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名古屋工業大学工学部

名古屋工業大学 工学部 編入の合格体験記|ヤマダさん・TOEICのいらない大学を選び物理で勝負

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-08​‌‌​​​​​‌​​​​‌‌​‌​‌​‌‌​​​​‌‌​‌​‌

結論:TOEICのいらない大学に絞り、力学ゼロから物理を主戦場に育てた

高専でだらけた生活を送っていて、このまま卒業しても何も残らないと感じた。そこから進路を変えた方の記録です。成績は学年でも下のほうにいたため、3年の中盤から始めた勉強はぎりぎりの滑り出しでした。体調を崩しやすい体質で、最初に迎えた受験の年は当日に受けられなかった経緯もあります。そこで移動の負担が小さい東海圏の大学を多めに押さえ、英語のスコアを持っていないぶん、TOEICを求められない中でいちばん高いところとして名古屋工業大学 工学部 物理工学科を選びました。

始まりは2023年8月、力の種類すら説明できない状態からの力学でした。先輩に教わりながら、大学生の初等力学を6回以上、電磁気学演習も6回以上、基礎物理学演習を4周と、同じ本を回数で仕上げています。数学はもともと得意だったため、編入数学徹底研究3周を仕上げ確認に使う位置づけでした。過去問は高専のつながりで10数年分を入手し、解答例つきで回しています。英語はほぼ手をつけず、点が取れなくても他科目で届くように配分した進め方で、本人はそこだけは後悔だと書いています。1日の勉強時間は3〜6時間でした。

高等専門学校前籍
2.43前籍GPA
3校受験した大学
23か月対策にかけた期間
合格校名古屋工業大学 工学部 物理工学科
前籍高等専門学校
前籍の学部・学科制御情報工学科
入学年2026年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2026年度入学

この記事で分かること

  • 高専での過ごし方を変えたいと思ってから、編入を決めるまで
  • 東海圏でTOEICのいらない大学に絞った志望校選びと結果
  • 力学ゼロから始めて本番まで、物理をどう積み上げたか
  • 数学・物理で使った教材と、過去問10数年分の使い方
  • 名古屋工業大学の当日と、口頭試問で聞かれたこと

なぜ編入を目指したのか

高専の中で怠惰な生活を送っていたが、このまま卒業しては何も得られることがないと考え、3年の頃に編入を決意した 元々成績は高専の中でも最下層であったため、3年の中盤から勉強を始めた場合はかなりギリギリとなった

志望校を選んだ決め手

体調を崩しやすく、1年目の際は体調不良で受験ができなかった そのため、体調不良でも受験できそうな東海圏内の大学をたくさん受けようと考えた TOEICで高得点を持っていなかったので、TOEICを必要とせず、なるべく高い大学を目指した時に名工大が該当した

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族・友人・恋人・パートナー・大学・学校の先生・先輩・後輩・SNS・ブログで公開 / 伝えた時期: 試験の1年以上前

基本的に全員が応援してくれた 高専は編入志願者が多いため、先生方も勉強を教えてくれたり情報をくれたりとサポートをたくさんしてくださった しかし、成績がかなり悪かったため、「高いレベル目指せるの?」という意見も少なからずあった

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)名古屋工業大学 工学部 物理工学科3年次一般編入82.0倍
合格(辞退)信州大学 理学部 理学科3年次一般編入--
合格(辞退)豊橋技術科学大学3年次一般編入--

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2023年8月 、本番の試験は 2025年6月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
3h
中期
6h
直前期
3h

休日

開始期
6h
中期
8h
直前期
6h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2023年8月
4h
2023年9月
4h
2023年10月
5h
2023年11月
5h
2023年12月
6h
2024年1月
6h
2024年2月
6h
2024年3月
6h
2024年4月
5h
2024年5月
5h
2024年6月
4h
2024年7月
4h
2024年8月
3h
2025年4月
3h
2025年5月
3h
2025年6月
6h

月ごとの学習の中身

  • 2023年8月

    主な科目: 物理 / 気持ちの状態 5/5

    とりあえず力学から頑張った 力の種類すら理解できてないところからスタートしたので、先輩に教えてもらいながら格闘していた

  • 2023年9月

    主な科目: 物理 / 気持ちの状態 5/5

    同じく

  • 2023年10月

    主な科目: 物理 / 気持ちの状態 5/5

    同じく 力学が少しできるようになり、簡単な問題なら過去問も解けるように

  • 2023年11月

    主な科目: 物理 / 気持ちの状態 5/5

    力学と平行で電磁気学を始めた

  • 2023年12月

    主な科目: 物理, 化学 / 気持ちの状態 5/5

    元々は化学のある大学も目指していたので、化学を勉強し始めた この頃には力学や熱力学は、色々な大学の過去問も解けるようになっていた 電磁気学や波動、量子力学あたりは……

