東京海洋大学海洋工学部の編入試験対策|学科別・難易度・出題傾向
結論:東京海洋大学海洋工学部の編入試験はこんな試験
東京海洋大学海洋工学部の編入試験でまず押さえるべきは、海事システム工学科・海洋電子機械工学科・流通情報工学科という3学科と、推薦試験・学力試験という2つの選抜区分があり、学科と区分の組み合わせによって出願資格や配点構成が変わるという点です。学力試験はどの学科を志望しても数学・外国語1(読解・総合問題)・外国語2(英作文)の3科目共通で、専門科目の個別試験はありません。推薦試験は出身校長の推薦を受けたうえで小論文と面接に臨む形式で、学力試験とは別の日程ではなく同じ試験日に実施される別ルートです。大学が公表する直近5年間の実施状況によると、学部全体の実質倍率(受験者数÷合格者数)はおおむね2.1〜2.6倍で推移しています。海事システム工学科・海洋電子機械工学科(機関システム工学コース)は卒業後に乗船実習科へ進んで三級海技士の資格取得を目指せますが、編入年次によって進学の可否が変わるなど固有の制約があります。この記事では、最新の募集要項データとオンライン編入学院の過去問分析をもとに、学科の選び方から出題傾向、対策のロードマップまで解説します。
出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
試験概要(最新要項データ)
2027年度2027年度(2026年実施)の募集要項にもとづくデータです。この節は毎年の要項公表に合わせて更新されます(更新日: 2026-08-06)。
(推薦・学力とも同日)
(3年次編入の場合)
| 試験日 | 2026年6月12日(推薦試験・学力試験とも同日、越中島キャンパスで実施) |
|---|---|
| 出願期間 | 2026年5月18日〜5月22日 |
| 合格発表 | 2026年7月10日10時頃、大学ホームページに受験番号を掲載(掲示板での発表は行わない) |
| 入学手続 | 2026年7月10日〜7月17日 |
| 募集人員 | 推薦試験: 海事システム工学科5名/海洋電子機械工学科5名(機関システム工学コース・制御システム工学コースの合計)/流通情報工学科若干名 学力試験: 3学科とも若干名 |
| 試験科目 | 学力試験: 数学(10:00〜12:00)、外国語1(13:15〜14:15・読解総合問題)、外国語2(14:25〜14:55・英作文)の3科目共通 推薦試験: 小論文(10:00〜12:00)、面接(13:15〜) |
| 出願資格(主なもの) | 高等専門学校(商船学科を除く)卒業(見込み含む)/短期大学卒業(見込み含む)/大学卒業(学士)/大学に2年以上在学し62単位以上を取得(見込み含む)/高等専門学校の商船学科卒業(見込み含む)など。学科・コース・編入年次による違いは次節で解説 |
| 検定料 | 30,000円 |
| 実施場所 | 越中島キャンパス(東京都江東区越中島2-1-6) |
出願資格・提出書類・選抜方法の詳細は、必ず東京海洋大学が公表する最新の募集要項(大学公式サイトで「東京海洋大学 海洋工学部 編入学 募集要項」と検索)で確認してください。本記事は学習計画づくりのための参考情報です。
科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
3学科の違いと選び方
海洋工学部には試験科目・研究分野の異なる3学科があります。学力試験の科目(数学・外国語1・外国語2)自体は3学科共通ですが、出願資格には学科・コースごとに違いがあるため、まず自分の出身校の分野で対象になるかを確認してください。
海事システム工学科
船舶運航技術や海事関連システムを扱う学科です。3年次編入の出願資格は高専(商船学科を除く)・短大・大学卒業(見込み)・大学2年以上在学し62単位取得・高専商船学科卒業見込みなど。三級海技士(航海)の資格取得を希望する場合に限り2年次編入の枠もありますが、高専商船学科航海コースの卒業(見込)者は全員3年次編入になります。
海洋電子機械工学科
船舶機関・機械工学・電気電子工学・制御工学を扱う学科で、機関システム工学コースと制御システム工学コースに分かれます。機関システム工学コースは高専商船学科機関コースの卒業(見込)者のみが対象で、進路は三級海技士(機関)につながります。制御システム工学コースは高専(商船を除く)に加え、短大・大学は理工学系の学科・学部に限定される点が他学科と異なります。2年次編入は「3年次に機関システム工学コースを希望する者」向けの枠で、コース分けは3年次進級時に行われるため希望どおりに進めるとは限りません。
