日本女子大学食科学部の編入試験|2027年度は食科学科のみ・学士入学なし
先に結論: 2027年度(2026年12月6日実施)に日本女子大学食科学部で出願できるのは、食科学科の編入学A・編入学Bだけです。
日本女子大学が公表している2027年度編入学試験・学士入学試験募集要項の「募集学部・学科及び募集人員」では、食科学部の食科学科が編入学A・編入学Bの2区分で2年次入学の募集を行い、学士入学は「――」と表記されています。栄養学科は3区分とも「――」です。要項本文にも、この表記が「その年度の募集はない」ことを意味すると明記されています。
つまり、大学を卒業した人・卒業見込みの人(学士入学の対象)は、2027年度に食科学部へ出願できません。また、栄養学科を志望している人も出願できません。この記事では、食科学科の編入学A・Bで何が問われるのか、栄養学科を志望していた場合に何を確認すべきかを、要項の原本にもとづいて整理します。
2027年度の募集状況(要項データ)
2027年度2027年4月入学(2026年12月6日実施)の募集要項にもとづくデータです(確認日: 2026-09-06)。
| 学科 | 編入学A (大学1年次修了者編入) | 編入学B (一般編入) | 学士入学 |
|---|---|---|---|
| 食科学科 | 2年次 | 2年次 | 募集なし |
| 栄養学科 | 募集なし | 募集なし | 募集なし |
募集要項「2.出願にあたっての留意点」より: 「『1.募集学部・学科及び募集人員』の表に『――』と記載のある学科は 2027 年度の募集はありません。」また同表の下には「今年度募集学科は、上記一覧の入学年次に記載のある学科のみです。以降の記載事項には、今年度募集のない学科に関する記載もありますのでご注意ください。」と書かれています。
要項の「学科選考試験」のページには、編入学の表と学士入学の表が別々に掲載されています。編入学の表には食科学科がありますが、学士入学の表には食科学部の学科が1つも掲載されていません。募集人員の表と学科選考試験の表の両方で、学士入学の募集がないことを確認できます。
「要項に学科名がある」は募集の根拠にならない
日本女子大学の編入・学士入学の要項は、全学部・全学科を1冊にまとめた構成です。そのため、その年度に募集しない学科の名前も要項のあちこちに残ります。食科学部を志望する人が読み違えやすいのは、次の3か所です。
- 出願資格の外国語検定の表: 全学科分が並んでおり、募集のない栄養学科の要件(編入学・学士入学とも※2)も掲載されています。ここだけを見ると、栄養学科にも出願できるように読めてしまいます。
- 学科ごとの注意事項: 2027年度の要項には「(栄養学科志願者)2年制の栄養士養成施設の卒業者及び卒業見込の者でないと出願できません」という注記が残っています。募集がない学科の出願制限がそのまま掲載されているだけで、募集の根拠にはなりません。
- 学士入学に触れた注意事項: 「(食科学科志願者)……編入学は3年間、学士入学は 2 年間で卒業できない場合があります」という記載も残っています。2027年度の食科学科に学士入学の募集はないため、この文の後半は今年度の受験生には該当しません。
要項の冒頭で大学自身が「今年度募集のない学科に関する記載もあります」と注意を促しているのは、この構成のためです。募集の有無を判定できるのは、要項1ページ目の「募集学部・学科及び募集人員」の表だけだと覚えておくと、年度をまたいでも読み違えません。学科名や「学士入学」という語で要項内を検索してヒットしても、それは募集の証明になりません。
年度別の募集実績(要項原本で確認)
食科学部は2025年4月に開設された新しい学部です。開設以降、公表された募集要項の原本で確認できた募集状況は次のとおりです(年度はいずれも入学年度です)。
| 入学年度 | 食科学科 | 栄養学科 |
|---|---|---|
| 2025年度 (2024/12/8実施) | 募集なし(学部開設初年度) | 募集なし(学部開設初年度) |
| 2026年度 (2025/12/7実施) | 募集なし | 編入A・Bとも2年次/学士入学は募集なし |
| 2027年度 (2026/12/6実施) | 編入A・Bとも2年次/学士入学は募集なし | 募集なし |
