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情報理工学域

電気通信大学情報理工学域の編入試験対策|難易度・出題傾向・合格ロードマップ

2027年度(2027年4月入学)の出願期間
2026年6月15日〜2026年6月17日
出願前に必ず大学の最新の募集要項でご確認ください。

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-09-06‌​‌‌​​‌​​​​​​​‌​​‌‌‌​‌‌​​​​‌​​‌​

電気通信大学の編入試験まとめ(全1学部の日程・科目)

結論:電気通信大学情報理工学域の編入試験はこんな試験

電気通信大学情報理工学域の3年次編入学試験(特別編入学)は、数学・物理学または化学(選択)・英語の3科目すべてを記述式で解く学力試験が中心です。募集人員はⅠ類(情報系)9名・Ⅱ類(融合系)10名・Ⅲ類(理工系)10名の計29名で、このうち約半数は高等専門学校生限定の推薦入試(学力試験免除・面接のみ)にあてられています。大学が公表する入学者選抜状況によると、学力試験ルートの実質倍率(受験者数÷合格者数)は直近6年で2.4〜3.7倍です。出題は数学が線形代数・微積分・複素関数論、物理学が力学・電磁気学・熱力学、化学が物質の結合と化学平衡が中心で、いずれも大学教養レベルの基礎理論に忠実です。試験は例年6月下旬と、大学編入試験のシーズンの中でも早い時期に実施されるため、対策は前年のうちから始めるのが安全です。この記事では、最新要項とオンライン編入学院の過去問分析をもとに、対策の全体像を解説します。

出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。

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試験概要(最新要項データ)

2027年度2027年度(2026年実施)の学生募集要項にもとづくデータです。この節は毎年の要項公表に合わせて更新されます(更新日: 2026-09-06)。

29名募集人員
2026/6/25学力試験日
300点数学120・選択90・英語90
64単位必要修得単位の目安
編入年次3年次
募集人員29名(Ⅰ類〈情報系〉9名/Ⅱ類〈融合系〉10名/Ⅲ類〈理工系〉10名)。推薦による入学者選抜は募集人員の半数程度
学力試験:出願期間2026年6月15日(月)〜6月17日(水)必着
学力試験:試験日2026年6月25日(木)/数学10:00〜12:00(120分)・物理学または化学13:00〜14:30(90分)・英語15:30〜17:00(90分)
学力試験:合格発表2026年7月10日(金)10時ごろ、大学公式サイトで7日間掲載
推薦:出願期間2026年5月15日(金)〜5月19日(火)/面接6月1日(月)/合格発表6月5日(金)。高等専門学校生に限る
試験科目(学力試験)数学(120点):微分積分学・線形代数学/物理学(90点)または化学(90点)のいずれか選択/英語(90点):大学教養程度。全問記述式で、解答に至る思考・判断の過程と表現力も評価
出願資格(主なもの)短期大学・高等専門学校の卒業(見込み)者、大学に2年以上在学し64単位以上を修得(見込み含む)した者、大学卒業(学士)者、専修学校専門課程修了者、高等学校等の専攻科修了者など
検定料30,000円

出願資格・提出書類・選抜プログラムの詳細は、必ず電気通信大学が公表する最新の学生募集要項(大学公式サイトで「電気通信大学 特別編入学 学生募集要項」と検索)で確認してください。本記事は学習計画づくりのための参考情報です。

科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。

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出願までのチェックリスト

電気通信大学情報理工学域の学力試験は出願から試験までが約1週間強と短く、しかも6月下旬という他大学より早い時期の実施です。要項データをもとに「いつまでに何を用意するか」を逆算すると次のようになります。

  • 出願半年前〜: 志望する類(Ⅰ類・Ⅱ類・Ⅲ類)と専門教育プログラムを決める。第5志望まで選択でき、類ごとに教育プログラムの構成が異なるため、シラバスなど公開情報で学べる内容を確認しておく。
  • 出願3か月前〜: 在籍校での単位修得状況を確認する。大学2年以上在学のルートで出願する場合、入学時までに64単位以上の修得(見込み含む)が必要です。
  • 出願1か月前〜: 成績証明書・卒業(見込)証明書・在学(期間)証明書など、発行に日数がかかる書類の手配を始める。出願書類は郵送(簡易書留)のみ受け付けで、窓口持参や電子提出はできません。
  • 出願期間(6月中旬): 学力試験ルートは2026年6月15日〜17日必着。推薦ルート(高専生限定)は2026年5月15日〜19日必着とさらに早いため、対象者は要注意です。

