筑波大学 情報学群 編入の合格体験記|ともさん・高専から情報メディア創成学類へ
結論:数学を先に仕上げ切り、残りを情報に回す形で組んだ
高等専門学校の情報コースから、筑波大学 情報学群 情報メディア創成学類へ編入した方の記録です。4年生で研究活動に入ったことをきっかけに、研究を仕事にしたいと考えるようになりました。情報技術を土台にしながら、人間・メディア・社会との関わりまで扱える学類なら、興味を広げながら研究テーマを探せると考えたのが決め手です。
組み立ては数学優先です。2024年10月に編入数学徹底研究から始め、過去問特訓などを並行させて2025年9月に数学をほぼ完成させました。そこから情報へ移りますが、数学を仕上げた反動で10月は学習時間が落ちています。英語はTOEIC 815点を2024年9月の時点で押さえてあり、本番の2026年7月まで数学と情報の2科目に集中できました。
| 合格校 | 筑波大学 情報学群 情報メディア創成学類 |
|---|---|
| 前籍 | 高等専門学校 |
| 前籍の学部・学科 | 創造技術工学科情報コース |
| 入学年 | 2027年4月 入学 |
| 編入年次 | 3年次 |
| 受験年度 | 2027年度入学 |
この記事で分かること
- 研究を仕事にしたいと考えた経緯と、情報メディア創成学類を選んだ理由
- 出願した大学と、受験者55人・倍率3.1倍という結果
- 2024年10月から本番まで、数学と情報にどう時間を割いたか
- 数学4冊・情報2冊の使い分けと、公開過去問の進め方
- 試験当日の流れと、数学・情報基礎で実際に出た問題
なぜ編入を目指したのか
私が編入を決意したのは、 編入前の学校の3年目以降 のことでした。
高専で学ぶ中で、将来は研究を仕事にしたいと考えるようになり、より専門的な環境で情報分野を学びたいと思ったことが、編入を考え始めたきっかけです。特に4年生で研究活動に取り組む中で、自分の興味のある分野をもっと深く学びたいという気持ちが強くなりました。そして、大学で研究に打ち込み、自分の可能性を広げたいと考えたとき、「高専を卒業して就職するのではなく、大学へ進学しよう」と決めました。
志望校を選んだ決め手
情報メディア創成学類では、情報技術を基盤としながら、人間・メディア・社会との関わりまで幅広く学べる点に惹かれました。将来研究を続けることを考えたとき、特定の分野だけに限定されず、自分の興味を発展させながら研究テーマを見つけられる環境だと感じたことが、筑波大学を選んだ最大の理由です。
編入を周りに伝えた時の反応
伝えた相手: 家族・友人・大学・学校の先生 / 伝えた時期: 試験の1年以上前
編入を考えていると家族に話したとき、母は最初こそ「本当に大丈夫?」と驚いていましたが、勉強を続けている姿を見てからは「やりたいなら挑戦してみたら」と応援してくれました。友人には「高専から大学に行くの?」と驚かれることもありましたが、勉強の進捗を話すと「そこまでやってるなら受けた方がいい」と背中を押してくれました。一方、先生からは「編入は大変だけど、研究をしたいなら良い選択だと思う」と言っていただき、自分の選択に自信を持てるようになりました。周囲の反応を通して、応援してくれる人がいることのありがたさを実感しました。
受験した大学とその結果
この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。
| 結果 | 大学・学部 | 編入年次 | 試験区分 | 受験者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 合格(入学) | 筑波大学 情報学群 情報メディア創成学類 | 3年次 | 一般編入 | 55 | 3.1倍 |
受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。
合格までの学習計画
私が編入試験対策を始めたのは 2024年10月 、本番の試験は 2026年7月 でした。
時期別の1日の学習時間
平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。
平日
休日
1日あたりの学習時間の推移
月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。
月ごとの学習の中身
- 2024年10月
主な科目: 数学 / 気持ちの状態 5/5
編入数学徹底研究を軽く1周 これから編入勉強がスタートするのでワクワク。
- 2024年11月
主な科目: 数学 / 気持ちの状態 5/5
編入数学で分からないところの補強 穴を埋めていく感じで、完璧になっていく過程が結構楽しかった。
- 2025年4月
主な科目: 数学 / 気持ちの状態 4/5
編入数学過去問特訓を始める。 実践的な問題が多くてとても楽しかったし、実力を試せるのでワクワクした。
- 2025年8月
主な科目: 数学 / 気持ちの状態 4/5
すべての参考書を並行して進める。 わからないことはすべて生成AIに聞く。
- 2025年9月
主な科目: 数学 / 気持ちの状態 5/5
すべての参考書を並行して進める。 わからないことはすべて生成AIに聞く。 ここで数学をほぼ完ぺきにした。
- 2025年10月
