神奈川大学国際日本学部の編入|英語の筆記があるのは3学科のうち1つだけ
神奈川大学国際日本学部は、国際文化交流学科・日本文化学科・歴史民俗学科の3学科すべてで2年次・3年次の編入学試験を実施しています。ただし試験科目も満点も学科ごとに違います。英語の筆記があるのは国際文化交流学科だけ(英語100点+小論文100点=200点)。日本文化学科は「国語(小論文を含む)」の1科目で200点、歴史民俗学科は「小論文(日本語による)」の1科目で100点です。志望学科を決めた時点で、準備する科目が丸ごと変わります。
もうひとつ、出願前に必ず確認すべき条件があります。国際文化交流学科の3年次に出願する人だけ、履修条件があります。学科入門科目(「文化交流入門」「観光文化入門」「ことば学入門」「国際日本学入門」)に相当する科目を2科目以上、修得済みまたは履修中であることが必要で、出願書類としてその科目のシラバス(コピー可)も提出します。2年次への出願、および日本文化学科・歴史民俗学科には、この条件はありません。
2027年度(2027年4月入学)の日程は、出願が2026年10月1日(木)午前9時〜10月8日(木)消印有効、試験日が2026年11月1日(日)/横浜キャンパス、合格発表が11月6日(金)午後1時です。この記事では、学科ごとの科目と満点、履修条件、大学が公表している入試結果の実数、単位認定と学費まで、2027年度入学試験要項の原本にもとづいて整理します。
とも実施2年次・3年次(募集人員は若干名)
/100点学科で満点が違う
合格8名2026年度・学部小計
この記事で分かること
- 3学科で試験科目も満点も違うこと(英語の筆記は国際文化交流学科だけ)
- 国際文化交流学科の3年次にだけ履修条件があり、シラバスの提出が要ること
- 2027年度の出願期間・試験日・当日の時間割・合格発表日
- 大学が公表している2026年度の志願者・受験者・合格者の実数
- 3年次に出願した人が2年次で合格になる制度が、この学部で実際に使われていること
- 社会人経験3年以上なら、小論文90分だけで受けられる別ルートがあること
- 学科ごとの単位認定の基準値と、入学後にかかる学費
出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。
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結論:2027年度の要点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集学科・年次 | 国際文化交流学科/日本文化学科/歴史民俗学科の3学科とも2年次・3年次 |
| 募集人員 | 若干名(全学部・全学科共通) |
| 出願期間 | 2026年10月1日(木)午前9時〜10月8日(木)消印有効。インターネット出願+郵送 |
| 試験日・試験場 | 2026年11月1日(日)/横浜キャンパス |
| 試験時間 | 集合9:10/学力試験9:30〜/面接試験13:30〜(昼をまたぐため昼食持参) |
| 試験科目 | 国際文化交流=英語+小論文(200点)/日本文化=国語〈小論文を含む〉1科目(200点)/歴史民俗=小論文1科目(100点)。いずれも120分で2年次・3年次とも同じ |
| 選考方法 | 学力試験および面接試験の総合評価。面接の配点は要項に記載がありません |
| 出願資格(大学在学中) | 3年次は2年以上在学・62単位以上/2年次は1年以上在学・31単位以上(いずれも教職課程等の資格科目を除く) |
| 学部固有の条件 | 国際文化交流学科3年次のみ、学科入門科目に相当する科目を2科目以上修得済みまたは履修中+シラバスの提出 |
| 英語スコアの要否 | 不要。国際日本学部に英語資格による出願要件も筆記免除もありません |
| 合格発表 | 2026年11月6日(金)午後1時 |
| 入学検定料 | 35,000円+サービス利用料1,100円。併願チャレンジ割は対象外 |
| 入学後のキャンパス | みなとみらいキャンパス(試験場の横浜キャンパスとは別) |
出典: 神奈川大学「2027年度 入学試験要項(編入学試験/編入学試験 英語検定有資格者/社会人編入学試験)」および大学公式「2027年度 編入学試験 試験科目、試験時間、配点」。年度によって変わります。出願前に必ず最新の募集要項を確認してください。
