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神戸大学農学部の編入試験対策|倍率推移・出題傾向・合格ロードマップ

2027年度(2027年4月入学)の出願期間
2026年7月2日〜2026年7月8日
出願前に必ず大学の最新の募集要項でご確認ください。

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-09-06‌‌‌‌​​‌‌​‌​‌​‌‌‌‌​​‌‌​​‌‌​​​‌‌‌‌

神戸大学の編入試験まとめ(全8学部の日程・科目)

結論:神戸大学農学部の編入試験はこんな試験

神戸大学農学部の3年次編入試験は、出願時に提出するTOEICスコアによる英語評価(配点100点)と、志望コースごとに実施される筆記の総合問題(配点100点)口頭試問(配点200点)という3つの要素で合否が決まる試験です。全学科・全コース共通の募集人員は10名ですが、実際には食料環境システム学科(生産環境工学コース・食料環境経済学コース)、資源生命科学科(応用動物学コース・応用植物学コース)、生命機能科学科(応用生命化学コース・応用機能生物学コース)という6つのコースに志願者が分かれるため、コースごとの実質的な競争率はかなり異なります。大学が公表するコース別の入試状況を合算すると、全体の実質倍率(受験者数÷合格者数)は2023年度入学の8.0倍から2026年度入学の1.86倍まで年々下がっている一方で、コース別に見ると応用生命化学コースのように毎年複数名の志願者が集まる人気コースもあれば、志願者自体がほとんど集まらない年があるコースもあります。配点は口頭試問が200点と全体の半分を占めるため、専門知識を自分の言葉で説明する練習に最も時間を割くべき試験だといえます。まずは志望コースを決め、TOEICスコアの確保と専門分野の基礎固め、そして口頭試問対策を並行して進めることが対策の出発点になります。この記事では、募集要項・オンライン編入学院の過去問分析をもとに、試験の全体像から対策ロードマップまで解説します。

出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。

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試験概要(最新要項データ)

2027年度2027年度(2026年実施)の募集要項にもとづくデータです。この節は毎年の要項公表に合わせて更新されます(更新日: 2026-09-06)。

10名募集人員(6コース合計)
2026/8/21試験日
7/2〜7/8出願期間
400点配点合計(口頭200点)
試験日2026年8月21日(金)。筆記試験(総合問題)9:00〜10:30、口頭試問13:30〜
出願期間2026年7月2日(木)〜7月8日(水)消印有効
募集人員10名(食料環境システム学科・資源生命科学科・生命機能科学科の6コース合計。学科・コースごとの人員配分はなし)
試験科目・配点英語100点(出願時提出のTOEIC Listening & Reading公開テストスコア)/筆記試験(総合問題)100点(コース別で出題)/口頭試問200点(コース別で実施。出身学校で履修した科目に関連した試問を行うことがある)
出願資格(主なもの)学士の学位を有する者/短期大学・高等専門学校卒業(見込み含む)者/大学に2年以上在学し62単位以上を修得した者/外国において同等の資格を得たと認められる者/専修学校専門課程(修業年限2年以上)修了者
試験会場神戸大学農学部学舎(神戸市灘区六甲台町1-1)。阪神「御影」・JR「六甲道」・阪急「六甲」から市バス36系統「鶴甲団地」行きに乗車し「神大文理農学部前」で下車
合格者発表2026年9月8日(火)午前10時予定。農学部ホームページで発表(電話等の照会には応じない)

この表は2027年度の募集要項データ(出典: 神戸大学農学部 令和9年度 第3年次編入学 学生募集要項)にもとづきます。日程・科目・配点は毎年変わる可能性があるため、出願前に必ず大学公表の最新の募集要項を確認してください。なお入学後の転学部・転学科・転コースはできません。

科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。

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出願手続きの実務(チェックリスト)

神戸大学農学部の出願期間は毎年7月上旬の約1週間と短く、しかも英語はTOEICの成績証明書類を提出する方式のため、出願直前になってからでは間に合わない準備がいくつかあります。要項データをもとに「いつまでに何を用意するか」を逆算すると次のようになります。

