2027年度・資格目的の編入条件を先に確認
九州ルーテル学院大学心理臨床学科の編入|資格目的では受け入れない条件
九州ルーテル学院大学心理臨床学科は、2027年度の編入学選抜で2年次編入のみを予定しています。ただし大学は、公認心理師または精神保健福祉士の国家試験受験資格の取得を目的とした受け入れは行わないと明記しています。心理学を学ぶ編入先として検討する場合も、資格課程に入るための編入とは分けて判断してください。
先に結論
- 心理臨床学科の2027年度2年次編入は、国家試験受験資格の取得を目的とする公認心理師・精神保健福祉士の志望者を受け入れない。
- 通常の学科案内に資格課程の説明があっても、この編入学選抜の個別条件を上書きしない。
- 出願希望者は、2026年10月9日(金)までに入試課へ連絡し、出願前面談を受ける必要がある。
資格を目指す編入としては選べない理由
同学科の通常の学びには心理コースと精神保健福祉コースがあり、大学の学科案内では、公認心理師は大学院または実務経験を経た国家試験受験資格の取得、精神保健福祉士は国家試験受験資格の取得を進路の一つとして案内しています。
一方、2027年度の編入学選抜の案内は、心理臨床学科の2年次編入について、この二つの国家試験受験資格の取得を目的とした受け入れを行わないとしています。これは「必要単位が多く、2年では終わらない」という注意ではありません。資格取得を目的にする人を、当該編入区分では受け入れないという条件です。
したがって、心理学・福祉の知識を学ぶ目的と、資格課程を履修して国家試験受験資格を得る目的を、志望理由の段階で分けます。後者が中心なら、この募集を出願候補に入れる前に別の大学・入学区分を調べる必要があります。
2027年度の募集概要:心理臨床学科は2年次のみ
| 項目 | 2027年度編入学選抜で確認できる内容 |
|---|---|
| 学科・年次 | 人文学部心理臨床学科、2年次編入のみ。募集は収容定員に空きがある場合に実施されます。 |
| 募集人員 | 若干名。 |
| 資格目的の制約 | 公認心理師・精神保健福祉士の国家試験受験資格の取得を目的とした受け入れは行わない。 |
| 出願前の手続 | 2026年10月9日(金)までに入試課へ連絡し、出願前面談を受ける。 |
| 出願期間 | 2026年11月11日(水)〜11月19日(木)。面談後に所定の出願書類一式が配付・送付されます。 |
| 試験・発表・手続 | 試験は11月28日(土)、結果発表は12月10日(木)、入学金納入期限は12月18日(金)。 |
「2年次編入」と書かれていても、資格課程を含む残りの履修が2年で終わることを意味しません。この学科ではさらに資格目的の受け入れ自体に条件があります。募集年次、卒業要件の単位認定、資格課程への所属可否は別々に確認します。
出願資格:大学在学者は2年次までの修了と62単位が基準
2027年度要項は、大学卒業・卒業見込み、短期大学卒業・卒業見込み、高等専門学校卒業・卒業見込みなどを編入の出願資格に掲げています。4年制大学に在学する人は、第2年次までの履修課程を修了し、62単位以上を修得済みまたは2027年3月までに修得見込みであることが条件です。
そのほか、要件を満たす高等学校等の専攻科修了者・修了見込み者、専修学校の特定専門課程修了者・修了見込み者も対象に含まれます。自分がどの号に該当するかは、単位数だけで決めず、前籍の学校種と修了・在籍状況を照らします。
出願前面談は、この資格確認や出願書類の案内に進む前提です。締切後に初めて成績証明書を集めるのではなく、在学証明書、成績証明書、科目名・単位数が分かる資料をそろえ、入試課に相談する内容を整理しておきます。
選考は小論文・面接・書類を合わせて見る
編入学選抜は、小論文70分(50点)、志願理由書に基づく個人面接10分程度(50点)、最終学歴の成績証明書とアドミッション・ポリシーに合致する資格・検定等の実績、活動実績(25点)の計125点です。心理臨床学科の実績例には、心理学検定、英語系検定、医療・福祉・教育系の資格、学生自治会・サークル、介護や障がいのある人の支援等のボランティア経験が示されています。