学科で試験が丸ごと違う。まずここを決める
国際日本学部でいちばん大きいのは、3学科で課される科目も満点も違うことです。要項の試験科目表と、大学が別に公開している「試験科目、試験時間、配点」の一覧の両方で同じ内容を確認しました。
| 学科 | 年次 | 試験科目(配点) | 時間 | 総点 |
|---|---|---|---|---|
| 国際文化交流学科 | 2・3年次 | 英語(100点) 小論文(日本語による)(100点) | 120分 | 200点 |
| 日本文化学科 | 2・3年次 | 国語(小論文を含む)(200点) ※この1科目だけ | 120分 | 200点 |
| 歴史民俗学科 | 2・3年次 | 小論文(日本語による)(100点) ※この1科目だけ | 120分 | 100点 |
読み方の注意を3つ挙げます。
①英語の筆記があるのは国際文化交流学科だけです。日本文化学科と歴史民俗学科には英語の筆記がありません。逆にいえば、英語が苦手なことを理由に神奈川大学の文系学部をあきらめていた方にとって、この2学科は英語なしで受けられる入口になります。
②日本文化学科の「国語(小論文を含む)」は1科目で200点です。「国語」と「小論文」が別々に課されるわけではありません。1科目のなかに小論文が含まれる形で、120分・200点満点です。
③歴史民俗学科だけ満点が100点です。他の2学科が200点満点なのに対し、歴史民俗学科は小論文1科目の100点満点。1科目で合否が決まるので、取り返しがききません。なお時間はどの学科も120分で共通です。
試験科目は2年次と3年次で変わりません。要項の表では年次の欄が縦につながっており、大学が別に公開している一覧でも「2・3年次」と明記されています。年次による違いは、科目ではなく出願資格と単位認定のほうに出ます。
出題範囲・出題形式については書きません。要項に「試験に関する内容、評価基準等については、公平な選抜試験実施のため、お答えできません」と明記されており、大学は範囲を公表していないためです。出題の形を知る手がかりは、後述する大学公式の過去問題だけです。
国際文化交流学科の3年次だけ、履修条件がある
ここは出願できるかどうかが変わる条件なので、志望が国際文化交流学科の方は最初に確認してください。要項の出願資格[注意](1)はこう書いています。
「国際日本学部国際文化交流学科の3年次への出願は、当該学科入門科目(『文化交流入門』『観光文化入門』『ことば学入門』『国際日本学入門』)に相当する科目を2科目以上修得済み、もしくは履修中であること(2年次への出願は当該条件を満たさない場合でも可)」
| 学科・年次 | 履修条件 | 追加で必要な書類 |
|---|---|---|
| 国際文化交流学科 3年次 | あり。学科入門科目に相当する科目を2科目以上修得済みまたは履修中 | 該当科目(2つ以上)のシラバス(コピー可) |
| 国際文化交流学科 2年次 | なし(条件を満たさなくても出願可) | なし |
| 日本文化学科 歴史民俗学科 | なし(2年次・3年次とも) | なし |
注意点が2つあります。
ひとつは、「相当する科目」の判断は自分でつけられないことです。大学は「当該学科入門科目の詳細は国際文化交流学科シラバスを参照のこと」と案内しています。いま在籍している大学・短大で取った科目がこれに相当するかどうかは、出願前に入試センターへ確認するのが確実です。10月1日の出願開始を待ってから調べると間に合いません。
もうひとつは、「履修中」でもよいことです。すでに単位を取り終えていなくても、出願時点で履修中であれば条件を満たします。ただしその場合もシラバスの提出は必要です。
なお、後述する社会人編入学試験の募集学科表には、この履修条件の注記が付いていません。制度によって扱いが違うので、どちらで出願するかで確認先が変わります。
出願資格と、かからない制限
学部固有の履修条件を除けば、出願資格は全学部共通の1〜10のいずれかです。大学在学中の方に関係するのは次の2つです。
| 志望年次 | 大学在学中の場合の条件 |
|---|---|
| 3年次 | 日本の大学(通信教育課程を含む)に2年以上在学(見込み含む)し、62単位以上取得(2027年3月までの取得見込みを含む) |