  • 出願1年前〜: TOEIC Listening & Reading公開テストの受験計画を立てる。提出できるのは出願期間最終日から過去2年以内に結果が通知されたスコアに限られます(2027年度要項では2024年7月9日〜2026年7月8日の受験分)。TOEIC会員ページから申請コード「00010405」(提出先団体名: 神戸大学農学部)でスコア提出手続きが必要です。
  • 出願3か月前〜: 志望コースを決定し、在籍校での単位修得状況を確認する。出願資格(4)に該当する大学2年在学者は、入学時までに62単位以上の修得(見込み含む)が必要です。海外の大学など外国の学校で得た資格(出願資格5)で出願する場合は、事前に出願資格の確認が必要で、2027年度要項では2026年5月29日(金)までに農学部教務学生係へ問い合わせるよう指定されています。出願期間より1か月以上早い締切なので注意してください。
  • 出願1か月前〜: 卒業(見込)証明書・在学期間証明書・成績証明書など出身校発行の書類は、発行に日数がかかるため早めに依頼する。出願資格(4)該当者は「修得済・修得見込単位数 確認表」の提出も必要です。
  • 出願期間(2026年7月2日〜7月8日、消印有効): 入学願書・卒業(見込)証明書・成績証明書・TOEICスコア提出書類2点・受験票整理票・写真2枚・レターパックライト・住所票・検定料振込証明書(検定料3万円)などをまとめ、書留速達で郵送する。専修学校ルートで出願する場合は出願資格証明書も追加提出します。直接持参は受理されません。
  • 出願後〜試験日: 受験票は出願期間終了後、レターパックライトで返送されます。一定期間内に届かない場合は農学部教務学生係に電話で確認してください。

提出書類の詳細な様式・部数・締切は年度により変わる可能性があります。必ず大学公式の最新の募集要項で確認してください。

難易度・倍率(大学公表データ)

神戸大学農学部の募集要項には「(参考)入学試験の状況」として、コース別の志願者数・受験者数・合格者数・入学者数が過去3年分ずつ掲載されています。まずは6コース分を合算した学部全体の推移を見ます(出典: 神戸大学農学部 第3年次編入学 学生募集要項〈令和8年度版・令和9年度版〉記載の「(参考)入学試験の状況」。6コースの合算と、実質倍率=受験者数÷合格者数 の計算は編入総研編集部によるものです)。

年度(入学)志願者受験者合格者入学者実質倍率
2023年度21名16名2名2名8.0倍
2024年度25名21名4名3名5.25倍
2025年度20名16名6名6名2.67倍
2026年度18名13名7名7名1.86倍
2023 2024 2025 2026 (年度) 21 25 20 18 16 21 16 13 志願者数 受験者数

この4年間のデータから読み取れるのは次の点です。

  • 実質倍率は4年間で8.0倍から1.86倍へと低下傾向にあります。ただし合格者数の絶対数が2〜7名と少なく、1〜2名の増減で倍率が大きく動く規模の試験である点には注意してください。
  • 合格者数と入学者数はほぼ一致しており(2024年度のみ合格4名に対し入学3名で1名差)、他大学との併願による入学辞退は多くありません。
  • 志願者のうち受験まで進む人は毎年7〜8割で、出願した人の多くが実際に受験しています。

コース別に見る競争率のちがい

全コース合計の数字だけでは、実際にどのコースを受けるかの判断材料にはなりません。募集要項に載っているコース別の実施状況をそのまま並べると、次のように大きな差があります。

年度コース志願者受験者合格者入学者
2023生産環境工学1111
2023食料環境経済学7600
2023応用動物学3100
2023応用植物学3211
2023応用生命化学5500
2023応用機能生物学2100
2024生産環境工学0000
2024食料環境経済学4400
2024応用動物学6411
2024応用植物学5300
2024応用生命化学8832
2024応用機能生物学2200
2025生産環境工学1111
2025食料環境経済学1100
2025応用動物学2000
2025応用植物学2222
2025応用生命化学8711
2025応用機能生物学6522
2026生産環境工学2211
2026食料環境経済学0000
2026応用動物学4322
2026応用植物学3211
2026応用生命化学7522
2026応用機能生物学2111

出典: 神戸大学農学部 第3年次編入学 学生募集要項(令和8年度版・令和9年度版)記載の「(参考)入学試験の状況」。コースごとの募集人員は分かれておらず、6コース合計で10名です。

  • 応用生命化学コースは4年連続で複数名の志願者が集まっており、6コースの中でもっとも志願者数の多いコースです。
  • 食料環境経済学コースは志願者がいた年(2023年度7名、2024年度4名、2025年度1名)も含め、この4年間は合格者が出ていません。2026年度は志願者自体がいませんでした。
  • 生産環境工学コースは志願者数がもっとも少なく、0〜2名で推移しています。志願者がいた年はほぼ全員が合格しており、志願すれば合格に近づきやすい傾向がうかがえます。
  • 応用動物学コース・応用植物学コース・応用機能生物学コースは年度により志願者数・合格者数の変動が大きく、年ごとの傾向は一定していません。

