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神戸大学経営学部

神戸大学 経営学部 編入の合格体験記|むっくさん・TOEICを先に終えて論述対策に11か月

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-08‌‌​​‌‌​‌​‌‌‌​​​​​​‌‌‌‌‌​​‌‌‌‌​‌‌

結論:TOEICを3月で終え、残り8か月を経営学とマーケティングに使った

大学受験のときに進路選択が曖昧なまま終わってしまったという思いが残り、入学した直後から編入を選択肢のひとつとして考えていた方の記録です。前の大学で受けた経営学の授業に強く惹かれ、自分で書籍やインターネットを使って学ぶうちに関心がさらに深まりました。実家から通える距離にあり、高校生の頃から志望校の候補だったことも重なって、神戸大学 経営学部 経営学科に決めています。

進め方は、科目の順番と情報の取り方に特徴があります。2025年1月から3月まではTOEICだけに絞り、3月に955点を取って英語を確定させました。4月からが専門科目です。最初にやったのは過去問の分析で、出題の元になっている書籍の傾向を特定し、神戸大学 経営学部の教授が書いた本を軸に参考書を選び直しています。5月から6月は覚えるべき項目を500〜800字でノートにまとめ、7月からはアウトプット専用のノートに書いて覚える形へ切り替えました。本番は11月、専門2科目で3時間の論述です。

国公立大学前籍
3.0前籍GPA
1校受験した大学
11か月対策にかけた期間
合格校神戸大学 経営学部 経営学科
前籍国公立大学
前籍の学部・学科観光・地域創生系
入学年2026年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2026年度入学

この記事で分かること

  • 経営学をもっと学びたいと思い、編入を決めるまで
  • 実際に出願した大学と、その結果
  • TOEICから経営学へ、11か月の学習時間の推移
  • 経営学とマーケティングで使った参考書と、過去問の使い方
  • 神戸大学 経営学部の試験当日と、志望理由書の中身

なぜ編入を目指したのか

大学受験では進路選択が曖昧なまま終わってしまったという思いがあり、入学後から編入学も一つの選択肢として考えていた。そのような中で、前大学で受講した経営学の授業に強く興味を持ち、「もっと学びたい」と直感的に感じた。その後、自らインターネットや書籍を通じて学習を進めるうちに、経営学への関心はさらに深まった。せっかく学生として学ぶ機会を与えられているのなら、自分が本当に学びたい分野に真剣に向き合いたいと考え、編入を決意した。

志望校を選んだ決め手

神戸大学を志望した理由は、実家から通学可能な距離にあり、高校生の頃から志望校の一つとして考えていた大学であったためである。また、前大学が国公立大学であったことから、編入先も国公立大学を中心に検討していた。そこで、経営学を学べる編入制度のある大学を調べる中で神戸大学を改めて知り、経営学部が長い歴史と高い評価を有していることに魅力を感じた。さらに、充実した学習環境の中で専門的に経営学を学ぶことができる点にも惹かれ、神戸大学を志望することを決意した。

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 大学・学校の先生 / 伝えた時期: 試験の半年〜1年前

編入を目指すことをゼミの教授に伝えた際には、「応援している。本気で頑張ってほしい」と温かい言葉をいただいた。また、必要以上にプレッシャーを感じないよう配慮してくださり、私の履修計画についても一緒に考えていただいた。さらに、授業でお会いするたびに体調を気遣ってくださったり、勉強の進捗状況を尋ねてくださったりするなど、継続的に支えていただいた。そのような励ましやサポートが、編入試験に向けて努力を続ける大きな支えとなった。

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)神戸大学 経営学部 経営学科3年次一般編入864.1倍

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2025年1月 、本番の試験は 2025年11月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
3h
中期
4h
直前期
5h

休日

開始期
3h
中期
5h
直前期
5h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2025年1月
2h
2025年2月
2h
2025年3月
3h
2025年4月
4h
2025年5月
4h
2025年6月
4h
2025年7月
4h
2025年8月
5h
2025年9月
5h
2025年10月
5h
2025年11月
5h

月ごとの学習の中身

  • 2025年1月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    TOEIC対策で、毎日ではないができるだけ問題を解くようにしていた。大学が忙しかったため、軽く勉強する程度だった。TOEICの模試を解いていく中で、なかなか点数が取れないことに気づかされ焦った。

  • 2025年2月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    TOEIC対策で、毎日ではないができるだけ問題を解くようにしていた。できるだけ、週に1,2回は時間を図りながらリスニングとリーディングの全ての問題を解くようにしていた。先月に引き続き大学が忙しかったものの、少しづつ勉強時間を増やした。

  • 2025年3月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    TOEICについて、演習を中心に勉強を進めた。解けなかった問題を解きなおしたり、苦手なパートのみの問題集を購入したりした。しかし、あまり自信がなく、かなり緊張した状態でTOEICを受験した。

