無料相談を予約

ホーム工学系九州大学

工学部

九州大学 工学部 編入の合格体験記|わーーさん・高専から応用化学科へ

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-21​​​‌‌​​​‌‌‌​‌‌​‌​‌​​‌‌​‌‌‌‌‌​‌​‌

結論:化学3科目に絞り、1科目1冊を繰り返し回した

家族に高専から編入した人がいて、進路の幅が広がることを教わったところから始まった記録です。研究開発に携わりたいという希望があり、修士まで進む必要があると考えて、高等専門学校の新素材生命コースから九州大学 工学部 応用化学科へ編入しました。志望校を決めたのは、研究力と就職の両面で上位の大学に行きたかったこと、そして実際にキャンパスを見て環境の良さを確かめたことが理由です。受験したのは3校で、3校とも合格し、2校を辞退しています。

対策は2025年8月から2026年6月までの約10か月。1日3時間前後を淡々と続ける形で、多い月でも6時間でした。前半はTOEICで、金のフレーズを1日200単語のペースで通し、公式問題集を毎週1セット解いて復習するルーティン。リスニングは1.5倍速で聞き、リーディングは間違えた箇所を構文解析まで戻しています。2026年1月に665点を提出して英語を終えました。化学は8月から本番まで並行で、有機は単位が取れる有機化学ノートを3周、物理化学は同シリーズを4周して重要な定義を自分の言葉で説明できるまで読み込み、無機は基礎無機化学演習を1周。本人は「化学系の編入試験は数学が無いことも多いのに中途半端に手を出して結局あきらめた」と振り返っています。

高等専門学校前籍
前籍GPA
3校受験した大学
11か月対策にかけた期間
合格校九州大学 工学部 応用化学科
前籍高等専門学校
前籍の学部・学科新素材生命コース
入学年2027年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2027年度入学

この記事で分かること

  • 研究開発の道に進むために、高専3年で編入を決めた経緯
  • 実際に出願した3校と、その結果
  • TOEICを先に終わらせて化学へ移る、10か月の組み立て方
  • 有機・物理・無機化学とTOEICで使った教材と、その回し方
  • 試験当日の流れと、口頭試問で聞かれたこと

なぜ編入を目指したのか

私が編入を決意したのは、 編入前の学校の3年目以降 のことでした。

兄、親が高専から編入した経緯もあり、編入後の進路について進路の幅が広がることを教えてもらった。高専入学前から研究開発に携わりたいと考えていたため、家族の意見をきいて修士まで取る必要があるので編入を決めた。

志望校を選んだ決め手

旧帝の研究力に魅力を感じていて、就職のさいにも有利になると考えて、できるだけ上位の大学に行きたいと思っていた。兄も九州大学の出身だったので、九州大学の充実した環境をきいて実際にキャンパスもみて、素晴らしい環境だと思った。ここで学びたいと思い九州大学にきめた。

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族・友人・大学・学校の先生 / 伝えた時期: 試験の1年以上前

父と兄弟からは良い選択だと思うと後押ししてくれた。友人達は編入という選択肢があることを知らないようだったが、応援してくれた。先生は、九州大学の出身ということもあり、親身になって応援してくれ、試験対策から面接までお世話になった。

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)九州大学 工学部 応用化学科3年次推薦編入31.0倍
合格(辞退)岡山大学 工学部 化学生命系応用化学コース3年次一般編入262.6倍
合格(辞退)群馬大学 理工学部 物質環境類3年次一般編入501.3倍

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2025年8月 、本番の試験は 2026年6月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
3h
中期
3h
直前期
3h

休日

開始期
5h
中期
5h
直前期
5h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2025年8月
3h
2025年9月
3h
2025年10月
3h
2025年11月
4h
2025年12月
3h
2026年1月
5.5h
2026年2月
3h
2026年3月
6h
2026年4月
3h
2026年5月
3h
2026年6月
3h