いずれのコースも母数が数名〜10名未満と小さく、年度による変動が大きい点に注意してください。正確な最新の実施状況は必ず大学公表の募集要項で確認してください。

出題傾向とコースの選び方(過去問分析)

神戸大学農学部は志望コースによって総合問題・口頭試問の内容が大きく異なる試験です。この節は「自分はどのコースで戦うか」を決める材料として読んでください。オンライン編入学院の過去問分析をもとに、学科・コースごとの出題の特徴と、頻出分野を紹介します。バーの長さは、そのコースの科目内で最も多く出ているテーマを基準にした相対的な出やすさを表します(著作権の観点から、過去問の設問そのものは記載していません)。

資源生命科学科(応用動物学・応用植物学コース):生物の実践的な出題

植物工場・栽培環境
光の反射率・グラフ読解
品種・熟度・糖度
キーストーン種・生態系
メンデル遺伝・分離比

応用動物学コース・応用植物学コースの総合問題は、生物学の知識をグラフやデータの読解と組み合わせて答えさせる実践的な出題が中心です。栽培環境や植物工場のような応用場面を題材に、光合成の反射率や糖度・熟度の変化をグラフから読み取らせる問題、生態系のキーストーン種(= 生態系のバランスを保つうえで影響力の大きい種)を説明させる問題、メンデル遺伝の分離比を計算させる問題などが繰り返し出ています。高校生物の基礎(遺伝・光合成・生態系)を土台に、大学レベルの教科書でデータ解析や応用場面への当てはめ方を補強する学習が効果的です。

生命機能科学科応用生命化学コース:生化学・分子生物学の化学

乳酸菌・発酵と代謝
電子配置・原子構造
DNA・遺伝子・ゲノム
熱力学(化学)
構造異性体・分子式

応用生命化学コースの総合問題は、高校化学の延長にある無機・有機化学の基礎(電子配置、熱力学、構造異性体、pH指示薬など)に加えて、DNA・遺伝子・ゲノム・PCR・ウイルスといった分子生物学寄りのテーマが融合して出題されます。乳酸菌の発酵・代謝を題材にした問題も頻出です。有機化学の教科書で構造と反応を押さえたうえで、遺伝子・ゲノムの基礎用語を分子生物学の教科書で補強する組み合わせが対策の軸になります。

生命機能科学科応用機能生物学コース:環境・植物生理の生物

光合成・光化学反応
葉緑体・ミトコンドリア
温室効果ガス・気候変動
植生変化・地球温暖化

応用機能生物学コースは、光合成の光化学反応・カルビン回路や葉緑体・ミトコンドリアといった細胞レベルの生物学に加え、地球温暖化・温室効果ガス・植生変化のような環境科学寄りのテーマが繰り返し出ています。高校生物の光合成・呼吸の単元を土台に、環境問題を扱う大学教養レベルの教科書で気候変動と生態系の関係を補強すると得点につながりやすい構成です。

食料環境システム学科生産環境工学コース:力学・微積分の数学

オイラーの公式・複素数
マクローリン級数
円運動・運動方程式
ベクトル・外積

生産環境工学コースは他の5コースと異なり、生物ではなく数学・物理の計算問題が中心です。複素数とオイラーの公式、マクローリン級数(= 関数を多項式で近似する展開)といった大学初年次の解析学、円運動や電気回路(ホイートストンブリッジなど)を扱う力学・電磁気学の計算が頻出です。高校数学Ⅲ・物理の力学分野を土台に、大学教養レベルの微積分・力学の問題集で計算力を仕上げる学習が中心になります。

食料環境システム学科食料環境経済学コース:農業経済の計算と論述

生産関数
エンゲル係数
労働需要・労働生産性
農業構造・稲作経営

食料環境経済学コースはミクロ経済学の基礎(生産関数、限界生産物、利潤最大化、資本労働比率)を農業・食料分野の題材に応用して出題する構成です。エンゲル係数(= 家計の消費支出に占める食料費の割合)や労働生産性、農業構造の変化を論述させる問題もあり、経済学の計算力と農業分野への応用理解の両方が問われます。ミクロ経済学の標準テキストで生産関数・利潤最大化の計算を固めたうえで、農業経済学の入門書で農業特有のトピックを補強するとよいでしょう。前掲の実施状況が示すとおりこの4年間は合格者が出ていないコースでもあるため、志望する場合は募集要項の内容を大学に確認しながら計画的に対策してください。

