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東京科学大学理学院の編入試験対策|倍率・募集人員・出題科目・合格ロードマップ

東京科学大学理学院の編入試験対策|倍率・募集人員・出題科目・合格ロードマップ

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-05

結論:東京科学大学理学院の編入試験はこんな試験

東京科学大学理学院の編入学試験は、調査書・数学/物理/化学の学力検査(1日目)・面接(2日目)・英語外部試験のスコアによって合否が決まる一般入試です。募集は数学系・物理学系・化学系・地球惑星科学系の4系統合計で「若干人」とされ、工学院・物質理工学院・情報理工学院・環境・社会理工学院4学院合わせて20人の枠や、生命理工学院の10人枠とは別枠になっています。出願資格は高等専門学校または短期大学の卒業(見込み含む)者に限られ、大学在学者や学士の学位を持つ者を対象とする区分は設けられていません。大学が公表している実施結果では、直近3年の志願者は3年とも5名、合格者は年0〜3名で、合格者が1人も出なかった年度もあります。今日から始めるなら、まず自分の出身校区分が出願資格に合うかを確認し、英語外部試験(TOEIC L&R・TOEFL iBTのいずれか)の受験計画を立てることが最初の一歩です。この記事では、最新の募集要項と大学公表の実施結果にもとづいて、試験の全体像・倍率・出願手続き・出題科目・対策の考え方を整理します。

試験概要(最新要項データ)

令和9(2027)年度2027年度(令和9年度)の学士課程編入学募集要項(東京科学大学 理、工、物質理工、情報理工、生命理工、環境・社会理工学院向け、2026年4月公開)にもとづくデータです。この節は毎年の要項公表に合わせて更新されます(更新日: 2026-08-05)。

若干人募集人員(4系統合計)
8/26〜27試験日程
3科目数学・物理・化学の学力検査
高専・短大出願資格
募集人員理学院(数学系・物理学系・化学系・地球惑星科学系)合計で若干人。数学系・物理学系・地球惑星科学系は2年次相当編入学、化学系のみ3年次相当編入学。要項には「選考の結果によっては、合格者数が募集人員に満たない場合があります」との注記あり
出願期間2026年7月8日(水)〜10日(金)出願書類必着(Web出願サイトの登録は7月6日9時から可能)
検定料30,000円。支払受付期間は2026年7月1日(水)〜10日(金)
試験日程2026年8月26日(水): 数学9:30〜11:30・物理13:00〜14:30・化学15:00〜16:30の学力検査(9時10分までに集合)
2026年8月27日(木): 面接10:00〜(開始時刻は志望する系により異なる場合があり、系が指定する時刻までに集合)
試験会場東京科学大学 大岡山キャンパス
選抜方法調査書・学力検査・面接・英語外部試験のスコアによって行う
試験科目数学(微分積分学、線形代数学)/物理(力学、電磁気学、熱力学又は波動)/化学(物理化学、無機・分析化学、有機化学)/面接(志望する系の専門知識を問うことがある)。英語は学力検査ではなく外部試験のスコアを利用
英語外部試験TOEIC Listening & Reading Test、またはTOEFL iBT(Home Edition含む)のスコアシートを提出。2025年4月1日以降に受験したスコアに限る。TOEIC-IP・TOEFL-ITPなど団体受験のスコアは対象外
出願資格高等専門学校を卒業した者(2027年3月卒業見込みを含む)、または日本の短期大学を卒業した者(同)。学校教育法にもとづく高専・短大に限る
合格発表2026年9月8日(火)12時頃、大学の受験生サイトにPDF形式で掲載
入学時費用入学料282,000円(予定)、前期授業料317,700円・年額635,400円(予定)

出願書類の様式・提出方法・試験の詳細な実施要領は、必ず東京科学大学が公表する最新の学士課程編入学募集要項(大学公式サイト admissions.isct.ac.jp で「東京科学大学 学士課程 編入学 募集要項」と検索)で確認してください。本記事は学習計画づくりのための参考情報です。