  • 2024年1月

    主な科目: 物理, 化学 / 気持ちの状態 5/5

    同じく 有機化学が難しすぎた

  • 2024年2月

    主な科目: 物理, 化学 / 気持ちの状態 5/5

    同じく

  • 2024年3月

    主な科目: 物理, 化学 / 気持ちの状態 5/5

    同じく

  • 2024年4月

    主な科目: 数学, 物理, 化学 / 気持ちの状態 5/5

    数学も復習がてら勉強し始めた 電磁気学は安定しなかったがそれなりに解けるように 化学は…無機化学なら何とか…

  • 2024年5月

    主な科目: 数学, 物理, 化学 / 気持ちの状態 4/5

    同じく

  • 2024年6月

    主な科目: 数学, 物理, 化学 / 気持ちの状態 3/5

    同じく 波動もある程度解けるように 力学電磁気学熱力学あたりは過去問をひたすら周回していた

  • 2024年7月

    主な科目: 数学, 物理, 英語, 化学 / 気持ちの状態 2/5

    流石にノー勉は良くないと思い、英語も多少やっていた 意味があったとは思えない 化学は有機化学以外はそれなりにできるようになっていた

  • 2024年8月

    主な科目: 体調不良で編入試験を受験できず、編入浪人することに モチベーションが完全になくなり、ここから3月まで殆ど勉強できず / 気持ちの状態 1/5

  • 2024年9月

    主な科目: 同じく / 気持ちの状態 1/5

  • 2024年10月

    主な科目: 同じく / 気持ちの状態 2/5

  • 2024年11月

    主な科目: 同じく / 気持ちの状態 2/5

  • 2024年12月

    主な科目: 同じく / 気持ちの状態 2/5

  • 2025年1月

    主な科目: 同じく / 気持ちの状態 2/5

  • 2025年2月

    主な科目: 同じく / 気持ちの状態 2/5

  • 2025年3月

    主な科目: 物理 / 気持ちの状態 2/5

    高専を卒業したため、編入試験の勉強を再開した 物理の復習から始めた

  • 2025年4月

    主な科目: 数学, 物理 / 気持ちの状態 3/5

    名工大を第1志望にしたのはこの頃 とりあえず過去問をやっていた

  • 2025年5月

    主な科目: 数学, 物理 / 気持ちの状態 4/5

    同じく 信州大学の編入試験があったので、物理に長めに時間を割いていた

  • 2025年6月

    主な科目: 数学, 物理 / 気持ちの状態 5/5

    名工大試験本番 殆ど過去問は解けるようになっていた

勉強場所と環境

自宅 カフェ(2,3箇所) 図書館 研究室 をひたすら回していた カフェは何だかんだ友人との雑談に繋がることがあった 勉強効率は悪いが、受験勉強には必要なことだと思う

スランプとメンタル回復

「絶対にこれは解ける!」と自信を持てる得意科目を持つと良い 過去問周回だけでなく、受験勉強を続けていると「これはできない…」と感じる単元や問題は少なからず出てくる そんな中で、得意科目をやることによって、自分はできるというイメージを復活させることができるため 僕は編入浪人をしたので、半年ほど勉強する期間がなかったにも関わらず、やることがほぼなくなっていた 勉強することがない頃が1番精神に来るので、本番3か月ほど前になるまでに問題集が完了するように、ぼちぼち勉強しよう

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

数学

2023年8月 〜 2025年6月

編入数学徹底研究の表紙

編入数学徹底研究 3周

選んだ基準: 編入志願者が皆使っていたから

元々数学だけは得意だったので、編入直前に復習する目的で使用した 色々な大学の過去問を見てみたが、編入試験の数学の問題は鬼ムズのものが少ないので、とりあえずこれの内容を完璧にしておけば、過去問を見てみても良いかもしれない

編入数学過去問特訓の表紙

編入数学過去問特訓 2周

やらなくてもいいが、やった方が解ける問題の幅が広がる

物理

2023年8月 〜 2025年6月

弱点克服大学生の初等力学の表紙

弱点克服大学生の初等力学 6回以上

選んだ基準: 編入の過去問が多く収録されている 難易度が低いところから高いところまであるため使用しやすい

勉強を始めた際は運動方程式すら危ういところからのスタートだったので、この教材を使用した 数学と同じだが、力学に関してはこの本を周回して完璧にすれば、ある程度はどこの大学でも太刀打ちできると思う