| 2年次 | 日本の大学(通信教育課程を含む)に1年以上在学(見込み含む)し、31単位以上取得(同上)。この資格は2年次への出願に限ります |
62単位・31単位には、教職課程等の資格科目を数えません。要項に「教職課程等の資格科目を除き」と明記されています。手元の単位数を数えるときに落としやすいところです。また、履修中の科目で資格を満たす人は、2027年3月までに単位が取れなければ入学できません。
大学卒業(見込み)・短期大学卒業(見込み)・高等専門学校卒業(見込み)・専修学校専門課程(修業年限2年以上かつ総授業時間数1,700時間以上)の卒業(見込み)・大学改革支援・学位授与機構からの学士の学位でも出願できます。本学(神奈川大学)在学中の方は、卒業見込みの方を除いて出願できません。
逆に、国際日本学部にかからない制限も押さえておくと選択肢が広がります。「理工系の大学・学部・短期大学・高等専門学校および専修学校の出身者に限る」という制限は理学部・工学部の3年次だけにかかるもので、国際日本学部には関係ありません。英語の資格スコアの提出要件もありません。英語資格で筆記が免除される「編入学試験 英語検定有資格者」は外国語学部英語英文学科(IESプログラム)だけの制度で、国際日本学部では使えません。
3年次に出願した人が2年次で合格になる制度
要項の選考方法にこう書かれています。「3年次への出願者は、単位修得状況および選考結果により、2年次に合格させることがあります」(2年次の募集がない学科等には適用しない)。国際日本学部は3学科とも2年次・3年次の両方を募集しているので、この制度が適用されます。
これは制度上あるだけの話ではありません。2026年度の入試結果では、歴史民俗学科の3年次志願者2名が実際にこの扱いになっています。大学全体で5名のうち2名が国際日本学部で、11学部のなかで最多です。
つまり3年次で出して2年次で受かる可能性があるということです。卒業までの年数が1年延びるので、受験前に「2年次合格でも進学するか」を決めておいたほうがよいでしょう。
2026年度の入試結果(大学公表の実数)
神奈川大学は編入学試験の結果を学科・志望年次まで公表しています。以下は2026年度(2026年4月入学=2025年秋実施)の国際日本学部の実数です。要項の2027年度とは1年ずれます。
| 学科 | 志望年次 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 国際文化交流学科 | 2年次 | 2 | 2 | 1 | — |
| 国際文化交流学科 | 3年次 | 3 | 3 | 2 | — |
| 日本文化学科 | 2年次 | 1 | 1 | 0 | — |
| 日本文化学科 | 3年次 | 3 | 3 | 0 | — |
| 歴史民俗学科 | 2年次 | 2 | 2 | 2 | — |
| 歴史民俗学科 | 3年次 | 4 | 4 | 3 | (2) |
| 学部小計 | — | 15 | 15 | 8 | (2) |
備考欄の( )は3年次志願者で2年次合格になった人数です。
学部小計で見ると受験者15名に対して合格者8名、受験者数を合格者数で割ると約1.9倍です。ただしこの数字は学部全体のものです。学科・年次別の区分は志願者1〜4名と母数が小さく、合格者0名の区分もあるため、区分ごとの倍率は計算していません。数名の増減で数字が大きく動く規模だという前提で見てください。
そのうえで、実数からは読み取れることがあります。日本文化学科は2年次・3年次あわせて志願4名・合格0名でした。一方歴史民俗学科は志願6名・合格5名です。同じ学部でも学科によって結果がまったく違う年があるということで、「学部の倍率」だけを見て判断するのは危険です。
参考までに、大学全体の2026年度は志願84名・受験75名・合格32名でした。国際日本学部の志願15名は、外国語学部(25名)に次いで11学部中2番目に多い数字です。
公表されているのは2026年度の1年分です。過去年度分は同じ掲載ページに見当たりませんでした。1年分しかないため、複数年の推移は書けません。
社会人経験が3年以上あるなら、小論文だけの別ルート
