調査リリース
大学編入受験の生成AI利用率、2年で36%→97%に【合格者224名調査】
「かなり利用した」は17%→86%。使う生成AIはChatGPTからGeminiへ
大学編入予備校オンライン編入学院が運営する「大学編入総合研究所」は、2025〜2027年度入学の大学編入試験の合格者224名を対象に、受験勉強での生成AIの利用実態を調査しました。勉強に生成AIを使った合格者は、2025年度入学者の36%から、2027年度入学者(速報)では97%になり、2年でほぼ全員に広がっています。
調査結果のポイント
- 編入の勉強に生成AIを使った合格者は、2025年度36%→2026年度78%→2027年度97%(速報)
- 「かなり利用した」人は17%→50%→86%。補助の道具から勉強の中心へ
- 名前が挙がった生成AIは、2026年度はChatGPTが最多(51%)、2027年度はGeminiが63%でChatGPT(38%)を上回った。Claudeも2%→13%に増加
- 使い道の中心は、解答が付いていない過去問の解答・解説づくりと、分からない箇所への質問
97%
2027年度入学者の生成AI利用率(速報・58名)
36%
2025年度入学者の生成AI利用率(42名)
86%
2027年度入学者で「かなり利用した」人
63%
2027年度入学者でGeminiを挙げた人(ChatGPTは38%)
本調査では、年度を入学する年の4月で数えます。2027年度入学者とは、2027年4月の入学に向けて2026年に実施された試験の合格者です。2027年度の試験は実施中のため、同年度の数字は2026年10月4日までに回答した合格者による速報値です。
調査結果1:生成AIの利用率は36%→78%→97%
図1編入試験の勉強に生成AIを利用したか(入学年度別)
2025年度入学(42名)
2026年度入学(124名)
2027年度入学(58名・速報)
出典: 大学編入総合研究所「大学編入 合格者実態調査」
表1入学年度別の回答の内訳
| 入学年度 | 回答数 | かなり利用した | 部分的に利用した | 利用していない | 利用した人の合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年度 | 42名 | 16.7% | 19.0% | 64.3% | 35.7% |
| 2026年度 | 124名 | 50.0% | 28.2% | 21.8% | 78.2% |
| 2027年度(速報) | 58名 | 86.2% | 10.3% | 3.4% | 96.6% |
| 3年度の合計 | 224名 | 53.1% | 21.9% | 25.0% | 75.0% |
2027年度入学者で「利用していない」と答えたのは58名のうち2名でした。出身別に見ても差はなく、2027年度入学者の利用率は高専出身で97%(33名)、4年制大学出身で96%(23名)です。
調査結果2:使う生成AIはChatGPTからGeminiへ
図2使い方の自由記述で名前が挙がった生成AI
2026年度入学(97名)
ChatGPT
51%
Gemini
25%
Claude
2%
NotebookLM
1%
2027年度入学(56名・速報)
ChatGPT
38%
Gemini
63%
Claude
13%
NotebookLM
9%
出典: 大学編入総合研究所「大学編入 合格者実態調査」。生成AIを利用した人の自由記述から集計(複数挙げた人はそれぞれに数える)。ほかにCopilotが2026年度2%・2027年度2%。名前を挙げなかった人は2026年度34%・2027年度20%
生成AIを利用した人には、使った道具と使い方を自由に書いてもらいました。2026年度入学者ではChatGPTを挙げた人が51%、Geminiが25%でしたが、2027年度入学者ではGeminiが63%、ChatGPTが38%と入れ替わっています。ChatGPTとGemini以外では、Claudeを挙げた人が2%から13%へ、NotebookLMを挙げた人が1%から9%へ増えています。
一つに絞らず使い分ける人も増えています。2つ以上の生成AIを挙げた人は、2026年度入学者の12%から2027年度入学者では27%になりました。
「文章系はChatGPT 計算系はGemini Claudeはオールマイティ」
調査結果3:使い道の中心は過去問の解答づくりと質問
編入試験は大学ごとに出題が大きく違い、過去問に模範解答が付いていないことが少なくありません。合格者の記述で多かったのは、次の5つの使い方です。
