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大阪公立大学工学部

大阪公立大学 工学部 編入の合格体験記|紅茶さん・私立大学から航空宇宙工学科へ

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-08‌​​​​​‌‌​‌‌​​‌​​​‌​​​‌‌‌‌​‌‌​‌​​

結論:英語を先に終わらせて、残り9か月を専門科目に全部まわした

航空宇宙工学を学びたくて受けた大学に届かず、滑り止めで進んだ私立大学(理系)に通ううちに、授業内容と自分のやりたいことのずれが大きくなっていった方の記録です。編入という制度を知り、しかもかつての第一志望だった大阪公立大学 工学部 航空宇宙工学科が4年制大学の学生でも受けられると分かったところから、この方の1年が始まります。

対策の開始は2025年7月、本番は2026年6月。最初の3か月はTOEICだけに絞り、9月に770点を出して英語を切り上げました。10月から数学と力学、春休みに入る2026年2月から流体力学・材料力学・熱力学、3月に電磁気学を追加。学習時間は平日3時間から始めて直前期は平日7時間まで上げています。何を先に終わらせ、何を後ろに置いたのかが月単位で残っている記録です。

私立大学(理系)前籍
3.6前籍GPA
2校受験した大学
12か月対策にかけた期間
合格校大阪公立大学 工学部 航空宇宙工学科
前籍私立大学(理系)
前籍の学部・学科工学系
入学年2027年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2027年度入学

この記事で分かること

  • 第一志望に届かなかった経験から、大阪公立大学の航空宇宙工学科を目指すまで
  • 実際に出願した大学と、その結果・倍率
  • TOEICを先に終わらせてから専門科目へ移った、月ごとの学習計画
  • 流体力学・材料力学・熱力学・電磁気学で使った教材と、過去問の集め方
  • 試験当日の時間の流れと、面接で聞かれたこと

なぜ編入を目指したのか

私が編入を決意したのは、 編入前の学校の1年目・前期 のことでした。

高校生の時から将来は航空系の職種に就きたいなと思っていたので航空宇宙工学を学べる大学を受験したのですが第一志望の大学は落ちてしまい、浪人しても受かる未来が見えなかったので滑り止めで受かった大学に進学することにしました。 当初は同じ様な内容を学べるから後悔しないだろうと思っていたのですが、日が経つにつれて授業内容や勉強に対する姿勢にギャップを感じるようになってネットで調べていくうちに編入という制度があることを知り、また第一志望だった大学が4年制大学の人でも受験資格があることが分かったので編入しようと決めました。

志望校を選んだ決め手

大学受験の時に第一志望校だった、各分野を牽引する教授が在籍されている、研究内容や設備が充実している、大学院への進学率が高い、航空業界へ就職しやすくなる、今大阪府が力を入れている大学である、大学行くのに坂をのぼらなくていい

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族・友人・大学・学校の先生 / 伝えた時期: 試験の1年以上前

父と母は最初は反対だったが段々と応援してくれるようになった 友達は浪人していたので形態は違うけれど一緒に頑張ろうと言ってくれた 教授は挑戦してみたらいいと後押ししてくれた

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)大阪公立大学 工学部 航空宇宙工学科3年次一般編入73.5倍
不合格東京農工大学 工学部 機械システム工学科 航空宇宙・機械科学コース3年次一般編入287.0倍

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2025年7月 、本番の試験は 2026年6月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
3h
中期
4h
直前期
7h

休日

開始期
4h
中期
5h
直前期
8h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2025年7月
3.5h
2025年8月
8h
2025年9月
8h
2025年10月
4h
2025年11月
4h
2025年12月
4h
2026年1月
4h
2026年2月
8h
2026年3月
8h
2026年4月
5h
2026年5月
6h
2026年6月
7h