必要書類の正式なリストと様式は年度ごとに変わる可能性があります。必ず電気通信大学が公表する最新の募集要項で確認してください。

難易度・倍率(大学公表データ)

電気通信大学は特別編入学の「入学者選抜状況」を公式サイトで年度ごとにPDF公表しています。学力試験による選抜(数学・物理学または化学・英語の筆記)と、高専生限定の推薦による選抜(学力試験免除・面接のみ)を分けて集計しており、直近6年の実施状況は次のとおりです(出典: 電気通信大学「特別編入学 入学者選抜状況」各年度PDF、および2027年度学生募集要項に掲載の2026年度実施結果。実質倍率は受験者数÷合格者数で編入総研編集部が計算)。

年度志願者受験者合格者入学者実質倍率
2021年度84名82名34名32名2.4倍
2022年度113名100名36名20名2.8倍
2023年度134名129名37名20名3.5倍
2024年度134名127名35名13名3.6倍
2025年度144名138名37名7名3.7倍
2026年度127名116名41名非公表2.8倍

上表は学力試験による選抜(Ⅰ類・Ⅱ類・Ⅲ類の合計)のみの数値です。推薦による選抜(高専生限定)を含めた総合計は、2021年度が志願114名・受験111名・合格51名・入学49名・倍率2.2倍、2026年度が志願154名・受験143名・合格54名(入学者数は要項に記載なし)・倍率2.6倍でした。

2021 2022 2023 2024 2025 2026 (年度) 0 80 160 84 113 134 134 144 127 82 100 129 127 138 116 志願者数 受験者数

このデータから読み取れるのは次の点です。

  • 倍率は2021年度の2.4倍から2025年度の3.7倍まで緩やかに上昇したあと、2026年度は志願者が減少して2.8倍に落ち着きました。志願者数は84名(2021年度)から144名(2025年度)まで年々増える時期があり、その後127名(2026年度)へ減少しています。
  • 合格者数は年度によって34〜41名の幅があり、募集人員29名(学力試験ルートの実質募集はこの一部)に対して余裕を持たせた合格者数を出す運用がうかがえます。
  • 入学者数は合格者数を大きく下回る年度がある(2025年度は合格37名に対し入学7名)。他の国立大学や私立大学との併願で、合格しても入学しない受験生が一定数いることを示しています。
  • 直近2026年度の類別内訳は、Ⅰ類(情報系)が受験32名・合格12名(倍率2.7倍)、Ⅱ類(融合系)が受験46名・合格17名(倍率2.7倍)、Ⅲ類(理工系)が受験38名・合格12名(倍率3.2倍)でした。類によって倍率に差があるため、志望する類の直近の状況も確認しておくと安心です。

推薦入試(高専生限定)を検討する場合

電気通信大学情報理工学域には、学力試験を免除される推薦による選抜があります。ただし対象は高等専門学校に在籍する者に限られ、次の基準を満たす必要があります。

  • 推薦基準: 3・4年次の各学年で、学科(コース・系)等の在籍単位における学業成績の席次の平均が上位20%以内であること(例: 3年次40人中5位・4年次35人中4位なら、合計75人中9位=12%で基準を満たす)。
  • 対応学科(志望する類ごと): Ⅰ類(情報系)は電気系・電子系・情報系・電子情報系・システム系等、Ⅱ類(融合系)は電気系・電子系・情報系・電子情報系・機械系・制御系・システム系等、Ⅲ類(理工系)は機械系・制御系・システム系・航空系・電気系・電子系・情報系・物質系・材料系・生命系等に在籍する者が対象です。
  • 選抜方法: 推薦書・出願書類・個人面接(志望動機、勉学意欲、自己表現能力、卒業研究の内容などを問う)を総合して判定します。学力試験(数学・物理学または化学・英語)は課されません。

この基準に当てはまらない場合(大学生・短期大学生・専修学校生など高専以外の出身者)は、学力試験による選抜のみが選択肢になります。募集人員29名のうち約半数が推薦枠にあてられるため、条件に合う高専生にとっては有力なルートです。