表2合格者の記述に多かった生成AIの使い方
| 使い方 | 合格者の記述に見られた内容 |
|---|---|
| 過去問の解答・解説づくり | 解答が付いていない過去問を渡し、模範解答や考え方を出してもらう |
| 分からない箇所への質問 | 参考書の解説で納得できない所を、理由が分かるまで聞き直す |
| 答案の添削 | 自分の書いた論述や英作文を見てもらい、論理の飛びを指摘してもらう |
| 志望理由書の見直し | 自分で書いた文章の伝わりにくい所を直す |
| 面接の想定問答 | 聞かれそうな質問と、その先の深掘りを出してもらって答えを準備する |
「ChatGPTを利用してとにかく過去問を解く→採点→分からないところを質問のサイクルを回し続けた。面接対策では何度も壁打ちをして穴を潰した。」
「ChatGPTになぜこうなるのか、を常に確認しながら問題を解くようにしていた。なぜの部分が参考書に書かれていないことが多かったため。」
「過去問が足りていない自覚はあったので似た問題を出させたり、解答を見てもなぜそうなるか分からないときは質問して理解しようと努めた。」
編入試験は大学ごとに出願資格も科目も違います。いまの学年・在籍区分で受けられる大学がどこかは、条件を突き合わせて初めて分かります。
ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
編集部より:生成AIを使うときの注意点
- 答えをそのまま信じない。生成AIの解答には誤りが含まれることがあります。合格者も、参考書や過去問と照らし合わせながら使っています。
- 志望校の要項を確認する。志望理由書などの出願書類について、生成AIの扱いを要項で定めている大学があります。定めがある場合はそれに従ってください。
- 面接で話すのは自分。生成AIが整えた文章でも、面接では自分の言葉で理由を説明することになります。直してもらった内容は、自分で説明できるところまで理解しておきます。
利用率がほぼ全員になったということは、生成AIを使うこと自体では差がつかなくなったということでもあります。同じ道具を使ったうえで、志望校の出題に合わせて何をどこまで準備するかが分かれ目になります。
調査概要
| 調査名 | 大学編入 合格者実態調査 |
|---|---|
| 調査主体 | 大学編入総合研究所(運営:オンライン編入学院) |
| 対象 | 2025〜2027年度入学の大学編入試験の合格者のうち、生成AIの設問に回答した224名(高専出身、4年制大学出身など。オンライン編入学院の受講生以外を含む) |
| 方法 | インターネット上のアンケート(自主回答) |
| 回答期間 | 2026年5月14日〜2026年10月4日 |
| 設問 | 「編入試験の勉強に生成AIを利用しましたか」に対し「かなり利用した」「部分的に利用した」「利用していない」から1つを選択。利用した人には使った道具と使い方を自由記述で質問 |
| 注記 | 無作為に選んだ人への調査ではありません。合格した人だけが対象で、不合格だった人は含みません。2027年度入学者の数字は速報値です。割合は四捨五入しています。合格者の声は、生成AIの名称の表記のみ統一しています |
引用・転載について
このページの数字とグラフは、出典として「大学編入総合研究所」と、このページ(https://hennyu-online.com/hennyu-souken/transfer-generative-ai-survey)へのリンクを明記のうえ、自由に引用いただけます。
参考:オンライン編入学院で使える編入特化のAI
ここからは調査結果ではなく、オンライン編入学院の受講生が使えるAIの紹介です。調査で多く挙がった使い道に対応するAIを、編入試験対策に特化した設計で用意しています。
| 合格者に多かった使い道 | オンライン編入学院で使えるAI |
|---|---|
| 分からない箇所への質問 | AI「マイコ」が24時間365日、専門科目の質問に即時回答 |
| 答案の添削 | 論述・小論文の解答をその場で添削し、評価をグラフで表示 |
| 志望理由書の見直し | 質問に答えていくと、自己分析が進み骨子ができあがる作成補助 |
| 面接の想定問答 | 志望理由書を元に深掘りの質問を繰り返す面接練習AI |
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- ワンタップで使える補助ボタン。「詳しく解説」「やさしく解説」「例をふやす」「要点を箇条書き」などを、ボタンひとつで頼めます。
