香川大学創造工学部の編入試験対策|倍率・出題傾向・合格ロードマップ
香川大学創造工学部の編入学試験は、創造工学科に置かれた7つのコース(造形・メディアデザイン/建築・都市環境/防災・危機管理/情報システム・セキュリティ/人工知能・通信ネットワーク/機械システム/材料物質科学)を対象に、英語(TOEICのスコア)・筆記試験・面接の3本柱で選抜される試験です。筆記試験は数学が全コース共通の必須科目で、そのうえで基礎力学・電磁気学・プログラミング・化学のうち1科目を選択しますが、選べる科目はコースごとに決まっているため、志望コースによって対策の中身が変わります。公表されている募集人員は7コース合計20名(学校推薦を含む)ですが、大学の入試実施状況によると実際の合格者数は毎年33〜49名とこの人数を上回っており、直近4年の実質倍率(受験者数÷合格者数)は1.3〜2.4倍で推移しています。試験日は例年5月末、出願期間は1週間程度と短いため、TOEICスコアの確保と出願書類の準備は早めに動く必要があります。この記事では、2027年度の最新要項・大学が公表する入試実施状況・オンライン編入学院の過去問分析をもとに、コース別の対策の立て方を解説します。
出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。
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試験概要(最新要項データ)
2027年度
| 試験日 | 2026年5月30日(土)※香川大学創造工学部(林町キャンパス、高松市林町)で実施。志願者が多数の場合は面接を2日間に分けて実施することがあります。 |
|---|---|
| 出願期間 | 2026年5月7日(木)〜2026年5月13日(水)17時必着。郵送は「簡易書留・速達」限定で、期限を過ぎても2026年5月11日(月)までの消印があれば受け付けられます。 |
| 対象コース | 造形・メディアデザイン/建築・都市環境/防災・危機管理/情報システム・セキュリティ/人工知能・通信ネットワーク/機械システム/材料物質科学の7コース |
| 試験科目(一般選抜) | 英語(TOEICのスコアを利用。筆記試験は行わない)100点+筆記試験(工学基礎)200点+面接150点=計450点 |
| 試験科目(学校推薦) | 面接(専門知識に関する口頭試問を含む)450点のみで判定 |
| 筆記試験の範囲 | 数学(微分積分・線形代数)が必須。基礎力学(質点系・剛体の力学)/電磁気学/プログラミング/化学(無機化学・有機化学)から、コースごとに定められた1科目を選択 |
| 検定料 | 30,000円。振込は2026年4月24日〜5月13日、金融機関窓口のみ(ATM不可) |
| 出願資格(主なもの) | 短期大学・高等専門学校・専修学校専門課程の卒業(見込み含む)、大学に2年以上在学し62単位以上を修得(見込み含む)した者、学士の学位を持つ者、外国の学校教育課程修了者など。学校推薦は高等専門学校を卒業見込みで出身学校長の推薦が得られる者に限られる |
この表は2027年度(2026年5月試験実施)の募集要項データにもとづきます(更新日: 2026-08-06)。日程・科目・資格は毎年変わる可能性があるため、出願前に必ず大学公表の最新の募集要項を確認してください。
科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。
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コース別の選択科目ガイド
筆記試験は「工学基礎」として実施され、数学(微分積分・線形代数)は全コース共通の必須科目です。そのうえで基礎力学・電磁気学・プログラミング・化学の中から1科目を選択しますが、選べる科目は志望コースによって決まっています。募集要項に示された組み合わせを整理すると次のとおりです。
| コース | 基礎 力学 | 電磁 気学 | プログ ラミング | 化学 |
|---|---|---|---|---|
| 造形・メディアデザイン | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 建築・都市環境 | ○ | ○ | ○ | — |
| 防災・危機管理 | ○ | ○ | ○ | — |
