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大阪大学 工学部 編入の合格体験記|ささききさん・英語から順に積み上げるまで

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-21‌‌​‌‌‌​​​‌​‌‌​​​‌‌‌​‌‌​​​​‌​‌​​‌

結論:先に過去問を見て届くと判断し、英語→数学→物理の順に積み上げた

「憧れ」で終わらせず、先に過去問を見てから編入を決めた方の記録です。高等専門学校の電気電子工学科に在籍していたころ、より高いレベルで学びたいという気持ちはあったものの、最初から本気で目指していたわけではありませんでした。実際に大阪大学 工学部の編入試験の過去問を見て、これまで学んできた内容を身につければ十分に狙えると感じたことが、決意した瞬間だったと書かれています。志望校を選んだ理由には、興味のあった研究に取り組める研究室と設備があったことも挙げられています。

積み上げの順番がはっきりしています。まずTOEICで、2024年1月から1年かけて金のフレーズを6回以上・公式問題集を3周。2024年3月の420点から6月に675点、12月に750点まで上げて提出用を確保しました。数学に本腰を入れたのは2024年11月からで、編入数学徹底研究を3周して分からない問題を潰し、編入数学過去問特訓を1周。物理と電磁気に手をつけたのは2025年5月以降で、マセマ電磁気学を2周しています。1日の学習時間は最も多い月でも4時間で、長く薄く続ける形でした。本人は「専門科目の過去問にはもう少し早い段階から取り組んでおけばよかった」と振り返っています。

高等専門学校前籍
前籍GPA
1校受験した大学
18か月対策にかけた期間
合格校大阪大学 工学部 電子情報工学科
前籍高等専門学校
前籍の学部・学科電気電子工学科
入学年2025年4月 入学
編入年次3年次
受験年度2025年度入学

この記事で分かること

  • 過去問を見て「自分でも狙える」と思えた瞬間
  • 実際に出願した大学と、その結果
  • 英語→数学→物理という順番と、1年5か月の時間の配り方
  • TOEIC・数学・電磁気学で使った教材と、その回し方
  • 試験当日の流れと、数学4問・物理・電磁気の出題の中身

なぜ編入を目指したのか

私が編入を決意したのは、 編入前の学校の3年目以降 のことでした。

編入を考え始めたきっかけは、今の環境よりもさらに高いレベルで学びたいと思ったことと、阪大生として学生生活を送りたいという気持ちがあったことです。ただ、最初から本気で編入を目指していたわけではありません。実際に大阪大学の編入試験の過去問を見てみると、これまで学んできた内容をしっかり身につければ自分でも十分に合格を狙えると感じました。そのときに、憧れだけではなく現実的に挑戦できる目標だと思えたことが、編入を決意した瞬間です。

志望校を選んだ決め手

大阪大学を選んだきっかけは、より高いレベルの環境で学びたいと考えたことに加えて、自分が興味を持っていた研究に取り組める環境があったことです。大学について調べる中で、阪大には自分の関心に近い研究を行っている研究室があり、充実した設備や研究環境の中で専門性を高められると感じました。また、実際に編入試験の過去問を見た際に、自分でも十分に挑戦できると感じたことも大きく、阪大への編入を具体的に目指すようになりました。

編入を周りに伝えた時の反応

伝えた相手: 家族・友人 / 伝えた時期: 試験の1年以上前

編入を目指すことを家族に伝えたときは、自分が挑戦したいと思っていることを尊重して、前向きに応援してくれました。また、友達にも編入を目指していることを話すと、否定的な反応はなく、一緒に勉強する機会も増えました。特に、同じように試験に向けて勉強している友達と問題を解いたり、分からないところを教え合ったりできたことは大きな支えになりました。周囲の応援があったことで、最後まで挑戦を続けることができたと思います。

