東京電機大学工学部の編入|2027年度は一般方式が実施されません
結論から書きます。東京電機大学工学部(昼間)へ編入する試験は、2027年度は実施されません。
東京電機大学が編入のために用意している選抜は「特別選抜(編入学/一般方式)」です。この選抜について、大学の入試ページには「2027年度入試は実施いたしません」と明記されています。
ただし、東京電機大学へ編入する道が完全に閉じたわけではありません。もう一つの入口が残っています。
工学部第二部(夜間部)の「特別選抜(編入学/社会人方式)」は、2027年度も実施されます。2年次または3年次編入で、対象は電気電子工学科・機械工学科・情報通信工学科です。
試験は小論文(60分・800字程度)と個別面接(20分程度)だけで、英語も数学も専門科目もありません。年2回(11月と3月)実施されます。
この記事で分かること
- 工学部への編入(一般方式)が2027年度は実施されないこと
- 残っている入口が工学部第二部の社会人方式だけであること
- 工学部の6学科のうち、第二部にあるのは3学科だけであること
- 社会人方式には「在学中の大学生は出願できない」という条件があること
- 工学系で編入を目指す場合に、いま取れる選択肢
この学部はいま募集がありませんが、同じ分野で編入を実施している大学は他にもあります。いまの在籍区分で受けられる大学がどこかは、条件を突き合わせると見えてきます。
ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
工学部の6学科と、第二部にある3学科
工学部(昼間)と工学部第二部(夜間部)では、学科の構成が違います。どちらも東京千住キャンパスです。
| 工学部(昼間)の学科 | 工学部第二部にあるか |
|---|---|
| 電気電子工学科 | あります |
| 機械工学科 | あります |
| 情報通信工学科 | あります |
| 電子システム工学科 | ありません |
| 応用化学科 | ありません |
| 先端機械工学科 | ありません |
電気・機械・情報通信を学びたい人であれば、第二部という選択肢が現実的に残ります。
一方で、応用化学科・電子システム工学科・先端機械工学科を志望していた場合、第二部に受け皿がありません。この3学科を目指していた人は、他大学を含めて考え直す必要があります。
残っている入口:工学部第二部の社会人方式
工学部第二部の「特別選抜(編入学/社会人方式)」の概要は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象学科 | 電気電子工学科・機械工学科・情報通信工学科 |
| 編入年次 | 2年次または3年次(希望を出願時に選び、最終判定は学部が行います) |
| 募集人員 | 各学科とも前期・後期ともに若干名 |
| 試験科目 | 小論文(60分・800字程度)と個別面接(20分程度)だけ |
| 試験日 | 前期: 2026年11月7日(土)/後期: 2027年3月6日(土) |
| 出願期間 | 前期: 2026年9月7日〜10日/後期: 2027年1月29日〜2月1日 |
出典: 東京電機大学「2027(令和9)年度 特別選抜(社会人)/特別選抜(編入学/社会人方式)入学者選抜要項」。年度によって変わります。出願前に必ず最新の選抜要項を確認してください。
🔴 ここが最大の関門です。出願資格に「見込み者は出願不可」という注記が付いています。
- いま大学に在学中の人は出願できません。4年制大学に1年以上(2年次希望)または2年以上(3年次希望)在学した者という区分には、「出願時点において在学中の者は除く」と明記されています
- 卒業見込みでも出願できません。3月に卒業予定の短大生・高専生は、その年の入試には出願できないことになります
- 加えて社会人資格(現在勤務している、または過去に勤務したことがある)が必要です
一般的な編入試験は「在学中で2年62単位」を主な受け皿にしています。この社会人方式は正反対です。いったん大学を離れた人、働いている人のための入口だと考えてください。
詳しくは東京電機大学工学部第二部の編入で解説しています。
工学系で編入を目指すなら
東京電機大学の一般方式が実施されない以上、工学系で編入を考えるなら他大学も併せて見る必要があります。
- 実施している大学を先に洗い出す。工学系は編入を実施している大学が比較的多い分野です。どの大学が実施しているか、試験科目は何かは工学部編入|実施大学一覧・難易度ランキングで確認できます
- 科目の型で絞る。工学系の編入は「数学+専門科目+英語」が基本形ですが、英語をTOEIC・TOEFLのスコア提出に替えている大学が多くあります。スコア提出型は出願の時点で英語の点が決まるので、早く取っておくほど選択肢が広がります
- 日程で併願を組む。国立大学の工学系は7月前後、私立は秋から冬に集中します。日程が重ならなければ複数校受けられます。絞り込みの手順は編入の志望校の決め方で解説しています
実施の有無は毎年変わります。東京電機大学の一般方式も「実施しない」と決まっているのは2027年度入試についてであり、制度そのものが廃止されたとは書かれていません。次年度の入試ページが更新された時点で、必ず確認してください。
この学部は受けられませんが、志望の分野で編入できる大学は他にあります。いまの状況をうかがったうえで、選択肢を整理します。
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まとめ
- 東京電機大学の「特別選抜(編入学/一般方式)」は、2027年度入試を実施しません(大学の入試ページに明記)
- 残っている入口は、工学部第二部(夜間部)の「特別選抜(編入学/社会人方式)」だけです
- 第二部にあるのは電気電子・機械・情報通信の3学科。応用化学科・電子システム工学科・先端機械工学科は第二部にありません
- 社会人方式の試験は小論文(60分・800字程度)と個別面接(20分程度)だけで、年2回実施されます
- ただし在学中の大学生は出願できず、「見込み」も認められません。社会人資格も必要です
- 実施の有無は年度ごとに変わります。次年度の入試ページで必ず確認してください
工学系で編入を実施している大学の一覧は工学部編入|実施大学一覧・難易度ランキングをご覧ください。
よくある質問
東京電機大学工学部の編入試験は実施されますか?
