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大阪公立大学の編入試験

大阪公立大学の編入試験 総まとめ|理系学部の日程・科目と高専からの進め方

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-19​​‌‌​​‌​‌​​‌​‌‌​‌​​‌‌​​‌​​‌‌​‌‌​

大阪公立大学は、2027年度(令和9年度)入試で工学部・文学部の2学部が編入学・学士入学試験を実施しています。かつて実施していた法学部は2026年度入学分を最後に募集を停止しており、2027年度は募集要項そのものが公表されていません。さらに文学部も2027年度入学生をもって募集を停止し、2028年度入学者選抜からは実施しないことが大学公式サイトで明記されています。

この記事では、大阪公立大学の編入試験を学部横断で1ページにまとめ、大学公式の学生募集要項にもとづいて日程・出願資格・選抜方法を整理しました。学部ごとの出題傾向や詳しい対策は、後半で紹介する学部別の記事にまとめています。

2学部が実施工学部・文学部が2027年度に編入学・学士入学試験を実施。法学部は2027年度、募集なし
工学部は40名超第2年次(建築学科)1名+第3年次(11学科)39名。化学工学科・化学バイオ工学科は推薦枠若干名も
文学部は16名4コース×各4名。2027年度が最後の募集(2028年度以降は実施しない)
英語要件は学部差あり工学部は建築学科を除く11学科でTOEFL/TOEIC/IELTSのスコア提出が必須(基準点は非公表)

上記は2027年度(令和9年度)入試の情報です。年度によって募集人員・日程・出願資格は変わるため、出願前に必ず各学部の最新の学生募集要項で確認してください。

この記事で分かること

  • 大阪公立大学で編入学を実施している学部・募集人員・出願期間・試験日・選抜方法の一覧
  • 法学部の募集停止と、文学部が2027年度で最後の募集になる経緯
  • 高専生が出願前に確認すべき「学校推薦の要否」「TOEICなどの英語要件」の学部差
  • 学部別の詳しい対策記事・合格者の体験談へのリンク
  • 出願資格の確認から併願の考え方までの進め方

大阪公立大学を第一志望にするか迷っている段階でも大丈夫です。志望分野と現在の学習状況から、受け方の道筋をその場で整理します。

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大阪公立大学で編入学を実施している学部(2027年度)

2027年度(令和9年度)入試で編入学・学士入学試験を実施しているのは、工学部(第2年次:建築学科、第3年次:建築学科を除く11学科)と文学部(第3年次:4コース)です。募集人員・出願期間・試験日・選抜方法を学部・学科単位でまとめました。

学部(学科・コース)編入年次募集人員出願期間試験日合格発表選抜方法
工学部
(建築学科除く11学科)
3年次39名
11学科計・一般。化学工学科と化学バイオ工学科は推薦枠若干名も別途あり
2026年5月1日〜5月11日
登録開始5/1、書類必着5/11
2026年6月7日2026年6月26日専門科目+TOEFL/TOEIC/IELTS等+面接
学科ごとに配点が異なる
工学部
(建築学科)
2年次1名2026年5月1日〜5月11日
登録開始5/1、書類必着5/11
2026年6月7日2026年6月26日小論文+面接
英語外部試験の提出は不要
2027年度で募集終了文学部
(4コース)
3年次16名
哲学歴史・人間行動・言語文化・文化構想 各4名
2026年10月2日〜10月8日
登録開始10/2、書類必着10/8
2026年11月7日2026年12月4日小論文+英語(筆記)+口述試験
募集停止法学部募集なし
2027年度
2026年度入学分をもって募集停止

出願期間は「インターネット出願登録の開始日時」と「出願書類の郵送提出期間(必着)」の範囲を記載しています。登録と入学検定料等の支払いだけでは出願手続は完了せず、書類を簡易書留郵便で必着期限までに郵送する必要があります。詳細な時刻・注意事項は各学部の募集要項で確認してください。

工学部の第3年次(一般)は、航空宇宙工学科・海洋システム工学科・機械工学科・都市学科・電子物理工学科・情報工学科・電気電子システム工学科・応用化学科・化学工学科・マテリアル工学科・化学バイオ工学科の11学科で実施され、学科ごとの募集人員は1〜8名と幅があります。学科ごとの募集人員・配点・出題範囲の詳細は、後述する学部別の対策記事にまとめています。

文学部は2027年度が最後の募集です。大阪公立大学の公式サイトには「編入学・学士入学(第3年次)試験について、2027年度入学生をもって募集を停止し、2028年度入学者選抜より実施しません」と明記されています。2027年度(2026年10月出願・2026年11月試験)を逃すと、大阪公立大学文学部への編入学・学士入学の機会はなくなります。

