三重大学 工学部 編入の合格体験記|TKさん・高専から情報系へ、半年の組み立て方
結論:苦手なTOEICを先に片づけ、得意な数学で一気に押し上げた
高等専門学校の情報電子工学科から、三重大学 工学部 情報科へ編入した方の記録です。もともとは就職する予定でしたが、学んでいる分野をもっと深く知りたいと思うようになり、部活の顧問に相談したところ編入という道を知りました。いちばんの決め手は、部活の先輩が編入したあと楽しそうにしていたこと。研究したい内容のある大学のうち、住んでいた場所から一番遠いところを選んでいます。県外に住んでみたいという気持ちがあったからです。
対策の期間は2024年12月から2025年6月まで。最初の3か月は苦手なTOEICだけに絞り、単語・文法・公式問題集を回して2024年9月の290点から2025年4月には590点まで上げました。数学に入ったのは3月から。得意分野だったこともあって、教材を早めに3周させています。1日の学習時間は12月の2.5時間から3月には9.5時間へ。過去問は大学から1年分しか手に入らなかったため、出題範囲の重なる他大学の問題で補いました。
| 合格校 | 三重大学 工学部 情報科 |
|---|---|
| 前籍 | 高等専門学校 |
| 前籍の学部・学科 | 情報電子工学科 |
| 入学年 | 2026年4月 入学 |
| 編入年次 | 3年次 |
| 受験年度 | 2026年度入学 |
この記事で分かること
- 就職の予定から編入へ、三重大学を選ぶまで
- 実際に出願した大学と、その結果
- TOEICから数学へ、半年をどう切り替えたか
- 数学とTOEICで使った教材と、過去問が1年分しかないときの補い方
- 三重大学の数学と面接、当日の流れと聞かれたこと
なぜ編入を目指したのか
元々就職予定だったが、高専での生活をしていくうちに今の学問をより深く学びたいと思い部活の顧問に相談したところ編入の存在を知りました。他にも大学生活を楽しみたいといった気持ちや学生として県外に住みたいといった気持ちがありました。1番の決め手は、部活の先輩が編入学を決めてその後も楽しそうだったので自分もしたいと思いました。
志望校を選んだ決め手
考えたきっかけでもあった県外に住みたいと気持ちがあって、研究内容が自分のやりたい内容がある大学の中で住んでいたところから一番遠い場所なので選びました。
編入を周りに伝えた時の反応
伝えた相手: 家族・大学・学校の先生 / 伝えた時期: 試験の1年以上前
父と母は、共に応援してくれて、教材など入ったらすぐ支援してくれました。周りの友人は比較的編入を目指している人が多かったため、お互いに助け合いながら勉強しました。
受験した大学とその結果
この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。
| 結果 | 大学・学部 | 編入年次 | 試験区分 | 受験者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 合格(入学) | 三重大学 工学部 情報科 | 3年次 | 一般編入 | 30 | 6.0倍 |
受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。
合格までの学習計画
私が編入試験対策を始めたのは 2024年12月 、本番の試験は 2025年6月 でした。
時期別の1日の学習時間
平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。
平日
休日
1日あたりの学習時間の推移
月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。
月ごとの学習の中身
- 2024年12月
主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 1/5
単語をメインで覚える。文法問題を並行で取り組む。 まだスコアが低すぎて基礎をとにかく固めた。
- 2025年1月
主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 1/5
公式問題集を取り組み始める。長文が読めなさすぎて単語を調べるのと長文を読むための練習を始める。
- 2025年2月
主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5
毎日リスニングの問題を解いて耳を英語耳にする。相変わらず長文が読めないので公式問題集以外も解き始める。Part5に関しては数をこなすことでできるようになる。
- 2025年3月
主な科目: 数学, TOEIC / 気持ちの状態 5/5
数学の勉強を始める。早めに教材を終わらせ3周ぐらいした。 これまでの学生生活で基礎ができていたので意外と早く理解できた。
- 2025年4月
主な科目: 数学 / 気持ちの状態 4/5
過去問を集め始める。自分が苦手な分野を中心に勉強する。 問題集の難しいと紹介されている問題が本当に難しくて解けなくて悔しかった。
- 2025年5月
主な科目: 志望理由書, 数学 / 気持ちの状態 2/5
志願理由書の提出はなかったが、後の面接の対策にもなるので作成した。数学は苦手な分野特にベクトル空間(受験の範囲)を勉強した。
- 2025年6月
主な科目: 面接/口頭試問, 数学 / 気持ちの状態 1/5
教授と面接対策を行う。AIにも面接で聞かれそうな内容を作成してもらい対策した。数学は過去問を解く。過去問は意外と簡単で解けたが1年分しかなかったため他の大学の範囲が被っている部分の過去問も解いた。正直過去問が簡単で少し油断した。
勉強場所と環境