食科学部の前身は家政学部食物学科(食物学専攻/管理栄養士専攻)で、2025年4月の食科学部開設にともない学生募集を停止しました。2024年度入試では食物学科(食物学)で学士入学3年次の募集がありましたが、編入学の募集はありませんでした。
この推移から読み取れることは3つあります。
- 募集される学科が1年ごとに入れ替わっています。2026年度は栄養学科、2027年度は食科学科です。「昨年募集があった学科に今年も出願できる」という前提は成り立ちません。
- 学士入学の募集は、学部開設以降まだ一度もありません。食科学部が実施してきたのは編入学Aと編入学Bだけです。大学を卒業した人が食科学部を志望する場合、今後の年度の要項で学士入学の欄に入学年次が記載されるのを待つことになります。
- 入学年次は2年次で固定されています。他学部では「2年次又は3年次」として履修状況により決める学科もありますが、食科学部は2026年度・2027年度とも2年次のみでした。専門科目の積み上げが必要な分野であることが背景にあると考えられます。
2027年度に募集がある食科学科の内容
食科学科は、食品の開発や研究を科学的に扱う学科です。2027年度の選抜内容は次のとおりです。
| 募集区分 | 編入学A・編入学Bの2区分(学士入学の募集はなし) |
|---|---|
| 入学年次 | 両区分とも2年次 |
| 募集人員 | 若干名 |
| 学科選考試験 | 11:00〜12:00 食品学、栄養学、調理学の基礎 |
| 口述試験 | 13:00〜 |
| 外国語の筆記 | なし(出願資格としての外部検定で確認する設計) |
| 持込み | 辞書・辞典は全学科とも不可。電卓も食科学科では不可 |
| 試験場 | 日本女子大学 目白キャンパス |
試験科目が「小論文」ではない意味
日本女子大学の編入・学士入学では、多くの学科が「◯◯に関する小論文」という形式をとります。現代社会学科は「現代社会に関する小論文」、被服学科は「被服に関する小論文」という具合です。これに対し食科学科の科目名は「食品学、栄養学、調理学の基礎」で、要項の表記上、小論文とは書かれていません。
この違いは、対策の組み立て方に直結します。テーマに対する意見を論じる形式であれば読書と作文の訓練が中心になりますが、3分野の「基礎」を問う形式であれば、まず知識そのものを体系的に持っていることが前提になります。対策の重心は、意見を述べる練習より先に、次の3分野の基礎知識を漏れなく押さえることに置くのが自然です。
- 食品学: 食品成分(水分・炭水化物・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル)の性質と変化、食品の加工・保存、食品衛生と安全性、食品表示。
- 栄養学: 栄養素の消化・吸収・代謝、エネルギー代謝、食事摂取基準、ライフステージごとの栄養、生活習慣病と食生活の関係。
- 調理学: 加熱・非加熱操作の原理、調理による食品成分の変化、調味の科学、器具・設備と調理操作の関係。
ただし、要項に記載されているのは科目名と実施時間(11:00〜12:00の1時間)までで、解答形式が記述式か選択式か、何問構成かは公表されていません。要項の「合否判定の方法」には「各学科で定めた客観式を含む複数の選考方法により試験を実施します」と書かれており、客観式(選択式など)の要素が含まれることは読み取れます。知識問題にも記述問題にも対応できるよう、用語を説明できる水準まで整理しておくのが安全です。
口述試験は午後に行われます。午前の内容について確認される可能性を想定しつつ、食に関わる分野で何を学びたいのか、これまでの学修や実務経験がどうつながるのかを具体的に語れるようにしてください。出願書類の履歴・志望理由書も評価対象なので、書類と口述で語る内容をそろえておきます。
外国語検定は最も高い基準
日本女子大学は外国語検定の要件を学科ごとに3段階で設定していますが、食科学部の2学科は最も高い「※2」の基準に分類されています。同じ大学のなかでも、被服学科や数物情報科学科の「※3」(対象試験を受験していればスコア不問)とは要求水準が大きく異なります。2027年度要項の※2の基準は次のとおりです。
| 実用英語技能検定(英検) | 準1級・1級を受験し、CSEスコア2300以上(各級の合否は問わない) |
