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名古屋工業大学工学部

名古屋工業大学 工学部 編入の合格体験記|なるなるさん・自宅から通える1校に絞って

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-08​​​‌‌‌​‌​​​‌​​‌‌‌​‌​​‌​​​​‌‌​​​​

結論:1月にまず過去問を解いて、埋めるべき差から逆算した

国立大学(理系)の化学系の学科に入ったものの、化学の授業を楽しいと思えなくなり、物理や数学の授業へ興味が移っていった方の記録です。電磁気学・微分方程式・微分積分でクラス首位の成績を取れたことで、自分は数学と物理の方が得意かもしれないと気づいたのがきっかけでした。家族にこれ以上の金銭的な負担をかけたくないという事情から、自宅から通える大学へ候補を絞り、やりたいことにより近い名古屋工業大学 工学部 物理工学科を第一志望にしています。

対策は2025年1月から6月の本番まで、約6か月です。最初に手をつけたのは教科書ではなく過去問で、物理・数学・英語を3年分ずつ解いて難易度と分量と出題傾向をつかみ、そこから逆算しました。2月は過去問で見つかった穴を教科書までさかのぼって埋め、3月は問題集で量をこなし、4月には手に入る過去問をすべて解いて全問を人に説明できる状態まで仕上げています。口頭試問は前例のない出題形式だったため、他大学の例も参考にしながら想定問答を作りました。受験者は8名、倍率2.0倍です。

国公立大学前籍
3.2前籍GPA
1校受験した大学
6か月対策にかけた期間
合格校名古屋工業大学 工学部 物理工学科
前籍国公立大学
前籍の学部・学科工学部 化学生命工学科
入学年2026年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2026年度入学

この記事で分かること

  • 化学から物理へ、学ぶ分野を変えると決めるまでの経緯
  • 出願した大学と結果(受験者8名・倍率2.0倍)
  • 2025年1月から6月まで、過去問から逆算して組み立てた6か月
  • 数学・物理・英語で使った教材と、過去問の使い方
  • 前例のない口頭試問への備えと、試験当日の流れ

なぜ編入を目指したのか

所属していた国立大学(理系)の化学系の学科では化学の授業がメインでそれがやりたくて入学しましたが、化学の授業があまり楽しいと思えなくなり、物理や数学の授業の方に興味が湧いてきていました。また、国立大学(理系)で下宿をしていたのですが、遊ぶ場所が少なく、もう少し都会の大学に行けばよかったと後悔していたことも理由としてありました。いろんな引っ掛かりを覚える中でも、楽しく大学生活を送っていましたが、ある時、電磁気学、微分方程式、微分積分の授業でクラスでトップの成績を取ることができ、自分は数学、物理ができるんだ、数学、物理の方が得意なんだと気づきました。今思えば単なる驕り高ぶりですが、それで自信がつき別のフィールドで戦えるかもしれないと思ったのがきっかけです。

志望校を選んだ決め手

編入先を選ぶ上で、これ以上家族に金銭的負担をかけさせたくないと思ったため、自宅から通える大学への編入を検討しました。そこで、名前が上がったのは名古屋工業大学工学部、名古屋大学情報学部でした。名古屋大学の工学部は高専生のみの募集だったため受験資格がありませんでした。選んだ基準としては、物理や数学をメインに応用を学んでいくことで、名工大の工学部物理工学科と名大の情報学部自然情報学科が候補となりました。TOEICの点数が低かったことと、物理工学科の方が自分のやりたいことに近かったため名工大を第一志望校にしました。

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族・友人・恋人・パートナー・大学・学校の先生 / 伝えた時期: 試験の半年〜1年前

家族は昔から好きにいろんなことをさせてくれていたので、やりたいことをやっていいよと応援してくれました。下宿していたこともあり、編入するにあたって友達、パートナーにも伝えできる限り協力してもらいました。ですが、特にいつもと違ったことはなく、いつも通り接してほしいし、いつも通り遊んでほしいと伝えたので生活に変化はありませんでした。編入することを大学の先生にも伝えておかないといろんな手続きが間に合わなくなる可能性もあると思っていたので、できるだけ早めに伝えました。大学の先生は自分の活躍できる分野で活躍してほしいと応援してくれました。

