東京農工大学 工学部 編入の合格体験記|Ttさん・ロボットができる環境を求めて移った理由
結論:数学と物理の2科目に絞り過去問を3周して手が勝手に動く状態にした
私立大学の機械工学科から、東京農工大学 工学部 機械システム工へ編入した方の記録です。もともとロボットや機械制御に関心があり、授業だけでなく実際に手を動かして作りたかったのに、在籍先には本気で打ち込めるロボット系の団体がありませんでした。大会での実績があるロボット研究会があり、機械設計と制御を専門的に学べる学科がある——この2つが東京農工大学を選んだ決め手です。
対策は数学と物理の2科目だけに絞っています。3年目の12月に開始し、試験は翌年6月。この間ずっと過去問が中心で、1周目は解説を見ながら解法の型をつかみ、2周目で自力の方針を確認し、3周目までに「問題を見た瞬間に手が動く」状態まで反復しました。教材も数学は編入数学徹底研究を2周、物理は初等力学の問題集を基本から標準へ、と絞り込んでいます。平日は授業のあと家に帰らず図書館へ直行、休日は朝マックの時間を締め切りにして外へ出る、という続けるための仕掛けも印象的です。
| 合格校 | 東京農工大学 工学部 機械システム工 |
|---|---|
| 前籍 | 私立大学(理系) |
| 前籍の学部・学科 | 機械工学科 |
| 入学年 | 2026年4月 入学 |
| 編入年次 | 3年次 |
| 受験年度 | 2026年度入学 |
この記事で分かること
- ロボット研究会のある大学へ移ろうと決めるまで
- 出願した大学と、その結果
- 12月から6月までの学習時間と、過去問を何周したか
- 数学と物理で使った教材と、過去問の回し方
- 試験当日の時間割と、面接で聞かれたこと
なぜ編入を目指したのか
私が編入を決意したのは、 編入前の学校の3年目以降 のことでした。
私が編入を考え始めたきっかけは、自分の興味のあるロボット分野により深く関われる環境で学びたいと考えたことです。以前からロボットや機械制御に興味があり、大学でも授業だけでなく、ロボット製作などの実践的な活動に取り組みたいと思っていました。 しかし、前の大学では自分が本格的に参加したいと思えるロボット系の団体や研究会があまりなく、少し物足りなさを感じていました。その中で、東京農工大学にはロボット研究会があり、大会などでの実績もあることを知りました。 学生が主体となって高いレベルでロボット製作に取り組める環境に魅力を感じ、「ここでなら自分のやりたいことに本気で取り組める」と思ったことが、編入を決意した瞬間です。
志望校を選んだ決め手
志望校を選んだ決め手は、東京農工大学が自分の興味や将来やりたいことに合っていると感じたからです。特に、ロボット研究会があり、学生が実際にロボット製作に取り組める環境がある点に大きな魅力を感じました。 また、機械システム工学科では、ロボットに必要な機械設計や制御について専門的に学べる点も志望理由の一つです。授業で学んだ知識を、実際の製作活動にもつなげられる環境があることは、自分にとってとても魅力的でした。 自分の興味をより深め、将来につながる経験を積める大学だと感じたため、東京農工大学を志望しました。
編入を周りに伝えた時の反応
伝えた相手: 家族 / 伝えた時期: 試験の半年〜1年前
合格を一番最初に伝えたのは親でした。受験前は、自分自身でも「もしかしたら受からないかもしれない」と思うほど不安が大きく、結果が出るまでかなり緊張していました。 そのため、合格を伝えた時に親が「よく頑張った」と褒めてくれたことがとても印象に残っています。自分の努力を認めてもらえたように感じ、安心したと同時に、編入に挑戦してよかったと思いました。
受験した大学とその結果
この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。
| 結果 | 大学・学部 | 編入年次 | 試験区分 | 受験者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 合格(入学) | 東京農工大学 工学部 機械システム工 | 3年次 | - | - | - |
受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。
合格までの学習計画
私が編入試験対策を始めたのは 2024年12月 、本番の試験は 2025年6月 でした。