流通情報工学科
物流・情報システム・商流を扱う学科で、出願資格は高専(商船学科を除く)・短大・大学卒業(見込み)・大学2年以上在学し62単位取得・高専商船学科卒業見込みなど、理工学系限定のない標準的な区分です。2年次編入の実施はなく、乗船実習・海技士資格とも直接の関係はありません。
三級海技士・乗船実習科の注意
海事システム工学科(航海)・海洋電子機械工学科機関システム工学コース(機関)の卒業者は、三級海技士の資格取得を目指す場合、卒業後に6か月の乗船実習科へ進学する必要があります。ただし3年次編入者は乗船実習科の出願資格を満たさないため進学できません。2年次編入者も進学時にあらためて選考があり、確約された進路ではありません。進学を希望する場合は、色覚検査(石原色覚検査表・パネルD-15)、視力(海事システム工学科は両眼0.5以上、海洋電子機械工学科は両眼0.4以上)、聴力、握力(男子25kg以上・女子17kg以上)などの健康診断基準を満たす必要があり、出願前に専門医を受診しておくことが推奨されています。三級海技士の資格取得を目的に進学を検討している場合は、自分の出身校区分と編入年次でこのルートに乗れるかどうかを、出願前に必ず大学の教育支援係へ確認してください。
推薦試験と学力試験、どちらを受けるか
海洋工学部の編入試験には性格の異なる2つのルートがあり、どちらか一方しか受けられません。2027年度は推薦・学力とも試験日が2026年6月12日、会場も越中島キャンパスで共通しているためです。
| 区分 | 推薦試験 |
|---|---|
| 試験科目 | 小論文(400字程度、10:00〜12:00)+面接(13:15〜) |
| 出願要件 | 出身校長の推薦(各高専・各学科2名以内)、志望理由書、英語資格検定でCEFR A1以上のスコア(ケンブリッジ英語検定・実用英語技能検定・GTEC・IELTS・TEAP・TOEFL iBT・TOEIC L&R+S&Wのいずれか) |
| 選考基準 | 調査書・小論文・面接をそれぞれ10段階で評価し、合計24点以上が合否判定の対象の目安 |
| 区分 | 学力試験 |
|---|---|
| 試験科目 | 数学(10:00〜12:00)+外国語1(13:15〜14:15)+外国語2(14:25〜14:55) |
| 出願要件 | 卒業(見込)証明書・成績証明書のみ。英語資格の提出は必須ではない |
| 選考基準 | 数学・外国語(各100点満点、計200点)。合計120点程度以上が合否判定の対象の目安。数学は全問記述式で途中経過を重視、外国語は記述式に部分点を認め、選択式は原則として部分点を認めない |
推薦試験の出願資格(校長推薦・英語資格)を満たせない場合は学力試験一本で臨むことになります。逆に英語資格のスコアがすでに高く、小論文・面接に自信がある場合は推薦試験も選択肢になります。どちらを選ぶかで直前期の対策内容が大きく変わるため、早い段階で決めておくことをおすすめします。
出願手続きの実務(チェックリスト)
要項データをもとに、出願までにやるべきことを時系列で整理しました。
- 出願1年〜半年前: 志望学科・コースを決める。特に海洋電子機械工学科の制御システム工学コースは出身校の学科・学部が理工学系であることが条件になるため、自分が対象になるか早めに確認する。
- 推薦試験を希望する場合: 出身校長の推薦枠(各学科2名以内)があるため、校内選考のスケジュールを学校に確認する。CEFR A1以上の英語資格(英検・TOEICなど)のスコアも出願要件になるため、間に合うよう受験計画を立てる。
- 出願3か月前〜: 単位取得状況を確認する。3年次編入は入学時までに62単位以上の取得(見込み含む)が必要です。
- 出願1か月前〜: 卒業(見込)証明書、調査書・成績証明書など発行に時間がかかる書類の手配を始める。
- 出願期間(2026年5月18日〜22日): インターネット出願サイトで登録し、出願書類は「書留速達郵便」で郵送必着。期間が短いため書類は事前にすべて揃えておく。
- 試験日(2026年6月12日): 会場は越中島キャンパス。時間割・持ち物は受験票と最新の要項で最終確認する。
- 合格発表後(2026年7月10日〜17日): 入学手続を行う。手続をしなかった場合は入学辞退の扱いになる。
必要書類の正式なリストと様式は年度ごとに変わる可能性があります。必ず東京海洋大学が公表する最新の募集要項で確認してください。
難易度・倍率(大学公表データ)
