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横浜国立大学の編入試験|学部別の募集人員・試験科目・日程と対策

横浜国立大学の編入試験|学部別の募集人員・試験科目・日程と対策

横浜国立大学の編入試験は、経済学部・都市科学部・理工学部の3学部で実施されており、学部ごとに募集人員や出願資格、試験科目が大きく異なります。編入する年次も学部によって違い、都市科学部のみ2年次と3年次の両方の枠が設けられています。英語については、外部試験のスコアで判定する学部はなく、当日の筆記試験として英語を課すのは理工学部のみです。出願資格も、経済学部は短大・高専・大学2年在籍・学士・外国の学校出身者・社会人など幅広く受け付けている一方、都市科学部は高専出身者に限定されています。この記事では、学部ごとの違いを踏まえて、どの学部を検討できるか、何を対策すべきかを順を追って整理します。

出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。

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横浜国立大学で編入試験を実施している学部

編入試験の内容は学部ごとに大きく違います。募集人員・出願期間・試験日・選抜方法を学部単位でまとめました。学部によっては、過去に何が出題されたか、受けた人が試験直後に書いた記録も同じ枠の中で開けます。学部名から、その学部だけの詳しい対策記事にも進めます。

経済学部

3年次2026年度入試

募集人員
15名
出願期間
2025年10月16日 ~ 2025年10月22日
試験日
2025年11月17日
合格発表
2025年12月10日
選抜方法
■一般選抜:専門科目(経済学1,経済学2から1科目選択) ・経済学1:経済原論,経済史および経済政策の分野と関連する基礎的学力を問う。 ・経済学2:マクロ経済,ミクロ経済および経済数学の分野と関連する基礎的学力を問う。 ※出願時に語学試験の成績証明書または合格証明書の提出が必要 ■社会人選抜 ・論文(事前提出),口述試験

経済学部で過去に出題された内容

募集要項の科目ごとに、過去に問われた分野を並べました。「◯◯の分野」は出題された内容の呼び名で、科目名ではありません。著作権の観点から、設問そのものは掲載していません。年度により出題は変わります。

論文・小論文募集要項での科目

経済学の分野出題形式:計算・論述・選択式

繰り返し問われているテーマ効用関数・金融政策・効用最大化・財政政策・ナッシュ均衡・需要関数・利潤最大化・生産関数・IS曲線・LM曲線

実際に問われた内容

  • 剰余価値がいかに生まれてくるか説明する。
  • 剰余価値率について、剰余価値率が労働力の搾取度を示すことを合わせて説明する。
  • 絶対的剰余価値と相対的剰余価値の違いに留意しながら説明する。
  • 資本の有機的構成の高度化とは何かを説明する。
  • 1980年代から90年代初めにかけての日本のバブル発生と崩壊の時期における金融政策の展開を説明する。

都市科学部

2年次2027年度入試

募集人員
2名
出願期間
2026年5月8日 ~ 2026年5月14日
試験日
2026年7月4日
合格発表
2026年7月15日
選抜方法
専門科目 建築史,建築計画,建築環境工学,建築構造学・建築構造力学,建築生産,建築設計製図 面接 志望動機と学問に対する姿勢、問題解決能力、自己表現能力などを評価します。

3年次2027年度入試

募集人員
5名
出願期間
2026年5月8日 ~ 2026年5月14日
試験日
2026年7月4日
合格発表
2026年7月15日
選抜方法
専門科目 「土木基礎数学」2問を解答し、「構造工学,水工学,地盤工学,土木計画学,コンクリート工学(各2問計10問)」のうち4問を選択 面接 複数の面接員による個人面接を行い、志望動機と学問に対する姿勢、数学・物理の基礎知識、自己表現能力などを評価します。