受験した大学とその結果

この合格者が実際に出願した大学です。編入試験は日程も科目も大学ごとにばらばらなので、どこをどう組み合わせたかは志望校選びの参考になります。

結果大学・学部編入年次試験区分受験者数倍率
合格(入学)大阪大学 工学部 電子情報工学科3年次一般編入202.5倍

受験者数・倍率は、この合格者が試験当日に見聞きした記憶にもとづく数値です。大学が公表している数字とは異なる場合があります。出願前には必ず各大学の学生募集要項で確認してください。

合格までの学習計画

私が編入試験対策を始めたのは 2024年3月 、本番の試験は 2025年8月 でした。

時期別の1日の学習時間

平日と休日それぞれ、1日に何時間やっていたかです。棒の長さは平日・休日を通して同じ目盛りで比べられます。

平日

開始期
2h
中期
4h
直前期
2h

休日

開始期
2h
中期
4h
直前期
2h

1日あたりの学習時間の推移

月ごとの、1日あたりの学習時間です。どの時期にどれだけ積み上げたのかが分かります。

2024年3月
2.5h
2024年4月
1.5h
2024年5月
1h
2024年6月
1.5h
2024年7月
1.5h
2024年8月
0.5h
2024年9月
4h
2024年10月
4h
2024年11月
2.5h
2024年12月
3h
2025年1月
3.5h
2025年2月
3h
2025年3月
4h
2025年4月
4h
2025年5月
3h
2025年6月
2.5h
2025年7月
2h

月ごとの学習の中身

  • 2024年3月

    主な科目: 『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』を使用し、1日100単語を目安に学習した。また、学習の成果や現時点での実力を確認するため、TOEIC IP試験を受験した。 / 気持ちの状態 3/5

  • 2024年4月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』を使用し、1日100単語を目安に学習した。

  • 2024年5月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 4/5

    5月:『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』を、4月と同様に1日100単語を目安に学習し、全体を1周した。

  • 2024年6月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 4/5

    『TOEIC公式問題集9』を解き、実践形式で問題演習を行った。解答後はリスニング音声を使ってシャドーイングを行い、聞き取れなかった部分を重点的に復習した。 TOEIC675取得

  • 2024年7月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    7月:『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』を繰り返し周回し、語彙の定着を図った。また、『TOEIC公式問題集9』で一度解いた問題を復習し、特に間違えた問題や聞き取りにくかった箇所を重点的に確認した。

  • 2024年8月

    主な科目: TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    8月:『TOEIC公式問題集9』の復習を継続し、リスニング対策としてシャドーイングに加えてディクテーションも開始した。音声を聞いて英文を書き取り、聞き取れなかった単語や表現をスクリプトと照らし合わせて確認した。

  • 2024年9月

    主な科目: 数学, TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    9月:『編入数学徹底研究』の第1章〜第3章に取り組み、例題や演習問題を解きながら、編入試験に必要な数学の基礎事項を確認した。

  • 2024年10月

    主な科目: 数学, TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    10月:『編入数学徹底研究』の第4章〜第6章に取り組み、例題や演習問題を通して内容の理解を深めた。また、数学と並行してTOEIC対策も継続し、単語学習や公式問題集を用いた復習を行った。

  • 2024年11月

    主な科目: 数学, TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    11月:10月と同様に『編入数学徹底研究』を使った数学の学習を継続し、例題や演習問題を中心に理解の定着を図った。また、TOEIC対策も並行して行い、単語学習や公式問題集の復習を続けた。

  • 2024年12月

    主な科目: 数学, TOEIC / 気持ちの状態 3/5

    12月:TOEIC対策を継続し、これまで取り組んできた単語学習や公式問題集の復習を行った。その結果、TOEICで750点を取得した。

  • 2025年1月

    主な科目: 数学 / 気持ちの状態 3/5

    1月:『編入数学徹底研究』の第9章〜第12章に取り組んだ。問題演習を進めながら、分からなかった問題や理解が曖昧な箇所に印を付け、後から重点的に見直せるように整理した。