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)名古屋工業大学 工学部 物理工学科3年次一般編入82.0倍

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2025年1月 、本番の試験は 2025年6月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
2h
中期
2h
直前期
4h

休日

開始期
3h
中期
3h
直前期
7h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2025年1月
2h
2025年2月
3h
2025年3月
3h
2025年4月
4h
2025年5月
4h
2025年6月
4.5h

月ごとの学習の中身

  • 2025年1月

    主な科目: 数学(微分積分、線形代数), 物理学(力学、電磁気学), 英語 / 気持ちの状態 4/5

    物理、数学、英語の過去問を3年分づつくらい解いて傾向を把握した。はじめに難易度や、分量、出題傾向などを把握しておくことで対策が立てやすくなった。また、自分が志望校との距離が遠いことを知ることで焦りが生まれ、勉強意欲が増した。

  • 2025年2月

    主な科目: 数学(微分積分、線形代数), 物理学(力学、電磁気学), 英語 / 気持ちの状態 4/5

    過去問で把握した傾向を元に理解できない部分を教科書等で遡って理解した。難しい問題が解けることよりも簡単な問題が説明できることの方が大切だと実感した。

  • 2025年3月

    主な科目: 数学(微分積分、線形代数), 物理学(力学、電磁気学), 英語 / 気持ちの状態 4/5

    編入数学徹底研究、大学生の初等力学、abceedを利用してできるだけたくさん問題を解いて、理解した。わからないところはAIや教科書、ネットで調べるなどして解決した。わからない問題を残さないようにした。

  • 2025年4月

    主な科目: 数学(微分積分、線形代数), 物理学(力学、電磁気学), 英語 / 気持ちの状態 4/5

    過去問をあるだけ全て解いて、全部の問題を人に説明できるまで仕上げた。わからない問題をなくして自分の中で落とし込めるまで理解した。

  • 2025年5月

    主な科目: 面接/口頭試問, 数学(微分積分、線形代数), 物理学(力学、電磁気学), 英語 / 気持ちの状態 3/5

    前の月までの勉強に加え、口頭試問で問われそうなことをAIと相談しながら対策していった。前例がない出題形式だったため他の大学の例も参考にして対策した。

  • 2025年6月

    主な科目: 面接/口頭試問, 数学(微分積分、線形代数), 物理学(力学、電磁気学), 英語 / 気持ちの状態 4/5

    前の月までの勉強に加え、口頭試問で問われそうなことをAIと相談しながら対策していった。新しいことを学ぶよりも今まで学んだことをおさらいする程度にとどめ自分を安心させた。

勉強場所と環境

家では集中できないことが多かったため、大学の図書館で勉強してました。他にはカフェや市営の図書館で勉強することもありました。勉強が捗らない時は環境を変えることが大切だとおもいます。

スランプとメンタル回復

1番落ち込んだのは、志願者数が発表されて倍率が2倍を超えていると分かった時です。編入試験は運にも左右されるため、「今年は運が悪いな」と勝手に思い込んでしまい、少し落ち込んでいました。自分に自信が持てなくなり、勉強を辞めてしまいそうになりましたが、勉強をしていない自分はもっと不安になるため、逆に勉強量を増やして自分を安心させました。また、自分が信頼できる人に悩んでいることを素直に話すだけでも、問題が解決するかどうかに関わらず、気持ちが楽になりました。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

数学(微分積分、線形代数)

2025年1月 〜 2025年6月

編入数学徹底研究の表紙

編入数学徹底研究 3周

選んだ基準: 必要な問題が厳選されていて名工大の難易度にマッチしている。

解放暗記ではなく、なぜそうなるかを考え、例題は人に説明できるレベルまで理解する。

動画教材

YouTube わんみん公式チャンネル 2周

選んだ基準: 編入数学徹底研究の解説を動画で行ってくれている。

別解を提示してくれたり、問題の背景の説明や、理解の助けをしてくれるので解けた問題も一度解説を見ると良い。

物理学(力学、電磁気学)

