受験者)

「基礎を固めておけば難しい問題は出てこない。問題を解けていると深堀される」
「電気回路と電磁気は絶対毎年出るのでしっかり固めておくべきだと思いました」

— 2026年6月13日実施回・第二類受験者の試験直後アンケートより

「出題範囲は基本的に過去問の傾向通りのため,該当する範囲を重点的に対策することを第一優先にした方がいいと思います。」

— 2027年度入学試験・第一類受験者の試験直後アンケートより

よくある質問

広島大学工学部の編入試験の倍率はどのくらいですか?

広島大学が公表している編入学実施状況によると、工学部全体(第一類〜第四類の合計)の実質倍率(受験者数÷合格者数)は2024年度3.9倍、2025年度2.6倍、2026年度2.8倍で推移しています。ただし類ごとの差が大きく、2026年度は第一類1.9倍に対して第四類4.2倍と、同じ年度でも2倍以上の開きがあります。志望する類の年度ごとの数値は本文の表で確認してください。

類(第一類〜第四類)ごとに試験内容はどう違いますか?

第一類(機械・輸送・材料・エネルギー系)だけが数学(微分積分・線形代数・微分方程式)と物理(力学)の筆記試験を課され、面接が続きます。第二類(電気電子・システム情報系)は面接のなかで電磁気・電気回路・情報システムや数学に関する口頭試問、第三類(応用化学・生物工学・化学工学系)は数学・専門(化学または生化学)の口頭試問と簡単な筆記調査、第四類(建設・環境系)は数学・物理を含む専門基礎知識の口頭試問が中心です。独立した筆記試験があるのは第一類だけという点が最大の違いです。

TOEICは何点あれば広島大学工学部に編入合格できますか?

大学は合格基準点を公表していません。オンライン編入学院に寄せられた第二類合格者の体験談では、TOEIC L&Rで最低目標としていた700点(L390/R310)を提出スコアとしています。提出できるのはTOEIC Listening&Reading(公開テスト)・TOEIC IP・TOEFL PBT・TOEFL iBTの4種類のみで、IELTSやオンライン受験のスコアは対象外です。2027年度要項ではスコアは2025年4月1日以降に受験したものに限られます。

広島大学工学部の編入試験の出願資格は?

2027年度要項では、高等専門学校・短期大学の卒業(見込み)者、大学に2年以上在学し62単位以上を修得した者、大学を卒業した者(学士)、専修学校専門課程の修了者、学位授与機構から学士の学位を授与された者など11区分のいずれかに、令和9年3月31日までに該当する(見込みを含む)ことが必要です。詳細な条件は必ず大学公式の最新の募集要項で確認してください。

対策はいつから始めるべきですか?

オンライン編入学院に寄せられた第二類合格者の体験談では、対策開始は試験の約1年2か月前(2024年4月)でした。まず数学の演習から入り、2024年9月からTOEICと専門科目(電磁気・電気回路)を並行させ、2024年12月に目標スコアを確保したあとは専門科目に集中しています。試験は例年6月中旬に実施されるため、大学1年生の終わりから2年生の初めに始めるのが一つの目安です。

過去問は入手できますか?

著作権の観点から、過去問の設問そのものは本記事に記載していません。第二類合格者の体験談によると、大学から過去問が公開されていなかったため、過去の受験者に個別に連絡したり、他大学(新居浜高専専攻科・豊橋技術科学大学など)の公開されている過去問を練習に使ったりして対策したとのことです。入手できるかどうかは年度や類によって変わる可能性があるため、大学の入試ページで確認するのが確実です。

単位認定はどうなりますか?

編入後に単位としてどこまで認定されるかは、出身校での取得単位の内容をもとに広島大学が個別に審査します。認定される単位数によっては、3年次に編入学しても2年間で卒業できない場合があると要項に明記されています。第二類合格者の体験談では84単位が認定され、授業ノートをそろえておいたことがシラバスの内容証明として役立ったと振り返っています。

志望する類はどう選べばいいですか?

類は入学後に学ぶプログラムに直結するため、まず学びたい分野(機械・電気電子・応用化学・建設環境など)から類を決めるのが基本です。そのうえで対策のかけ方も変わります。筆記試験がある第一類は数学・物理の演習量が合否を左右し、面接中心の第二類〜第四類は専門分野の口頭試問に備えて自分の言葉で説明する練習が重要になります。定員は第一類5名・第二類13名(電気システム情報プログラム3名・半導体システムプログラム10名)・第三類4名・第四類3名で、類による難易度の傾向は年度によって変動するため、本文の年度別倍率もあわせて確認してください。

まとめ

広島大学工学部の編入試験は、「志望する類の決定」+「その類に合わせた対策(筆記なら数学・物理の演習量、面接中心なら口頭で説明する練習)」という明確な攻略ルートがある試験です。4類合計の倍率は2.6〜3.9倍で推移していますが、類ごとに1.9倍〜5.6倍まで差があるため、まず志望する類の年度別データを確認することが対策の出発点になります。英語はTOEIC・TOEFLのスコアを早期に確保し、専門科目は基礎を「人に説明できる」レベルまで仕上げるのが合格者に共通する準備です。まずは要項を確認して出願資格と志望する類を固め、英語の学習から今日はじめてください。

あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。

無料相談で何から始めるか聞く

ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、出題傾向はオンライン編入学院の過去問分析に、合格者の声はオンライン編入学院に寄せられた合格体験談・試験直後アンケートにもとづいています。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026年9月6日

関連記事

工学系の一覧へ戻る

運営: 大学編入専門の予備校 オンライン編入学院
本記事には、無断利用を検知するための識別を含みます。コンテンツの利用について
無料受験相談に申し込む