神奈川大学には社会人編入学試験という別区分があり、国際日本学部は3学科とも2年次・3年次で募集しています。
| 項目 | 社会人編入学試験 |
|---|---|
| 試験科目 | 小論文のみ・90分・100点(3学科とも同じ。英語も国語もありません) |
| 出願資格 | 編入学試験と同じ1〜8のいずれか+出願時に社会人としての経験が3年以上 |
| 社会人経験の範囲 | 家事専従者を含み、高等学校卒業からの経験を含みます |
| 追加書類 | 社会人経験が3年以上であることを証明できるもの(在職証明書〈本学所定用紙〉、源泉徴収票、納税証明書等。複数可) |
| 日程 | 編入学試験と完全に同一(10月1日〜8日出願・11月1日試験・11月6日発表) |
差が大きいのは科目です。国際文化交流学科では英語の筆記がなくなり、日本文化学科では国語がなくなります。いずれも小論文90分100点だけになります。
ただし注意が2つあります。ひとつは、社会人編入学試験には「大学に1年以上在学・31単位以上」に相当する枠がありません。大学在学中の方は2年以上在学・62単位以上が必要です。もうひとつは、日程が編入学試験とまったく同じなので、両方に出願することはできないことです。どちらで受けるかを出願前に決める必要があります。
なお2026年度は、国際日本学部の社会人編入学試験は3学科・2年次3年次の6区分すべてで志願者0名でした。大学全体でも志願3名・合格3名という規模の制度です。
入学後に取り直す単位と、かかる学費
編入学前に修得した単位は、学科ごとの基準にもとづいて科目群ごとに一括で認定されます。卒業要件単位数から認定単位数を引いた分が、卒業までに取る単位数です。国際日本学部は3学科とも卒業要件128単位です。
| 学科 | 2年次編入 認定(異系統/同系統) | 3年次編入 認定(異系統/同系統) |
|---|---|---|
| 国際文化交流学科 | 34 / 38 | 66 / 72 |
| 日本文化学科 | 36 / 40 | - / -(未定) |
| 歴史民俗学科 | 34 / 38 | 62 / 72 |
「-」は、適用カリキュラムにおいて編入学の実績がないため未定という意味だと要項に注記されています。つまり日本文化学科の3年次編入は、卒業までに何単位取ることになるかを事前に見積もれません。ここは入学後の負担に直結するので、志望する方は横浜キャンパス教務課(単位認定担当)に事前に問い合わせておくことをおすすめします。
もうひとつ、表の数字は上限であって保証値ではありません。要項に「既修得単位数が認定単位数の上限を下回る場合は、既修得単位数を上限として認定します。また、既修得科目の内容によっては、認定単位数がこれを下回る場合があります」と書かれています。同系統・異系統の判定は、出身校の種別と専攻分野をもとに大学が行います。
学費は2027年度入学者の金額です。国際日本学部は2年次が「経営・外国語・国際日本・人間科学部」の列、3年次が「経営・外国語・国際日本学部」の列にあたります。
| 項目 | 2年次編入 | 3年次編入 |
|---|---|---|
| 入学金 | 200,000円(本学卒業者は100,000円) | 200,000円(同左) |
| 授業料 | 850,000円 | 850,000円 |
| 施設設備資金 | 300,000円 | 300,000円 |
| 学会費 | 3,000円 | 3,000円 |
| 委託徴収金ほか | 宮陵会準会員費15,000円/後援会費10,000円/保険2,600円 | 宮陵会準会員費20,000円/後援会費10,000円/保険1,750円 |
| 初年度合計 | 1,380,600円 (本学卒業者 1,280,600円) | 1,384,750円 (本学卒業者 1,284,750円) |
| 分納した場合 | 第1分納期 805,600円/第2分納期 575,000円 | 第1分納期 809,750円/第2分納期 575,000円 |
委託徴収金は2026年度の参考額です。教職課程・資格教育課程を履修する場合は登録費が別途必要で、学外実習を行う科目では実習費用も別途かかります。第2分納期分は入学後2027年10月末までの納入です。
出願の実務(知らないと出せないこと)