理工学部

英語の筆記あり

3年次2027年度入試

募集人員
若干名
出願期間
2026年5月8日 ~ 2026年5月14日
試験日
2026年7月4日
合格発表
2026年7月22日
選抜方法
●機械・材料・海洋系学科(機械工学EP) ・基礎科目:数学,物理 ・専門科目:材料力学,流体力学,熱力学 ・面接:ものづくりや自然科学に関する興味と姿勢,健全な大学生活を送るうえでの意欲などを評価する。 ●化学・生命系学科(化学EP,化学応用EP) ・基礎科目:なし ・専門科目:無機化学,有機化学,物理化学,分析化学 ・面接:ものづくりや自然現象に関する興味,数学・理科及び英語に関する基礎知識,健全な大学生活を送るうえでの適性などを評価する。 ●数物・電子情報系学科(電子情報システムEP) ・基礎科目:数学,物理 ・専門科目:4科目選択(電磁気学,電気回路,論理回路,電子工学,アルゴリズム) ・面接:複数の面接員による個人面接を行い,志望動機と学問に対する姿勢,数学・物理の基礎知識,自己表現能力などを評価する。 ●数物・電子情報系学科(情報工学EP) ・基礎科目:数学,物理 ・専門科目:論理回路,アルゴリズム,プログラミング ・面接:複数の面接員による個人面接を行い,志望動機と学問に対する姿勢,情報工学への関心の深さ及び関連する基礎知識,自己表現能力などを評価する。

理工学部で過去に出題された内容

募集要項の科目ごとに、過去に問われた分野を並べました。「◯◯の分野」は出題された内容の呼び名で、科目名ではありません。著作権の観点から、設問そのものは掲載していません。年度により出題は変わります。

専門分野の筆記試験募集要項での科目

情報の分野出題形式:計算・論述・その他

繰り返し問われているテーマC言語・論理回路・Java・ナップサック問題・ANDゲート・実行結果・NANDゲート・回路設計・変数の値・整列アルゴリズム

実際に問われた内容

  • 1ビット比較器の真理値表から主加法標準形(標準積和形)を導出する。
  • 指定された論理ゲート(NOT×2、AND×2、NOR×1)を用いて(1)の回路を図示する。
  • 3変数の論理関数をカルノー図を用いて簡単化する。
  • 1ビット比較器の真理値表からZ0~Z2の主加法標準形(標準積和形)を示す。
  • (1)の回路をNOT2個・AND2個・NOR1個のゲートのみで図示する。

数学募集要項での科目

数学の分野出題形式:計算・論述

繰り返し問われているテーマ微分方程式・行列・対角化・一般解・変数分離・重心系・固有値・固有ベクトル・運動方程式・空気抵抗

実際に問われた内容

  • 与えられた3×3行列の固有値と固有ベクトルを求める。
  • 対角化を利用してA^nを求める。
  • dy/dx = sin²y/tanxの一般解を求める。
  • dy/dx + 2y/x = e^(2x)の一般解を求める。
  • dy/dx = sin^2 y / tan x を解く微分方程式の計算問題。

※掲載しているのは各学部の直近の募集要項の内容です(表内に年度を記載)。年度によって日程・科目・募集人員が変わることがあるため、出願前に必ず大学公式の募集要項でご確認ください。

自分が出願できるかを先に確かめる

編入試験は、学部ごとに「誰が出願できるか」が決まっています。ここを外すと対策そのものが無駄になるため、志望学部を決める前に確認してください。募集要項に記載されている出願資格を種類ごとに整理しました。

出願できる人対象の学部
高等専門学校卒業(見込み)掲載しているすべての学部
英語外部試験のスコア提出経済学部(3年次)/理工学部(3年次)
短期大学卒業(見込み)経済学部(3年次)
大学に2年以上在学経済学部(3年次)
学士(大学卒業)経済学部(3年次)
外国の学校の課程を修了経済学部(3年次)
社会人経済学部(3年次)

※修得単位数や在学期間などの細かい条件が付くことがあります。最終的な可否は大学公式の募集要項でご確認ください。

横浜国立大学の編入試験で課される科目

同じ大学でも、学部によって課される科目は違います。とくに英語は、出願時にTOEICなどのスコアを出せばよい学部と、試験当日に英語の筆記がある学部で対策がまったく変わります。自分の志望学部で何が必要になるかを先に確定させてから、参考書と学習計画を決めてください。

英語(当日の筆記試験)