出題傾向(過去問分析)

電気通信大学情報理工学域の学力試験は、数学・英語が共通必須、物理学または化学が選択という構成です。オンライン編入学院の過去問分析(過去5年分)をもとに、科目ごとの出題の特徴と頻出分野(各科目の設問全体に占める構成比%)を紹介します(著作権の観点から、過去問の設問そのものは記載していません)。

数学:線形代数・微積分・複素関数論の3本柱

線形代数(行列・線形写像など)
41%
微分積分(多変数関数・重積分など)
37%
複素関数論(留数定理・複素積分)
22%

募集要項の出題分野は「微分積分学(一変数、多変数、基本的な微分方程式)、線形代数学」とされていますが、オンライン編入学院の過去問分析では、これに加えて複素関数論(留数定理を用いた複素積分)が例年5題構成のうち1題として独立して出題されていることが確認できました。線形代数は行列式・逆行列・線形写像・基底と次元などの標準的な論点、微積分は多変数関数の偏微分・重積分・広義積分が中心です。すべて記述式で計算過程の記述も評価対象になるため、答えの数値だけでなく導出過程を書き切る練習が欠かせません。学習は、線形代数と微積分の標準テキストで基礎計算を固めたうえで、複素関数論(正則関数・コーシーの積分定理・留数定理)まで独立した単元として学習を進めるのが近道です。

物理学:力学・電磁気学・熱力学がほぼ均等

力学(運動方程式・単振動など)
33%
電磁気学(磁場・アンペールの法則など)
35%
熱力学(熱効率・断熱過程など)
32%

募集要項の出題分野「力学、電磁気学、熱物理学、波動と光、現代物理学」のうち、実際の出題は力学・電磁気学・熱力学の3分野からほぼ均等に出されていることが過去問分析から分かります。力学は運動方程式を立てて解く単振動・斜面運動、電磁気学は磁束密度やアンペールの法則・ガウスの法則を使う計算、熱力学はオットーサイクルなど熱機関の熱効率を求める問題が繰り返し出ています。物理学を選択する場合は、この3分野を苦手なく計算できる状態に仕上げることが得点の安定につながります。

化学:原子構造・化学結合が約6割

物質の結合・原子構造(電子配置・分子軌道など)
64%
化学平衡・化学熱力学(エントロピー・理想気体など)
36%

募集要項の出題分野「物質の結合、化学平衡(化学熱力学を含む)」のとおり、大きく2つのテーマに分かれます。過去問分析では「物質の結合・原子構造」が全体の約6割を占め、電子配置・分子軌道・混成軌道・イオン化エネルギーといった量子化学寄りの計算と論述が中心です。残りの「化学平衡・化学熱力学」は、理想気体の状態方程式、エントロピー変化、電池反応(標準電極電位)などが繰り返し出ています。化学は物理学より出題テーマの偏りが大きいため、原子構造・化学結合の分野を優先して固めると得点効率が上がります。

英語:長文要約+自由英作文の2部構成

英語は「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」の2部構成で、過去5年間これらの形式が一貫しています。英語Ⅰは科学技術系の英文を読み、日本語要約の空欄①〜⑥を埋める問題です(過去の題材例: 介護ロボット、植物が出す音、昆虫の匂い認識、アリに着想を得たロボット、脳の注意機能など、いずれも科学系の話題)。英語Ⅱは2つの設問から1つを選び、理由を2つ以上挙げて英語で自分の意見を述べる自由英作文です(過去の題材例: キャッシュレス社会の是非、在宅勤務かオフィス勤務か、環境規制の強化に賛成か反対か)。英語Ⅰは長文の内容を正確に日本語でまとめる読解力、英語Ⅱは理由づけを添えて簡潔な英語で意見を書く表現力が問われます。理系の英文に日常的に触れておくこと、意見とその理由を英語で素早く組み立てる練習をしておくことが対策の中心になります。

物理学か化学か:選択科目の選び方

過去問分析からみた選択の目安は次のとおりです。

  • 力学・電磁気学の計算に抵抗がない、志望する類がⅡ類(融合系)・Ⅲ類(理工系) → 物理学。3分野からバランスよく出題されるため、対策範囲を絞りにくい反面、計算力があれば安定して得点できます。
  • 量子化学・原子構造の理解と暗記が得意、志望する類がⅢ類(理工系)の化学生命工学プログラムなど → 化学。出題テーマが原子構造・化学結合に偏っているため、その分野を優先して仕上げれば得点効率が高まります。