コースはどう選ぶか

過去問分析からみた選択の目安は次のとおりです。

  • 数学・物理に抵抗がない → 生産環境工学コース。計算問題が中心で、対策の到達度が測りやすい。
  • ミクロ経済学や統計に関心がある → 食料環境経済学コース。農業経済への応用を意識した学習が必要。
  • 生物(遺伝・生態・栽培)が得意 → 応用動物学コース・応用植物学コース。データ読解と組み合わせた出題に慣れておく。
  • 化学(有機化学・生化学)が得意 → 応用生命化学コース。分子生物学の基礎用語もあわせて押さえる。
  • 環境問題や植物生理に関心がある → 応用機能生物学コース。光合成と気候変動を軸に学習する。

志望コースは入学願書に記入し、入学後の変更はできません。前節の実施状況もあわせて確認し、自分の得意分野と過去の志願・合格状況の両方から検討してください。

対策ロードマップ(時期別)

募集要項の配点(英語100点・筆記試験100点・口頭試問200点)から逆算すると、口頭試問が合否を左右する比重の大きい試験だとわかります。出願期間(7月上旬)から試験日(8月下旬)までが短いことも踏まえ、標準的なスケジュールを示します。

  • 試験1年前〜:TOEICに集中

    提出スコアの有効期間は出願期間最終日から過去2年以内のため、出願期間(例年7月上旬)から逆算してTOEIC対策のスケジュールを立てます。早すぎる時期に受験するとスコアの有効期限が出願前に切れてしまうため、有効期間を確認しながら計画してください。

  • 半年前〜:志望コース確定・専門の基礎固め

    志望コースを決め、コースごとの頻出分野(前節参照)に沿って教科書レベルの基礎を固めます。生物系コースなら高校生物の総復習、生産環境工学コースなら数学Ⅲ・物理の力学、食料環境経済学コースならミクロ経済学の基礎から始めるのが定石です。

  • 出願期間まで(〜7月上旬): 書類準備

    成績証明書・卒業(見込)証明書などの発行を依頼し、TOEICスコアの提出手続きを済ませます。検定料(3万円)の振込や志望コース名の記入ミスがないか、出願直前にまとめて確認します。

  • 出願後〜直前期: 口頭試問対策に重点

    出願後から試験日までの7月中旬〜8月の時期です。配点200点の口頭試問はコース別に実施され、出身学校で履修した科目に関連した試問が行われることがあります。自分の成績証明書に記載された履修科目を見直し、専門分野の基礎事項を声に出して説明する練習を繰り返します。総合問題の過去の出題傾向がわかる範囲で類題演習も並行して進めます。

  • 直前期(試験1〜2週間前): 総復習

    筆記試験(総合問題)は9:00〜10:30の90分、口頭試問は13:30〜という1日がかりの日程です。時間配分を意識した過去問演習と、口頭試問での受け答えのシミュレーションを行い、当日の流れを確認しておきます。

試験当日のチェックリスト

  • 時間割: 筆記試験(総合問題)9:00〜10:30、口頭試問13:30〜の1日がかりの日程です。年度により変わる可能性があるため、受験票の記載を必ず確認してください。
  • 会場・アクセス: 神戸大学農学部学舎(神戸市灘区六甲台町1-1)。阪神「御影」・JR「六甲道」・阪急「六甲」から市バス36系統「鶴甲団地」行きに乗車し「神大文理農学部前」で下車します。当日の交通手段と所要時間は前日までに確認しておきましょう。
  • 口頭試問の準備: 出身学校で履修した科目に関連した試問が行われることがあるため、自分の成績証明書に記載された科目名・学習内容を見直しておくと安心です。
  • 持ち物の再確認: 受験票・整理票、写真、筆記用具など募集要項に指定された持ち物を前日にそろえておきます。

おすすめ参考書

オンライン編入学院の過去問分析で神戸大学農学部の出題分野との対応が確認できた参考書から、科目別におすすめを紹介します。各カードをタップすると詳しいレビュー記事に移動できます。

掲載しているのは、過去問分析で神戸大学農学部の出題分野への対応が確認できた参考書です。生産環境工学コース・食料環境経済学コースを志望する場合は、大学教養レベルの数学・ミクロ経済学の標準テキストを別途用意してください。

よくある質問

神戸大学農学部の編入試験の倍率はどのくらいですか?