月ごとの学習の中身

  • 2025年7月

    主な科目: TOEIC, 数学 / 気持ちの状態 3/5

    TOEICの勉強を本格的に始めた

  • 2025年8月

    主な科目: TOEIC, 数学 / 気持ちの状態 2/5

    TOEICが伸びなくて落ち込んでいた

  • 2025年9月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 4/5

    TOEICに力を入れたおかげで目標点数に届いた

  • 2025年10月

    主な科目: 数学, 力学 / 気持ちの状態 3/5

    TOEICの勉強が終わったので数学と物理の勉強を始めた

  • 2025年11月

    主な科目: 数学, 力学 / 気持ちの状態 3/5

    力学と数学に力を入れて勉強していた

  • 2025年12月

    主な科目: 数学, 力学 / 気持ちの状態 3/5

    数学と物理の参考書を周回し始めた

  • 2026年1月

    主な科目: 数学, 力学 / 気持ちの状態 2/5

    数学と物理の周回を続けていた

  • 2026年2月

    主な科目: 流体力学, 材料力学, 熱力学, 数学, 力学, 英語 / 気持ちの状態 2/5

    春休みが始まって流体、熱、材料の勉強を始めた。まだ習ってない範囲がほとんどだったのでかなり大変だった。

  • 2026年3月

    主な科目: 流体力学, 材料力学, 熱力学, 数学, 力学, 電磁気学, 英語 / 気持ちの状態 1/5

    電磁気の勉強も始め、科目数が多くなり大変だった。試験日まで3ヶ月をきっていたので不安が大きくなっていた。

  • 2026年4月

    主な科目: 流体力学, 材料力学, 熱力学, 数学, 力学, 電磁気学, 英語 / 気持ちの状態 1/5

    電磁気の勉強が全く進まなくてAIや動画を見たりしても理解ができないことが多かった。

  • 2026年5月

    主な科目: 流体力学, 材料力学, 熱力学, 数学, 力学, 電磁気学, 英語 / 気持ちの状態 1/5

    試験日の2週間前から過去問を解き始めたが思うように解けなかったので不安と焦りを常に感じていた。

  • 2026年6月

    主な科目: 志望理由書, 面接/口頭試問, TOEIC, 流体力学, 材料力学, 熱力学, 数学, 力学, 電磁気学, 英語 / 気持ちの状態 2/5

    本番直前になんとか勉強が間に合ったので少し余裕を持てた。

勉強場所と環境

図書館(21時まで)で主に勉強していました。一時期は集中できずに自宅で勉強したり一日に何度も場所を変えたりしていましたが図書館が1番集中して勉強できていたなと感じています。

スランプとメンタル回復

本番2週間前から過去問を解いていたのですが、解答が記述式だったので見やすいように書こうとすると時間が足りなくなったり凡ミスがかなり多いことが分かり、このままでは点数がとれないまま本番を迎えてしまうと思ってかなり焦りました。ですがなんとしてでも間に合わせたかったので白紙に何度も解答の書き方を練習したことによって自信がつき、本番でもうまく書くことができました。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

