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筑波大学社会・国際学群

筑波大学 社会・国際学群 編入の合格体験記|いくとさん・法学を14か月積み上げて合格するまで

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-08‌​​​​‌​​‌‌‌‌‌​​​‌‌​‌‌‌‌​​​‌​​​‌​

結論:高校での不完全燃焼を、法学3科目と志望理由書の具体化で取り返した

国立大学(文系)の行政政策系から、筑波大学 社会・国際学群 社会学類法学専攻へ移った方の体験記です。編入を意識したのは高校生のとき。大学入試で正しい対策のしかたが分からないまま第一志望に届かず、その後に編入という制度を知り「努力が報われる形式だ」と感じたことが出発点になっています。志望校はレベルの高さと国立であること、そして法学なら大学が変わっても学ぶ土台は大きく変わらないという判断で決めました。

対策は2023年9月から2024年11月までの14か月と長めです。最初の半年は法学入門書を読み進めながら英検の単語を詰め、2024年5月から憲法・民法・刑法を本格化。民法は苦手意識があったため憲法と並行して進め、5周まで回しています。直前期は1日7時間。過去問は出回る数が少ないため周回よりもリライトを重視し、面接では志望理由書をどこまで具体化できるかに賭けました。

国立大学(文系)前籍
2.4前籍GPA
2校受験した大学
15か月対策にかけた期間
合格校筑波大学 社会・国際学群 社会学類法学専攻
前籍国立大学(文系)
前籍の学部・学科人文社会学群行政政策学類
入学年2025年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2025年度入学

この記事で分かること

  • 高校時代の不完全燃焼から、法学の編入を決めるまで
  • 実際に出願した大学と、その結果
  • 法学入門書から憲法・民法・刑法へ、14か月の積み上げ方
  • 憲法・民法・刑法と英文解釈で使った教材、過去問の扱い方
  • 筑波大学の試験当日と、面接で深掘りされたこと

なぜ編入を目指したのか

私が編入を決意したのは、 高校生の時 のことでした。

私は、大学入試において、正しい対策方法や勉強方法がわからず、不完全燃焼なまま第一志望の大学が不合格という結果となりました。そのようなときに、大学編入というシステムを知り、試験の内容も努力が報われる形式であることを知り、もう一度本気でチャレンジしたいと考えたのが理由です。そして、法学を勉強していく中でも、関心がより強まり、受験を決意しました。

志望校を選んだ決め手

何よりも、まずは大学のレベルの高さで選びました。なぜなら、より偏差値の高い大学に進学し、その中で学んでみたいという気持ちが強かったからです。また、法学はだが区によって学ぶ内容や研究対象がそこまで大きく変わることはないこともその理由でした。そして、次に、国立大学が一定の評価を世間から得られていることを鑑み、国立大学であることを重視しました。

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族・友人 / 伝えた時期: 試験の1年以上前

全体的に友人や家族は応援してくれました。父は、もともと挑戦することに寛容でサポートしてくれる姿勢でした。そのため、資金面などはとても支えてもらった記憶があります。一方で、母は、応援はしてくれてはいましたが、まさか受かるとは思っていなかったようで、それは感じていました。友人は、もともと編入を志願していたので、途中であきらめましたが、自分のことをとても応援してくれました。友人は公務員試験の勉強をしていたので、友人と切磋琢磨して頑張りました。

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)筑波大学 社会・国際学群 社会学類法学専攻3年次一般編入707.0倍
不合格名古屋大学 法学部3年次一般編入604.3倍

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2023年9月 、本番の試験は 2024年11月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
2h
中期
3h
直前期
5h

休日

開始期
3h
中期
5h
直前期
7h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2023年9月
2h
2023年10月
2h
2023年11月
2h
2023年12月
2h
2024年1月
3h
2024年2月
3h
2024年3月
3.5h
2024年4月
4h
2024年5月
5h
2024年6月
5h
2024年7月
7h
2024年8月
7h
2024年9月
7h
2024年10月
7h
2024年11月
7h

