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筑波大学生命環境学群

筑波大学 生命環境学群 編入の合格体験記|froさん・一度届かなかった学類へ、7か月の対策

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-08‌‌‌‌‌​‌​‌​‌‌‌​‌‌​‌‌‌​‌‌‌​‌​‌‌‌‌‌

結論:冬のうちに英語を終わらせて、専門と志望理由書に時間を残した

この方が受けたのは、大学受験の前期試験であと4点届かなかった筑波大学 生命環境学群の、同じ学類でした。後期で受かった国立大学の農学系学部に進んだあとも心残りが消えず、1年生の後期に相談したことをきっかけに、編入という形でもう一度挑む決断をしています。志望理由は明確で、地球温暖化に関わる研究ができること、生物を「資源」として農学より広い視点で扱うカリキュラムがあることでした。

対策は2025年1月から。冬のうちは1日7〜10時間を確保し、英語と専門を同時に走らせて、3月にTOEIC835点を取った時点で英語を打ち切っています。以降は生物と化学の問題集を月ごとに半周ずつ積み、空いた時間を志望理由書と面接に振り向けました。過去問は大学のサイトに出ている3年分を、試験の3か月前と1か月前の2回に分けて解いています。2日がかりの試験で、面接では志望理由書の中身を9問にわたって掘り下げられました。

国立大学(理系)前籍
3.62前籍GPA
1校受験した大学
7か月対策にかけた期間
合格校筑波大学 生命環境学群 生物資源学類 環境工学コース
前籍国立大学(理系)
前籍の学部・学科農学部 農学生命科学科 森林・環境共生学コース
入学年2024年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2024年度入学

この記事で分かること

  • あと4点で逃した学類へ、もう一度挑むと決めるまで
  • 実際に出願した大学と、その結果(受験者19名・倍率1.9倍)
  • 1月から7月まで、英語を切り上げてからの月ごとの中身
  • 生物学・化学・TOEICで使った教材と、過去問の解く時期
  • 2日間の試験の流れと、面接で聞かれた9つの質問

なぜ編入を目指したのか

大学受験の前期試験の際に、同学類を受験し、あと4点というところで不合格となり、後期試験で合格した国立大学(理系)に入学したが、入学後も何となく筑波大学に対して心残りがあった。そんななか、大学1年後期にオンライン編入学院の学長とオンラインで無料相談させていただき、そのタイミングでやはりもう一度挑戦したいと思い、編入試験という形でチャレンジしようと決意した。

志望校を選んだ決め手

内海教授のもとで、地球温暖化に関わるメタンに関する研究が行うことができるとともに、様々な生物を”資源”として捉え、農学の分野よりも幅広い視点で学ぶことができるというカリキュラムが整っていたから。

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族・友人 / 伝えた時期: 人によって時期が違う

大学1年次の前期が始まる前に、父に編入試験の存在について教えてもらったため、編入試験を受けると伝えた時の家族は全面的に応援してくれた。友人の中でも仲の良い数人には編入試験の受験日よりも前に伝え、なかには同様に他の大学の編入試験を受ける友人もいたため、切磋琢磨できる環境であった。これまで関わりがそれほどなかった同じ学科の友人には合格が決まった後に伝え、驚いてはいたが、履修している授業があまり被っていなかったことから、薄々感じていたらしく、後押ししてくれた。

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)筑波大学 生命環境学群 生物資源学類 環境工学コース3年次一般編入191.9倍

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2025年1月 、本番の試験は 2025年7月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
6h
中期
4h
直前期
5h

休日

開始期
10h
中期
10h
直前期
10h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2025年1月
7h
2025年2月
10h
2025年3月
9.5h
2025年4月
5h
2025年5月
5h
2025年6月
4h
2025年7月
5.5h

月ごとの学習の中身

  • 2025年1月

    主な科目: 志望理由書, 面接/口頭試問, TOEIC, 生物学, 化学 / 気持ちの状態 4/5

    興味がある研究室のHPを参照、金のフレーズ・公式TOEIC Listening & Reading 800+・公式問題集をそれぞれ1周、リードα生物・リードα化学をそれぞれ1周

  • 2025年2月

    主な科目: 志望理由書, 面接/口頭試問, TOEIC, 生物学, 化学 / 気持ちの状態 4/5

    興味がある研究室の研究内容に関する知見をつける、金のフレーズ・公式TOEIC Listening & Reading 800+・公式問題集をそれぞれ1周、リードα生物・リードα化学をそれぞれ1周

  • 2025年3月

    主な科目: 志望理由書, 面接/口頭試問, TOEIC, 生物学, 化学 / 気持ちの状態 4/5

    自分が取り組みたいことと興味がある研究室の研究内容を比較する、金のフレーズ・公式TOEIC Listening & Reading 800+・公式問題集をそれぞれ1周、リードα生物・リードα化学・重要問題集(生物・化学)をそれぞれ半周 TOEICスコアが835点で取得できたため、このタイミングでTOEIC対策終了