TOEIC

2025年6月 〜 2025年9月

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11の表紙

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11 3周

リーディングでもリスニングでも問題を解いて合ってるか確認して終わるのではなく、英文を構文解析→音読→暗唱することでバランスよく英語力を上げることができる

音読特急 6回以上

夜寝る前でもいいので何回も繰り返しきくことでリスニング力を伸ばせる

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズの表紙

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ 6回以上

目標とする点数に関係なく、満遍なく覚えるのがいい

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問の表紙

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 6回以上

即座に答えが分かるように何度も反復した。

流体力学

2026年2月 〜 2026年7月

高専の教科書 6回以上

コーチに勉強する範囲を絞ってもらって勉強した

演出で学ぶ「流体の力学」 1周

解説を読んで演習問題を解いていた。試験に語句問題があったのでこの参考書にあった用語を書き出して暗記していた。

動画教材

デルタ先生公式チャンネル 1周

参考書を読んでも分からない所を丁寧に解説してくれていたのでノートにまとめていた。

材料力学

2026年2月 〜 2026年7月

材料力学I 3周

問題数がかなり多いのでコーチに選んでもらって解いていた。

材料力学(新装版) 1周

演習用の参考書にのっていない箇所があったので併用して使っていた。

ゼロからわかる材料力学 1周

他の2冊の参考書を読んでも理解できなかった箇所をこれを使って補っていた。

熱力学

2026年2月 〜 2026年7月

例題でわかる工業熱力学 6回以上

説明をしっかり読んで演習問題も何度も繰り返し解いた。語句問題の対策として太文字の単語を覚えた。

数学

2025年7月 〜 2026年7月

編入数学徹底研究の表紙

編入数学徹底研究 6回以上

1つの問題を解いた後に1週間後、1ヶ月後と期間を徐々に伸ばして繰り返し解いた。

大学の教科書 1周

教科書をまず一通り読んでから演習問題を解いていた。

動画教材

ヨビノリ公式チャンネル

参考書を読んでも分からない所を丁寧に解説してくれていたのでノートにまとめていた。

力学

2025年8月 〜 2026年7月

弱点克服大学生の初等力学の表紙

弱点克服大学生の初等力学 6回以上

1つの問題を解いた後に1週間後、1ヶ月後と期間を徐々に伸ばして繰り返し解いた。

電磁気学

2026年3月 〜 2026年7月

電磁気学演習の表紙

電磁気学演習 2周

例題と類題を解いていたが、例題は完璧に解けるようにした。

動画教材

デルタ先生公式チャンネル 1周

参考書を読んでも分からない所を丁寧に解説してくれていたのでノートにまとめていた。

英語

2026年2月 〜 2026年7月

COCET 2600 6回以上

理工系の単語が多くのっていたのでこれだけを使って英単語の対策をしていた。

基礎英文解釈の技術100の表紙

基礎英文解釈の技術100 1周

抜け落ちている文法の確認をしていた。

過去問対策(入手・分析・周回)

大阪公立大学:大学のwebサイトから2年分とコーチから1年分入手し、解答をコーチに添削してもらった。 東京農工大学:大学のwebサイトから3年分と個別でネットから十数年分の問題&解答を買って入手した。 問題の分析は主にコーチに任せていて、自分なりの解答や書き方をまとめたりしていた。

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

東京農工大学の電磁気の問題をより深く分析していれば電磁気にかける時間をもっと減らせたのではないかと思った

AIの活用方法

分からない問題は主にGeminiを使ってヒントをもらって解いていた。答えに納得がいかない時はSolvelyを使ったりした。

英語のスコアをどう上げたか

受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。

TOEIC L&Rのスコア推移

6606807007207407607808002025年07月・700点2025年08月・695点2025年09月・提出・770点

点をタップすると受験時期とスコアが表示されます。

受験時期の一覧を開く

2025年07月 700点 → 2025年08月 695点 → 2025年09月 770点(提出)

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

大阪公立大学 工学部 航空宇宙工学科

当日の受験者数7名(出願8名)
試験時間の構成9:00 入室開始 9:05 入室完了 9:30〜12:00 専門科目 12:00〜13 :00 昼食 13:10〜 面接
当日の気づき最寄り駅から歩いて20分くらいだった 時計は必須 昼食はできれば持っていった方が安心

東京農工大学 工学部 機械システム工学科 航空宇宙・機械科学コース

当日の受験者数約25名(出願28命中)
試験時間の構成8:30 集合 8:45〜10:15 数学 11:00〜12:30 英語 12:30〜13:45 昼休憩 13:45〜15:00 理科
当日の気づき大学のすぐ近くにコンビニがあるので昼食を忘れても大丈夫だと思う。

紅茶さんが大阪公立大学の面接で実際に聞かれた質問

面接で投げられた質問と、その場での答え方

志望理由書のどこを突かれたか

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で面接の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

※「その他」の内訳: 10000

項目金額
① 教材・書籍代¥37,000
② 対策指導費¥653,400
③ 試験関連費¥22,110
④ 出願関連費¥93,200
⑤ 当日関連費¥90,000
合計¥895,710

編入したあとの生活

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-08

この合格者が使った参考書

本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。

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