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大阪公立大学工学部

大阪公立大学 工学部 編入の合格体験記|Nishiさん・関西の国公立へ、大学からの再挑戦

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-08‌‌‌​​‌​​‌‌​‌​​‌‌​‌​‌‌‌‌‌​​‌‌​‌​‌

結論:TOEICを先に825まで上げ、冬から数学と専門を順に積んだ

国立大学(理系)の工学部から、大阪公立大学 工学部 電子物理工学科へ編入した方の記録です。高校時代から関西の国公立を目指していましたが、共通テストで思うような点が取れず出願を断念しました。浪人を考えていたときに家族から編入という制度を教わり、費用の面と1年の遅れを避けられる点から、いったん別の大学に入って3年次で編入する道を選んでいます。進学したい学科に研究したい教授がいたことが決め手でした。

対策を始めたのは2024年6月、本番は2025年6月です。前半はTOEICに充て、11月に825点を取って英語を終えました。12月から数学(線形代数・微分積分・微分方程式・複素関数)に入り、3月に電磁気と電気回路、4月からは過去問と模範解答づくり、という順で積んでいます。夏の間はほとんど手が動かなかった時期もありましたが、秋以降に立て直し、直前期は1日10時間まで持っていきました。

国立大学(理系)前籍
2.0前籍GPA
2校受験した大学
12か月対策にかけた期間
合格校大阪公立大学 工学部 電子物理工学科
前籍国立大学(理系)
前籍の学部・学科工学部第2類
入学年2026年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2026年度入学

この記事で分かること

  • 共通テストの結果から、浪人ではなく編入を選ぶまで
  • 大阪公立大学と神戸大学、出願した2校と結果
  • 2024年6月から2025年6月まで、月ごとの積み上げ方
  • TOEIC・数学・電気回路・電磁気で使った教材
  • 試験当日の出題内容と、面接で聞かれたこと

なぜ編入を目指したのか

高校生の頃関西の国公立大学を目指して勉強していました。しかし、共通テストで思うような結果が出ず、志望校に出願するには厳しい点数となってしまいました。最初は浪人してもう1年頑張ろうと考えていたのですが、浪人の事を親に相談すると編入という制度があることを教えてもらいました。資金面のことと、1年間みんなに遅れをとることを考え編入がベストだと考え、1度違う大学に入学式、3年次で編入することを決めました。

志望校を選んだ決め手

私が現在の大学を選んだ理由は関西にあり、自分が進学する学科に日本で有名な教授がいたからです。私は関西に進出してみたいという願望があり、高校生の頃から関西の大学を目指して勉強していました。関西の大学を調べる中で自分の興味のある学科に有名な教授がいて、その人のもとで共に研究したいと思うようになり、決定しました

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族・友人・恋人・パートナー / 伝えた時期: 試験の1年以上前

父と母兄弟など親族にはみな同じように2次試験後次の大学への進学が決まった後に、編入するつもりであると伝えました。親族はみな本気だと思っていなかったのか、まだ先のことだったからかあまり真剣な話し合いにはならずそのままその話題は終わりました。その後しばらく経って、TOEICで編入で戦えるスコアを出した後にまたその話を親族にしました。さすがに本気さが伝わったのか母や祖父母は心配しつつもすごく応援してくださいました。もともと兄弟や父は勉強に関して口を挟むようなことはしなかったため特に何も言われることはありませんでした。 友人は既に関西にいる人が多かったため、関西に来てくれとすごく前向きに応援してくれました。

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)大阪公立大学 工学部 電子物理工学科3年次一般編入186.0倍
不合格神戸大学 工学部 電気電子3年次一般編入507.1倍

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2024年6月 、本番の試験は 2025年6月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
2h
中期
4h
直前期
10h

休日

開始期
2h
中期
5h
直前期
10h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2024年7月
2h
2024年10月
5h
2024年11月
5.5h
2024年12月
5.5h
2025年1月
5.5h
2025年2月
8.5h
2025年3月
8h
2025年4月
10h
2025年5月
10h

