東京農工大学 工学部 編入の合格体験記|Kさん・一度届かなかった大学へ、8か月で再挑戦
結論:受験で届かなかった大学へ、数学と物理の2科目に絞って戻った
国公立大学の工学系から、東京農工大学 工学部 機械システム工学科 航空宇宙・機械科学コースへ進んだ方の体験記です。大学受験で東京農工大学を受けて不合格になり、進学した大学では自分の関心のある研究ができないと入学後に分かったことが出発点でした。もともと興味のあった宇宙探査工学を研究できる環境があること、国立で学費の負担が小さいことが、志望校を戻す決め手になっています。
対策は2025年11月から2026年6月までの8か月。科目は数学と物理の2つに絞り、『編入数学徹底研究』を3周、物理は『初等力学』3周に『電磁気学演習』2周を重ねました。頻出でない熱力学と波動は2週間で片づけると決めて処理しています。年末年始で勉強習慣が一度切れましたが1月下旬に立て直し、直前期は5時起きで朝の2時間を確保。過去問は10年分を2周しました。
| 合格校 | 東京農工大学 工学部 機械システム工学科・航空宇宙・機械科学コース |
|---|---|
| 前籍 | 国公立大学 |
| 前籍の学部・学科 | 工学系 |
| 入学年 | 2027年4月 入学 |
| 編入年次 | 3年次 |
| 受験年度 | 2027年度入学 |
この記事で分かること
- 大学受験で届かなかった大学へ、もう一度向かうと決めるまで
- 実際に出願した大学と、その結果
- 11月から本番の6月まで、数学と物理をどう積んだか
- 編入数学徹底研究・初等力学・電磁気学演習の回し方と過去問の使い方
- 東京農工大学の試験当日と、実際に出た問題・面接の質問
なぜ編入を目指したのか
私が編入を決意したのは、 編入前の学校の1年目・前期 のことでした。
大学受験では東京農工大学を受験したが、不合格となった。在籍する大学では自分が興味のある分野の研究が出来ないことを知った。そこで、「やっぱり本来希望していた大学で自分が興味のある研究をしたい」という気持ちが高まったので編入を決意した。
志望校を選んだ決め手
東京農工大学の機械システム工学科には自分がもともと興味があった宇宙探査工学を研究できる環境が整っていた点が大きな理由だ。また、国立大学という事もあり、私立大学と比較して学費の負担が小さいことも決め手になった。
編入を周りに伝えた時の反応
伝えた相手: 家族・友人・大学・学校の先生 / 伝えた時期: 試験の半年〜1年前
両親は幼い頃から有難い事に自分のやりたいことを応援してくれるため、編入の件を伝えた際も快く了承してくれた。 友人は、来年から一緒に大学生活を送れなくなるかもしれないと寂しがりつつも、「お前なら合格できるよ」と応援してくれた。 大学の担任の先生に相談した際は、「本当に学びたいことを学ぶ方がいいからね」と言っていただき、背中を押してくれた。
受験した大学とその結果
この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。
| 結果 | 大学・学部 | 編入年次 | 試験区分 | 受験者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 合格(入学) | 東京農工大学 工学部 機械システム工学科・航空宇宙・機械科学コース | 3年次 | 一般編入 | 40 | 4.0倍 |
| 受験辞退 | 筑波大学 理工学群 工学システム工学科・エネルギー・メカニクス専攻 | 3年次 | 一般編入 | - | - |
受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。
合格までの学習計画
私が編入試験対策を始めたのは 2025年11月 、本番の試験は 2026年6月 でした。
時期別の1日の学習時間
平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。
平日
休日
1日あたりの学習時間の推移
月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。
月ごとの学習の中身
- 2025年11月
主な科目: 数学, 物理学 / 気持ちの状態 4/5
本格的に勉強を始めた。編入数学徹底研究と初等力学を中心に。モチベーションが高く毎日4、5時間勉強を継続できた。
- 2025年12月
主な科目: 数学, 物理学 / 気持ちの状態 4/5
11月に引き続き同じ参考書を進めた。モチベーションも高くこのまま行けば合格できると感じながら勉強を続けた。
- 2026年1月
主な科目: 数学, 物理学 / 気持ちの状態 2/5
年末年始に帰省し勉強習慣が途切れた。大学の期末試験のお陰もあり、下旬になってようやく勉強習慣を立て直した。