東京海洋大学は、編入学者選抜状況(学部・学科別の志願者数・受験者数・合格者数)を大学公式サイトで公表しています。直近5年間(2022〜2026年度)の海洋工学部全体の実施状況は次のとおりです(出典: 東京海洋大学「編入学者選抜状況」2022〜2026年度分。実質倍率は 受験者数÷合格者数 で編入総研編集部が計算)。
| 年度 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年度 | 30名 | 29名 | 11名 | 2.64倍 |
| 2023年度 | 30名 | 29名 | 14名 | 2.07倍 |
| 2024年度 | 38名 | 37名 | 17名 | 2.18倍 |
| 2025年度 | 45名 | 42名 | 20名 | 2.10倍 |
| 2026年度 | 31名 | 30名 | 14名 | 2.14倍 |
この5年間のデータから読み取れるのは次の点です。
- 実質倍率は5年間で2.07〜2.64倍とおおむね安定しており、神戸大学経営学部(4倍前後)のような数倍単位の激戦区ではありません。ただし合格者は毎年11〜20名と少人数選抜のため、油断はできません。
- 受験者数は年度によって29〜42名まで変動しています。2025年度は志願45名・受験42名と直近5年で最多でしたが、翌2026年度は志願31名・受験30名まで落ち着いています。
- 志願者のうち受験を辞退する人は毎年1〜3名程度にとどまり、出願者のほとんどが実際に受験しています。
学科別に見ると数値の振れ幅はさらに大きくなります。直近の2026年度(推薦・学力の合計)は、海事システム工学科が志願7名・受験6名・合格4名(倍率1.5倍)、海洋電子機械工学科(両コース合計)が志願13名・受験13名・合格6名(倍率2.17倍)、流通情報工学科が志願11名・受験11名・合格4名(倍率2.75倍)でした。前年の2025年度は海事システム工学科が受験20名・合格7名(倍率2.86倍)、海洋電子機械工学科が受験16名・合格9名(倍率1.78倍)、流通情報工学科が受験6名・合格4名(倍率1.5倍)と、学科ごとの順位が年度で入れ替わっています。募集人員が若干名〜5名という少人数選抜のため、年度ごとの変動を前提に、特定の学科が「入りやすい」と決めつけないことをおすすめします。
出題傾向(過去問分析)
海洋工学部の学力試験は数学・外国語1・外国語2の3科目が全学科共通のため、この節の分析はどの学科を志望する場合でも参考になります。オンライン編入学院の過去問分析では、海洋電子機械工学科の学力試験(2023〜2025年度)と推薦試験の小論文(2023〜2025年度)の出題内容を確認できています。他の2学科(海事システム工学科・流通情報工学科)は試験科目こそ共通ですが、個別の出題内容を確認できたデータがないため、以下は学力試験全体の傾向として参考にしてください(著作権の観点から、過去問の設問そのものは記載していません)。
数学:3年連続で同じ5大問構成
オンライン編入学院の過去問分析では、直近3年度(2023〜2025年度)とも同じ5つの大問構成が確認できています。大問Iは行列式の値が0になる条件を求める、または定数の場合分けをして連立一次方程式を解く問題、大問IIは3×3行列を対角化する正則行列と対角行列を求める問題(固有値・固有ベクトルの計算)、大問IIIは不定積分と定積分をそれぞれ1問ずつ求める問題、大問IVは2変数関数の極値を求める問題(偏微分・臨界点の判定)、大問Vは重積分を2問求める問題(領域の工夫や変数変換・極座標を要する年度もあります)です。募集要項の学力試験範囲には「線形代数(行列、行列式、連立一次方程式、固有値、固有ベクトル)・微分積分学(微分、積分、級数、偏微分、重積分)」と明記されており、過去問分析の結果とも一致します。全問記述式で、答えの数値だけでなく途中経過も評価対象になるため、計算過程を省略せず丁寧に書く練習が必要です。出題範囲に含まれる「級数」は直近3年度では確認できていないため、余力があれば手を広げる程度でよいでしょう。
外国語1:読解・総合問題
大学が公表する試験範囲は「読解・総合問題」で、辞書の使用が認められています(辞書は大学が用意)。過去問分析で確認できた出題は、科学系の英文(記憶のしくみ、ロボット工学と動物の運動能力の比較など)を読み、内容を日本語で要約する問題と、下線部を日本語に訳す英文和訳の組み合わせでした。専門的な語彙力よりも、文章全体の論理構造を把握して日本語で簡潔にまとめる力が問われます。
外国語2:時制・態を問う英作文