法学部はすでに2027年度の募集要項が公表されておらず、大阪公立大学の入試情報サイト「編入学・学士入学試験」ページにも法学部の記載はありません。最後に実施されたのは2026年度入学分(2025年11月22日試験・募集5名)で、3年間(2024〜2026年度)の実施を通じて志願76名に対し合格者5名という結果でした。詳しい経緯は学部別記事にまとめています。

高専生が最初に見るべきポイント推薦の有無・TOEICの要否

編入試験は出願資格の細かい違いで受けられるかどうかが変わります。とくに高専生にとって重要なのは「学校長の推薦が必須かどうか」と「TOEICなどの英語外部試験が必要かどうか」です。大阪公立大学は学部・学科によってこの2点の扱いがはっきり分かれています。

学部・学科出願区分学校長の推薦選べる学科・コース英語外部試験
工学部
(化学工学科・化学バイオ工学科以外)
一般のみ不要建築学科を除く9学科から選択必須
TOEFL・TOEIC L&R・IELTSのいずれか。基準点の記載なし
工学部
(化学工学科・化学バイオ工学科)
一般 または 推薦推薦区分は必須
高専4年次までの成績が学科内上位15%(化学工学科)・上位10%(化学バイオ工学科)以内が条件
2学科のみ
推薦は2027年3月卒業見込みの高専生が対象
必須
推薦区分も含め提出が必要
工学部
(建築学科)
一般のみ不要
大阪公立大学工業高等専門学校在籍者は口述試験(筆記免除)の対象になる場合あり
建築学科のみ不要
スコア証明書の提出対象外
文学部一般のみ不要4コースから選択外部試験の提出は不要
ただし試験科目に英語(筆記)を含む

大阪公立大学の工学部で「学校長の推薦」が必要な区分は、化学工学科・化学バイオ工学科の推薦入試だけです。対象は高等専門学校を2027年3月に卒業見込みの人に限られ、化学工学科は4年次までの総合成績が学科内上位15%以内かつ化学工学に関する科目を2単位以上修得(見込み)、化学バイオ工学科は最終学年前年次の成績が学科内上位10%以内という条件があります。それ以外の学科・建築学科・文学部はすべて一般区分のみで、学校長の推薦は求められません。

また、工学部の第3年次試験には「口述試験(筆記免除)」という選抜方法がありますが、対象は大阪公立大学工業高等専門学校の在籍者に限られ、それ以外の高専の在籍者・卒業者は原則として筆記試験(専門科目・小論文等)を受けることになります。「高専生だから面接だけで済む」わけではない点に注意してください。

英語外部試験(TOEFL・TOEIC L&R・IELTS)は、工学部では建築学科を除く11学科すべてで提出が必須です(推薦区分を含む)。有効なスコア証明書は2024年5月から2026年4月に受験したものに限られ、提出できない場合でも受験自体は可能ですがその科目は0点として扱われます。基準となる最低点の公表はありません。文学部は外部試験のスコア提出を求めていませんが、試験科目に英語(筆記・60分)が含まれるため、英語力自体が不要というわけではありません。

大阪公立大学は学部・学科によって出願区分や英語外部試験の要否が大きく異なるので、いまの学年や英語力から自分が出願できる学部・学科を無料相談で一緒に整理します。

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学部別の対策記事

ここまでの一覧は学部横断の全体像です。実際の出題傾向・過去に問われた内容・対策の進め方は、学部ごとの記事で詳しく解説しています。志望学部が決まったら、そちらを確認してください。

大阪公立大学の編入合格者の声

学部ごとの雰囲気や試験当日の様子は、実際に合格した人の体験談が参考になります。高専からの合格例・大学からの合格例を含め、複数の体験談を公開しています。

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大阪公立大学の編入対策をどう進めるか

  • 1. 出願資格を確認する

    自分の学歴区分が、志望学部の出願資格に当てはまるかを最初に確認します。工学部は高専卒業(見込み)・短大卒業(見込み)・大学2年以上在学(66単位以上修得見込み)など8区分のいずれかに該当すれば出願できます。文学部は「卒業要件(大学・短大・高専卒業見込み等)」に加えて「外国語科目を合計10単位以上修得(見込み)」という2つの条件を両方満たす必要があります。法学部は2027年度の募集自体がありません。

  • 2. 志望学科・コースを決める

    学科・コースによって必要な準備がまったく異なります。工学部は建築学科(小論文+面接、英語外部試験不要)と、それ以外の11学科(専門科目+英語外部試験+面接)で対策の中身が別物です。化学工学科・化学バイオ工学科は推薦区分の対象にもなるため、学校の成績順位も早めに確認しておきましょう。文学部は4コースとも配点は近いものの、出題内容はコースごとに異なります。

  • 3. 試験月から逆算して計画を立てる

    工学部の試験は6月、文学部の試験は11月と、時期が大きく異なります。志望学部が決まったら、その試験月から逆算して、専門知識の整理・英語外部試験のスコア取得・小論文や面接の対策をいつまでに終えるかを決めましょう。英語外部試験が必要な工学部志望の場合、有効なスコアの受験期限(出願年の4月まで)から逆算すると、前年の秋までにスコアを確定させておくと専門科目の対策に集中しやすくなります。