| 情報システム・セキュリティ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 人工知能・通信ネットワーク | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 機械システム | ○ | ○ | ○ | — |
| 材料物質科学 | ○ | ○ | — | ○ |
建築・都市環境/防災・危機管理/機械システムの3コースは化学を選択できません。材料物質科学コースはプログラミングを選択できません。造形・メディアデザイン/情報システム・セキュリティ/人工知能・通信ネットワークの3コースは4科目すべてから選べます。選択科目の詳細な取り扱いは年度により変わる可能性があるため、必ず最新の募集要項で確認してください。
面接(一般選抜150点・学校推薦450点)は提出書類(調査書・志望理由書、学校推薦は推薦書も含む)を資料に、向上心・論理性・積極性などを評価するとされています。学校推薦では専門知識に関する口頭試問も行われるため、志望コースの基礎知識を自分の言葉で説明できるように準備しておく必要があります。
難易度・倍率(大学公表データ)
香川大学は入試情報ページで「編入学試験実施状況」を年度ごとに公表しています。創造工学部の一般選抜・学校推薦(7コース合計、募集人員20名)の直近4年分は次のとおりです(出典: 香川大学 入試情報ページ「過去の実施状況」記載の各年度PDF。実質倍率は 受験者数÷合格者数 で編入総研編集部が計算。年度は入学年度)。
| 年度 | 募集人員 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 入学者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年度 | 20名 | 95名 | 92名 | 38名 | 14名 | 2.4倍 |
| 2024年度 | 20名 | 71名 | 64名 | 33名 | 17名 | 1.9倍 |
| 2025年度 | 20名 | 90名 | 88名 | 39名 | 11名 | 2.3倍 |
| 2026年度 | 20名 | 67名 | 63名 | 47名 | 19名 | 1.3倍 |
このデータから読み取れる特徴は次の3点です。
- 公表されている募集人員(20名)は、実際の合格者数の目安にはなりません。直近4年の合格者数は33〜49名で、いずれも募集人員を大きく上回っています。コースごとの出願状況に応じて、大学が定めた基準を満たす候補者を柔軟に合格させていると考えられます。「20名の狭き門」という数字だけで難易度を判断しないほうがよい試験です。
- 実質倍率は1.3〜2.4倍の範囲で年度により変動します。2026年度は志願者数が67名まで落ち着き、合格者数が47名まで増えたため倍率は1.3倍まで下がりました。逆に志願者が90名を超えた2025年度は2.3倍でした。
- 合格しても入学しない人が一定数おり(2026年度は合格47名に対し入学19名)、国公立大学の工学系学部を中心に他大学との併願・進学先変更が一定数あることがうかがえます。
コースごとの内訳(直近の2026年度入試)は次のとおりです。
| コース | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 入学者 |
|---|---|---|---|---|
| 造形・メディアデザイン | 7名 | 6名 | 4名 | 4名 |
| 建築・都市環境 | 7名 | 7名 | 4名 | 1名 |
| 防災・危機管理 | 5名 | 5名 | 4名 | 2名 |
| 情報システム・セキュリティ(学校推薦含む) | 16名 | 16名 | 13名 | 6名 |
| 人工知能・通信ネットワーク | 13名 | 12名 | 8名 | 5名 |
| 機械システム | 11名 | 11名 | 9名 | 1名 |
| 材料物質科学 | 8名 | 6名 | 5名 | 0名 |
コースごとの募集人員は公表されておらず、7コース合計20名(学校推薦を含む)の枠内で選抜が行われます。人工知能・通信ネットワークコースと材料物質科学コースは2024年度以前の公表資料では「情報通信コース」「先端マテリアル科学コース」という名称でした。過去の年度と比較する際はコース名の変更にご注意ください。なお、これとは別に「イノベーション創造型連携教育プログラム」(連携校からの特別選抜)と外国人留学生を対象とした「ツイニングプログラム」が若干名の別枠で実施されていますが、一般の受験生が出願する経路ではないため本記事では上記の集計に含めていません。