  • 2025年2月

    主な科目: 数学 / 気持ちの状態 3/5

    2月:『編入数学徹底研究』を全範囲1周し、これまで学習した内容を一通り復習した。特に、前月までに印を付けていた分からない問題や理解が曖昧な箇所を重点的に確認した。

  • 2025年3月

    主な科目: 数学 / 気持ちの状態 3/5

    3月:『編入数学徹底研究』を全範囲1周した後、1周目で分からなかった問題や理解が不十分だった問題に付けたチェックをもとに、該当箇所のみ2周目の復習を行った。

  • 2025年4月

    主な科目: 数学 / 気持ちの状態 3/5

    4月:『編入数学過去問特訓』を使った学習を開始し、実際の編入試験を意識した問題演習に取り組んだ。問題を解く中で、分からなかった問題や解法が曖昧だった問題にはチェックを付け、復習できるように整理した。

  • 2025年5月

    主な科目: 物理, 電磁気学 / 気持ちの状態 3/5

    5月:数学は引き続き『編入数学過去問特訓』を使って問題演習を進めた。物理については、学校で配布された授業資料を中心に学習し、編入試験に必要な内容の復習を行った。

  • 2025年6月

    主な科目: 物理 / 気持ちの状態 2/5

    6月:物理は学校で配布された資料を一通り1周し、頻出する公式を中心に暗記・確認を行った。数学は大学ごとの過去問演習を開始し、本番を意識して実際の入試問題に取り組んだ。

  • 2025年7月

    主な科目: 電磁気学 / 気持ちの状態 2/5

    7月:数学は引き続き志望校の過去問演習に取り組み、出題傾向や頻出分野を確認した。電磁気はマセマの参考書を使用し、公式を覚えるだけでなく、定義や公式の導出・証明を重視して学習した。重要な内容は自分なりに整理してまとめ、理解を深めた。

  • 2025年8月

    主な科目: 数学, 物理, 電磁気学 / 気持ちの状態 2/5

    8月:マセマの電磁気の参考書を最後まで学習し、電磁気分野を一通り完成させた。あわせて、これまで数学・物理で学習してきた内容を全体的に見直し、過去問やチェックを付けた問題を中心に総復習を行った。

勉強場所と環境

勉強場所は、図書館など友達がいる環境を選ぶことが多かったです。一人で勉強するよりも、周りに同じように頑張っている友達がいる方が集中しやすく、自然と勉強を続けることができました。また、分からない問題があったときにすぐ相談できることも大きなメリットでした。勉強内容だけでなく、周囲の環境をうまく活用することも、継続して勉強するうえで重要だったと思います。

スランプとメンタル回復

受験勉強を続ける中で、ストレスが重なって体調を崩し、病院を受診した時期がありました。そのときは思うように勉強できず、焦りもありましたが、まずは体調を戻すことを優先しました。無理に勉強を続けるのではなく、休む時間を取りながら少しずつ生活や勉強のペースを戻していきました。体調が回復してからは、できる範囲のことを一つずつ進めることを意識し、最終的には受験勉強に戻ることができました。

科目ごとの対策と使った教材

科目ごとに、どの時期に何を使って、どう進めたかです。

数学

2024年11月 〜 2025年8月

編入数学徹底研究の表紙

編入数学徹底研究 3周

選んだ基準: 王道

分からない問題をなくしていった

編入数学過去問特訓の表紙

編入数学過去問特訓 1周

選んだ基準: 徹底研究の上レベル

答えを見て理解

TOEIC

2024年1月 〜 2025年1月

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズの表紙

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ 6回以上

選んだ基準: 王道

発音しながら単語暗記

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11の表紙

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11 3周

選んだ基準: 公式出版のため

模擬テストとして使用

電磁気学

2025年6月 〜 2025年8月

マセマ電磁気学 2周

選んだ基準: 証明重視の為

まとめることを意識

過去問対策(入手・分析・周回)