2027年度は実施されません。東京電機大学が編入のために用意している「特別選抜(編入学/一般方式)」について、大学の入試ページに「2027年度入試は実施いたしません」と明記されています。これは工学部だけでなく、未来科学部・理工学部・システムデザイン工学部を含む一般方式全体の話です。ただし工学部第二部(夜間部)の「特別選抜(編入学/社会人方式)」は2027年度も実施されるため、東京電機大学へ編入する道が完全に閉じたわけではありません。実施の有無は年度ごとに変わるので、次年度の入試ページで確認してください。
工学部第二部なら編入できるのですか?
できます。ただし条件があります。対象学科は電気電子工学科・機械工学科・情報通信工学科の3つで、2年次または3年次編入です。試験は小論文(60分・800字程度)と個別面接(20分程度)だけで、英語も数学も専門科目もありません。年2回(前期11月・後期3月)実施されます。最大の関門は出願資格で、いま大学に在学中の人は出願できず、卒業見込みでの出願も認められていません。加えて、現在勤務している、または過去に勤務したことがあるという社会人資格が必要です。
工学部の学科は第二部にもありますか?
6学科のうち3学科だけです。工学部(昼間)には電気電子工学科・電子システム工学科・応用化学科・機械工学科・先端機械工学科・情報通信工学科の6つがありますが、工学部第二部にあるのは電気電子工学科・機械工学科・情報通信工学科の3つです。したがって電気・機械・情報通信を学びたい人であれば第二部という選択肢が現実的に残りますが、応用化学科・電子システム工学科・先端機械工学科を志望していた場合は第二部に受け皿がありません。この3学科を目指していた人は、他大学を含めて考え直す必要があります。
在学中の大学生でも社会人方式で出願できますか?
できません。出願資格の学歴要件には「いずれも『見込み者』は出願不可」という注記が付いており、4年制大学に1年以上(2年次希望)または2年以上(3年次希望)在学した者という区分にも「出願時点において在学中の者は除く」と明記されています。大学を辞めているか、卒業していることが前提です。一般的な編入試験は在学中で2年62単位という条件を主な受け皿にしているので、この社会人方式は条件が正反対だと考えてください。いったん大学を離れた人、働いている人のための入口です。
工学系で編入するには、どう志望校を選べばよいですか?
3つの順序で考えると絞りやすくなります。まず実施している大学を洗い出すこと。工学系は編入を実施している大学が比較的多い分野です。次に科目の型で絞ること。工学系は「数学+専門科目+英語」が基本形ですが、英語をTOEIC・TOEFLのスコア提出に替えている大学が多く、スコア提出型は出願の時点で英語の点が決まるため早く取っておくほど選択肢が広がります。最後に日程で併願を組むこと。国立の工学系は7月前後、私立は秋から冬に集中するため、日程が重ならなければ複数校受けられます。
来年度は実施される可能性がありますか?
可能性は残っています。大学の入試ページに書かれているのは「2027年度入試は実施いたしません」という注意事項であり、制度そのものを廃止するとは書かれていません。編入学の一般方式は「定員に余裕がある学科・学系のみ実施します」という位置づけの選抜なので、在学生の在籍状況によって実施の判断が変わります。ただし要項が公表されてから対策を始めても間に合わないため、待つと決めるなら、他大学の編入試験も並行して受けられる状態にしておくのが現実的です。
この記事について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)
本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験・出願に関する情報は、各大学が公表する募集要項・入試情報をもとに確認しています。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ
最終更新: 2026年9月6日