実績例は、持っていなければ出願できないという必須条件ではありません。小論文、面接、書類のどこで自分の学び直しの目的と前籍での学修を伝えるかを、志願理由書と一緒に準備します。ただし資格取得を主目的にした説明は、前述の受け入れ条件と両立しないため、そのまま出願方針にしないでください。
単位認定と資格課程を混同しない
同大学は、入学前に大学・短期大学等で修得した単位について、本学の授業科目と同等で、卒業要件として適当と認められる場合に単位を認定するとしています。前籍で何単位修得したかは出願資格の確認材料になりますが、どの科目が卒業要件に認められるかは別の判定です。
さらに、卒業要件としての単位認定と、公認心理師・精神保健福祉士の国家試験受験資格に必要な科目の扱いも同じではありません。今回の2年次編入では資格取得目的の受け入れを行わないため、認定単位が多いことから資格課程に進めると推測することはできません。
資格が目的なら比較する順番を変える
資格取得が第一目的の人は、大学名や募集年次から先に絞ると見落としが起きます。次の順に資料を並べると、心理学を学ぶ編入と資格課程のある編入を混同しにくくなります。
- 目的を二つに分ける。 心理学・福祉を学ぶこと自体が目的か、国家試験受験資格まで必要かを書き出します。
- 募集区分の制約を読む。 希望学科の通常の資格案内ではなく、希望する編入年次・選抜の要項に資格課程の制約がないかを確認します。
- 入学後の履修を照会する。 指定科目、実習、卒業要件、単位認定、必要な在学年数を大学へ確認します。資格目的の受け入れ可否が書かれていない大学も、可と推測しません。
- 出願計画を組む。 出願前面談・事前審査の期限、証明書の発行、試験日を並べ、回答を得てから出願先を決めます。
公認心理師の編入からの道筋は編入から公認心理師・臨床心理士を目指す道筋、精神保健福祉士のルートは精神保健福祉士を目指す大学編入の確認方法で、制度と確認項目を整理しています。どちらも個別大学の受け入れを保証するものではないため、候補校の当年度要項と窓口の回答に戻って判断してください。
よくある質問
心理臨床学科で心理学を学ぶなら、2027年度の編入はできますか
大学は心理臨床学科の2年次編入を予定しています。ただし収容定員に空きがある場合に実施され、出願資格と出願前面談も必要です。国家試験受験資格の取得を目的にする場合は受け入れない条件があるため、学びの目的を入試課に具体的に伝えて確認してください。
公認心理師または精神保健福祉士を目指す場合、単位認定で解決できますか
できません。要項の制約は資格取得を目的とする受け入れに関するもので、卒業要件の単位認定の多寡とは別です。認定予定単位を根拠に、資格課程へ進めると判断しないでください。
出願はWebで完結しますか
編入学選抜はWeb上の手続ではなく、出願前面談後に配付・送付される所定書類で出願します。郵送・持参とも出願期間最終日の17時が締切です。面談の連絡期限と正式出願期間を別々に管理してください。
無料相談で志望校と出願準備を整理する
資格課程を含む編入では、出願資格、募集年次、単位認定、資格目的の受け入れ条件を別々に確認する必要があります。オンライン編入学院の無料相談では、志望校と出願準備の整理をお手伝いします。大学への照会、出願資格・単位認定・資格課程の判定、合格・卒業・資格取得を代行または保証するものではありません。最終的な条件は大学の当年度要項と入試課へ確認してください。
関連する編入情報
出典・確認日
- 九州ルーテル学院大学「2027年度 編入学選抜情報」:心理臨床学科の募集年次・人数、資格取得を目的とする受け入れの制約、入試課への連絡期限。2026年9月22日確認。
- 九州ルーテル学院大学「2027年度 学生募集要項」:p.5の編入学選抜日程、p.15の出願資格・選抜方法・試験時間、p.16〜17の出願方法、p.21の既修得単位認定。2026年9月22日確認。
- 九州ルーテル学院大学「心理臨床学科」および「取得できる資格・免許」:通常の学科における心理コース・精神保健福祉コースと資格の案内。編入学選抜の制約とは別資料として確認。2026年9月22日確認。