神奈川大学の編入学試験はインターネット出願と郵送の両方が必要です。ネットで登録しただけでは出願になりません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手順 | マイページ登録→出願情報入力→検定料納入→志願票等を印刷→郵便局の窓口から簡易書留・速達で郵送 |
| 検定料 | 35,000円(「その他の入試」区分)+サービス利用料一律1,100円。コンビニ/クレジットカード/Pay-easy/ネットバンキング。海外からの送金は不可 |
| 所定用紙 | 志願票(A)と志望理由書は本学所定用紙。公式サイトからダウンロードして印刷します(窓口配布・郵送はありません) |
| 在学中の証明書 | 3点必要。在学証明書(または在籍期間証明書)+履修証明書または単位修得見込証明書(現年次で履修中の科目・単位が明記されたもの)+成績証明書 |
| 証明書が出ないとき | 履修登録期間等の事情で履修証明書が発行されない場合は、単位が明記された履修予定科目(シラバス・履修要覧・時間割等)を確認できる書類を必ず提出と要項に明記されています |
| 発行時期 | 各種証明書は原則として出願以前3か月以内の発行分。既卒者・退学者の卒業証明書・成績証明書は2026年4月1日以降の発行分 |
| 変更 | 出願手続後の書類の変更は認められません(学科・志望年次も出願時点で確定します) |
| 受験票 | 郵送されません。ネット出願サイトのマイページ「オンライン受験票」から出力(試験日の3日前までに確認可能になり、メールで通知) |
試験当日の注意も要項に細かく書かれています。試験場に時計はなく、貸出しもありません。携帯電話・スマートウォッチを時計として使うこともできません。電卓・定規・コンパス・耳栓は使用不可で、使用すると不正行為として扱われます。試験開始後30分を過ぎると原則として受験を認められません(遅刻しそうなときの連絡先は試験実施本部 045-481-5661)。学力試験が9:30〜、面接が13:30〜で昼をまたぐため、昼食は持参してください。
科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
学内併願はできない。試験場は横浜キャンパス
神奈川大学の編入学試験は全学部・全学科・全年次が2026年11月1日(日)の1日で、試験場も全学部が横浜キャンパスです。編入学試験・編入学試験 英語検定有資格者・社会人編入学試験の3制度も日程が完全に同一です。したがって神奈川大学のなかで2つ以上を併願することはできません。10月8日の出願締切までに、学部・学科・志望年次・制度をそれぞれ1つに絞ることになります。
ここで取り違えやすいのがキャンパスです。国際日本学部の入学後の修学キャンパスはみなとみらいキャンパス(横浜市西区みなとみらい4-5-3)ですが、試験当日に行くのは横浜キャンパス(横浜市神奈川区六角橋3-26-1)です。同じ「横浜」でも別の場所なので、当日の移動を間違えないでください。ちなみに、みなとみらいキャンパスの学部は経営学部・外国語学部・国際日本学部の3つです。
なお、神奈川大学の「併願チャレンジ割」は総合型選抜(適性検査型)・一般入試・大学入学共通テスト利用入試が対象で、編入学試験には適用されません。2027年度の「入学試験制度等の主な変更点」の一覧にも、編入学試験・社会人編入学試験の項目はありません。
準備の進め方(2027年度入学の場合)
-
いちばん最初に
志望学科を決める。国際文化交流=英語+小論文、日本文化=国語(小論文を含む)、歴史民俗=小論文。準備する科目が丸ごと違うので、ここが決まらないと勉強を始められません。3学科の学びの内容は学部公式ページで確認できます
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国際文化交流学科の3年次を狙うなら早めに
履修条件を満たせるか確認する。学科入門科目に相当する科目を2科目以上、修得済みか履修中である必要があります。「相当するかどうか」は自分では判断できないので入試センターへ確認を。履修中でも可なので、いまの学期の履修登録で手当てできる場合もあります
-
単位数の確認も同じ時期に
3年次は62単位以上、2年次は31単位以上。いずれも教職課程等の資格科目を除いて数えます。2027年3月までの取得見込みを含められますが、取れなければ入学できません