月ごとの学習の中身

  • 2025年8月

    主な科目: Toeic / 気持ちの状態 5/5

    金フレ1日200単語目を通した。 文法特急1日1章

  • 2025年9月

    主な科目: Toeic / 気持ちの状態 4/5

    公式問題集を毎週解いて復習するルーティンで取り組んだ。金フレも一日200単語目を通した

  • 2025年10月

    主な科目: Toeic / 気持ちの状態 4/5

    毎日出る1000を30問×2セットずつ解いていた。金フレも継続。専門科目は主に定期試験対策しか行っていない。

  • 2025年11月

    主な科目: Toeic / 気持ちの状態 4/5

    出る1000を朝、昼、夜でそれぞれ30問×2セットで計180問ずつ解くようにしていた。 公式問題集も毎週解いた。

  • 2025年12月

    主な科目: Toeic / 気持ちの状態 4/5

    公式問題集のうち、パート7の問題のみ、毎日構文解析して文中のわからない単語にチェックを入れたりしていた。

  • 2026年1月

    主な科目: Toeic / 気持ちの状態 3/5

    公式問題集を9~12まで2周ずつ解き、この月に受けたTOEICで最低目標ラインの600を超え、スコア665達成

  • 2026年2月

    主な科目: 専門科目は定期試験対策のみ 席次キープするのに必死で受験勉強はできていない。焦りを感じる / 気持ちの状態 3/5

  • 2026年3月

    主な科目: 有機化学, 物理化学, 数学 / 気持ちの状態 4/5

    成績が確定し、九州大学の受験を決意。併願校は決めていないため、とりあえず数学の勉強も始めた。授業資料で大まかに復習し、徹底研究を解き始めた。なお、徹底研究を解くにあたってユーチューブのわんみんさんの解説動画を見ながら1周した。愛媛大学の過去問も3年分解いてみた。3割程度しか解けず、焦りと絶望 ヨビノリの積分動画を毎日2題ずつ解いていた。 専門科目は有機と物理化学を中心に勉強し始めた。ともに単位が取れるノートを一日1章を目標に読み進めた。

  • 2026年4月

    主な科目: 面接/口頭試問, 有機化学, 物理化学, 無機化学, 数学 / 気持ちの状態 2/5

    数学は中旬まで授業資料を解きなおしていたが、試験に間に合わないと感じたため、愛媛大学をあきらめ、数学の勉強は終了した。有機化学と物理化学は先月同様に単位が取れるノートを周回して読み進めた。それに加えて物理化学は授業資料を解きなおして総復習した。無機化学も授業資料を復習し、基礎無機化学演習を解き始めた。これは難易度が高く感じたため、1周しかしていない。 過去のいろんな大学の面接、口頭試問の内容をワードにまとめ始めた。この口頭試問の傾向からAIに口頭試問の問題を作ってもらい、演習した。

  • 2026年5月

    主な科目: 面接/口頭試問, 有機化学, 物理化学 / 気持ちの状態 1/5

    口頭試問の対策をメインに行った。有機化学は人名反応やアルケン、脱離反応、sn1反応などを中心にルーズリーフにまとめてホワイトボードに書いたり口頭での説明を想定し、隙間時間につぶやきながら勉強していた。物理化学は定義や式の意味など、口頭で説明できるようにした。 面接と口頭試問の練習を先生にお願いした。4回ほど練習した。

  • 2026年6月

    主な科目: 面接/口頭試問 / 気持ちの状態 1/5

    これまでの復習として、ルーズリーフを見直したり、単位が取れるノートを3周ほど読み直した。 AIを使って面接対策をした。

勉強場所と環境

基本的には自宅が多かった。家でやる気が起きなさそうなときは、学校の図書館で勉強してから帰るようにしてた。周囲の環境ができるだけ物がないほうが集中できたので、カフェなどではやってないが、家で勉強するときは机の回りを整頓してから勉強した。飽きたらリビングでやったりしてた。

スランプとメンタル回復

受験2ヶ月前から病んだ。対策する範囲が広く、実力もなく、試験に間に合わないことに焦りを感じていた。 周りに一般試験を受ける人がほとんどおらず、技科大の推薦ばかりで相談もできなかった。私は試験直前は病みすぎて勉強できなかった。全落ちしたらどうしようしか考えられなかった。 今思うと、先生なり、周囲の人に話せばよかったとおもう。わたしは一人でつぶれただけなので、今後編入試験を受ける人は仲間を作ることが大事だと思う。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