|---|---|
| TEAP(4技能) | 309以上 |
| GTEC/GTEC CBT | 1180以上 |
| ケンブリッジ英語検定 | 160以上 |
| IELTS(アカデミック) | 5.5以上 |
| TOEFL iBT | 2026年1月20日以前の試験は72以上、2026年1月21日以降の試験は4.0以上 |
| TOEIC L&R/S&W | 1560以上(S&Wのスコアを2.5倍にして合算) |
TOEFL iBTだけ受験日によって基準が2通りある点に注意してください。試験の得点尺度が2026年1月21日から変わったことに対応した記載です。自分のスコアがどちらの基準で判定されるかは、受験日で決まります。
証明書についての条件も確認が必要です。出願締切日から遡って2年以内に受験したものに限られ、2027年度入試であれば2024年10月23日以降の受験分が対象でした。英検は二次試験の受験日が2年以内であれば一次試験がそれより前でも対象になります。証明書は原本・コピーのいずれも可で、原本証明は不要です。条件に合う証明書を複数持っている場合は、1つを選んで提出します。
※2は英検準1級相当の水準であり、スコアメイクだけで半年から1年が必要になる可能性があります。食科学部を志望する場合、専門分野の学習より先に外部検定の受験計画を立てることが実質的な出発点になります。TOEIC L&Rだけでは合算1560に届かないケースもあるため、S&Wの受験まで含めて計画するか、英検・IELTSなど他の検定を選ぶかを早い段階で決めておくと迷いません。
資格取得と卒業までの年数
要項には食科学科志願者向けの注意として、次の内容が記載されています。
「食品衛生管理者・監視員の資格を希望する場合、食品衛生管理者・監視員養成施設で修得した単位は、当該資格を修得するための単位に認定されません。また、編入学は3年間、学士入学は 2 年間で卒業できない場合があります。」
養成施設で取得済みの単位が資格取得用の単位としては引き継がれない、という点は進路設計に直結します。資格取得を目的に編入する場合、在学年数が想定より長くなる可能性を前提に計画してください。全学科共通の注意にも「認定単位数、教育課程及び資格取得要件により、2年次入学は3年間で卒業できない場合があります」と明記されています。学費と在籍期間の見通しは、出願前に必ず立てておくべきです。
3区分の出願資格の違い
日本女子大学の編入・学士入学は、出願資格によって3つの区分に分かれます。2027年度の食科学科で使えるのは編入学Aと編入学Bの2つだけですが、区分の全体像を押さえておくと年度が変わったときの判断が早くなります。
| 編入学A (大学1年次修了者編入) 2027年度あり | 修業年限4年以上の大学に1年以上在学(見込み含む)し、30単位以上を修得している人・修得見込みの人。または大学が同等以上の学力を有すると認めた人 |
|---|---|
| 編入学B (一般編入) 2027年度あり | 修業年限4年以上の大学に2年以上在学(見込み含む)し、62単位以上を修得している人・修得見込みの人/短期大学卒業者・2027年3月卒業見込みの人/高等専門学校卒業者・2027年3月卒業見込みの人/大学が同等以上と認めた人 |
| 学士入学 2027年度なし | 修業年限4年以上の大学を卒業した人・2027年3月までに卒業見込みの人/学校教育法第104条第7項の規定により学士の学位を授与された人・2027年3月までに授与見込みの人/文部科学大臣の指定した人/大学が同等以上と認めた人 |
加えて、出願できるのは女子です。日本女子大学は2024年4月入学より、出生時に割り当てられた性別が女性以外で性自認が女性である学生にも出願資格を広げています。一方で、次の2点は要項に明確な制限として書かれています。
- 日本女子大学(通学課程)の在学者は出願できません。学内での学科変更は転学科(転学部を含む)の対象となるためです。
- 専門学校出身者は出願できません。短期大学・高等専門学校とは扱いが異なります。調理・栄養系の専門学校を卒業していても、それだけでは編入学Bの対象になりません。