外国語2は辞書の使用ができない基礎的な英作文です。募集要項には「動詞の時制・態の理解を問う問題を含む」と明記されており、過去問分析でも、仮定法過去完了・過去完了・知覚構文・使役表現・倒置構文など、時制や態にかかわる文法パターンを用いた和文英訳の穴埋め問題が繰り返し出ています。年度によっては、語句を並べ替えて英文を完成させる整序問題(不足する1語を補うタイプ)も出題されています。中学・高校レベルの基本文型を、時制や態を意識して正確に英作文できるかを見る試験です。市販の英作文問題集で頻出構文を一通り練習しておくと安心です。
小論文(推薦試験):エネルギー・環境がテーマ
小論文は推薦試験でのみ課される科目で、学力試験の受験生には関係ありません。過去問分析では、太陽光発電のメリット・デメリットを工学的観点から論じる問題、化石燃料船と原子力船を比較する問題、暖房方式(石油ストーブ・電気ストーブ・ヒートポンプ)をCO2排出量などのデータをもとに比較評価する問題、船舶分野のカーボンニュートラルの技術事例を挙げて論じる問題、ガソリン車と電気自動車の温室効果ガス排出量を比較する問題など、いずれもエネルギー・環境問題を海事・工学の視点から論じさせるテーマが繰り返し出ています。400字程度でまとめる形式で、大学の採点基準は「内容の独自性・正確さ、論旨の明確さ」といった内容面と、「文章表現の正確さ、字数の充足率」といった形式面の両方から評価されます。新聞・専門誌で海事分野のエネルギー・環境ニュースにふだんから触れ、400字で「現状の課題→比較する2つの選択肢→自分の結論」を書く練習を重ねておくと対応しやすくなります。
合格ロードマップ(時期別)
2027年度は出願が2026年5月18日〜22日、試験日が6月12日です。標準的な進め方を時期別に示します。
-
試験1年〜半年前:学科と区分を決める
3学科のうちどこを志望するか、推薦試験と学力試験のどちらで臨むかを決めます。海洋電子機械工学科の制御システム工学コースを志望する場合は、出身校の学科・学部が理工学系の条件を満たすか確認が必要です。推薦試験を検討する場合は、出身校長の推薦枠(各学科2名以内)に入れるか、校内の推薦選考スケジュールも合わせて確認しておきます。
-
6か月前〜:数学と英語の基礎固め
数学は線形代数(行列式・連立方程式・固有値・固有ベクトル)と微分積分(積分・偏微分・重積分)を並行して固めます。英語は外国語1(長文読解と和訳)と外国語2(時制・態を意識した英作文)の両方に手をつけます。推薦試験志望者は、この時期にCEFR A1以上の英語資格のスコアを確保しておくと直前期が楽になります。
-
3か月前〜:過去問形式の演習
数学は5大問構成に沿って時間を計って解く演習を重ね、途中経過を丁寧に書く練習をします。英語は英作文の頻出文法パターン(仮定法・完了形・知覚構文など)を繰り返し使えるようにします。推薦試験志望者はこの時期から400字の小論文を実際に書き、エネルギー・環境関連のテーマで「現状の課題→比較→結論」の型を練習します。出願書類(成績証明書・志望理由書など)の準備も並行して進めます。
-
直前期(出願〜試験): 総仕上げ
出願期間(5月18日〜22日)から試験日(6月12日)まで約3週間です。この間は書類の追加提出に追われないよう、試験科目の総復習に時間を使います。乗船実習科への進学を希望する場合は、健康診断基準(視力・色覚・聴力・握力)を満たしているか、余裕を持って確認しておきます。会場・持ち物・時間割は受験票と最新の要項で最終確認してください。
試験直後アンケートから
2026年6月12日に実施された試験(2027年度入学者向け)を受けた方の直後アンケートには、次のような回答が寄せられています。この年度の正式な選抜状況(志願者数・合格者数)はまだ大学から公表されていません。
「全ての学科の編入希望者が一つの教室に集められ、同時に問題を解きます。推薦、学力合わせて41人ほどいました。」
「問われる内容は主に基礎的な内容です。ケアレスミスなどに注意しつつ、落ち着いて着実に解き進めてください。敷地の入口が少し分かりづらいので、事前に確認しておくのが無難です。」
— 海洋電子機械工学科受験者(2026年度受験)の試験直後アンケートより
よくある質問
東京海洋大学海洋工学部の編入試験の倍率はどのくらいですか?
大学が公表する直近5年間(2022〜2026年度)の編入学者選抜状況によると、海洋工学部全体の実質倍率(受験者数÷合格者数)は2.07倍〜2.64倍の範囲で推移しています。直近の2026年度は志願31名・受験30名・合格14名で倍率2.14倍でした。学科別・年度別に数値のばらつきが大きいため、志望する学科の数値は本文の表で確認してください。
推薦試験と学力試験、どちらを受けるべきですか?