出願資格の注意点

東京科学大学理学院の編入試験には、他大学の編入学試験と比べて見落としやすい特徴があります。多くの大学の編入試験では「大学に2年以上在学し所定の単位を修得した者」や「学士の学位を持つ者」も出願資格に含まれますが、理学院を含む理工学系の一般入試の出願資格は高等専門学校卒業(見込み含む)者と日本の短期大学卒業(見込み含む)者に限定されています。四年制大学に在学している、あるいはすでに学士の学位を持っているという理由だけでは、この一般入試には出願できません。また、特別入試(推薦による選抜)が用意されているのは生命理工学院のみで、理学院には特別入試の区分がありません。高専・短大以外の出身で理学院への編入を検討している場合は、この条件に自分が当てはまるかを、出願前に必ず大学公式の募集要項・入試課への問い合わせで確認してください。

出願手続きの実務(チェックリスト)

理学院の出願期間は2026年7月8日〜10日の3日間(書類必着)しかありません。英語は外部試験のスコアシート提出が必須で、スコアには「2025年4月1日以降に受験したもの」という条件があるため、出願直前になってからでは間に合わない準備があります。募集要項の記載をもとに、いつまでに何を用意するかを逆算すると次のようになります。

  • 出願1年以上前〜: TOEIC L&R、またはTOEFL iBT(Home Edition含む)の受験計画を立てる。2025年4月1日以降に受験したスコアのみが有効で、TOEIC-IPやTOEFL-ITPなど団体受験制度のスコアは対象外です。IELTS等その他の英語試験を挙げる記載は募集要項にないため、この2つのいずれかで準備してください。
  • 出願3か月前〜: 自分の出身校(高専・短大)区分が出願資格に合うかを確認し、調査書(出身学校所定の様式に出身学校長が作成し厳封したもの)の発行を教務窓口に依頼する。高等専門学校に編入した人は、在籍した高等学校の成績証明書(原本)も別途必要です。志望する系(数学系・物理学系・化学系・地球惑星科学系)を確定させ、面接で専門知識を問われることに備えて志望系の基礎知識を整理しておく。
  • 出願1か月前〜: 顔写真データ(出願前3か月以内撮影・カラー・上半身・脱帽・正面向き・無背景・無加工のJPGまたはPNG形式)を準備する。検定料30,000円の支払い方法(E-支払いサイト)を確認しておく。個人別成績の開示を希望する場合は、長形3号封筒に自分の住所・氏名を書き、460円分(簡易書留)の切手を貼った成績開示用封筒も用意します(同封しないと成績は届きません)。
  • Web出願登録(2026年7月6日9時〜): 受験生サイトからWeb出願サイトにアクセスし、志願票・顔写真データ・英語外部試験のスコアシート・検定料の支払い状況を登録する。
  • 出願期間(2026年7月8日〜10日): 志願票等は書留・速達で郵送し、出願書類が大岡山キャンパス入試課に必着で到着している必要があります。入試課へ持参しての出願は認められておらず、Web上での登録・検定料の納入だけでも出願手続きは完了しません。
  • 試験当日(8月26日・27日): 受験票を必ず持参する(受験票を携帯していないと学力検査・面接を受けられません)。学力検査で実施される科目を1科目でも受験しなかった場合は不合格になります。

必要書類の正式なリストと様式は年度ごとに変わる可能性があります。必ず東京科学大学が公表する最新の募集要項で確認してください。

難易度・倍率(大学公表の実施結果)

東京科学大学は、学士課程編入学試験の実施結果を年度ごとに公表しています。理学院(一般入試)の直近3年分は次のとおりです(出典: 東京科学大学「学士課程編入学等実施結果」令和6・7・8年度。年度は入学年度で表記し、実質倍率は 受験者数÷合格者数 で編入総研編集部が計算しました)。