出願までのチェックリスト
- 要項の入手: 2027年度要項は2026年2月に公表され、3月に更新版が出ています。次年度の要項は例年これに近い時期に公表されるため、公式サイトで公表状況を確認してください。
- 志望コースの確定: 7コースは同一日程・同一時間割のため学部内での併願はできません。前節の選択科目ガイドを参考に、出願前に1コースへ絞り込みます。
- TOEIC L&Rスコアの準備: 一般選抜はTOEIC Listening & Reading Testのスコア提出が必須です。TOEIC申込サイトから香川大学創造工学部の申請コードを入力して提出する方式で、対象は原則として一定期日以降に実施された回に限られます。出願締切(2026年5月13日)に間に合うよう、早めに受験計画を立ててください。
- 証明書類の手配: 成績証明書・在学(卒業見込み)証明書などは発行に時間がかかるため、出願期間の2〜4週間前には依頼します。
- 検定料の振込: 30,000円を2026年4月24日〜5月13日に金融機関窓口で振り込みます(ATMは利用できません)。
- 出願書類の提出: 出願期間は2026年5月7日〜5月13日17時必着。「簡易書留・速達」での郵送に限られ、期限を過ぎても5月11日までの消印があれば受け付けられます。学校推薦は出身学校長を通した提出が必要です。
- 試験当日: 試験日は2026年5月30日、会場は創造工学部(林町キャンパス)です。持ち物・時間割は受験票と要項で最終確認してください。
出題傾向(過去問分析)
香川大学創造工学部の筆記試験「工学基礎」は、数学(必須)と4つの選択科目(基礎力学・電磁気学・プログラミング・化学)で構成されています。オンライン編入学院の過去問分析にもとづき、それぞれで扱われたテーマを紹介します。著作権の観点から、過去問の設問そのものは記載していません。
数学(全コース共通・必須)
全コースが必ず解く科目です。出題テーマとしては次のような分野が扱われています。
- 微分の応用: 関数の増減・凹凸・変曲点を求め、グラフの概形を描く問題
- 積分の計算: 置換積分・部分積分による定積分、2変数関数の重積分
- 線形代数: 逆行列を用いた連立方程式の求解、行列の固有値・固有ベクトル
微分・積分の基礎計算に加えて、多変数の積分と線形代数まで一通り触れておくと安心です。数学だけは選択の余地がないため、最も優先して仕上げるべき科目といえます。
基礎力学(選択科目)
造形・メディアデザイン、建築・都市環境、防災・危機管理、情報システム・セキュリティ、人工知能・通信ネットワーク、機械システムの6コースで選択できます。
- 静定構造物の力のつり合い: 棒などにはたらく鉛直方向・水平方向の力のつり合い式、モーメントのつり合いから反力を求める問題
- 限界角度の導出: 面上の物体が滑り始める限界の角度を、力のつり合いの式から三角関数で表す問題
- 円運動: 円弧面上を動く物体の運動方程式を立て、接線方向の速度を角度の関数として微分方程式的に扱う問題
建築系・機械系コースを志望する場合、力のつり合いとモーメントの扱いは構造力学の基礎そのものなので、避けて通れない範囲です。
電磁気学(選択科目)
造形・メディアデザイン、建築・都市環境、防災・危機管理、情報システム・セキュリティ、人工知能・通信ネットワーク、機械システムの6コースで選択できます。
- 点電荷が作る電界・電位: クーロンの法則にもとづく電界の大きさの計算、複数の点電荷による電位の重ね合わせ、電荷を動かす際に外力がする仕事
- 導体間の電界・電位・電気抵抗: 円柱状・無限長の導体を仮定した電界分布や、導体間の電気抵抗を求める問題
クーロンの法則や電位の考え方といった基礎理論の理解に加えて、積分計算やベクトルの合成を正確に処理する力が求められます。
プログラミング(選択科目)
造形・メディアデザイン、建築・都市環境、防災・危機管理、情報システム・セキュリティ、人工知能・通信ネットワーク、機械システムの6コースで選択できます(材料物質科学コースは選択できません)。
- プログラムの品質: 高品質なプログラムが備える性質や、それを実現するための開発上の工夫を論述させる問題
- C言語での基本アルゴリズム: 再帰関数とループの両方の書き方で階乗を計算するコードを完成させる問題
- データ構造: 配列とリストの違いを説明させたうえで、リストへの要素の追加・得点順位の算出・番号順への挿入をC言語のコードで実装させる問題