  • 4. 併願を検討する

    工学部(6月)と文学部(11月)は試験日が重なっていないため、日程上はどちらも受験できます。ただし求められる準備の内容はまったく異なるため、併願する場合は両方の対策を並行して進める時間配分をあらかじめ考えておく必要があります。文学部を志望する場合は、2027年度が最後の募集になる点もふまえてスケジュールを組んでください。

大阪公立大学と同じ系統で編入できる大学を探す

編入試験は併願のしかたで結果が変わります。大阪公立大学が第一志望でも、同じ系統でどの大学が編入を実施しているかを見ておくと、試験日の重なりや科目の相性から現実的な併願先を組めます。

合格実績

大学編入試験
合格者数 2年連続No.1

※調査対象期間 2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
※調査方法: 企業担当者へのヒアリング、企業発表情報、デスクリサーチ/調査対象: 大学編入試験対策の予備校・個別指導塾(医学部・看護学部系除く)/調査項目: 2025年度と2026年度の大学編入試験合格者数

オンライン編入学院 公式サイト(2026年8月19日確認)

この記事を書いているオンライン編入学院は高専生のサポートも豊富で、大阪公立大学の工学部・文学部への合格者も出しています。最新の合格状況はオンライン編入学院の2027年度合格者速報&2026年度実績で確認できます。

文学部は2027年度が最後の募集、法学部はすでに募集停止と、大阪公立大学は年度によって状況が大きく変わります。最新の実施状況をふまえた併願プランを無料相談でご提案します。

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よくある質問

大阪公立大学の編入試験はどの学部で実施していますか?

2027年度(令和9年度)は、工学部(第2年次:建築学科、第3年次:建築学科を除く11学科)と文学部(第3年次:4コース)の2学部が実施しています。法学部は2027年度の募集要項が公表されておらず、実施していません。

大阪公立大学法学部の編入試験はもう受けられませんか?

受けられません。法学部の編入学・学士入学試験は2026年度入学分(2025年11月22日試験・募集5名)を最後に募集を停止しており、2027年度の学生募集要項は大学の入試情報サイトに掲載されていません。3年間(2024〜2026年度)の実施を通じて志願76名に対し合格者5名という実施結果でした。詳しい経緯は法学部の記事にまとめています。

大阪公立大学工学部の編入は何年次に入学できますか?

学科によって異なります。建築学科だけが第2年次入学(募集1名)で、それ以外の11学科(航空宇宙工学科・海洋システム工学科・機械工学科・都市学科・電子物理工学科・情報工学科・電気電子システム工学科・応用化学科・化学工学科・マテリアル工学科・化学バイオ工学科)は第3年次入学(合計39名)です。

大阪公立大学の編入試験にTOEICは必要ですか?

学部・学科で異なります。工学部は建築学科を除く11学科でTOEFL・TOEIC L&R・IELTSのいずれかのスコア提出が必須で、基準となる最低点の公表はありません。建築学科は英語外部試験のスコア提出自体が不要です。文学部は外部試験のスコア提出は求めていませんが、試験科目に英語(筆記60分)が含まれます。

高専からの出願で学校長の推薦は必要ですか?

大阪公立大学で学校長の推薦が必須なのは、工学部化学工学科・化学バイオ工学科の推薦区分だけです。対象は高等専門学校を2027年3月に卒業見込みの人に限られ、化学工学科は学科内成績上位15%以内、化学バイオ工学科は上位10%以内という条件があります。それ以外の学科・建築学科・文学部はすべて一般区分のみで、学校長の推薦は求められません。

文学部の編入試験はいつまで受けられますか?

2027年度(2026年10月出願・2026年11月試験)が最後です。大阪公立大学の公式サイトには「編入学・学士入学(第3年次)試験について、2027年度入学生をもって募集を停止し、2028年度入学者選抜より実施しません」と明記されています。文学部への編入学・学士入学を検討している場合、2027年度が最後の機会になります。

大阪公立大学工学部と文学部を併願できますか?

試験日が重ならないため、日程上は併願可能です。2027年度は工学部の試験日が2026年6月7日、文学部が2026年11月7日で、大きく離れています。ただし出願資格・出願書類・対策の内容はまったく異なるため、併願する場合は早めに両方のスケジュールを確認しておく必要があります。

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)。オンライン編入学院は、大学編入に特化した完全オンラインの予備校です。大阪公立大学の編入試験は法学部の募集停止や文学部の最終募集など、年度によって実施状況が大きく変わっています。無料相談では、いまの学歴区分と志望学部の候補を伺ったうえで、最新の実施状況の確認から対策の進め方までご提案しています。

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