- 毎朝届く、あなた専用の復習問題。前日に質問した内容から要点を拾った復習問題が毎朝届き、記憶が抜け落ちる前に復習できます。
- 弱点レポート。学習に関する情報だけがコーチと共有され、苦手分野に合わせたサポートにつながります。



志望理由書の作成を助けるAI
編入の志望理由書では、なぜその大学に自分が編入しなければいけないのかを、論理的に説明する必要があります。作成補助の機能を使うと、質問に答えるだけで自己分析が進み、編入試験で評価される論理で骨子ができあがります。あとは専属コーチと添削を重ねて仕上げます。

何度でも練習できる面接練習AI
編入面接のノウハウを学習したAIが、志望理由書を元に深掘りの質問を繰り返します。スキマ時間に何度でも練習でき、自分専用の予想質問集も自動で作られます。本番に近い緊張感のある練習はコーチと、気軽に数をこなす自主練はAIと、という使い分けです。

論述・小論文をその場で添削するAI
自己採点の難しい論述・小論文も、編入試験データを学習したAIが解答に詳しいフィードバックを返し、評価をグラフで表示します。自分の弱点が一目で分かります。過去問は著作権の関係で改題を扱います。



AIが苦手なところは専属コーチが担当
AIにも苦手な分野はあります。オンライン編入学院では、進捗とやる気は専属コーチが毎週の面談で管理し、AIでは解決できなかった疑問や日々の学習の悩みもコーチが受け止めます。専属コーチとAIの両方で、練習の量と質を確保する形です。
受講生の声
「志望理由書の骨格作りが早くできました。AIと話せたことで自分の志望動機が明確になったし、考えが足りない部分が分かりました。」
TNさん
「志望理由書を手軽に作成できた、本番より厳しく面接してくれたので本番が優しく感じた」
H.W.さん
「面接練習をやりました。何度も練習することで、良くなっていったし、自信にも繋がりました。」
Y.Tさん
「面接練習や過去問の解説で世話になった。ただ、自身が受けた大学ではそこまで面接に力を入れなくても良かったので、無理に使おうとしなくてもいいと感じた。」
ちひさん
受講生の声は、よかった点も改善してほしい点もオンライン編入学院の口コミ・評判にまとめています。
動画で見る:大学編入とAIの使い方
AIの機能はオンライン編入学院の公式サイトでも紹介しています。
よくある質問
編入試験の勉強に生成AIを使っている合格者はどれくらいいますか?
大学編入総合研究所の合格者調査では、編入の勉強に生成AIを「かなり利用した」「部分的に利用した」と答えた人は、2025年度入学者で36%、2026年度入学者で78%、2027年度入学者(速報)で97%でした。
編入の合格者はどの生成AIを使っていますか?
使い方の自由記述で名前が挙がった割合は、2026年度入学者ではChatGPTが51%、Geminiが25%でした。2027年度入学者(速報)ではGeminiが63%、ChatGPTが38%、Claudeが13%、NotebookLMが9%で、複数を使い分ける人も27%いました。
編入の勉強で生成AIは何に使われていますか?
合格者の記述で多かったのは、解答が付いていない過去問の解答・解説づくり、分からない箇所への質問、答案の添削、志望理由書の見直し、面接の想定問答です。
生成AIを使えば予備校や参考書は要らなくなりますか?
この調査からはそうは言えません。生成AIの答えには誤りが含まれることがあり、合格者も参考書や過去問と照らし合わせて使っています。出願書類での生成AIの扱いを要項で定めている大学もあるため、志望校の募集要項を確認してください。
この調査の数字は引用できますか?
引用できます。出典として「大学編入総合研究所」と、このページへのリンクを明記してください。
大学編入総合研究所について
大学編入総合研究所は、大学編入の試験情報を専門に集めた総合情報サイトです。全国300大学超の編入試験について、学部ごとの難易度と実施大学の一覧、大学別の試験科目・日程、合格した先輩の体験記を、志望校選びから対策までひと続きで確認できます。運営は大学編入予備校のオンライン編入学院です。
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。記載した数字は、大学編入総合研究所が編入試験の合格者に行ったアンケートの集計です。出願資格や選抜方法は大学・年度によって変わるため、実際の出願にあたっては、必ず志望校の最新の募集要項をご確認ください。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026年10月7日

