長崎大学 経済学部 編入の合格体験記|M/Hさん・短大からTOEICを武器に合格するまで
結論:TOEICが使える国公立に絞ったから、短大の2年で間に合った
公立の短期大学から、長崎大学 経済学部 総合経済学科へ編入した方の記録です。短大からの編入は、在学が2年しかないぶん、志望校を決めるのが遅れるとそれだけで詰みます。
この方が最初にやったのは、偏差値でも学部の中身でもなく「TOEICが使える国公立の経済学部」という条件で候補を切ることでした。英語を試験当日ではなくスコアで済ませられれば、残りの時間は専門科目に全部まわせます。実際、対策に使えたのは約4か月でした。
| 合格校 | 長崎大学 経済学部 総合経済学科 |
|---|---|
| 前籍 | 公立の短期大学 |
| 前籍の学部・学科 | 経済科 |
| 入学年 | 2026年4月 入学 |
| 編入年次 | 3年次 |
| 受験年度 | 2026年度入学 |
この記事で分かること
- 短大の2年間で編入に間に合わせるために、どの順番で決めたか
- 実際に出願した大学と、その結果
- 経済学とTOEICに、それぞれ何をどれくらい使ったか
- 試験当日の時間の流れと、会場で感じたこと
- 編入したあとの単位認定と生活
なぜ編入を目指したのか
私が編入を決意したのは、 高校生の時 のことでした。
高校生の時の大学受験で理系の国公立大学の進学を目指していたのですが、前期、後期ともにうまくいかず、私立への進学は難しい家庭だったため、そのまま浪人を検討していました。しかし、そのタイミングで父親が編入という手はどうかと提案してくれたことがきっかけでした。自分自身、共通テストの点数がもう1年やったところで上がるようには感じなかったので、迷わず、編入合格を目標にすることを選びました。短期大学自体が公立であったことと、編入に力を入れているとの噂があった学校だったので、その学校に進学後、周りの仲間がやはり編入を目標にしている子が多かったこともあり、自分も負けてられないとの思いで編入を目指しました。
志望校を選んだ決め手
大学の選び方は全国の国公立大学で、TOEICの利用が可能、かつ、経済学部で実施をしているところを選びました。そのなかで、様々な歴史のある長崎という地にある長崎大学を選びました。また、長崎大学自体、地域経済との結びつきを大事にしている大学であると知ったこともあり、自分の興味のあった分野である地域経済論と重なる部分があると思い、志望しました。
編入を周りに伝えた時の反応
伝えた相手: 家族・友人・大学・学校の先生 / 伝えた時期: 試験の1年以上前
両親はそもそも編入を前提に短大を勧めてくれていたので、特に、変わった反応はありませんでしたが、友達に伝えたときは、「編入ってまず何??」というところからでした。ただ、それでも自分が頑張っていることに対してはものすごく応援してくれました。浪人をしていた友達からは、「受験仲間が1人できた!」といった感じでお互いにモチベーションを上げ合ったりすることもできました。親以外の人に話すときは毎回驚かれるといった反応がほとんどだったように思います。また、その反応から、自分はやはり狭き門に挑戦しているんだなぁと感じていました。高校の頃の友達で1人だけ同じく編入を目指す子がいましたが、その子も同じ志だと知ったときは、お互いにすごく驚いたのを今でも覚えています。
受験した大学とその結果
この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。
| 結果 | 大学・学部 | 編入年次 | 試験区分 | 受験者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 合格(入学) | 長崎大学 経済学部 総合経済学科 | 3年次 | 一般編入 | 30 | 2.0倍 |
| 不合格 | 三重大学 人文学部 法律経済学科 | 3年次 | 一般編入 | 40 | 3.6倍 |
| 不合格 | 新潟大学 経済科学部 総合経済学科 | 3年次 | 一般編入 | 25 | 3.1倍 |
受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。
合格までの学習計画
私が編入試験対策を始めたのは 2025年7月 、本番の試験は 2025年10月 でした。
時期別の1日の学習時間
平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。
平日
休日
1日あたりの学習時間の推移
月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。
月ごとの学習の中身
- 2025年7月
主な科目: 経済学 / 気持ちの状態 3/5
夏前はらくらくミクロマクロをとにかくやった。基礎の確認をずっとしていた。
- 2025年8月
主な科目: 経済学 / 気持ちの状態 2/5
夏の模試をきっかけに問題がどれだけ解けてないかを確認し、少し焦る気持ちが出てきた。discordの基礎問題をとにかく何回もやっていた。
- 2025年9月
主な科目: 志望理由書 / 気持ちの状態 3/5
もともと短大で作成していた卒業論文とつながるような志望理由書を先生に添削してもらいながら作った。
- 2025年10月
主な科目: 面接/口頭試問 / 気持ちの状態 2/5
面接の練習は担当の先生だけでなく、父親との面接の練習も取り入れながら、自分が実際どう見えているのかを客観的視点から知りながら仕上げていった。
勉強場所と環境
平日は大学のラウンジで行い、土日は家でやっていた。カフェ等は近くになかったので、たまに外でするときは図書館などを利用して勉強しいた。学校での勉強が一番集中できていたのですが、その理由としては、周りに友達がいてうまくモチベーションを上げながら勉強をできていた。邪魔なゲームなどがない環境だったことも大きいと思う。学校が開いていないときは友達と電話をつなげながらやったりしていたが、あまり効果はなかったように今となっては思う。もう1回受験をするとなったら家では絶対やらないと思う。
スランプとメンタル回復