外国の学校(外国大学の日本校を含む)の出身者や、各区分の「大学が同等以上の学力を有すると認めた者」の条項で出願する場合は、事前確認が必要です。2027年度は2026年9月14日(月)必着で入試課へ書類を郵送する必要があり、この期日を過ぎると問い合わせを受け付けてもらえません。障害等により受験時・入学後の特別な配慮を希望する場合の申請期日も同じ2026年9月14日です。
出願から合格発表までの流れ
2027年度の日程は全学科共通です。食科学科もこのスケジュールで動きます。
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2024年10月23日以降
外国語検定の受験(有効期間の起点)。証明書は出願締切日から2年以内に受験したものに限られます。食科学科は※2の高い基準なので、ここが最も時間のかかる工程です。1回で届かない前提で、複数回の受験機会を確保してください。
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2026年9月14日
事前確認・配慮申請の期日。外国の学校出身者の出願資格確認、受験時・入学後の特別な配慮の申請は、いずれもこの日までです。出願期間の1か月以上前に締め切られる点に注意してください。
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2026年10月19日〜10月23日
出願期間(平日5日間)。UCAROへの会員登録とWeb出願サイトでの登録(10月23日23:59まで)、出願書類の郵送(10月23日消印有効・簡易書留速達)、検定料の納入をすべて期間内に完了させる必要があります。検定料のほか1回の出願ごとに支払手数料1,200円がかかります。入試課への持参は認められていません。
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2026年11月27日〜
受験票の印刷。UCAROから各自で印刷します。氏名・住所・生年月日・志望学科の記載に誤りがないか確認し、相違があれば入試課へ連絡します。
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2026年12月6日
試験日(日曜)。目白キャンパスで実施。構内へは8時30分から入構でき、試験開始15分前までに入室します。11時から学科選考、13時から口述試験のため昼食の持参が必要です。時計は時刻表示機能だけのものに限られ、スマートフォンやウェアラブル端末は時計として使えません。自動車・バイク・自転車での来学は認められていません。
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2026年12月11日15:00
合格発表。UCAROで発表され、合格通知や入学手続要領の郵送はありません。電話による合否の問い合わせにも一切応じないと明記されています。入学手続情報の登録と入学手続金の納入は12月18日23:59まで、入学手続書類の郵送は2027年3月12日〜3月24日(消印有効)です。
試験日は全学科共通で2026年12月6日です。日本女子大学のなかで複数学科を併願することはできません。出願は1学科を選んで行うことになります。
栄養学科を志望していた方へ
2027年度は栄養学科の募集がありません。ここでは、直近に実施された内容と、栄養学科特有の出願制限を整理します。
直近の実施は2026年度(2025年12月7日)
栄養学科で直近に募集があったのは2026年度入試です。このときの要項に記載されていた内容は次のとおりでした。次に募集がある年度の選抜方法が同じである保証はないため、あくまで参考情報として読んでください。
| 募集区分 | 編入学A・編入学Bの2区分(学士入学の募集はなし) |
|---|---|
| 入学年次 | 両区分とも2年次 |
| 学科選考試験 | 11:00〜12:00 食品学、栄養学、調理学の基礎(2027年度の食科学科と同じ科目名) |
| 口述試験 | 13:00〜 |
| 外国語検定の要件 | ※2(英検CSE2300以上など、食科学科と同じ基準) |
| 出願制限 | 2年制の栄養士養成施設の卒業者及び卒業見込の者でないと出願できない |