平日は学校の図書館、帰宅後は自宅で勉強。研究室に入室可能になってからは、研究室で勉強を行い帰宅後は自宅で行った。学校の図書館は、静かでとても集中ができた。ただTOEICの勉強は個人的には自宅の方が集中できた。ただ自宅は誘惑も多く数学の勉強に関しては圧倒的に図書館、研究室の方が集中できた。
スランプとメンタル回復
最初TOEICから取り掛かり始めて、自分は英語がとても苦手で全く理解もできないしスコアも伸びなくてなかなかやる気が出なかった。3月から数学の勉強を始めて自分は数学が得意なこともあって勉強にやる気が戻って、その勢いのままTOEICの勉強も取り掛かりました。編入試験を少し舐めていたこともあって5月にやる気がなくなってきて勉強時間が減ってしまいました。しかし周りに編入生が多かったこともあって自分だけ勉強してないのは変だなと思い気合を入れ直すためにスマホの利用時間の規制をしてもらいました。
科目ごとの対策と使った教材
科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。
数学
2025年3月 〜 2025年6月
TOEIC
2024年9月 〜 2025年4月
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 6回以上
選んだ基準: とにかく問題数が多く、ハイペースで解き進めることもできたから。
間違えた問題はすぐ横に解説があったためすぐ解説を読んで次は間違えないように気をつけた
公式過去問 6回以上
選んだ基準: 本番通りの練習ができるから
必ずテスト本番のように通しで時間を測って使った
過去問対策(入手・分析・周回)
Webサイトの指示に従って大学から直接過去問をもらった。模範解答がなかったため、学校の教授に解いてもらいそれを参考に勉強した。過去問が一年分しか手に入らず簡単だったため、あまり参考にせず範囲が被っている他の大学の過去問や参考書を代わりに勉強した。実際本番の試験と過去問の内容がかけ離れていたためあまり過去問を信じなくてよかったと思っている。
振り返ってみて、これもやっておけばよかった
TOEICの勉強をもっと早く始めておけばよかった。TOEICの期限は2年だから編入する2年前から始めておけばより点も伸びたと思うし、TOEICが早く終わる分他の科目に時間がかけれた。
AIの活用方法
Youtubeでの解説でも理解できなくかつ教授などに連絡するような時間ではない時にChatGPTに問題を解いてもらって解説してもらった。
英語のスコアをどう上げたか
受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。
TOEIC L&Rのスコア推移
点をタップすると受験時期とスコアが表示されます。
受験時期の一覧を開く
2024年09月 290点 → 2025年04月 590点(提出)
試験当日はどうだったか
当日の時間の流れと、会場で感じたことです。
三重大学 工学部 情報科
| 当日の受験者数 | 30 |
|---|---|
| 試験時間の構成 | 受験開始15分前までに入室、受付開始時間は不明 10:00 受験開始(数学) 11:30 数学終了 11:30 ~ 13:30 休憩 13:30 面接開始/終わり次第帰宅 |
| 当日の気づき | 会場は津駅からバスで4分工学部は、大学病院前で降車。バス停から工学部棟までは歩き(凄く遠い) 会場に時計あり。(教授が持ってきたものだったため毎年あるかは不明) 昼休憩は、自由に過ごせるコンビニに学内のコンビニに行く人もいたが昼ごはんは持ってくることを薦める。 面接の順番待ちの時間は電子機器がさわれないため面接のメモを見たい際は紙で持つと良い。 |
TKさんが三重大学の面接で実際に聞かれた質問
面接で投げられた質問と、その場での答え方
筆記で何がどう出たか(科目ごと)
面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
受験にかかった費用
編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ① 教材・書籍代 | ¥10,000 |
| ② 対策指導費 | ¥0 |
| ③ 試験関連費 | ¥30,000 |
| ④ 出願関連費 | ¥30,000 |
| ⑤ 当日関連費 | ¥40,000 |
| 合計 | ¥110,000 |
編入したあとの生活
差分: −84単位 (認定率 51% )
単位はどれくらい認定されたか
認定された 88単位(51%)認定されなかった 84単位(49%)
編入前に取得した172単位のうち、編入先に引き継がれたのは88単位です。残りの84単位は認定されず、編入先の卒業要件には算入されません(同じ数だけ取り直すという意味ではありません)。
TKさんが編入したあとに分かったこと
単位認定でもっとこうしておけばよかったこと
編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際
編入後の就職活動の状況
編入学後に気づいた貴重な情報
単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。
編入前の自分へ
TOEICは、早めにやるべき
数学は難しい内容でさらに計算量も多かったから基礎だけじゃなく応用問題も取り組んでかつ時間を測って計算スピードも身につけると良い。
仮に余裕でも倍率はどの大学を受けても高いから当日のちょっとミスで終わってしまう可能性があるから、最後まで気を緩めずちょっとのミスもないように後悔のないような勉強をするべき
— TKさん(三重大学 工学部)
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026-08-08
この合格者が使った参考書
本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。