過去問は、友達や先輩から譲ってもらったものや、学校で入手できるものを中心に集めました。取り組む際は、ただ問題を解くだけではなく、できるだけ本番に近い形で時間を測って解くことを意識していました。また、解けなかった問題や分からない部分については、友達と相談しながら考えることで、自分一人では気づかなかった解き方や考え方を知ることができました。本番を意識した演習と、周囲と相談しながら理解を深めることの両方を大切にしていました。

振り返ってみて、これもやっておけばよかった

大きな後悔は特にありませんが、強いて挙げるなら、専門科目の過去問にはもう少し早い段階から取り組んでおけばよかったと思います。過去問を解くことで、試験で求められるレベルや頻出分野、自分の苦手な部分がより明確になるため、早めに確認しておけば、その後の勉強をさらに効率よく進められたと感じています。

英語のスコアをどう上げたか

受験で利用した英語試験は TOEIC L&R です。以下、それぞれのスコア推移です。

TOEIC L&Rのスコア推移

3004005006007008009002024年03月・420点2024年06月・675点2024年12月・提出・750点

点をタップすると受験時期とスコアが表示されます。

受験時期の一覧を開く

2024年03月 420点 → 2024年06月 675点 → 2024年12月 750点(提出)

試験当日はどうだったか

当日の時間の流れと、会場で感じたことです。

大阪大学 工学部 電子情報工学科

当日の受験者数20
試験時間の構成8-9時受付 10-12時数学 12-13時昼食 13-15時物理、電磁気
当日の気づき最寄りの北千里からかなり歩くので時間に余裕をもつ

ささききさんが大阪大学の面接で実際に聞かれた質問

面接で投げられた質問と、その場での答え方

志望理由書のどこを突かれたか

筆記で何がどう出たか(科目ごと)

面接の準備は、聞かれる中身が分かっているかどうかで負荷がまったく変わります。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で面接の中身を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。

受験にかかった費用

編入試験対策にかかった費用の内訳です。これから編入を目指す後輩の、予算の参考になれば嬉しいです。

項目金額
① 教材・書籍代¥50,000
② 対策指導費¥0
③ 試験関連費¥25,000
④ 出願関連費¥30,000
⑤ 当日関連費¥20,000
⑥ その他¥0
合計¥125,000

編入したあとの生活

ささききさんが編入したあとに分かったこと

単位認定でもっとこうしておけばよかったこと

編入を決める前に不安だったこと、入学後の実際

編入後の就職活動の状況

編入学後に気づいた貴重な情報

単位認定でどこを詰めておくべきだったか、入学前の不安が実際どうだったか、就職活動はどう動いているか。入ってからでは取り返しがつかない話です。無料相談では、志望校や現在の状況をうかがったうえで、口頭でお伝えできる範囲でご案内します。資料のお渡しは受講生の方に限らせていただいています。

無料相談で編入後の話を聞く

ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。編入は入って終わりではありません。入学後の単位と時間割は、出願先を決める段階で効いてきます。

編入前の自分へ

僕自身、高専時代は席次が高かったわけではなく、周りと比べても勉強時間はかなり少なかったと思います。それでも実際に挑戦してみると、運や問題との相性も含めて、合格できることがあります。もちろん準備は大切ですが、「完璧に仕上げないと受からない」と考えて追い込みすぎる必要はないと思います。今の成績や勉強量だけで最初から諦めず、少しでも行きたいと思う大学があるなら、まずは挑戦してみてほしいです。

— ささききさん(大阪大学 工学部)

この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。本文は、合格者本人が回答した編入体験アンケートをもとに構成し、公開について本人の同意を得ています。氏名・連絡先は掲載していません。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026-08-21

この合格者が使った参考書

本文に出てきた教材のうち、編入総研にレビューがあるものです。各カードをタップすると、中身・使いどころ・つまずきやすい箇所をまとめた記事に移動します。

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