栄養学科の最大の特徴は、出願できる人が「2年制の栄養士養成施設の卒業者・卒業見込者」に限定されていることです。これは編入学A・編入学Bの一般的な出願資格に加わる条件で、たとえば一般の4年制大学に1年以上在学して30単位以上を修得していても、栄養士養成施設の課程を修めていなければ出願できません。募集がある年度であっても、対象になる人はかなり限られます。管理栄養士の受験資格を目指して編入を考えている場合は、この点をまず確認してください。
あわせて要項には、食品衛生管理者・監視員の資格を希望する場合に養成施設で修得した単位が当該資格の単位に認定されないこと、3年間で卒業できない場合があることも記載されていました。
栄養・食物系で他の選択肢を探す
栄養学科の募集がない年度に進路を進めたい場合、同じ日本女子大学のなかでは食科学科が近い分野です。ただし食科学科は栄養士養成施設の卒業を出願条件としていないぶん、管理栄養士の受験資格に直結する課程かどうかは学科の教育課程で確認が必要です。学科選考試験の科目名が栄養学科と同じ「食品学、栄養学、調理学の基礎」である点は、これまでの学習を活かしやすい材料になります。
他大学まで視野を広げる場合は、栄養・食物系の学部で編入学試験を実施している大学が選択肢になります。編入総研では武庫川女子大学食物栄養科学部、相模女子大学栄養科学部、東京家政大学栄養学部の記事も公開しています。出願資格・試験日・選抜方法は大学ごとに大きく異なり、栄養士養成施設の卒業を条件とする大学もあるため、候補校それぞれの最新の募集要項で確認してください。
難易度をどう考えるか
日本女子大学は入試結果を「大学入試状況・結果」として学科別に公表しています。ただし公表対象は一般選抜・学校推薦型選抜・総合型選抜・外国人・社会人の区分で、編入学・学士入学の志願者数や合格者数はここに含まれていません。編入・学士入学の実施状況を数値で確認できる資料は、2026年8月時点では見つかっていません。
数値がない以上、難易度を倍率で語ることはできません。判断材料になるのは要項に書かれた事実だけです。募集人員は各学科とも若干名で、合否は「各学科で定めた客観式を含む複数の選考方法により試験を実施し、それらの試験結果と出願書類を資料として総合的に検討して判定する」とされています。試験の成績は開示されません。
食科学部について要項から読み取れる特徴は、出願にたどり着く前の関門が明確だということです。※2の外国語検定基準を満たすこと、そして募集がある年度に当たること。この2つを越えた人だけが受験できる構造になっています。逆に言えば、外部検定のスコアを早い段階で確保しておけば、募集が発表されてから試験日までの約1か月半を専門分野の仕上げに使えます。
単位認定と卒業までの年数
編入後にどこまで単位が認定されるかは、卒業までの年数に直結します。2027年度要項では、単位認定の詳細は「〈参考:2026年度〉2027年度未定」として前年度の内容が示されており、区分ごとに一括認定の範囲が異なります。
| 編入学A | 外国語(英語)修得者は「プレゼンテーション・イングリッシュa,b」4単位、情報処理2単位、身体運動2単位、教養科目6単位を一括認定。相当する学科科目は個別認定 |
|---|---|
| 編入学B | 外国語(英語)修得者は6単位、情報処理2単位、身体運動2単位、教養科目12単位、自由選択科目は各学科の認定可能な最大単位数まで一括認定 |
卒業に必要な総単位数は学科と入学年次により124単位〜129単位で、入学時に認定されうる単位数の上限も学科により異なり、前年度実績で49単位〜93単位とされています。要項には「学科内容・履修方法・時間等を異にする大学・短期大学等からの志願者の場合は、認定できる単位数が少なくなることもあります」とも書かれています。食科学部は実験・実習を含む科目が多く、他分野から編入する場合は認定される単位が想定より少なくなる可能性を見込んでおくと安全です。
よくある質問
2027年度に日本女子大学食科学部のどの学科へ出願できますか?
食科学科だけで、しかも編入学Aと編入学Bの2区分に限られます。2027年度編入学試験・学士入学試験募集要項の「募集学部・学科及び募集人員」では、食科学科の編入学A・編入学Bが2年次、学士入学が「――」、栄養学科は3区分とも「――」と表記されています。要項本文にも「表に『――』と記載のある学科は2027年度の募集はありません」と明記されています。
日本女子大学食科学部は学士入学で出願できますか?