神戸大学農学部の募集要項には「(参考)入学試験の状況」として、コース別の志願者数・受験者数・合格者数・入学者数が掲載されています。これを6コース分合算した全体の実質倍率(受験者数÷合格者数)は2023年度入学が8.0倍、2024年度入学が5.25倍、2025年度入学が2.67倍、2026年度入学が1.86倍と年々下がっています。ただし合格者数は年間2〜7名と少なく、1〜2名の増減で倍率が大きく変わる規模である点には注意してください。

6つあるコースはどう選べばいいですか?

志望コースは出願時に入学願書へ記入し、入学後の転コースはできません。数学・物理が得意なら生産環境工学コース、農業経済やデータの読み解きに関心があれば食料環境経済学コース、生物(遺伝・生態・栽培)が得意なら応用動物学コースや応用植物学コース、化学(有機化学・生化学)が得意なら応用生命化学コース、環境問題や植物生理に関心があれば応用機能生物学コースが候補になります。過去の志願者数はコースによって年間0〜8名と差が大きいため、本記事の「出題傾向とコースの選び方」もあわせて確認してください。

対策はいつから始めるべきですか?

英語はTOEICスコアを出願時に提出する仕組みで、提出できるのは出願期間最終日から過去2年以内に結果が通知されたスコアに限られます。試験本番(8月)よりかなり前からTOEIC対策を始め、半年前を目安に志望コースの専門分野の基礎固めに移り、出願後の1か月半は配点が最も大きい口頭試問対策に重点を置く、という順序がおすすめです。

神戸大学農学部の編入試験の出願資格は?

主な区分は、学士の学位を有する者、短期大学・高等専門学校を卒業(見込み含む)した者、大学に2年以上在学し62単位以上を修得した者、外国において同等の資格を得たと認められる者、専修学校の専門課程(修業年限2年以上)を修了した者です。年度により変わる可能性があるため、必ず最新の募集要項で確認してください。

英語はどのくらい必要ですか?

神戸大学農学部の英語は、試験当日の筆記ではなく出願時に提出するTOEIC Listening & Reading公開テストのスコアで評価されます(配点100点)。必要な点数の基準は公表されていませんが、提出できるのは出願期間最終日から過去2年以内に結果が通知されたスコアに限られるため、逆算して早めに受験計画を立てることが重要です。

口頭試問はどんな内容ですか?

口頭試問は志望コースごとに実施され、配点は200点と英語・筆記試験を合わせた配点と同じ比重があります。募集要項には「出身学校で履修した科目に関連した試問を行うことがある」と明記されているため、自分の成績証明書に記載された履修科目を見直し、専門分野の基礎事項を自分の言葉で説明する練習をしておくことが対策の中心になります。

単位認定はどうなりますか?

編入学後の単位認定は、出身校でこれまでに修得した単位の内容を大学側が個別に審査して決まります。認定される単位数によって卒業までに必要な学習計画が変わる可能性があるため、入学後の案内に沿って早めに手続きを確認してください。なお入学後の転学部・転学科・転コースはできません。

過去問は入手できますか?

神戸大学農学部の募集要項には「編入学試験の過去の問題を閲覧等希望する場合は神戸大学ホームページの入学案内・関連する情報を参照してください」と案内されています。著作権の観点から、本記事では過去問の設問そのものは記載していません。オンライン編入学院の過去問分析にもとづく出題傾向は「出題傾向とコースの選び方」で紹介しています。

この記事の情報はいつ時点のものですか?

2027年度(令和9年度)の募集要項データをもとに2026年9月6日に更新しています。日程・科目・出願資格・配点は毎年変わる可能性があるため、出願前には必ず大学が公表する最新の募集要項を確認してください。

まとめ

神戸大学農学部の編入試験は、「出願時のTOEICスコア」+「コース別の総合問題」+「配点200点の口頭試問」という3要素で構成される試験です。全コース合計の実質倍率は年々下がっているものの、応用生命化学コースのように毎年複数名の志願者が集まる人気コースと、食料環境経済学コースのように合格者が出ていない年が続くコースがあり、志望コース選びが対策の出発点になります。配点の半分を占める口頭試問への対策を早めに意識し、まずは要項を確認して出願資格とTOEICスコアの有効期間をチェックすることから始めてください。

あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。

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この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、出題傾向はオンライン編入学院の過去問分析に、コース別の対策はこれらのデータにもとづいています。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026年9月6日

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運営: 大学編入専門の予備校 オンライン編入学院
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