年度志願受験合格実質
倍率
20245名4名3名1.3倍
20255名3名0名
20265名5名2名2.5倍
3年計15名12名5名2.4倍

年度は入学年度です(2024年度=2024年4月入学、試験は2023年8月実施)。2025年度は合格者が0名のため実質倍率は算出できません。

志願者 受験者 合格者 5 4 3 2024年度 5 3 0 2025年度 5 5 2 2026年度

この数字から、受験生が判断材料にできることは3つあります。

  • 「若干人」は「毎年数名は合格する」という意味ではありません。2025年度入学は受験者3名に対して合格者0名でした。募集要項にも「選考の結果によっては、合格者数が募集人員に満たない場合があります」と明記されています。定員があるから誰かは受かる、という前提で受験計画を立てるのは危険です。
  • 倍率の数字そのものは判断材料になりにくい規模です。4系統を合計しても志願者は3年とも5名で、1人増減するだけで倍率は大きく振れます。3年合計でも受験者12名・合格者5名(実質倍率2.4倍)にとどまるため、「2倍台だから入りやすい」と読むのではなく、母数が小さく年ごとの振れが大きい試験と捉えてください。
  • 系によって受験者の集まり方が違います。3年合計では物理学系が志願10名・受験8名・合格3名と最も多く、数学系は志願3名・合格1名、化学系は志願1名・合格1名、地球惑星科学系は志願1名・合格0名でした。志願者が0名の年度がある系もあり、系ごとに毎年の顔ぶれが大きく変わります。

なお、合格者はいずれの年度も全員が入学手続を行っています(2024年度3名・2025年度0名・2026年度2名)。また、募集枠の構造として、工学院・物質理工学院・情報理工学院・環境・社会理工学院の4学院は合わせて20人、生命理工学院は一般入試・特別入試合わせて10人という具体的な人数枠であるのに対し、理学院だけがそのどちらにも属さない独自の「若干人」枠になっています。

2027年度入学(2026年8月実施)分の実施結果は、募集要項によれば2027年4月以降に大学の受験生サイトへ掲載される予定です。最新の実施結果は大学公式サイトで直接確認してください。

出題科目と対策の考え方

理学院の学力検査は数学・物理・化学の3科目で、募集要項には出題科目の名称が次のとおり明記されています。設問レベルの傾向は大学が公表しているものではないため、ここでは募集要項に記載された出題科目の範囲をもとに、対策の出発点を整理します。

数学:微分積分学・線形代数学

試験時間は120分(9:30〜11:30)です。出題科目として「微分積分学、線形代数学」が明記されています。大学教養課程で学ぶ微分積分・線形代数の基礎的な計算力と、定理・概念の理解の両方が問われる科目と考えて対策するのが安全です。高専・短大でこれらの科目をすでに履修している場合は、教養課程レベルの教科書・問題集で抜けている単元がないかを棚卸しすることから始めてください。

物理:力学・電磁気学・熱力学又は波動

試験時間は90分(13:00〜14:30)です。出題科目として「力学、電磁気学、熱力学又は波動」が明記されています。「熱力学又は波動」という表記から、この2分野のどちらか、あるいは両方が出題対象になり得ると読み取れます。力学・電磁気学は理工系の編入試験で共通して問われやすい基礎分野のため、まずこの2分野を固め、熱力学・波動のどちらも手薄にならないよう教養物理の範囲を一通り復習しておくのが無難です。

化学:物理化学・無機・分析化学・有機化学

試験時間は90分(15:00〜16:30)です。出題科目として「物理化学、無機・分析化学、有機化学」が明記されています。化学系は3年次相当編入学の対象であることからも分かるとおり、他の3系統よりも化学の学修を積み上げてきた受験生が想定されていると考えられます。3分野とも大学基礎化学レベルの内容を体系的に押さえておく必要があります。

面接と英語外部試験

2日目の面接は個人面接で、志望する系における専門的な知識を問われることがあります。志望理由だけでなく、「なぜその系(数学系・物理学系・化学系・地球惑星科学系のいずれか)を選んだのか」「その系で何を学び、研究したいのか」を、専門用語も交えて説明できるように準備しておくとよいでしょう。英語は学力検査としては実施されず、TOEIC L&RまたはTOEFL iBTのスコアシート提出で評価されます。専門3科目の対策に時間を割く必要がある分、英語のスコアは前もって確保し、直前期に専門科目へ集中できる状態を作っておくことが理にかなっています。

著作権の観点から、過去の設問そのものはこの記事に記載していません。系統別の出題傾向の詳細は、募集要項の記載範囲を超える情報として断定的に書かないようにしています。