  • 2025年4月

    主な科目: 経営学 / 気持ちの状態 4/5

    TOEICで目標のスコアを達成できたため、心の余裕ができたし、専門科目も頑張ろうという気持ちになれた。学習方針を固めるため、まず過去問を分析し、どのような分野や知識が求められているのかを把握した。その上で、神戸大学経営学部の教授が執筆した書籍を中心にできるだけ多くの参考書や専門書を読み、各書籍の内容や特徴を比較した。

  • 2025年5月

    主な科目: 経営学 / 気持ちの状態 3/5

    決めた参考書を順番に読み、暗記しなければならない項目を500-800字程度で専用のノートにまとめた。

  • 2025年6月

    主な科目: マーケティング, 経営学 / 気持ちの状態 3/5

    決めた参考書を順番に読み、暗記しなければならない項目を500-800字程度で専用のノートにまとめた。

  • 2025年7月

    主な科目: マーケティング, 経営学 / 気持ちの状態 2/5

    アウトプットを中心に学習を進めた。具体的にはアウトプット専用のノートを作成し、それぞれのテーマごとにひたすら書いて覚えることを繰り返した。また、テーマ間の関連性なども自分の中で考えながら学習を進めた。

  • 2025年8月

    主な科目: マーケティング, 経営学 / 気持ちの状態 2/5

    大学が忙しかったため、勉強自体はあまり進まなかった。しかし、自分で計画を立てて、勉強をするときとしないときの切り替えをはっきりすることで、最低限しなければいけないことはこなすようにしていた。

  • 2025年9月

    主な科目: 志望理由書, マーケティング, 経営学 / 気持ちの状態 2/5

    過去問の演習をし、演習を通して不足している知識のインプットを行った。思っていた以上に解くことができず焦った。また、志望理由書の添削を受けて、自分の論述の力に自信がなくなった。論述の仕方を見直すきっかけになった。

  • 2025年10月

    主な科目: マーケティング, 経営学 / 気持ちの状態 3/5

    過去問の演習をし、演習を通して不足している知識のインプットを行った。本の章末問題などを通して、新しい問題に対する対応力を身につけた。

  • 2025年11月

    主な科目: マーケティング, 経営学 / 気持ちの状態 3/5

    新しい知識を増やすのではなく、今までの学習内容の復習に時間を当てた。体調管理に敏感になり、試験に向けての緊張感が高まっていった。

勉強場所と環境

基本的には自宅で勉強していた。自宅は移動時間がかからず、自分のペースで学習を進められるため、知識のインプットや復習を行うのに適していた。一方で、集中力やモチベーションを維持するための工夫も行った。具体的には、ディフューザーを購入したり、その日の気分に合わせて香水を変えたりすることで、勉強に取り組みやすい環境を整えた。 また、気分転換を兼ねて大学でも勉強していた。特に試験直前期には大学の空き教室を活用し、実際の試験時間を意識しながら過去問演習を行った。普段の自宅学習とは異なる環境で演習することで、本番に近い緊張感を持って取り組むことができた。知識の習得は自宅、実践的な演習は大学というように、目的に応じて勉強場所を使い分けていた。

スランプとメンタル回復

最もメンタルが落ちたのは、不合格になった場合の将来が全く見えていなかった時期である。私は3回生でありながら就職活動にほとんど取り組んでおらず、編入試験に失敗した場合にどうすればよいのか分からなかった。就職活動を始めるべきなのか、大学院進学を目指すのか、あるいは卒業までに必要な単位をどのように取得するのかなど、具体的な計画が何も立てられていなかったため、不安が非常に大きかった。 そのような状況の中で支えになったのは、私の受験を応援してくださっていた教授の存在である。教授は履修計画や不合格だった場合の進路について一緒に考えてくださり、編入試験だけが唯一の選択肢ではないことを示してくださった。その結果、「たとえ不合格になったとしても何とかなるだろう」と考えられるようになり、過度に結果を恐れず勉強に集中できるようになった。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

マーケティング

2025年2月 〜 2025年10月

現代マーケティング論の表紙

現代マーケティング論 6回以上

選んだ基準: 過去問(2025年)と出題傾向が一致

ゼミナールマーケティング入門である程度マーケティングの基本的な知識を身につけたうえで取り組んだ。ゼミナールマーケティング入門では足りない知識を補うために利用した。

ゼミナールマーケティング入門の表紙

ゼミナールマーケティング入門 6回以上

選んだ基準: 過去問と出題傾向が一致。事例が多く、初めての人でも理解しやすい。

過去問から出題頻度が高いことがわかるため、本の内容はできるだけ完璧に覚えられるようにした。

経営学

2025年2月 〜 2025年10月

世界標準の経営理論の表紙

世界標準の経営理論

選んだ基準: 編入試験を受ける際のおすすめの本として紹介されていたため

事例が非常に多く掲載されているため、事例を調べる際のツールとして使用した。しかし、ページ数が多いため全て読むのではなく、自分が必要と感じた部分のみを読んだ。

過去問対策(入手・分析・周回)