課される学部:理工学部

専門分野の筆記試験

課される学部:経済学部/都市科学部/理工学部

数学

課される学部:経済学部/都市科学部/理工学部

論文・小論文

課される学部:経済学部

面接・口頭試問

課される学部:経済学部/都市科学部/理工学部

試験がいつ行われるか

出願は試験の1〜2か月前に締め切られます。逆算して、いつまでに何を仕上げるかを決めるための目安にしてください。

試験月学部
7月都市科学部/理工学部
11月経済学部

横浜国立大学の編入対策をどう進めるか

出願資格を確認して志望先を絞る

まず自分の学歴区分が各学部の出願資格に当てはまるかを確認します。経済学部は短大・高専・大学2年次在籍・学士・外国の学校出身者・TOEFL/TOEICスコア保持者・社会人まで対象が幅広く、当てはまる人は多いはずです。一方、都市科学部は高専出身者に限定されており、理工学部は高専出身者とTOEFL/TOEICスコア保持者が対象です。自分がどの学部に出願できるかをまず明確にしてから、次のステップに進んでください。

志望学部の科目を確定する

出願できる学部が絞れたら、その学部の試験科目を正確に把握します。経済学部は論文・小論文・数学・専門分野の筆記試験に加えて面接・口頭試問があります。都市科学部は2年次と3年次で科目が異なり、2年次は専門分野の筆記試験と面接・口頭試問、3年次はこれに数学が加わります。理工学部は英語(当日の筆記試験)・数学・専門分野の筆記試験に面接・口頭試問が課されるため、英語対策も欠かせません。

試験月から逆算して計画を立てる

試験月は学部によって異なります。経済学部は11月に試験が行われるため、夏から秋にかけて専門科目と小論文の対策を仕上げていく必要があります。都市科学部と理工学部は7月に試験が行われるため、経済学部を目指す場合よりも早い時期から専門科目・数学(該当する場合)の対策を進める必要があります。自分の志望学部の試験月に合わせて、逆算したスケジュールを組んでください。

学内で複数学部を併願する場合の考え方

都市科学部(2年次・3年次)と理工学部は同じ日に試験が行われるため、これらを同時に併願することはできません。一方、経済学部は試験月が異なるため、出願資格を満たしていれば都市科学部や理工学部と組み合わせて検討できる可能性があります。ただし出願資格が学部ごとに異なるため、実際に併願できるかどうかは自分の学歴区分と各学部の資格を照らし合わせて判断してください。併願を考える場合は、科目の重なりも踏まえて準備の優先順位を決めることが大切です。

横浜国立大学と同じ系統で編入できる大学を探す

編入試験は併願のしかたで結果が変わります。横浜国立大学が第一志望でも、同じ系統でどの大学が編入を実施しているかを一度見ておくと、試験日の重なりや科目の相性から現実的な併願先を組めます。

よくある質問

都市科学部は2年次と3年次どちらも受験できますか?

都市科学部には2年次募集(2名)と3年次募集(5名)の両方があります。2年次は専門分野の筆記試験・面接・口頭試問、3年次はこれに数学が加わります。どちらも出願資格は高専出身者に限られています。

理工学部の英語試験はどのような形式ですか?

理工学部の英語は、外部試験のスコアではなく当日の筆記試験として実施されます。数学・専門分野の筆記試験、面接・口頭試問と合わせて対策が必要です。

経済学部はどのような人が出願できますか?

経済学部は短大・高専出身者、大学2年次在籍者、学士取得者、外国の学校出身者、TOEFL/TOEICスコア保持者、社会人まで幅広く出願を受け付けています。学部の中では出願資格の対象が最も広い学部です。

都市科学部と理工学部を同時に受験できますか?

都市科学部(2年次・3年次)と理工学部の試験は同じ日に実施されるため、同時に受験することはできません。どちらか一方を選んで出願する必要があります。

経済学部と他の学部を併願することはできますか?

経済学部は都市科学部・理工学部とは試験月が異なるため、出願資格を満たしていれば併願を検討できる可能性があります。ただし学部ごとに出願資格が異なるため、自分が両方の資格に当てはまるか事前に確認してください。

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