東京農工大学 工学部 編入の合格体験記|カトーさん・大学から10か月、演習書を積み上げて合格するまで
結論:受験資格と科目で候補を削ってから、演習書を1段ずつ上げた
大学受験がうまくいかなかった後悔を抱えたまま入学し、1年目の前期に編入試験という制度を知って「チャンスがあるなら受けてみよう」と動き出した方の記録です。志望校の絞り方が具体的で、大学からでも受験資格があること、関東圏の工学部であること、そのうえで英語にTOEICなどのスコアが要らないこと、という順に条件で候補を削っていきました。対策の情報が集めやすいかどうかも判断材料にしています。
対策を始めたのは2024年8月、本番は2025年6月でした。この約10か月を、この方は演習書のレベルを1段ずつ上げることに使っています。8月は解説を読んで原理を理解する段階、10月に標準レベル、12月に応用・発展、2月には全問題に対して解法が浮かぶところまで到達しました。過去問に移ったのは4月で、大学のサイトで公開されていた3年分を解き、6月には2周目で間違いを潰しています。数学は編入数学徹底研究を3周、物理は弱点克服シリーズ2冊を各2周、英語はシステム英単語を5周しました。
| 合格校 | 東京農工大学 工学部 機械システム工学科 |
|---|---|
| 前籍 | 国公立大学 |
| 前籍の学部・学科 | 工学系 |
| 入学年 | 2026年4月 入学 |
| 編入年次 | 3年次 |
| 受験年度 | 2026年度入学 |
この記事で分かること
- 受験の後悔から編入へ、東京農工大学に候補を絞るまでの条件
- 実際に出願した大学と、その結果・当時の受験者数と倍率
- 2024年8月から2025年6月まで、演習書のレベルを上げていった10か月
- 数学・物理・英語で使った教材の周回数と、過去問3年分の使い方
- 東京農工大学の試験当日の時間割・数学と物理の出題内容・面接の質問
なぜ編入を目指したのか
私が編入を決意したのは、 編入前の学校の1年目・前期 のことでした。
大学受験の時にうまくいかなかった後悔をずっと抱えていた中で編入試験の制度を知り、チャンスがあるなら受けてみようと思ったのがきっかけ。
志望校を選んだ決め手
国公立大学の中で大学からでも受験資格があった大学の中かつ関東圏の工学部を選びそこから英語にTOEICなどが必要のなかったところをさらに絞った。情報の多さなど、対策のしやすさも考えた。
編入を周りに伝えた時の反応
伝えた相手: 家族・友人・先輩・後輩 / 伝えた時期: 試験の半年〜1年前
親は自分の受験の後悔に対して気を遣わせてしまっていたこともあり、大学受験のリベンジにあたる編入試験の受験を非常に応援してくれていた。 友人ははじめは驚いていたが事情を話すと自分の挑戦を尊重してくれ、勉強している自分に気を遣ってくれていた。
受験した大学とその結果
この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。
| 結果 | 大学・学部 | 編入年次 | 試験区分 | 受験者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 合格(入学) | 東京農工大学 工学部 機械システム工学科 | 3年次 | 一般編入 | 47 | 3.4倍 |
受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。
合格までの学習計画
私が編入試験対策を始めたのは 2024年8月 、本番の試験は 2025年6月 でした。
時期別の1日の学習時間
平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。
平日
休日
1日あたりの学習時間の推移
月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。
月ごとの学習の中身
- 2024年8月
主な科目: 数学, 物理, 英語 / 気持ちの状態 5/5
演習書の解説を読みながら問題の構成や原理を理解していた。
- 2024年9月
主な科目: 数学, 物理, 英語 / 気持ちの状態 4/5
演習書の例題や基礎レベルの回答を作れるようになったが、正答率は低かった
- 2024年10月
主な科目: 数学, 物理, 英語 / 気持ちの状態 3/5
演習書の例題、基礎レベルはほとんど理解して回答できるようになり、類題や標準レベルの問題にも回答できるようになってきた。
- 2024年11月
主な科目: 数学, 物理, 英語 / 気持ちの状態 4/5
演習書の類題や標準レベルの回答を自信や根拠を持って回答できるようになった。
- 2024年12月
主な科目: 数学, 物理, 英語 / 気持ちの状態 3/5
演習書の応用レベル、発展問題を解説を見ながら理解した。
- 2025年1月
主な科目: 数学, 物理, 英語 / 気持ちの状態 4/5
演習書の応用・発展問題に対しても自力で回答を作成できるようになった。
- 2025年2月
主な科目: 数学, 物理, 英語 / 気持ちの状態 5/5
演習書のすべての問題に対して適切な解法を思いつくことができるようになつた。
- 2025年3月
主な科目: 数学, 物理, 英語 / 気持ちの状態 4/5
演習書の中でもミスしやすい、苦手な問題を抜き出し、ミスを繰り返さないようにした。
- 2025年4月
主な科目: 数学, 物理, 英語 / 気持ちの状態 4/5
演習書の特に重要と思うところは継続して解きながら、過去問を解きはじめた。過去問はある程度解法を立てて解くことができていたが、正答率はまだ十分ではなかった
- 2025年5月