月ごとの学習の中身

  • 2023年9月

    主な科目: 総合法学 / 気持ちの状態 5/5

    時間があるときに、法学入門書を読む。

  • 2023年10月

    主な科目: 総合法学, 英検 / 気持ちの状態 5/5

    総合法学は、9月同様で、読み込みマーカーを引く。対策を早めにしていたため特に意識したことはない。英検の対策を始める。単語中心の学習。

  • 2023年11月

    主な科目: 総合法学 / 気持ちの状態 4/5

    10月同様

  • 2023年12月

    主な科目: 総合法学 / 気持ちの状態 4/5

    総合法学は11月同様であるが、英検に関しては、問題集を解き始める。

  • 2024年1月

    主な科目: 英検 / 気持ちの状態 4/5

    英検準一級の習得を目指し、単語を詰め込みました。問題集を解きましたが、リスニングに苦戦しました。

  • 2024年2月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    TOEICの学習は継続。英単語の学習が中心。時間あるときに問題演習。

  • 2024年3月

    主な科目: 総合法学, 英検 / 気持ちの状態 3/5

    英検に関して、問題演習を繰り返す。解きなおしはしなかったところもあり、悔やまれる。総合法学については、法学入門書の残っていう部分を取り組んだ。

  • 2024年4月

    主な科目: toeic / 気持ちの状態 3/5

    単語の学習で周回する。問題演習は、問題の数で区切って時間を調整し、取り組んでいた。

  • 2024年5月

    主な科目: 総合法学, 筆記英語 / 気持ちの状態 3/5

    憲法から読み進める。わからなくてもいいから一周する。英文解釈も同様。

  • 2024年6月

    主な科目: 総合法学, 筆記英語 / 気持ちの状態 3/5

    民法に手を付け始める。苦手意識が強かったので、憲法と同時に学習した。なかなか進みは民法に関してはよくなかった。英文解釈は、一週間に決めた数をこなしていた。

  • 2024年7月

    主な科目: 総合法学, 筆記英語 / 気持ちの状態 2/5

    総合法学のレジュメを詰め込み、法学の参考書を周回する。その気分転換に英文解釈に取り組む。

  • 2024年8月

    主な科目: 総合法学, 筆記英語 / 気持ちの状態 2/5

    レジュメにおける用語の定義を何度も見て覚える。それに尽きる。見なくてもかけるようにするためである。

  • 2024年9月

    主な科目: 志望理由書, 総合法学, 筆記英語 / 気持ちの状態 2/5

    志望校のものでない過去問を解き始める。あくまで参考書を見ながらである。英語は、英文解釈書を継続していた。過去問の英文が著作権の関係で掲載されていないためである。

  • 2024年10月

    主な科目: 志望理由書, 面接/口頭試問, 総合法学, 筆記英語 / 気持ちの状態 2/5

    過去問のリライトを重ねる。より良い答案を目指し推敲する。面接の練習も始めるが特に苦戦はしなかった。

  • 2024年11月

    主な科目: 志望理由書, 面接/口頭試問, 総合法学 / 気持ちの状態 2/5

    志望理由書を推敲し、面接練習を自分一人でも行う。カメラで録画するとよい。

勉強場所と環境

図書館での学習には、集中力を高め、効率を最大化するための素晴らしい環境が整っており、最大のメリットは、静かさと周囲の環境だ。周りも勉強している人が多いので、自分もやらなければという自然な心理的強制力が働く。また、充実した設備も大きな魅力であり、無料のWi-Fiや電源付きの学習ブースが完備されており、パソコンやタブレットを使ったオンライン授業の受講や調べ物もスムーズに行えた。さらに、机や椅子の高さが勉強に適した設計になっていることが多く、長時間の作業でも疲れにくい仕様になっており、重宝した。開いていない日には、近くの商業施設にある自主室を活用していた。

スランプとメンタル回復

編入試験に向けた夏休みの受験勉強は、想像以上に過酷で何度も精神的に追い詰められる、本当にきつい日々であった。周囲の友人が長期休暇を満喫している中、朝から晩まで机に向かい続ける孤独感や、本当に合格できるのだろうかという焦燥感に苦しい思いを味わった。しかし、その苦境を支えてくれたのは、専攻である法学への強い探究心と志望大学への合格という気持ちであった。そして、法律の論理性を紐解く面白さがあったからこそ、毎日の膨大な学習も途中で投げ出さずに踏みとどまることができた。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