単位認定と卒業要件

編入学後、いつ卒業できるかは受験生にとって重要な判断材料です。募集要項には次のように定められています。

  • 数学系・物理学系・地球惑星科学系(2年次相当編入学)は、編入学後3年以上在学し、所定の単位を修得し、かつ学士特定課題研究・学士特定課題プロジェクトの審査に合格することが卒業要件です。
  • 化学系(3年次相当編入学)は、編入学後2年以上在学し、同様の単位修得・審査合格が卒業要件です。
  • 高専・短大での学修は、成績証明書とシラバスの内容にもとづいて東京科学大学の授業科目の履修とみなす単位認定の対象になります。募集要項は「今まで学んだ分野と全く異なる分野の系に編入学した場合は、認定できる単位が少なくなり、3年次相当編入学であっても編入学後2年間では卒業できない場合も起こり得ますので注意してください」と明記しています。

出身校での専攻(高専の学科・短大の専攻)と、理学院で志望する系の分野が近いかどうかは、単位認定の見込みに直結します。分野が大きく異なる転換を考えている場合は、出願前に大学の入試課・教務担当に単位認定の見込みを相談しておくと、入学後の卒業年次の見通しを立てやすくなります。

併願を考えるときの視点

理学院の学力検査(数学・物理・化学)と面接は2026年8月26日・27日の実施です。他大学の理系編入試験と日程が近いことは珍しくないため、併願を考える場合は候補校の試験日程が重ならないかを早めに確認してください。また、英語はTOEIC L&RまたはTOEFL iBTのスコアシート提出に限られ、IELTS等の記載はありません。IELTSしか受けていない、あるいはIELTSのみで出願できる大学を中心に併願を組んでいる場合は、理学院向けにTOEIC L&RかTOEFL iBTを別途受験する必要が出てくる点に注意してください。出願資格が高専・短大卒業(見込み含む)者に限定されている点も、併願先を選ぶ際の重要な確認事項です。同じ理系の編入試験でも、大学によって「大学2年以上在学」を出願資格に含める場合があり、その場合は出願できる大学の組み合わせが理学院とは異なります。

合格までのロードマップ(時期別)

募集要項に記載された日程・条件から逆算した、標準的な準備の流れを示します。志望する系や出身校での履修状況によって必要な準備量は変わるため、ここでは要項から確定している締切・条件を軸に組み立てています。

  • 1年以上前〜:英語の受験計画

    TOEIC L&RまたはTOEFL iBT(Home Edition含む)の受験計画を立てます。有効なスコアは2025年4月1日以降に受験したものに限られるため、早すぎる受験ではなく、出願(2026年7月)までに間に合う時期を逆算して計画してください。専門3科目の対策が本格化する前に英語のスコアを確保しておくと、直前期を専門科目に集中させやすくなります。

  • 半年前〜(2月頃):専門3科目の基礎固め

    志望する系(数学系・物理学系・化学系・地球惑星科学系)を確定させ、数学(微分積分学・線形代数学)、物理(力学・電磁気学・熱力学又は波動)、化学(物理化学・無機・分析化学・有機化学)のうち、実際に受験する科目の教養課程レベルの内容を体系的に復習します。化学系志望者は3年次相当編入学であることも踏まえ、より発展的な内容まで準備しておくと安心です。

  • 3か月前〜(4〜6月頃):出願書類の準備

    出身学校長が作成し厳封する調査書の発行を教務窓口に依頼し、顔写真データを準備します。面接で問われうる「志望する系の専門的な知識」を自分の言葉で説明できるよう、志望理由と合わせて整理しておきます。

  • 出願期間(7月):登録・検定料・書類提出

    Web出願サイトの登録は7月6日9時から、検定料(30,000円)の支払受付は7月1日〜10日、出願書類は7月8日〜10日必着です。オンライン上での登録・検定料納入だけでは出願は完了しないため、書類が実際に大岡山キャンパス入試課へ届いているかを必ず確認してください。

  • 直前期(8月):総仕上げ

    学力検査は8月26日(数学9:30〜11:30、物理13:00〜14:30、化学15:00〜16:30)、面接は8月27日(開始時刻は志望する系により異なる)です。学力検査は1科目でも欠席すると不合格になるため、当日の時間割・集合時刻(26日は9時10分までに集合)を事前に確認し、体調管理を含めて計画的に過ごしてください。

よくある質問

東京科学大学理学院の編入試験の募集人員は?