  • 2025年4月

    主な科目: 志望理由書, 面接/口頭試問, 生物学, 化学 / 気持ちの状態 4/5

    志望理由書の内容となる要素を書き出す、リードα生物・リードα化学・重要問題集(生物・化学)をそれぞれ半周、3年分の過去問を解く

  • 2025年5月

    主な科目: 志望理由書, 面接/口頭試問, 生物学, 化学 / 気持ちの状態 4/5

    これまでまとめた内容を踏まえて志望理由書を作成する、リードα生物・リードα化学・重要問題集(生物・化学)をそれぞれ半周

  • 2025年6月

    主な科目: 志望理由書, 面接/口頭試問, 生物学, 化学 / 気持ちの状態 4/5

    模擬面接を通じて本番の雰囲気に慣れながら想定質問に対する回答を考える、リードα生物・リードα化学・重要問題集(生物・化学)をそれぞれ半周、3年分の過去問を解く

  • 2025年7月

    主な科目: 面接/口頭試問, 生物学, 化学 / 気持ちの状態 5/5

    模擬面接によって実践的な練習もやりつつ、これまで取り組んできた面接対策の復習をする、リードα生物・リードα化学・重要問題集(生物・化学)をそれぞれ半周を解く

勉強場所と環境

大学の図書館が開いている場合は、なるべく大学の図書館で勉強するようにすることで、分からないことがあった場合、参考となる教科書をすぐに探すことができるため、集中もできるし、便利。平日や休日の、大学の図書館や市民図書館が開いていない時間は、イヤフォンのノイズキャンセリング機能を使って、夕食ついでにファミレスで勉強したり、カフェで勉強したりすることで、集中できる環境を作っていた。

スランプとメンタル回復

編入試験に対してあきらめかけたといったタイミングはなかったが、在籍していた大学での授業や演習、友人との交流が2年次になって楽しく感じるようになり、仮にそのまま在籍したとしても自分のやりたいことができたため、「このままでも良いかな」と感じることがあった。しかし、大学受験の開示結果を見返したり、志望する大学のHPなどを見たりすることで、「このままの環境に満足してはいけない」という思いを起こし返していた。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

TOEIC

2024年5月 〜 2025年3月

生物学

2025年1月 〜 2025年7月

重要問題集 3周

化学

2025年1月 〜 2025年7月

リードα化学 5周

重要問題集 3周

過去問対策(入手・分析・周回)

筑波大学の過去問は大学のWebサイトで直近3年分が公開されており、問題を解く前に、まずはどの分野の問題が出題されているか、という傾向をつかむことに取り組み、試験日の3ヶ月前に1周目を解いた。そして、試験日の1ヶ月前に再び解き、自信につなげた。なかには模範解答がない年度のものもあったため、専属コーチに添削をしてもらった。

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

「生物学」の対策について、分野が多いことから、過去の傾向から出題されていない分野については特に対策していなかったが、本番の試験でその分野が出たため、少し焦ったことから、分野をあまり絞りすぎない方が良かったと感じている。

英語のスコアをどう上げたか

受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。

TOEIC L&Rのスコア

2024年3月835 (L 445 / R 390 ) 提出

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

筑波大学 生命環境学群 生物資源学類 環境工学コース

当日の受験者数19名(出願21名)
試験時間の構成<1日目> 10:00~12:00 学力検査(専門科目) <2日目> 10:00~17:00 面接 ※面接が終わった受験者から帰宅
当日の気づき会場は最寄りのつくば駅から約4 km離れており、ホテルはつくば駅周辺にしかないため、つくばセンターから大学循環のバスで行くのが良い。 面接が始まるのを待っている間は、スマホを含む電子機器を扱うことができないため、面接対策に関する情報を電子書類でまとめている場合は、プリントアウトしておくのが良い。

froさんが筑波大学の面接で実際に聞かれた質問

面接で投げられた質問と、その場での答え方

志望理由書のどこを突かれたか

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で面接の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

項目金額
① 教材・書籍代¥20,000
② 対策指導費¥300,000
③ 試験関連費¥35,000
④ 出願関連費¥31,000
⑤ 当日関連費¥25,000
合計¥411,000

編入したあとの生活

差分: −31単位 (認定率 70% )

単位はどれくらい認定されたか

102単位編入前の取得単位
71単位認定された単位
31単位認定されなかった単位
70%認定された割合

認定された 71単位(70%)認定されなかった 31単位(30%)

編入前に取得した102単位のうち、編入先に引き継がれたのは71単位です。残りの31単位は認定されず、編入先の卒業要件には算入されません(同じ数だけ取り直すという意味ではありません)。

froさんが編入したあとに分かったこと

単位認定でもっとこうしておけばよかったこと

編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際

編入後の就職活動の状況

編入学後に気づいた貴重な情報

単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で編入後の話を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。

編入前の自分へ

自分の将来を考えた時に、編入試験を受験するという選択ができるタイミングにあるならば、そのタイミングをのがしてはいけない。もし、編入試験を受験するか、院試を受験するかで迷っているならば、ぜひ編入学でより速い段階から入学したほうがよい。大学の雰囲気をつかみやすいし、特に、院試においては内部からの進学の方が有利な点が多い。
編入試験の対策をやっていくなかで、まずは対策をする本人が主体的に行動しなくてはいけない。今何をやるべきで、どんな情報が必要で、今後どうしていくのかといったことを、自分の進みたい方向と現状を比較し、客観的に考えながら取り組んでいくのが大事だと考える。

— froさん(筑波大学 生命環境学群)

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-08

この合格者が使った参考書

本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。

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