総合法学

2023年10月 〜 2024年11月

憲法の表紙

憲法 2周

選んだ基準: コーチよりすすめられた

人権分野を中心に、判例通説を重視して学習しました。わからなくても読み進めるということを意識しました。

民法(全) 5周

選んだ基準: コーチにすすめられた

総則分野と不法行為分野は丁寧に理解し、その他分野については、用語の意味を中心に覚えました。

刑法(青本) 4周

選んだ基準: コーチにすすめられた

試験に頻出の総論分野を中心に学習した。覚えるまで根気よく周回した。

筆記英語

2024年5月 〜 2024年11月

大学受験スーパーゼミ 徹底攻略 入門英文解釈の技術70 音声オンライン提供版の表紙

大学受験スーパーゼミ 徹底攻略 入門英文解釈の技術70 音声オンライン提供版 2周

選んだ基準: コーチに進められた

わからない単語を解き終わったら確認し、さらには和訳の感覚をつかむために、根気強く進めた。そして、何となく訳せているかという点を重視して学習した。

過去問対策(入手・分析・周回)

過去問は基本的に塾からもらいました。何年分などはなく、レベル感にあわしたうえで、選んでいただきました。周回はすることなく、何よりもレベル感の確認を重視し、リライトをしました。ですので、リライトを含めるのであれば、平均2~3周はしていました。模範解答などはなかったので、コーチに確認していました。私自身の所管としては、過去問はあまり数がないのと出回っていないので、テキストや問題集、傾向の似ている他大学の過去問をメインに使うとよいと思います。

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

英検対策のリスニング対策やTOEICなどは早めにやるべきでした。なぜなら、語学系はすぐには点数が伸びないからです。

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

筑波大学 社会・国際学群 社会学類法学専攻

当日の受験者数欠席者は5名程度だったと記憶しています。
試験時間の構成10時から外国語 13時から専門科目 二日目 面接15分
当日の気づきホテルは早めにとる

名古屋大学 法学部

当日の受験者数10名近く欠席だったと記憶しています(少々曖昧です)。
試験時間の構成13時から 外国語 15半から 小論文 別日面接 15~20分
当日の気づきやはり前泊は必須。面接当日、電車の運休等があり、非常に苦戦した。

いくとさんが筑波大学の面接で実際に聞かれた質問

面接で投げられた質問と、その場での答え方

志望理由書のどこを突かれたか

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で面接の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

項目金額
① 教材・書籍代¥30,000
② 対策指導費¥500,000
③ 試験関連費¥70,000
④ 出願関連費¥60,000
⑤ 当日関連費¥90,000
合計¥750,000

編入したあとの生活

差分: −24単位 (認定率 71% )

単位はどれくらい認定されたか

84単位編入前の取得単位
60単位認定された単位
24単位認定されなかった単位
71%認定された割合

認定された 60単位(71%)認定されなかった 24単位(29%)

編入前に取得した84単位のうち、編入先に引き継がれたのは60単位です。残りの24単位は認定されず、編入先の卒業要件には算入されません(同じ数だけ取り直すという意味ではありません)。

いくとさんが編入したあとに分かったこと

単位認定でもっとこうしておけばよかったこと

編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際

編入後の就職活動の状況

編入学後に気づいた貴重な情報

単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で編入後の話を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。

編入前の自分へ

大学の編入試験は、自分の置かれた環境をガラリと変え、理想の未来を掴み取るための人生における大きなチャンスです。一見、受験勉強と日々の大学生活の両立は難しそうに思えますが、実は非常に効率的なサイクルを生み出すことができます。大学の講義を編入試験の専門科目の基礎固めとして直接活用したり、空きコマや図書館の設備をフルに活かして集中して勉強したりすることで、時間を無駄なく使えます。
キャンパスライフを楽しみながら、自分の専攻したい学問を深く追求し、より高い目標へ向かってステップアップしていける編入という選択は、まさに最高に充実した道と言えます。

— いくとさん(筑波大学 社会・国際学群)

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-08

この合格者が使った参考書

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