2027年度(令和9年度)の募集要項では、理学院の編入学は数学系・物理学系・化学系・地球惑星科学系の4系統合計で「若干人」です。工学院・物質理工学院・情報理工学院・環境・社会理工学院の4学院合わせて20人、生命理工学院の一般入試・特別入試合わせて10人とは別枠として設定されています。募集要項には「選考の結果によっては、合格者数が募集人員に満たない場合があります」とも記載されており、実際に合格者が0名だった年度もあります。

出願資格はどうなっていますか?

一般入試の出願資格は、高等専門学校を卒業した者(2027年3月卒業見込みを含む)、または日本の短期大学を卒業した者(同)に限られます(学校教育法にもとづく高専・短大)。大学に2年以上在学した者や学士の学位を持つ者を対象とする区分は、この募集要項には設けられていません。四年制大学からの編入を検討している場合は、理学院がこの条件に当てはまるかを必ず最新の募集要項で確認してください。

倍率はどのくらいですか?

東京科学大学が公表する学士課程編入学等実施結果によると、理学院(一般入試)の志願者は2024年度・2025年度・2026年度入学のいずれも5名、合格者はそれぞれ3名・0名・2名でした。3年間の合計は志願者15名・受験者12名・合格者5名で、実質倍率(受験者数÷合格者数)は約2.4倍です。ただし2025年度入学は受験者3名に対して合格者0名で、募集人員が「若干人」であっても毎年必ず合格者が出るとは限りません。2027年度入学分の実施結果は2027年4月以降に公表される予定です。

英語外部試験はどれを、いつまでに受ければいいですか?

TOEIC Listening & Reading Test、またはTOEFL iBT(Home Edition含む)のスコアシートを提出します。2025年4月1日以降に受験したスコアに限られ、TOEIC-IPやTOEFL-ITPなど団体受験制度で取得したスコアは対象外です。IELTS等その他の試験を挙げる記載は募集要項にありません。出願期間(2026年7月8日〜10日)までにスコアシートを用意できるよう、逆算して受験時期を決めてください。

試験科目と当日の内容は?

学力検査は数学(微分積分学、線形代数学)、物理(力学、電磁気学、熱力学又は波動)、化学(物理化学、無機・分析化学、有機化学)の3科目です。英語は学力検査ではなく英語外部試験のスコアを利用し、面接では志望する系における専門的な知識が問われることがあります。学力検査で実施される科目を1科目でも受験しなかった場合は不合格になるため注意してください。

化学系だけ編入学年次が違うのはなぜですか?

理学院の編入学試験では、数学系・物理学系・地球惑星科学系が2年次相当編入学、化学系のみ3年次相当編入学と定められています。卒業要件も異なり、2年次相当編入学の系は3年以上、化学系(3年次相当編入学)は2年以上の在学が必要です。募集要項は単位認定について「今まで学んだ分野と全く異なる分野の系に編入学した場合は、認定できる単位が少なくなり、3年次相当編入学であっても編入学後2年間では卒業できない場合も起こり得ますので注意してください」と注意を促しています。

対策はいつから始めるべきですか?

試験は例年8月下旬(2027年度は8月26日・27日)に実施され、出願は7月上旬という早いスケジュールです。英語外部試験のスコアには2025年4月1日以降受験という条件があるため、受験計画は1年以上前から立てておくと安心です。数学・物理・化学は大学教養課程レベルの範囲が出題科目として明記されているため、早期から体系的に基礎を固めておくことが対策の土台になります。

まとめ

東京科学大学理学院の編入試験は、「4系統合計で若干人」という独自の少数選抜枠「高専・短大卒業者に限定された出願資格」「化学系のみ3年次相当編入学」という3つの特徴を正確に押さえることが、対策の第一歩になる試験です。数学・物理・化学の学力検査と面接という構成自体はシンプルですが、出願資格や卒業要件の細部は他の理工系編入試験と異なる点が多いため、思い込みで判断せず、必ず大学公式の最新の募集要項で確認してください。大学公表の実施結果では3年間で志願者15名・合格者5名、合格者が0名だった年度もあります。倍率の数字を目標にするより、まずは自分の出身校区分と志望する系を確定させ、TOEIC L&RまたはTOEFL iBTの受験計画を立てることから始めてください。

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、倍率は大学が公表する編入学試験の実施結果にもとづいています。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026年8月5日

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