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夏〜9月
大学公式の過去問題に当たる。神奈川大学は編入学試験の過去問題を2年分、解答と出題の意図つきで公開しています。ただし「試験種別によっては一部実施していない学部・学科・年次があります」「著作権の関係上、試験問題を一部非公開としている場合があります」との注記があるため、自分の学科・年次の分がそろっているとは限りません。早めに開いて確認してください
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9月中
証明書を手配する。在学中なら在学証明書・履修証明書(または単位修得見込証明書)・成績証明書の3点。国際文化交流学科3年次はシラバスも。原則として出願前3か月以内の発行分です
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10月1日(木)〜10月8日(木)
出願期間(消印有効)。10月1日午前9時開始。ネット出願で登録・検定料納入のうえ、志願票(A)・志望理由書を印刷し、郵便局の窓口から簡易書留・速達で送ります。出願後の書類変更はできません
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10月〜試験直前
120分の本番の形に慣らす。国際文化交流学科は120分で英語と小論文の2科目、日本文化学科と歴史民俗学科は120分で1科目です。1科目の学科は書く分量が多くなる前提で時間配分を組みます。並行して志望理由書の内容を面接で話せる形に整理します
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試験日の3日前まで
オンライン受験票が確認できるようになります(確認可能になった時点でメール通知)。受験票は郵送されません。マイページから自分で出力します
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11月1日(日)
試験当日は横浜キャンパス(みなとみらいではありません)。集合9:10/学力9:30〜/面接13:30〜で昼食を持参。試験場に時計はなく貸出しもないため、時計は自分で用意します(電卓・定規・コンパス・耳栓は使用不可)
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11月6日(金)13時
合格発表。入学手続は第一次(入学金)が11月6日〜11月20日、第二次(学費等)が11月6日〜2027年1月26日。入学手続書類の提出は2027年1月11日〜1月26日(消印有効)です。入学辞退は2027年3月31日(水)13:00までに手続すれば、入学金を除く学費が返還されます
よくある質問
国際日本学部は3学科とも編入を募集していますか。
募集しています。2027年度入学試験要項の募集学科表では、国際文化交流学科・日本文化学科・歴史民俗学科の3学科がいずれも2年次・3年次とも「○」で、募集人員はすべて若干名です。神奈川大学の編入学試験は全学部・全制度が1冊の要項にまとまっており、学部別の要項はありません。志望年次は出願時に決め、出願手続後の書類の変更は認められません。なお3年次に出願した場合、単位修得状況および選考結果により2年次での合格になることがあります。
学科によって試験科目はどう違いますか。
3学科すべて違います。国際文化交流学科は「英語」100点+「小論文(日本語による)」100点で総点200点、日本文化学科は「国語(小論文を含む)」の1科目で総点200点、歴史民俗学科は「小論文(日本語による)」の1科目で総点100点です。試験時間はいずれも120分で、2年次と3年次で科目は変わりません。つまり英語の筆記があるのは国際文化交流学科だけで、日本文化学科と歴史民俗学科には英語がありません。出題範囲や出題形式については、要項に「試験に関する内容、評価基準等については、公平な選抜試験実施のため、お答えできません」と明記されており、大学は公表していません。
国際文化交流学科の3年次には条件があると聞きました。