いずれを選んでも、記述式で解答の導出過程まで評価される点は共通です。選んだ科目の頻出分野を先に把握してから、標準テキストで基礎を固める順番が効率的です。

対策ロードマップ(時期別)

電気通信大学情報理工学域の学力試験は6月下旬に実施され、出願も6月中旬と、他の多くの国立大学の編入試験より早い時期に位置しています。この日程から逆算した対策の進め方を、要項データと過去問分析にもとづいて整理します。

  • 試験1年前〜半年前:3科目の基礎固め

    数学(線形代数・微積分)、選択する物理学または化学、英語の基礎を並行して固める時期です。試験まで1年を切ってからでは3科目すべての基礎からの学習は時間が足りなくなりやすいため、大学1〜2年生のうちから計画的に進めるのが安全です。英語は科学技術系の英文を読み慣れておくと、英語Ⅰの長文要約で有利になります。

  • 試験3〜4か月前:複素関数論と選択科目を本格化

    数学は募集要項に明記のない複素関数論(留数定理)まで範囲を広げ、選択した物理学または化学は頻出分野(物理学なら力学・電磁気学・熱力学、化学なら原子構造・化学結合)を優先して仕上げます。英語Ⅱの自由英作文は、時事的なテーマについて2つ以上の理由を挙げて英語で書く練習を継続的に行います。

  • 出願期間(6月中旬)

    学力試験ルートの出願は2026年6月15日〜17日必着(推薦ルートは高専生限定で5月15日〜19日必着とさらに早い)。出願書類は郵送のみ受付のため、証明書類は逆算して早めに準備します。

  • 直前期(試験前2週間)

    数学120分・選択科目90分・英語90分という時間配分に慣れるため、本番と同じ時間割で過去問演習を行います。全科目が記述式で、解答に至る過程も評価対象になるため、時間内に途中式や論理展開まで書き切る練習を重ねます。

試験当日のスケジュール

2027年度の学力試験は、大学公表の選抜期日にもとづくと次のスケジュールで実施される予定です(年度により変わる可能性があるため、受験票と最新の募集要項の記載を必ず確認してください)。

10:00〜12:00数学(120分・120点)
13:00〜14:30物理学または化学(選択・90分・90点)
15:30〜17:00英語(90分・90点)

学力試験ルートの選抜期日・時間割に示されているのは上記3科目のみですが、要項の「入学者選抜の基本方針」には面接試験に関する記述もあるため、実施の有無は最新の募集要項で確認してください。募集要項には「本学特別編入学学力試験の過去問題から出題されることがある」との記載もあり、過去問演習が形式に慣れるだけでなく得点に直結する可能性がある点も押さえておきたいポイントです。

おすすめ参考書

オンライン編入学院の参考書データベースで電気通信大学情報理工学域の出題分野との対応が確認できた参考書を紹介します。各カードをタップすると詳しいレビュー記事に移動できます。

掲載しているのは、過去問分析で電気通信大学情報理工学域の出題分野への対応が確認できた参考書です。線形代数・微分積分や物理学(力学・電磁気学・熱力学)に対応する書籍は現時点でデータベースに確認できていないため、標準的な大学教養レベルのテキストを別途用意してください。化学を選択する場合は、上記の一般化学・無機化学のテキストで原子構造・化学結合の分野を優先して学習すると効率的です。

よくある質問

電気通信大学情報理工学域の編入試験に面接はありますか?

2027年度要項の選抜期日・時間割には、数学・物理学または化学・英語の3科目しか示されていません。ただし要項の「入学者選抜の基本方針」には学力試験による選抜についても面接試験に関する記述があります。一方、高等専門学校の学校長推薦による選抜(推薦入試)では学力試験が免除され、個人面接と出願書類で合否が決まります。自分がどちらの選抜で出願するかによって準備が大きく変わるため、必ず最新の募集要項で確認してください。

電気通信大学情報理工学域の編入試験の倍率はどのくらいですか?