2027年度はできません。食科学科・栄養学科とも学士入学の募集がなく、要項の学士入学の学科選考試験の一覧にも食科学部の学科は掲載されていません。要項原本で確認できる範囲では、食科学部は2025年4月の開設以降、学士入学の募集を一度も行っていません。大学を卒業した人・卒業見込みの人が食科学部を志望する場合、今後の年度の要項で学士入学の欄に入学年次が記載されるのを待つことになります。
日本女子大学食科学部の栄養学科は編入できますか?
2027年度は募集がないため出願できません。栄養学科で直近に募集があったのは2026年度入試(2025年12月7日実施)で、編入学A・編入学Bの2区分・2年次入学でした。ただし栄養学科には「2年制の栄養士養成施設の卒業者及び卒業見込の者でないと出願できません」という出願制限があり、募集がある年度でも出願できる人は限られます。
食科学科の編入試験の科目は何ですか?
2027年度は11時から12時までが「食品学、栄養学、調理学の基礎」、13時からが口述試験です。他学科のような「◯◯に関する小論文」ではなく、3分野の基礎を問う形式として要項に記載されています。辞書・辞典の持込みは全学科とも不可で、電卓も食科学科では使用できません。試験場は日本女子大学目白キャンパスです。
食科学科の出願にはどのくらいの英語スコアが必要ですか?
日本女子大学のなかで最も高い「※2」の基準です。2027年度要項では、英検CSE2300以上、TEAP 309以上、GTEC 1180以上、ケンブリッジ英語検定160以上、IELTS 5.5以上、TOEIC L&RとS&Wの合算1560以上、TOEFL iBTは2026年1月20日以前の試験で72以上・2026年1月21日以降の試験で4.0以上のいずれかとされています。証明書は出願締切日から2年以内に受験したもの(2024年10月23日以降)に限られます。
食科学科に編入すると何年で卒業できますか?
2年次入学なので原則3年間ですが、要項には「認定単位数、教育課程及び資格取得要件により、2年次入学は3年間で卒業できない場合があります」と明記されています。さらに食科学科志願者向けの注意として、食品衛生管理者・監視員の資格を希望する場合は編入学で3年間では卒業できない場合があること、食品衛生管理者・監視員養成施設で修得した単位は当該資格を取得するための単位に認定されないことが記載されています。
日本女子大学食科学部の編入試験は毎年実施されていますか?
学部としては毎年ではありません。食科学部は2025年4月に開設され、開設初年度の2025年度は両学科とも募集がありませんでした。その後は2026年度が栄養学科のみ、2027年度が食科学科のみと、募集する学科が1年ごとに入れ替わっています。志望学科の募集があるかどうかは、毎年公表される募集要項の1ページ目の表で確認してください。
この記事の情報はいつ時点のものですか?
2026年9月6日時点で日本女子大学が公表している2027年度編入学試験・学士入学試験募集要項と、2024年度から2026年度までの募集要項の原本にもとづいて作成しています。募集学科・日程・選抜方法・出願資格は年度ごとに変わるため、出願を検討する際は必ず大学が公表する最新の募集要項を確認してください。
まとめ
日本女子大学食科学部の編入学・学士入学試験で最初に確認すべきなのは、その年度にどの学科のどの区分で募集があるかです。2027年度(2026年12月6日実施)は食科学科の編入学A・編入学Bだけで、栄養学科の募集はなく、学士入学の募集もありません。大学を卒業した人・卒業見込みの人は、この年度は出願できません。
食科学科を目指す場合、実質的な出発点は※2の外国語検定基準を満たすことです。英検CSE2300、IELTS 5.5、TOEIC合算1560といった水準は短期間で到達できるものではないため、専門分野の学習より先に受験計画を立ててください。そのうえで、食品学・栄養学・調理学の3分野の基礎を、用語を説明できる水準まで体系的に固めていきます。栄養学科を志望していた場合は、次の募集がある年度まで待つか、食科学科や他大学へ視野を広げるかの判断が必要です。いずれの場合も、判断の根拠は毎年公表される募集要項の1ページ目の表に置いてください。
あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。
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この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。募集学科・日程・選抜方法・出願資格は、大学が公表する募集要項の原本を毎年度確認して記載しています。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026年9月6日