私はメルカリで過去13年分の過去問を購入し、活用した。まずは経営学やマーケティングの基礎知識を学び、全体像を把握したうえで過去問の分析を行った。分析を通じて、頻出分野や出題の元となっている参考書・書籍の傾向を把握した。 勉強を始めた頃は、自分の学習の方向性が合っているかを確認するために、1か月に2回程度過去問を解いたり、問題に目を通したりしていた。試験が近づいてからは、本番を想定した演習を中心に取り組んだ。 模範解答は持っていなかったため、出題の元となる書籍が明確な場合は、その内容をもとに自己採点を行った。また、解き直しを通じて自分なりの答案を作成したり、AIを活用して添削を受けたり、出題意図を参考にしながら改善を重ねたりした。さらに、過去問専用のノートを作成し、演習で不足していた知識や苦手分野を書き込むことで、効率的に復習できるよう工夫した。

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

後悔していることは、志望理由書の作成にもっと早い段階から取り組まなかったことである。提出の2〜3週間前にオンラインの添削指導を受けたが、想像以上に修正や加筆が必要であり、厳しい指摘も受けた。その時期は論述試験の対策も並行して進めていたため、精神的な負担が大きかった。志望理由書は完成までに予想以上の時間を要するため、十分な見直し期間を確保できるよう、早めに着手すべきであったと感じている。

AIの活用方法

主にChatGPTを活用した。論述問題の添削を依頼し、文章の構成や論理展開に問題がないかを確認した。また、過去問の内容や出題傾向を入力し、頻出分野や重要な論点の整理にも活用した。さらに、自身の苦手分野に応じたオリジナルの論述問題や予想問題を作成してもらい、知識の定着や応用力の向上に役立てた。過去問を解く中で、どのような視点で解答を組み立てるべきか分からない場合には、解答の方向性や適切な論述構成について質問し、理解を深めた。

英語のスコアをどう上げたか

受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。

TOEIC L&Rのスコア

2025年3月955 (L 495 / R 460 ) 提出

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

神戸大学 経営学部 経営学科

当日の受験者数約86名
試験時間の構成9:00試験会場集合 9:30-12:30試験(専門科目2科目)
当日の気づきバスを利用して向かう場合は、始発である阪神御影から乗車することで、基本的に座ることができる。そのため、移動中に勉強の見直しをしたい場合やリラックスしたい場合は、阪神御影からの乗車をおすすめする。 また、試験時間が長く、体力も求められるため、お菓子(チョコレートやラムネなど)と飲み物は必須である。ただし、普段から食べ慣れているものや飲み慣れているものを持参することをおすすめする。事前に自分に合ったものを把握しておくと安心である。 なお、試験会場ではペットボトルに文字が付いていると注意が必要な場合があるため、ラベルは事前に外しておいた方がよい。私はいろはすの飲み物を持参したが、ペットボトル本体にも文字が印字されていたため、どう対応すべきか分からなかった。試験官に確認する余裕もなく、カバンにしまったが問題があったのかは分からない。後輩の皆さんには、念のため事前に確認しておくことをおすすめする。

むっくさんが神戸大学の試験で実際に解いた問題

志望理由書でどのような内容を書いたか

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

何がどう出たかが分かっているかどうかで、対策の効率はまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で試験の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

項目金額
① 教材・書籍代¥17,000
② 対策指導費¥120,000
③ 試験関連費¥7,810
④ 出願関連費¥1,000
⑤ 当日関連費¥2,000
合計¥147,810

編入したあとの生活

差分: −34単位 (認定率 65% )

単位はどれくらい認定されたか

96単位編入前の取得単位
62単位認定された単位
34単位認定されなかった単位
65%認定された割合

認定された 62単位(65%)認定されなかった 34単位(35%)

編入前に取得した96単位のうち、編入先に引き継がれたのは62単位です。残りの34単位は認定されず、編入先の卒業要件には算入されません(同じ数だけ取り直すという意味ではありません)。

むっくさんが編入したあとに分かったこと

単位認定でもっとこうしておけばよかったこと

編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際

編入後の就職活動の状況

編入学後に気づいた貴重な情報

単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で編入後の話を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。

編入前の自分へ

私はどのような結果になっても受け入れる覚悟を持ち、最後まで走り続けました。
編入試験の受験を純粋に応援してくれる人が多いわけではない中でも努力を続けられたのは、自分自身で受験を決意したという事実が大きかったと思います。
勉強している自分に自信を持ち、楽しむ気持ちも持って試験に臨んでいただきたいです。

— むっくさん(神戸大学 経営学部)

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-08

この合格者が使った参考書

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