推薦試験は出身校長の推薦を受けて小論文と面接で選抜され、学力試験は数学・外国語1・外国語2の3科目の筆記試験で選抜されます。2027年度は推薦・学力とも同じ2026年6月12日に同じ越中島キャンパスで実施されるため、同一年度に両方を受験することはできません。英語資格検定(CEFR A1以上)の提出が必須なのは推薦試験のみです。
海事システム工学科・海洋電子機械工学科・流通情報工学科で試験科目は違いますか?
学力試験の科目(数学・外国語1・外国語2)は3学科とも共通です。ただし出願資格には学科差があり、海洋電子機械工学科の制御システム工学コースは出身校が理工学系の学科・学部であることが条件になるなど、学科・コースごとに異なる制約があります。推薦試験の小論文・面接の評価基準も学科共通です。
三級海技士の資格は誰でも取得できますか?
三級海技士の資格取得を目指せるのは海事システム工学科(航海)と海洋電子機械工学科機関システム工学コース(機関)のみで、卒業後に6か月の乗船実習科へ進学する必要があります。ただし3年次編入者は乗船実習科の出願資格を満たさないため進学できず、2年次編入者も進学時に改めて選考があります。色覚・視力・聴力・握力などの健康診断基準もあるため、資格取得を希望する場合は出願前に大学へ直接確認することをおすすめします。
英語の資格・検定は必要ですか?
英語資格・検定試験の提出が必須なのは推薦試験のみで、ケンブリッジ英語検定・実用英語技能検定(英検)・GTEC・IELTS・TEAP・TOEFL iBT・TOEIC(L&RとS&Wの両方)のいずれかでCEFR A1以上のスコアが出願要件になります。学力試験に英語資格の提出義務はありませんが、外国語1・外国語2という2つの筆記試験があります。なお入学後は学部4年次への進級要件としてCEFR B1以上の英語スコア取得が求められるため、編入後も英語学習は継続する必要があります。
過去問は入手できますか?
大学は試験当日の午後3時から翌々年の7月頃まで、各科目の解答例または出題の意図をホームページで公開しています。個別の設問を本記事に掲載することはできませんが、オンライン編入学院の過去問分析では、数学の頻出分野や外国語2の文法パターン、小論文のテーマ傾向を確認しています(著作権の観点から、過去問の設問そのものは記載していません)。詳しくは本文の出題傾向の節を参照してください。
対策はいつから始めるべきですか?
試験日は例年6月上旬から中旬で、出願期間はその1か月弱前です。数学(線形代数・微分積分)と英語(読解・英作文)はどちらも短期間での完成が難しい科目のため、半年から1年程度の準備期間を確保するのが現実的です。推薦試験を希望する場合は出身校内の推薦選考のスケジュールも早めに確認しておく必要があります。
東京海洋大学海洋工学部の編入試験の出願資格は?
主な区分は、高等専門学校(商船学科を除く)卒業(見込み含む)、短期大学卒業(見込み含む)、大学卒業(学士)、大学に2年以上在学し62単位以上を取得(見込み含む)、高等専門学校の商船学科卒業(見込み含む)などです。学科・コース・編入年次によって対象となる区分が異なるため、必ず自分の出身校の区分にあてはまるか、最新の募集要項で確認してください。
この記事の情報はいつ時点のものですか?
2027年度の募集要項データと、大学が公表した2022〜2026年度の編入学者選抜状況にもとづき2026年8月6日に更新しています。日程・科目・出願資格・倍率は年度により変わる可能性があるため、出願前には必ず大学が公表する最新の募集要項を確認してください。
まとめ
東京海洋大学海洋工学部の編入試験は、3学科・2選抜区分の組み合わせで戦い方が変わる試験です。学力試験は数学・外国語1・外国語2の3科目が全学科共通で、実質倍率は5年間2.07〜2.64倍とおおむね安定しています。過去問分析では、数学が3年連続で同じ5大問構成、外国語2は時制・態を問う英作文パターンが繰り返し出ており、基礎理論に忠実な出題です。海事システム工学科・海洋電子機械工学科で三級海技士の資格取得を目指す場合は、編入年次による制約や健康診断基準もあわせて早めに確認しておく必要があります。まずは志望学科と受験区分(推薦・学力)を決め、数学と英語の基礎固めから今日はじめてください。
あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、出題傾向はオンライン編入学院の過去問分析に、合格者の声はオンライン編入学院に寄せられた試験直後アンケートにもとづいています。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026年8月6日