時期別の1日の学習時間
平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。
平日
休日
1日あたりの学習時間の推移
月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。
月ごとの学習の中身
- 2024年12月
主な科目: 数学, 物理 / 気持ちの状態 4/5
数理の1周目の過去問を解く。大学の授業と平行してすこしづつ進める。
- 2025年1月
主な科目: 数学, 物理 / 気持ちの状態 4/5
数理の1周目の過去問を解く。大学の授業と平行してすこしづつ進める。
- 2025年2月
主な科目: 数学, 物理 / 気持ちの状態 4/5
数理の2周目の過去問を解く。大学の授業と平行してすこしづつ進める。
- 2025年3月
主な科目: 数理の2周目の過去問を解く。大学の授業と平行してすこしづつ進める。 / 気持ちの状態 4/5
- 2025年4月
主な科目: 数理の3周目の過去問を解く。大学の授業と平行してすこしづつ進める。 / 気持ちの状態 4/5
- 2025年5月
主な科目: 数理の3周目の過去問を解く。大学の授業と平行してすこしづつ進める。 / 気持ちの状態 4/5
- 2025年6月
主な科目: すべて解けるか確認するだけ。 / 気持ちの状態 4/5
勉強場所と環境
平日は大学の授業があり、帰るころには疲れていることも多かったです。ただ、一度家に帰ってしまうとそのまま休んでしまい、勉強できないことが分かっていました。そのため、授業後は家に帰らず、そのまま近くの図書館に行き、閉館時間まで勉強するようにしていました。 休日についても、何も対策しないと昼過ぎまで寝てしまい、そのままダラダラ過ごして一日が終わってしまうことがありました。そこで、自分の好きなマックグリドルソーセージエッグを食べに行くことを、朝に家を出るきっかけにしていました。朝マックは10時半までに注文しないと食べられないので、それを目標にしてまず外に出るようにしました。 一度外に出てしまえば、その流れで図書館や勉強できる場所に行きやすくなるため、休日も少しでも勉強を始めるための工夫として役立ちました。自分の意思だけに頼るのではなく、勉強せざるを得ない環境や、外に出るためのきっかけを作ることを意識していました。
スランプとメンタル回復
受験勉強を進める中で、大きく落ち込んだり、完全にスランプに入ったりすることはあまりありませんでした。編入試験の内容は、大学で学ぶ数学や物理とつながっている部分も多かったため、特別なことをしているというよりは、普段の学習の延長として淡々と積み重ねていく感覚でした。 もちろん、解けない問題や理解に時間がかかる分野はありましたが、それを必要以上に深刻に捉えすぎないようにしていました。できない問題があっても、「今できない部分が分かった」と考え、参考書や過去問を繰り返しながら少しずつできる範囲を増やしていきました。 メンタル面では、気合だけで乗り切るというよりも、図書館に行く、過去問を繰り返す、毎日少しでも進めるといった習慣を作ることで安定して勉強を続けられたと思います。大きな波を作らず、淡々と継続できたことが自分にとっては大事だったと思います
科目ごとの対策と使った教材
科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。
数学
2024年12月 〜 2025年5月
編入数学徹底研究 2周
『編入数学徹底研究』は、最初から完璧に解こうとするのではなく、まずは解説を見ながらでも解法の流れを理解することを意識しました。編入数学は出題される問題の型がある程度決まっていると感じたので、問題ごとに「なぜこの解法を使うのか」「どの条件を見て方針を立てるのか」を確認するようにしていました。 1周目は解けない問題も多かったですが、そこで時間をかけすぎず、解説を読んで考え方を理解することを優先しました。2周目以降は、自力で方針を立てられるかを確認しながら解き直しました。特に、微分積分、線形代数、微分方程式は頻出だと思ったので、公式を覚えるだけでなく、計算の流れまで手を動かして身につけるようにしました。 また、間違えた問題や解法が思いつかなかった問題には印をつけ、試験前にそこを重点的に復習しました。最終的には、問題を見たときに「これはこのパターンだ」と判断できるようになることを目標にしていました。