主な科目: 情報 / 気持ちの状態 5/5
基本的なアルゴリズムとデータ構造の勉強を始める。挫折した。 数学を完璧にした反動で、疲れたし、メンタル的にもきつかった。 ここから勉強時間が明らかに減る。
- 2026年4月
主な科目: 数学, 情報 / 気持ちの状態 2/5
数学を忘れかけていたので、編入数学徹底研究を使って復習した。 情報も並行して勉強している。 これを直前まで続けた。
勉強場所と環境
基本的には自宅と学校で勉強していました。平日の16時から18時は学校の自習スペースを使うことが多く、授業が終わった流れでそのまま勉強できるため、集中しやすかったです。夜の21時から23時は自宅で勉強し、周囲を気にせず参考書や問題集に取り組みました。休日も基本的には自宅で勉強していました。自宅はリラックスできる反面、スマートフォンなどの誘惑もあるため、勉強するときは机の上に必要なものだけを置くようにしていました。個人的には、学校では集中して問題演習、自宅では復習や暗記というように使い分けると効率が良かったです。
スランプとメンタル回復
編入対策中は、勉強をしていても思うように問題が解けなかったり、なかなか成長を実感できなかったりして、気持ちが落ちることがありました。特に、長期間勉強を続けていると「今日はもう勉強したくない」と思う日もありました。そういうときは、無理に机に向かうことはせず、思い切って勉強をしないで休むようにしていました。好きな音楽を聴いたり、友人と話したりして一度勉強から離れることで、次の日には自然と「またやろう」と思えることが多かったです。毎日完璧に勉強することよりも、調子が悪いときに無理をせず、長い期間にわたって勉強を続けることを意識していました。この経験から、休むことも受験勉強の一部だと考えるようになりました。
科目ごとの対策と使った教材
科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。
数学
2024年10月 〜 2026年7月
選んだ基準: 難易度高めだから
地方国立大の数学科っぽい問題が多めなので、情報学群志望の方はそこまでやる必要はないと思いますが、自力がつくので、時間に余裕のある方は全然やっていいと思います。解いていて楽しいです。
大学編入試験問題 数学/徹底演習 4周
選んだ基準: 問題をたくさん解きたかったから
かなり細かいところまで書いてくれているので、学びになると思います。最初にやる参考書ではないと思いますが、たくさん学習をした後に、案外やり損ねているような知識が身につくので、筑波志望の方はおすすめです。基礎がガチガチに固まります。
情報
2025年10月 〜 2026年7月
過去問対策(入手・分析・周回)
過去問は筑波大学の公式サイトから入手し、公開されている直近数年分を中心に取り組みました。まず一度本番と同じ時間で解き、分野ごとの出題傾向や頻出分野、問題の難易度を分析しました。その後、間違えた問題や解法に自信がなかった問題を中心に、参考書に戻って類題を解き直しました。特に数学と情報は、過去問で問われた分野を重点的に復習し、時間を空けて何度も解き直しました。模範解答がない問題については、教科書や参考書で解法を確認したほか、先生に質問して理解を補いました。
AIの活用方法
学生無料のproプランがあったので、geminiを使っていました。 過去問を解かせたり、解説の書かれていない、わからない問題を写真を撮って送っていました。
英語のスコアをどう上げたか
受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。
TOEIC L&Rのスコア
| 2024年9月 | 815 (L 435 / R 380 ) 提出 |
|---|
試験当日はどうだったか
当日の時間の流れと、会場で感じたことです。
筑波大学 情報学群 情報メディア創成学類
| 当日の受験者数 | 約50人 |
|---|---|
| 試験時間の構成 | 9:00~ 開場 10:00~12:00 試験 |
| 当日の気づき | 時計はないので持ってきてください。 私は前日の21:00に気づいて、つくばを走り回って購入しました。 |
ともさんが筑波大学の試験で実際に解いた問題
筆記で何がどう出たか(科目ごと)
何がどう出たかが分かっているかどうかで、対策の効率はまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
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受験にかかった費用
編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ① 教材・書籍代 | ¥15,000 |
| ② 対策指導費 | ¥0 |
| ③ 試験関連費 | ¥10,000 |
| ④ 出願関連費 | ¥1,000 |
| ⑤ 当日関連費 | ¥50,000 |
| 合計 | ¥76,000 |
編入したあとの生活
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026-08-08
この合格者が使った参考書
本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。