電気通信大学が公表する特別編入学の入学者選抜状況によると、学力試験による選抜の実質倍率(受験者数÷合格者数)は直近6年(2021〜2026年度)で2.4〜3.7倍で推移しています。2021〜2025年度は志願者の増加とともに倍率が上昇傾向でしたが、2026年度は志願者がやや減り2.8倍に落ち着きました。推薦による選抜(高専生限定)とあわせた総合倍率は2.2〜3.4倍です。

物理学と化学、どちらを選択すべきですか?

学力試験では物理学・化学のいずれか1科目を選択します。オンライン編入学院の過去問分析では、物理学は力学・電磁気学・熱力学の3分野からほぼ均等に出題される一方、化学は物質の結合・原子構造(電子配置や分子軌道など)が約6割を占め、残りが化学平衡・化学熱力学というやや偏った構成です。力学と電磁気学に抵抗がなければ物理学、量子化学・原子構造の暗記と計算を得意とするなら化学が選びやすいでしょう。志望する類(Ⅰ類・Ⅱ類・Ⅲ類)で学ぶ内容との親和性も判断材料になります。

数学はどこまでの範囲が出ますか?

募集要項では「微分積分学(一変数、多変数、基本的な微分方程式)、線形代数学」と示されています。オンライン編入学院の過去問分析では、これに加えて複素関数論(留数定理を用いた複素積分)が例年5問中1問として独立して出題されており、線形代数(行列・線形写像など)が約4割、微分積分(多変数関数の重積分など)が約4割、複素関数論が約2割という構成でした。募集要項の記載だけでなく、複素関数論の対策も欠かせません。

対策はいつから始めるべきですか?

試験は例年6月下旬に実施され、出願は6月中旬という編入試験の中でも早い時期の日程です。3科目(数学・選択科目・英語)とも大学教養レベルの内容まで独学で仕上げる必要があるため、遅くとも試験前年の秋、できれば2年生の早い時期から準備を始めるのが安全です。推薦入試(高専生限定)を狙う場合は、3・4年次の学業成績が評価対象になるため、さらに早い段階からの取り組みが前提になります。

電気通信大学情報理工学域の編入試験の出願資格は?

2027年度要項(学力試験による選抜)では、短期大学・高等専門学校の卒業(見込み含む)者、大学に2年以上在学し64単位以上を修得(見込み含む)した者、大学を卒業した者(学士)、専修学校専門課程の修了者、高等学校等の専攻科修了者、文部科学大臣が指定する外国の教育課程の修了者などが対象です。詳細な条件は必ず大学公式の最新の募集要項で確認してください。

推薦入試と学力試験、どちらで出願すべきですか?

推薦による選抜は、高等専門学校に在籍し、3・4年次の学業成績の席次が学科内で上位20%以内にあり、学校長が推薦できる者に限られます。学力試験を免除され、面接と出願書類のみで選抜されます。この条件に当てはまらない場合(大学生・短大生・専修学校生など)は学力試験による選抜のみが選択肢になります。募集人員29名のうち推薦は約半数を占めるため、対象となる高専生には有力な選択肢です。

試験当日はどのようなスケジュールですか?

2027年度の学力試験は、数学10:00〜12:00(120分)、物理学または化学13:00〜14:30(90分)、英語15:30〜17:00(90分)の3科目が電気通信大学で実施される予定です。すべて記述式で、解答だけでなく解答に至る思考・判断の過程や表現力も評価されます。日程や時間割は年度により変わる可能性があるため、受験票と最新の募集要項の記載を必ず確認してください。

まとめ

電気通信大学情報理工学域の編入試験は、「数学・選択科目・英語の3科目を記述式で解く学力試験」+「高専生限定の推薦入試」という2つのルートがある試験です。過去問分析の結果が示すとおり、数学は線形代数・微積分に加えて複素関数論、物理学は力学・電磁気学・熱力学、化学は原子構造・化学結合が軸で、出題は募集要項の基礎理論に忠実です。大学公表の倍率は直近6年で2.4〜3.7倍と推移しており、志願者数の増減とともに変動しています。試験は6月下旬と他大学より早い時期にあるため、対策は前年のうちから計画的に始めることが合格への近道です。まずは要項を確認し、志望する類と選択科目を決めるところから始めてください。

あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。

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この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、出題傾向はオンライン編入学院の過去問分析にもとづいています。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026年9月6日

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