Toeic

2025年5月 〜 2026年1月

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズの表紙

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ 2周

選んだ基準: 一般的にTOEICの対策で必須とされているから。

単語を覚えるさいに、音声をきいて例文にも目を通して文で覚えるようにした。

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11の表紙

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11 2周

選んだ基準: これも同様に対策で必須だから

リスニングのパートは音声を1.5倍で聞くようにしていた。リーディングは間違えたところは構文解析、単語の確認を行った

有機化学

2025年8月 〜 2026年6月

単位が取れる有機化学ノートの表紙

単位が取れる有機化学ノート 3周

選んだ基準: わかりやすくまとめられている。暗記するのにちょうど良かった

物理化学

2025年8月 〜 2026年6月

単位が取れる物理化学ノートの表紙

単位が取れる物理化学ノート 4周

選んだ基準: 解説がわかりやすく、大まかに復習するのにちょうどいい

原理や式の意味を解説した文に特に注目し、重要な定義などは自分の言葉で説明できるようになるまで読み込んだ

無機化学

2025年8月 〜 2026年6月

基礎無機化学演習 1周

選んだ基準: 志望校が同じ人が使用していたため

解説が簡潔すぎるため、よくわからないところはAIに投げかけてなぜそうなるのか理解するようにした。

過去問対策(入手・分析・周回)

愛媛大学の過去問は公開されていないので大学に請求した。 直近3年分を入手し、専門科目はとりあえず一周して傾向分析した。間違えた問題は学校の専門書で復習した。

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

TOEICは単語ゲーなので単語帳を周回するべきだったと思う。志望校を早く決めるべきだった。化学系の編入試験は数学がないことも多いため、中途半端に手を出して結果的に数学は諦めたため。もっとほかの勉強に時間を回せたと思う。

AIの活用方法

口頭試問の問題をつくってもらった。他は大学の口頭試問の情報から、関連した分野や似た傾向の問題をつくってもらった。

英語のスコアをどう上げたか

受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。

TOEIC L&Rのスコア

2026年1月665 (L 390 / R 275 ) 提出

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

九州大学 工学部 応用化学科

当日の受験者数約50名
試験時間の構成12:30頃試験会場集合 12:50頃待合室に移動 13:00口頭試験、面接 13:20試験終了、解散
当日の気づき最寄り駅は九大学研都市で、大学まではバスに乗る必要がある。 試験の時間が中途半端なので、集合時間1時間前くらいに現地にいき、お昼ごはんはコンビニや生協でかって食べながらすごすといいとおもう。 待合室では受験生同士で話したりしてた。過去問の情報とか聞けるかもだから話せるなら話してリラックスしたらいいと思う。

岡山大学 工学部 化学生命系応用化学コース

当日の受験者数100
試験時間の構成8:30ごろ集合、 9:00順次面接開始 一人約20分 二番目に呼ばれたちめ、9:40分頃に終了した
当日の気づき岡山駅西口発のバスにのり、10分程度で大学到着。 受験者が結構いた みんなスーツ 人数も多いので出願が遅いと待ち時間も長くなると思う。なにか読み物もったいったらいいかも

群馬大学 理工学部 物質環境類

当日の受験者数約50
試験時間の構成8:00受付 8:30諸注意 9:00~順次面接開始 待ち時間1時間半くらい 11時前には終わったとおもう。面接時間は15分程度例年昼頃には終わってるらしい
当日の気づき会場は桐生駅からバスで15分くらい。歩いても30分くらい。 朝早いので前日に下見しとくといいかも

わーーさんが九州大学の面接で実際に聞かれた質問

面接で投げられた質問と、その場での答え方

志望理由書のどこを突かれたか

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で面接の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

項目金額
① 教材・書籍代¥20,000
② 対策指導費¥0
③ 試験関連費¥25,000
④ 出願関連費¥90,000
⑤ 当日関連費¥120,000
合計¥255,000

編入したあとの生活

わーーさんが編入したあとに分かったこと

編入後の就職活動の状況

編入学後に気づいた貴重な情報

単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で編入後の話を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。

編入前の自分へ

地道に努力することが必要。勉強を始めたばかりはできないことが多く、くじけそうになるが、焦らず、理解を深めていくといい。編入試験は運用素もあると思う。絶対合格という保証もないし、絶対受からないこともない。だからこそ、油断せず勉強してほしい。

— わーーさん(九州大学 工学部)

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-21

この合格者が使った参考書

本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。

関連記事

工学系の一覧へ戻る

LINEで無料相談を予約