情報システム・セキュリティコースや人工知能・通信ネットワークコースを志望するなら、紙の上でC言語のコードを最後まで書き切る練習をしておく必要があります。プログラムの品質のような論述問題も出るため、コードが書けるだけでなく、設計の考え方を言葉で説明できることも重要です。
化学(選択科目)
造形・メディアデザイン、情報システム・セキュリティ、人工知能・通信ネットワーク、材料物質科学の4コースで選択できます。
- 化学結合と分子の構造: 水やアンモニアの結合角がsp3混成軌道の理想値よりも小さくなる理由の説明、分子軌道上の電子配置から結合次数と磁性(常磁性・反磁性)を求める問題
- 結晶構造: イオン半径からイオン結晶の配位数と格子構造を図示して説明する問題、金属結晶とイオン結晶で電気伝導性が異なる理由の説明
- 有機化学: アルコール・エーテルの構造異性体とIUPAC命名法、アルケンへの求電子付加反応やベンゼン環の求電子置換反応の反応経路
材料物質科学コースを志望する場合は、無機化学の結晶構造分野と有機化学の反応機構分野の両方に触れておくと、出題範囲を広くカバーできます。
対策ロードマップ(時期別)
試験日(5月末)と出願期間(5月上旬)から逆算すると、次のようなスケジュールで準備を進めるのが現実的です。
- 半年以上前〜:
数学(微分積分・線形代数)の基礎固めと並行して、TOEIC Listening & Reading Testのスコア確保を始めます。提出できるスコアの受験期日には制限があるため、早めに公開テストの受験計画を立てておくと安心です。この時期に志望コースも見え始めるはずなので、選択科目(基礎力学・電磁気学・プログラミング・化学のいずれか)の候補も絞り込んでおきましょう。
- 出願3か月前〜(2〜3月頃):
次年度の募集要項の公表を確認します(2027年度は2026年2月公表・3月に更新版)。志望コースを確定し、対応する選択科目の対策を本格化させます。基礎力学・電磁気学ならつり合いの式や電界の計算、プログラミングならC言語での実装練習、化学なら構造式と反応機構の整理というように、コースごとに学習内容を絞り込みます。志望理由書の下書きもこの時期から始めておくと、直前期に慌てずに済みます。
- 出願直前(4月下旬〜5月上旬):
検定料(30,000円)を金融機関窓口で振り込みます(振込期間は4月24日〜5月13日、ATM不可)。成績証明書・在学証明書など発行に時間のかかる書類を手配し、TOEICスコアをTOEIC申込サイトから提出します(提出締切は出願期間最終日)。
- 出願期間(5月7日〜5月13日):
出願書類一式を「簡易書留・速達」で郵送します。最終日17時必着ですが、間に合わない場合でも5月11日までの消印があれば受け付けられます。学校推薦は出身学校長を通した提出が必要なので、出身校の担当窓口とのやり取りに余裕を持たせてください。
- 直前期(5月中旬〜5月30日):
数学と選択科目の演習を重ね、時間内に手を動かして解き切る練習を仕上げます。面接では志望コースを選んだ理由やこれまでの学びとのつながりを問われるため、自分の言葉で説明できるように準備しておきます。学校推薦の場合は専門知識に関する口頭試問も想定し、志望コースの基礎知識を口頭で説明する練習も加えてください。
おすすめ参考書
オンライン編入学院の参考書データベースで、香川大学創造工学部の出題分野との対応が確認できている本を科目別に紹介します。カードをタップするとレビュー記事に移動できます。
数学は全コース共通の必須科目のため優先度が高い教材から並べています。基礎力学・電磁気学を選択する場合は物理の教材、化学を選択する場合は化学の教材を併用してください。プログラミングを選択する場合は、出身校で使用した教科書やC言語の入門書で、再帰・ループ・リスト操作を自分の手で実装できるようにしておくことをおすすめします。
合格者インタビュー・関連動画
オンライン編入学院のYouTubeチャンネルでは、香川大学創造工学部の合格者インタビューを公開しています。情報システム・セキュリティコースの合格者インタビューでは面接での深い掘り下げについて、建築・都市環境コース(学校推薦)の合格者インタビューでは志望理由の自己分析の重要性について語られています。対策スケジュールや使用した参考書を紹介する動画もあわせて紹介します。
よくある質問
香川大学創造工学部の編入試験の倍率はどのくらいですか?