主な科目: 数学, 物理, 英語 / 気持ちの状態 4/5
過去問を主に解いていた。過去問で間違えたところに対応する部分を演習書などに戻って確認していた。
- 2025年6月
主な科目: 数学, 物理, 英語 / 気持ちの状態 3/5
過去問の2周目に入り、間違えた問題は次解くときには確実に解けるように徹底的に潰していった。
勉強場所と環境
平日 大学の図書館 自分は机を広く使いたかったのでなるべく机が広いところだったり勉強しやすい椅子を選んでいた。 休日 自習スペースのある場所 最も利用したのは公共施設内の自習スペースで、使用者のほとんどが何かしらの勉強で使用しているため静かで集中できた。 カフェなども利用したがけっこううるさくなるので合わなかった。
スランプとメンタル回復
受かる自信を最後まで十分に持つことはできなかったので、勉強中は度々落ちる不安や今の努力が無駄になることの恐れから勉強から逃げるときがあった。 勉強してないと自覚したときはなぜ自分が編入するのか、編入できたとき、できなかったときの未来を想像して編入することの意義を再確認していた。
科目ごとの対策と使った教材
科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。
数学
2024年8月 〜 2025年6月
編入数学徹底研究 3周
選んだ基準: 多くの体験談でおすすめされていた
とにかく演習を行い、わからない部分は別の参考書などで基礎からしっかり固め直した。はじめは回答を見ながら理解し、最終的に自力で解けるようになるまで周回した。
物理
2024年8月 〜 2025年6月
弱点克服大学生の初等力学 2周
選んだ基準: 多くの体験談でおすすめされていた
とにかく演習を行い、わからない部分は別の参考書などで基礎からしっかり固め直した。はじめは回答を見ながら理解し、最終的に自力で解けるようになるまで周回した。
弱点克服大学生の電磁気学 2周
選んだ基準: 多くの体験談でおすすめされていた
とにかく演習を行い、わからない部分は別の参考書などで基礎からしっかり固め直した。はじめは回答を見ながら理解し、最終的に自力で解けるようになるまで周回した。
英語
2024年8月 〜 2025年6月
過去問対策(入手・分析・周回)
過去問は大学のHPで公開されていた3年分を取り組んだ。 英語は公開がなかったので大学受験の過去問を参考にした。 解答は自分で調べながら作成したり、AIを用いて作成したりした。
振り返ってみて、これもやっておけばよかった
過去問の中身を早めにチェックしておくべきだった。編入数学徹底研究は非常に有用であるが、その高い網羅性から必要のない部分にも多くの時間を割いてしまった実感がある。過去問の出題範囲と照らし合わせればもっと効率のよい対策ができたと感じる。
AIの活用方法
最も使用したのが英作文の添削。自分ではどうしょうもなかったので基本AIの言うことに従っていた。 数学と物理もわからない部分をAIに聞くことはあったが、解答を鵜呑みにはせず、きちんと参考書の内容と照らし合わせてチェックしていた。
試験当日はどうだったか
当日の時間の流れと、会場で感じたことです。
東京農工大学 工学部 機械システム工学科
| 当日の受験者数 | 50名程度 |
|---|---|
| 試験時間の構成 | 8:00〜 会場? 8:30頃 諸注意 8:45〜10:15 数学 11:00〜12:30 英語 13:45〜15:00 理科 |
| 当日の気づき | 朝早いが、中央線は非常に混雑しているため乗れなかったときをみこして早めに移動するのがいい。電車内で勉強はできないと思う。昼食は買いにいったりする人はほとんどいなかった。(既に用意してある) |
カトーさんが東京農工大学の面接で実際に聞かれた質問
面接で投げられた質問と、その場での答え方
筆記で何がどう出たか(科目ごと)
面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
受験にかかった費用
編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ① 教材・書籍代 | ¥20,000 |
| ② 対策指導費 | ¥0 |
| ③ 試験関連費 | ¥0 |
| ④ 出願関連費 | ¥30,000 |
| ⑤ 当日関連費 | ¥50,000 |
| 合計 | ¥100,000 |
編入したあとの生活
差分: −28単位 (認定率 72% )
単位はどれくらい認定されたか
認定された 72単位(72%)認定されなかった 28単位(28%)
編入前に取得した100単位のうち、編入先に引き継がれたのは72単位です。残りの28単位は認定されず、編入先の卒業要件には算入されません(同じ数だけ取り直すという意味ではありません)。
カトーさんが編入したあとに分かったこと
単位認定でもっとこうしておけばよかったこと
編入後の就職活動の状況
編入学後に気づいた貴重な情報
単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。
編入前の自分へ
なぜ自分が編入するのか?という問に対して明確で力強い理由を持つことが編入合格への第一歩だと思います。
自分は編入を絶対に成功させたいという思いがあったからこそ最後までやり遂げたと感じています。
— カトーさん(東京農工大学 工学部)
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026-08-08
この合格者が使った参考書
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