物理
2024年12月 〜 2025年5月
物理は『大学生の初等力学』を使い、問題演習を中心に勉強しました。この参考書は基本・標準・発展のように問題のレベルが分かれていたため、まずは基本問題を確実に解けるようにし、その後に標準的な問題へ進むようにしました。 勉強するときは、最初から解説を読むのではなく、まず自分で問題に取り組み、どこまで解けるかを確認することを意識しました。解けなかった問題については、解説を読んで終わりにせず、「どの力に注目すればよかったのか」「どの保存則や運動方程式を使うべきだったのか」を確認するようにしました。 特に力学では、公式を暗記するだけではなく、物体にはたらく力を整理し、図を描いてから運動方程式を立てることを大切にしました。問題演習を通して、自分の苦手な分野や考え方の抜けを見つけ、それを復習することで理解を深めるようにしました
過去問対策(入手・分析・周回)
過去問対策では、AIも積極的に活用しました。過去問の情報を整理し、出題されやすい分野や似た形式の問題がないかを確認することで、傾向をつかむのに役立てました。 また、自分で解いたあとに、解法の流れが合っているかを確認したり、別解や考え方を教えてもらったりすることで、理解を深めました。ほとんど同じ問題も多いので、過去問は何度も繰り返し解き、問題を見た瞬間に勝手に手が動くくらいまで反復しました。
振り返ってみて、これもやっておけばよかった
これもやっておけばよかった、という大きな後悔は特にありません。自分なりに必要だと思った参考書や問題集を選び、大学の授業があり、限られた時間の中でもできることには取り組めたと思っています。
AIの活用方法
AIを使ったのは、数学と物理の過去問分析と解答の添削が中心です。出題されやすい分野や似た形式の問題を整理したり、自分の解法が合っているかを確かめたりする用途で使いました。
試験当日はどうだったか
当日の時間の流れと、会場で感じたことです。
東京農工大学 工学部 機械システム工
| 当日の受験者数 | 50名 |
|---|---|
| 試験時間の構成 | 8:45〜10:15数学 11:00〜12:30英語 13:45〜15:00理科 |
| 当日の気づき | 駅から5分。 |
Ttさんが東京農工大学の面接で実際に聞かれた質問
面接で投げられた質問と、その場での答え方
筆記で何がどう出たか(科目ごと)
面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
受験にかかった費用
編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ① 教材・書籍代 | ¥5,000 |
| ② 対策指導費 | ¥0 |
| ③ 試験関連費 | ¥0 |
| ④ 出願関連費 | ¥20,000 |
| ⑤ 当日関連費 | ¥1,000 |
| 合計 | ¥26,000 |
編入したあとの生活
差分: −15単位 (認定率 82% )
単位はどれくらい認定されたか
認定された 67単位(82%)認定されなかった 15単位(18%)
編入前に取得した82単位のうち、編入先に引き継がれたのは67単位です。残りの15単位は認定されず、編入先の卒業要件には算入されません(同じ数だけ取り直すという意味ではありません)。
Ttさんが編入したあとに分かったこと
単位認定でもっとこうしておけばよかったこと
編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際
編入後の就職活動の状況
編入学後に気づいた貴重な情報
単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。
編入前の自分へ
編入試験は、一歩ずつ地道に積み重ねることが大切だと思います。焦らずに勉強を続けていけば、少しずつできることは増えていきます。自分を信じて頑張ってください。
— Ttさん(東京農工大学 工学部)
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026-08-08
この合格者が使った参考書
本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。