香川大学が公表する入試実施状況(学校推薦を含む一般選抜、7コース合計)によると、直近4年の実質倍率(受験者数÷合格者数)は2023年度2.4倍、2024年度1.9倍、2025年度2.3倍、2026年度1.3倍で推移しています。公表されている募集人員は7コース合計20名ですが、実際の合格者数は毎年33〜49名とこれを上回っており、コースごとの受験状況に応じて人数は変動します。
学校推薦と一般選抜はどう違いますか?
学校推薦は高等専門学校を卒業見込みで出身学校長の推薦が得られる者に限られ、選抜は面接(専門知識に関する口頭試問を含む)450点のみで判定されます。一般選抜は出身校の種類を問わず幅広い出願資格が認められ、英語(TOEICのスコア)100点・筆記試験200点・面接150点の合計450点で判定します。どちらも試験日・合格発表は同じ日程で、大学が公表する入試実施状況では両者の人数が合算されています。
筆記試験の選択科目はコースによって違いますか?
はい。筆記試験は数学(微分積分・線形代数)が全コース共通の必須科目で、そのうえで基礎力学・電磁気学・プログラミング・化学から1科目を選択しますが、選べる科目は志望コースごとに決まっています。建築・都市環境、防災・危機管理、機械システムの3コースは化学を選択できず、材料物質科学コースはプログラミングを選択できません。造形・メディアデザイン、情報システム・セキュリティ、人工知能・通信ネットワークの3コースは4科目すべてから選べます。詳細は必ず最新の募集要項で確認してください。
TOEICはどのくらいのスコアが必要ですか?
大学は合格基準となるスコアを公表していません。一般選抜ではTOEIC Listening & Reading Testのスコア提出が必須で、公式認定証ではなくTOEIC申込サイトから香川大学創造工学部の申請コードを入力して提出する方式です。対象は原則として一定期日以降に実施された回に限られるため、有効期限内のスコアを出願締切までに確保しておく必要があります。高等専門学校の英語カリキュラムの一環として受験したTOEIC-IP(カレッジTOEICを含む)が認められる場合もあります。
出願資格はどのようなものですか?
一般選抜の主な出願資格は、短期大学・高等専門学校・専修学校専門課程の卒業(見込み含む)、大学に2年以上在学し62単位以上を修得(見込みを含む)した者、学士の学位を持つ者、外国の学校教育課程修了者などです。学校推薦は高等専門学校を卒業見込みで出身学校長の推薦が得られる者に限られます。年度により変わる可能性があるため、必ず最新の募集要項で確認してください。
コース間の併願はできますか?
できません。創造工学部の7コースはすべて同一の試験日・同一の時間割で実施されるため、学部内で複数コースを併願することは事実上できません。志望コースは出願前に1つに決める必要があります。一方で、他大学の工学系学部との併願は試験日が重ならなければ可能です。
過去問は入手できますか?
大学による過去問の公開状況は募集要項や入試ページで確認するのが確実です。著作権の観点から、本記事では過去問の設問そのものは掲載していません。オンライン編入学院の過去問分析にもとづく出題分野の傾向は、本記事の「出題傾向」セクションで紹介しています。
対策はいつから始めるべきですか?
試験は例年5月末に実施され、出願は5月上旬の1週間程度と短期間です。TOEICのスコアには受験期日の制限があり、証明書類の準備にも時間がかかるため、半年以上前から数学の基礎固めとTOEIC対策を並行して進めるのが現実的です。志望コースが決まれば、対応する選択科目(基礎力学・電磁気学・プログラミング・化学のいずれか)の対策も早めに始めてください。
まとめ
香川大学創造工学部の編入学試験は、数学(必須)+コースごとに異なる選択科目+英語(TOEIC)+面接という組み合わせで選抜される試験です。公表されている募集人員(20名)よりも実際の合格者数がかなり多いという特徴があり、数字だけを見て諦める必要はありません。一方で、出願期間が1週間程度と短く、TOEICスコアの提出や証明書類の準備には時間がかかるため、半年以上前からの逆算した準備が欠かせません。志望コースを早めに決め、そのコースで選べる科目に絞って数学と合わせて対策を進めることが、合格への近道です。まずは最新の募集要項を確認し、TOEIC対策と数学の基礎固めから始めてください。
あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。
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監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)。本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、出題傾向はオンライン編入学院の過去問分析にもとづいています。
※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ|最終更新: 2026年8月6日