2025年1月 〜 2025年6月

弱点克服大学生の初等力学の表紙

弱点克服大学生の初等力学 2周

選んだ基準: 解説が丁寧。

問題数が多いので過去問を見て特に出題が多いところを厳選して解くとよい。解法暗記ではなく、根本から理解することが大切。

弱点克服大学生の電磁気学の表紙

弱点克服大学生の電磁気学 2周

選んだ基準: 解説が丁寧で難易度が難しすぎず適切である。物理の理解にうってつけである。

解法暗記ではなく適宜教科書を参照することで理解を深める。

英語

2025年1月 〜 2025年6月

abceed 6回以上

選んだ基準: TOEICの勉強が気軽にできる。

隙間時間や移動時間にアプリで勉強する。毎日行う。

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズの表紙

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ 6回以上

選んだ基準: TOEIC対策にはこれしかないと言えるほど網羅性に優れている。

赤シートを使うと日本語から英語に直す形式になるが、本来は逆のトレーニングをしたいので赤シートは使わず紙等で隠しながら繰り返すとよい。

過去問対策(入手・分析・周回)

過去問は大学のウェブサイトから3年分入手できます。また、それでも足りない場合は、メルカリ等で購入するとさらによいでしょう。過去問の傾向を把握することがとても大切ですので、早い時期からたくさんの過去問をこなしておくことが重要です。それによって、勉強の計画も立てやすくなります。私は10年分ほど入手しました。特に数学と物理は出る分野に偏りが見られるので何度もやって理解しました。

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

英語の長文をもっとたくさん毎日読んでおけばよかったと思います。本番では難しい理系単語が多く読みづらかったため余裕があれば理系の単語を勉強しておくと尚よいと思いました。物理や数学は時間が足りなくなるため、重たい計算をする練習と、時間を測って自分に負荷をかけてトレーニングすることが大切だと思いました。また、計算ミスは命取りになるので物理であれば次元が合っているかを確かめたり、数学であれば図形的におかしくないかなどを適宜確かめる癖をつけて、答え合わせをする前に自分の回答に確信を持つことが大切だと思いました。

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

名古屋工業大学 工学部 物理工学科

当日の受験者数8名(志願者8名中)
試験時間の構成10時 集合 10時半から12時 数学 12時から13時 昼食 13時から14時 英語 14時から15時 物理
当日の気づき会場は駅から10分程度でした。しかし大学内は少し複雑なため余裕を持っていかないと迷子になった時不安に感じてしまうと思います。コンビニ等はあまり近くにないため、昼食は持参してください。

なるなるさんが名古屋工業大学の試験で実際に解いた問題

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

何がどう出たかが分かっているかどうかで、対策の効率はまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で試験の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

項目金額
① 教材・書籍代¥40,000
② 対策指導費¥0
③ 試験関連費¥12,000
④ 出願関連費¥30,000
⑤ 当日関連費¥3,000
合計¥85,000

編入したあとの生活

差分: −20単位 (認定率 80% )

単位はどれくらい認定されたか

102単位編入前の取得単位
82単位認定された単位
20単位認定されなかった単位
80%認定された割合

認定された 82単位(80%)認定されなかった 20単位(20%)

編入前に取得した102単位のうち、編入先に引き継がれたのは82単位です。残りの20単位は認定されず、編入先の卒業要件には算入されません(同じ数だけ取り直すという意味ではありません)。

なるなるさんが編入したあとに分かったこと

単位認定でもっとこうしておけばよかったこと

編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際

編入後の就職活動の状況

編入学後に気づいた貴重な情報

単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で編入後の話を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。

編入前の自分へ

編入は孤独の戦いだと思われますが、同じように勉強を頑張っている学生は大学にはいますからそういう仲間を見つけて内容は違えど一緒に勉強できるとよいと思います。応援しています。編入試験を受けるからといって全ての時間を勉強に当てる必要はありませんから気を張らずに気楽に頑張ってください。

— なるなるさん(名古屋工業大学 工学部)

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-08

この合格者が使った参考書

本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。

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