月ごとの学習の中身

  • 2024年6月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 4/5

    1日の目標勉強時間を決定し、その時間分ずっと金フレと出る1000をしていた

  • 2024年7月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 4/5

    6月と同じく、金フレと出る1000をひたすら周回していた

  • 2024年8月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 2/5

    ある程度金フレと出る1000が終了したため、大学の図書館にあるTOEICの本で良さそうなのを借りて周回していた

  • 2024年9月

    主な科目: 夏休みにはいり勉強をしなくなってしまった / 気持ちの状態 2/5

  • 2024年10月

    主な科目: 夏休みは入り勉強をしなくなってしまった / 気持ちの状態 4/5

  • 2024年11月

    主な科目: 11月に試験を申し込んでいたため、焦りから公式問題集を買いひたすら周回した / 気持ちの状態 4/5

  • 2024年12月

    主な科目: 数学 / 気持ちの状態 5/5

    まずは編入数学過去問特訓の線形代数を少しずつ時間を決めて進めていった

  • 2025年1月

    主な科目: 数学 / 気持ちの状態 4/5

    同じく過去問特訓で線形代数と微積を周回した

  • 2025年2月

    主な科目: 数学, 電気回路 / 気持ちの状態 4/5

    春休みに入り本格的に勉強するようになり、過去問の線形代数と微分積分、常微分方程式、複素関数論の全てを偏りなく勉強した

  • 2025年3月

    主な科目: 電気回路, 電磁気 / 気持ちの状態 4/5

    数学がある程度固まったため、電磁気と電気回路をYouTubeを観て便する所から始め、その後詳解電気回路を通して理解を深めた

  • 2025年4月

    主な科目: 数学, 電気回路, 電磁気 / 気持ちの状態 4/5

    2ヶ月前ということで過去問を解き始め、自分で模範解答を作り復習した

  • 2025年5月

    主な科目: 今までやってきた全ての問題集や教科書、過去問を見直し最終確認に入った / 気持ちの状態 4/5

勉強場所と環境

平日も休日も大学の図書館で基本的に勉強していました。家だとだらけてしまいそうで怖かったのでとりあえず大学に行くようにしていました。大学の図書館は静かで他にも勉強している人がいるため自分だけではない気にもなれました。どうしてもやる気がでない時は、家で勉強することもありました。やらないよりはマシだという考えからです。結果として毎日十分の勉強時間が取れていました。

スランプとメンタル回復

1番落ちたのは大学一年生の春休みです。大学生初の春休みということで友だちがみんな遊び回っていてすごく羨ましかったからです。なんで自分は勉強しているんだろうと感じることもありました。しかし、そういう時こそ合格したあとの自分であったり、新生活をイメージしてやる気を維持させていました。 勉強がしんどい日もどうしてもあり、あたり勉強時間をとれない時もありましたが、そういう時は二日連続そうならないことだけを意識していました。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

TOEIC

2024年6月 〜 2024年11月

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズの表紙

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ 6回以上

わからなかったところに印をつけてひたすら周回すること 計画的に毎日こなすこと

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11の表紙

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11 6回以上

本番と全く同じ時間で解く 答え合わせしたあとの復習に力を入れる

数学

2024年6月 〜 2025年6月

編入数学徹底研究の表紙

編入数学徹底研究 6回以上

間違えたところに印をつけて解法がすぐに出てくるレベルまで周回する 理解してから次の問題に行く

電気回路

2024年12月 〜 2025年6月

詳解電気回路 6回以上

少し問題数が多く、こころが折れそうになりますが網羅性が非常に高いので根気強く頑張る これさえやっておけば間違いないといった1冊です

過去問対策(入手・分析・周回)

編入学院さんから過去問をもらったり、YouTubeからとってきたりしてあるだけ解いた。YouTubeで解説を見て学習したり、専属コーチの添削を受けました。 どこの範囲の問題が例年出ているのか、その範囲のどんな部分が出やすいのかを特に注意してみていました。 その後は何度も解き直し、自分の苦手を理解した後にその分野の問題集をもう一度解き直したりした。

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

もっと早くから勉強を仕上げて自分の志望校だけの過去問ではなく、他の大学の過去問も解いておくべきだった

英語のスコアをどう上げたか

受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。

TOEIC L&Rのスコア

2024年11月825 (L 440 / R 385 ) 提出

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

大阪公立大学 工学部 電子物理工学科

当日の受験者数18名
試験時間の構成9時半~12時 専門科目 13.10~14.10 数学
当日の気づき会場は駅から徒歩10分くらいでした。私は大学からの編入ということで一人で受験会場に向かいましたが、ほとんどの人が高専生のため昼休みなどに集まって話している人たちがたくさんいました。自分を持つことが大切だと感じました。

神戸大学 工学部 電気電子

当日の受験者数55
試験時間の構成正確な時間を覚えていないのですが、工学部全体で午前中に物理と数学を休憩を挟んで行い、部屋を移動して学科ごとに専門科目の受験をしました。
当日の気づき会場は阪急六甲駅からかなりの坂道を歩いて10分程でした。 8月ということもあり汗をかきました。

Nishiさんが大阪公立大学の面接で実際に聞かれた質問

面接で投げられた質問と、その場での答え方

志望理由書のどこを突かれたか

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で面接の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

項目金額
① 教材・書籍代¥20,000
② 対策指導費¥100,000
③ 試験関連費¥8,000
④ 出願関連費¥60,000
⑤ 当日関連費¥25,000
合計¥213,000

編入したあとの生活

差分: −16単位 (認定率 83% )

単位はどれくらい認定されたか

92単位編入前の取得単位
76単位認定された単位
16単位認定されなかった単位
83%認定された割合

認定された 76単位(83%)認定されなかった 16単位(17%)

編入前に取得した92単位のうち、編入先に引き継がれたのは76単位です。残りの16単位は認定されず、編入先の卒業要件には算入されません(同じ数だけ取り直すという意味ではありません)。

Nishiさんが編入したあとに分かったこと

単位認定でもっとこうしておけばよかったこと

編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際

編入後の就職活動の状況

編入学後に気づいた貴重な情報

単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で編入後の話を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。

編入前の自分へ

基礎から固めていくことが大事だと思いますし、なによりも計画生が大事だと思います。私が実際そうでしたが、編入の勉強は孤独な戦いになります。周りの学生はみな授業が終わると遊びに行っています。それに流されずにじぶんで計画を立ててそれを崩さない強い意志がすごく大切になってくると思います。
過去問は勉強する前から見ておいて雰囲気を掴んでおくとよいかもしれません。
またTOEICはできるだけ早い段階でスコアを獲得し、専門科目に集中できるようにしましょう。

— Nishiさん(大阪公立大学 工学部)

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-08

この合格者が使った参考書

本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。

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