大学の電磁気学 3周

選んだ基準: 力学同様

力学の方は誰にでもオススメできるものだが、こちらは力学と違い誤植が多い 別の本で電磁気学をある程度勉強してから、問題集として利用する分には良いと思う

電磁気学演習(黄色い本) 6回以上

おそらくどこの編入を目指すにしても、この本はオススメ ただ、「大学生の〜〜」シリーズほど解説が丁寧でもなく、編入の過去問からはズレた形式の問題も含まれているため、取捨選択をしながら解いていくと良いと思う

基礎物理学演習Ⅰ,Ⅱ(黄色い本) 4周

選んだ基準: 補強要因

電磁気学演習と同様

過去問対策(入手・分析・周回)

名工大の過去問は、3年分までならホームページで検索できた 直近の年度の問題ならば、解答例も載っていた 僕の場合は、高専のツテで10数年分の過去問が入手できており、解答例もあったのでそれを利用した(ただ直近の名工大は、昔の過去問はあまり参考にならないかもしれない) 今であればAIもかなり発展しているため、それらに投げれば教えてくれるかもしれない

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

あまりないが、振り返ってみた時に合否をわけるのは物理だと考えている 試験勉強に1番時間を割いたのが物理だったが、それでもまだ解けない問題は少なからずあったため、ここを安定させておけばもっと色々受けれたかもしれない あとは、英語をいっさい勉強しなかった できなすぎたため0点でも合格できるように他の科目を勉強したのだが、英語ももう少しやっておけば良かったと合格してから考えている

AIの活用方法

ChatGPTに英語や物理を教えてもらった 1から教えてもらうというより、「これで合ってる?」という確認目的で使用した

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

名古屋工業大学 工学部 物理工学科

当日の受験者数25名(27名中)
試験時間の構成数学→昼休憩→英語→物理という順番だった(昼休憩より先に英語だったかもしれない…) 全て60分の試験だった
当日の気づき試験会場の場所が分かりづらい 試験開始の30分前に到着したにも関わらず、迷いに迷った結果、試験開始の2分前に着くほど場所が分からなかった

信州大学 理学部 理学科

当日の受験者数10何人か
試験時間の構成物理+数学+英語の試験を2,3時間で同時に行った 理学科物理学コース志望だったので、物理の比重が7割ほどで、数学が1割、英語が2割ほどだった その後、昼休憩を挟んでから面接が行われた 同じコースを受験した人と同じ部屋に集められるので、深掘りされても良いように試験内容を確認し合うと良いかもしれない
当日の気づき特に注意点はない 名工大と違って、場所は分かりやすかった 面接含めスーツでなくても良い(体調不良により私服で向かったが、「全然私服でもOK」的なことを言われた)

豊橋技術科学大学

当日の受験者数けっこういた(30,40人くらい?)
試験時間の構成ほぼ覚えていないが、数学→国語→英語→専門とかだった気がする
当日の気づき滑り止め要因で受けたので、国語があることを当日に知った 浪人前に受けた大学を含めて、最も1日に受ける試験時間が長いので、体力もけっこう必要

ヤマダさんが名古屋工業大学の面接で実際に聞かれた質問

面接で投げられた質問と、その場での答え方

志望理由書のどこを突かれたか

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で面接の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

項目金額
① 教材・書籍代¥20,000
② 対策指導費¥100,000
③ 試験関連費¥0
④ 出願関連費¥90,000
⑤ 当日関連費¥30,000
⑥ その他¥0
合計¥240,000

編入したあとの生活

ヤマダさんが編入したあとに分かったこと

単位認定でもっとこうしておけばよかったこと

編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際

編入後の就職活動の状況

編入学後に気づいた貴重な情報

単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で編入後の話を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。

編入前の自分へ

大学の一般入試と違って、手が付けられないほどの難問が出ることは少ない
しかし、扱う内容が大学レベルになるので、そもそもの知識がなければ解けない問題は多くなる
勉強を始めた最初の頃は、広く浅くを意識して「できる!」という感覚を持つと勉強しやすくなる
物理とかは意外と一問一答形式が多いので、問題を解くためのパターンを頭に入れておくと、大幅な失点は防げると思う(途中式による部分点が見込めないからね…)
過去問は3か月ほど前から始めたら良いと思う!
ひたすら解ける問題を増やしていって、「自分はできる!」という感覚を持って本番に臨んでください
応援しています!!

— ヤマダさん(名古屋工業大学 工学部)

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-08

この合格者が使った参考書

本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。

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