あります。国際文化交流学科の3年次に出願するには、学科入門科目(「文化交流入門」「観光文化入門」「ことば学入門」「国際日本学入門」)に相当する科目を2科目以上、修得済みまたは履修中である必要があります。さらに出願書類として、その科目(2つ以上)のシラバス(コピー可)を提出します。2年次への出願はこの条件を満たさなくても可能で、日本文化学科・歴史民俗学科には2年次・3年次ともこの条件がありません。いま在籍している学校の科目が「相当する科目」にあたるかどうかは自分では判断しにくいので、出願前に神奈川大学入試センターへ確認してください。なお社会人編入学試験の募集学科表には、この履修条件の注記は付いていません。
英語の資格スコアは使えますか。
国際日本学部では使えません。神奈川大学には「編入学試験 英語検定有資格者」という筆記免除の制度がありますが、対象は外国語学部英語英文学科(IESプログラム)の2年次・3年次だけです。国際日本学部には英語スコアによる出願要件も、加点や免除の仕組みもありません。ただし、英語の筆記そのものが課されるのは国際文化交流学科だけで、日本文化学科(国語1科目)と歴史民俗学科(小論文1科目)には英語がありません。英語を避けたい方にとっては、この2学科が現実的な入口になります。
倍率はどれくらいですか。
神奈川大学は編入学試験の結果を公表しています。2026年度(2026年4月入学)の国際日本学部は、志願者15名・受験者15名・合格者8名でした。受験者数を合格者数で割ると約1.9倍です。ただしこれは学部全体の数字です。内訳は国際文化交流学科2年次が志願2・受験2・合格1、同3年次が志願3・受験3・合格2、日本文化学科2年次が志願1・受験1・合格0、同3年次が志願3・受験3・合格0、歴史民俗学科2年次が志願2・受験2・合格2、同3年次が志願4・受験4・合格3です。区分ごとの母数が1〜4名と小さく、合格者0名の区分もあるため、学科・年次別の倍率は計算していません。なお公表されているのは2026年度の1年分だけで、複数年の推移は分かりません。
社会人枠はありますか。試験は何が課されますか。
あります。社会人編入学試験があり、国際日本学部は3学科とも2年次・3年次で募集しています。試験科目は3学科とも「小論文」90分100点のみで、英語も国語もありません。出願資格は通常の編入学試験と同じ1〜8のいずれかに加えて、出願時に社会人としての経験が3年以上あることです。この経験には家事専従者としてのものを含み、高等学校卒業からの経験を含みます。出願書類に、社会人経験が3年以上であることを証明できるもの(在職証明書、源泉徴収票、納税証明書等)が加わります。ただし社会人編入学試験には「大学に1年以上在学・31単位以上」に相当する枠がなく、大学在学中の方は2年以上在学・62単位以上が必要です。日程は編入学試験と完全に同一なので、両方への出願はできません。
神奈川大学の他学部と併願できますか。
できません。編入学試験・編入学試験 英語検定有資格者・社会人編入学試験の3制度とも、全学部・全学科・全年次が2026年11月1日(日)の1日で、試験場も全学部が横浜キャンパスです。出願する10月上旬の時点で、学部・学科・志望年次を1つに決める必要があります。なお国際日本学部の入学後のキャンパスはみなとみらいキャンパスですが、試験当日に行くのは横浜キャンパスです。ここを取り違えないでください。また、神奈川大学の「併願チャレンジ割」は編入学試験には適用されません。
出願条件・日程・科目に関する最終的な確認は、大学公式の編入学試験 入学試験要項ダウンロードのページと、神奈川大学入試センターへの問い合わせでお願いします。試験科目の一覧は編入学試験のページ、過去問題は資料・過去問題請求のページ、入試結果は入試結果のページから確認できます。学びの内容は国際日本学部の公式ページで確認できます。
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)。オンライン編入学院は、大学編入試験に特化した完全オンラインの予備校です。志望校の出願条件の読み解きから、英語・国語・小論文の対策、志望理由書と面接まで、一人ひとりの状況に合わせて伴走します。
この記事は神奈川大学が公表している2027年度入学試験要項および入試結果にもとづいて作成しています。出願前には必ず大学公式の最新情報をご確認ください。