- 2026年2月
主な科目: 数学, 物理学 / 気持ちの状態 3/5
春休みに入り勉強時間が増えた。物理は電磁気学演習を解き始めた。編入数学徹底研究は2周目。
- 2026年3月
主な科目: 数学, 物理学 / 気持ちの状態 3/5
春休み中。2月に引き続き勉強習慣を継続した。電磁気学演習を重点的に進めた。
- 2026年4月
主な科目: 数学, 物理学 / 気持ちの状態 2/5
物理は基礎物理学演習の熱力学・波動分野を2週間で終わらせた。大学が再開する前に出来るだけ進めたかったため。
- 2026年5月
主な科目: 数学, 物理学 / 気持ちの状態 2/5
勉強時間を確保するため、5時起きを習慣化。朝の勉強を大事にした。試験本番まで2ヶ月ということもあり精神的に苦しかった。不安を掻き消すためにとにかく勉強した。
- 2026年6月
主な科目: 数学, 物理学, 英語 / 気持ちの状態 1/5
過去問演習を中心に置いた。1周目の時点である程度解けていたため自信がついた。夜は英語の勉強に時間を当てた。精神的に非常に苦しかったが、とにかく勉強した。
勉強場所と環境
基本的に自宅で勉強した。移動時間が惜しいこともあるが、自宅が一番集中できるから。
スランプとメンタル回復
年末年始が終わって勉強習慣が途切れた時期が精神的にも焦りがあり、自己嫌悪にも襲われた。コーチが面談を通してモチベーションを高めてくれたことがきっかけで勉強習慣を取り戻すことができた。 また、直前期には勉強は継続出来ていたが、精神的に苦しかった。この時期もコーチに悩み等を相談したことでなんとか乗り越えた。
科目ごとの対策と使った教材
科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。
数学
2025年10月 〜 2026年7月
物理学
2025年10月 〜 2026年7月
過去問対策(入手・分析・周回)
過去問は合計10年分を、2周解いた。1周目は時間を測って解いた後にコーチに作成していただいた解答解説をもとに復習した。本番を意識して時間配分に重点を置いて問題を解いた。解けなかった問題に関しては時間が足りなかったのが原因か、もしくは知識が不足していた問題だったのかを分析した。2周目は1週目に解けなかった問題を中心に解き直した。
振り返ってみて、これもやっておけばよかった
十分にやる事はやったので後悔はありません。
AIの活用方法
物理のような複雑な問題の解答解説はコーチに作成してもらい、数学の単純な計算問題などはAIに問題の画像を送って解答を確認した。また英語に関して、東京農工大学では過去問が公開されていないため、合格体験記の英語の特徴などをAIに学習させ、実際に出そうな長文や英作文のテーマを提示してもらった。また、英作文の添削にも利用した。使用したAIツールは、Chat GPTとCopilot。
英語のスコアをどう上げたか
受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。
TOEIC L&Rのスコア
| 2026年3月 | 760 (L 390 / R 370 ) 提出 |
|---|
試験当日はどうだったか
当日の時間の流れと、会場で感じたことです。
東京農工大学 工学部 機械システム工学科・航空宇宙・機械科学コース
| 当日の受験者数 | 40名 |
|---|---|
| 試験時間の構成 | 8:35〜10:15 数学試験 休憩 11:00〜12:30 英語試験 休憩(この間に昼食) 13:45〜15:00 物理試験 |
| 当日の気づき | 中央線沿線のホテルがおすすめ。会場は東小金井駅から徒歩10分弱。途中にコンビニあり。昼休憩は外に出て散歩がおすすめ。 |
Kさんが東京農工大学の面接で実際に聞かれた質問
面接で投げられた質問と、その場での答え方
筆記で何がどう出たか(科目ごと)
面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
受験にかかった費用
編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ① 教材・書籍代 | ¥15,000 |
| ② 対策指導費 | ¥220,000 |
| ③ 試験関連費 | ¥7,000 |
| ④ 出願関連費 | ¥65,000 |
| ⑤ 当日関連費 | ¥40,000 |
| 合計 | ¥347,000 |
編入したあとの生活
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026-08-08
この合格者が使った参考書
本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。