メンタルがしんどかったのは、一番最初に受けた長崎大学の受験後、あまり手応えがあったようには感じなかったこともあり、ほかの受験校の勉強に身が入らないことがあった。そんな時でも支えになってくれたと感じているのは、勉強のルーティンだったように思う。毎日、めんどくさいなと思う日でも、モチベーションが高い日でも関係なく、ただ習慣。当たり前にそれをこなすことをしていたことで、身が入らないことも長くは続かなかった。ただ、やるべきことをやることに集中することが1番自分のメンタルを安定させてくれていたように思う。あとは、友達と話たり、たまに外に一緒に出かけたりして、うまくリフレッシュも挟んでいた。
科目ごとの対策と使った教材
科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。
経済学
2025年6月 〜 2025年10月
選んだ基準: 編入を目指す方が多く使っていたから。
その教材の解説等をしてくれる、その著者が出しているYoutubeチャンネルを暇さえあれば見ているようにしました。書籍で勉強するだけでなく、映像等を用いて勉強できたことはかなり充実した対策につながりました。
TOEIC
2024年4月 〜 2025年1月
過去問対策(入手・分析・周回)
過去問は自分の志望する大学の3年分くらいを受験の1年前には調達し、分析を行っていた。基礎的な問題ばかりなのか、発展的な問題が多いのか、などを分析していた。その中で、自分が解けそうな問題が多い大学等の問題をまず解くようにしてから、発展的な内容に関しては、編入学院さんのdiscordの応用問題をやるかたちで対策を行っていた。周回はできなかった問題に限り行い、discordの基礎編と応用編に関しては何回も問題をやるようにした。
振り返ってみて、これもやっておけばよかった
もっと早くから経済学の勉強をしておけば、形式的な計算だけでなく、本質を理解した勉強ができていたのではないかと、後悔しています。
AIの活用方法
Chatgptになぜこうなるのか、を常に確認しながら問題を解くようにしていた。なぜの部分が参考書に書かれていないことが多かったため。
英語のスコアをどう上げたか
受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。
TOEIC L&Rのスコア推移
点をタップすると受験時期とスコアが表示されます。
受験時期の一覧を開く
2024年05月 390点 → 2024年08月 570点(提出)
試験当日はどうだったか
当日の時間の流れと、会場で感じたことです。
長崎大学 経済学部 総合経済学科
| 当日の受験者数 | 30 |
|---|---|
| 試験時間の構成 | 10時頃から100分間のテストをそのあと1時間弱の休憩後、面接を順番に行い、14時頃に終了。遅い人は17時までいるひともいたらしい。 |
| 当日の気づき | 面接の部屋が三つに分かれていたなかで、部屋によってまったく雰囲気が違った。和やかなとこもあれば、厳しいとこもあったらしいが、そこは運でしかない。面接直前はめちゃくちゃ緊張するが、ゆっくり、相手の面接官の言っていることをききながらやることが重要だとおもう。 |
三重大学 人文学部 法律経済学科
| 当日の受験者数 | 40 |
|---|---|
| 試験時間の構成 | 10時頃から90分間の経済学のテスト。その後順番に面接官に呼ばれ15分面接。 |
| 当日の気づき | 面接に関してはこの大学のが一番難しかったように思う。しかし、しっかりと自分の言いたいことの軸があれば、どんな質問にも答えられることを実感した。 |
新潟大学 経済科学部 総合経済学科
| 当日の受験者数 | 25 |
|---|---|
| 試験時間の構成 | 何時からか忘れたが、90分の試験の中で、経済学の試験が実施された。 |
| 当日の気づき | 新潟駅から新潟大学まではそれなりに遠いので予約するホテルはしっかり考えてから決めたほうがいい。 |
M/Hさんが長崎大学の面接で実際に聞かれた質問
面接で投げられた質問と、その場での答え方
志望理由書のどこを突かれたか
筆記で何がどう出たか(科目ごと)
面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
受験にかかった費用
編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ① 教材・書籍代 | ¥10,000 |
| ② 対策指導費 | ¥200,000 |
| ③ 試験関連費 | ¥32,000 |
| ④ 出願関連費 | ¥100,000 |
| ⑤ 当日関連費 | ¥100,000 |
| 合計 | ¥442,000 |
編入したあとの生活
差分: −12単位 (認定率 81% )
単位はどれくらい認定されたか
認定された 52単位(81%)認定されなかった 12単位(19%)
編入前に取得した64単位のうち、編入先に引き継がれたのは52単位です。残りの12単位は認定されず、編入先の卒業要件には算入されません(同じ数だけ取り直すという意味ではありません)。
M/Hさんが編入したあとに分かったこと
編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際
編入後の就職活動の状況
編入学後に気づいた貴重な情報
単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。
編入前の自分へ
勉強を始める初期段階から英語と経済学両方やっていくといいと思う。どっちも完璧にすることを目的にではなく、触れてみる程度でもやってみることが大事だとおもう。自分は特に経済学に対して難しいイメージを持ちすぎて、避けていたことで勉強を始めるのが遅かった。まずはすべての内容に目を通して見ることが大事。
— M/Hさん(長崎大学 経済学部)
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026-08-08
この合格者が使った参考書
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