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明治大学文学部の編入試験対策|出題傾向・倍率・合格ロードマップ

編入総研 編集部 / 更新日: 2026-08-05​​‌​​‌‌‌‌‌​​‌​​‌‌​‌‌​​‌‌​‌​​‌​‌​

結論:明治大学文学部の編入試験はこんな試験

明治大学文学部の編入試験には「編入学試験」(2年次編入・全14専攻対象)「学士入学試験」(学士の学位保有者限定・4専攻のみ)という性格の異なる2つの制度があります。編入学試験は外国語(英・独・仏・中から1か国語の学内筆記試験、TOEICなどの外部スコアは不要)・基礎学力論文・口頭試問の3科目で、しかも志望理由書などによる1次選考(書類選考)を通過しないと2次の筆記・口頭試問に進めない2段階選抜です。学士入学試験はドイツ文学・演劇学・文芸メディア・考古学の4専攻に限られ、外国語試験はなく基礎学力論文と口頭試問だけで選考されます。大学公表の2025年度結果では、編入学試験は志願者75名に対して合格者17名、学士入学試験は志願者4名に対して合格者2名でした。募集人員はどちらも若干名の狭き門ですが、出題は各専攻の基礎的な学問理解を問う内容が中心で、専攻分野の理解を深めれば独学スタートでも十分に戦えます。まずは自分がどちらの制度に該当するか、そしてどの専攻を志望するかを固めるところから対策を始めてください。この記事では、最新要項・オンライン編入学院の過去問分析・試験直後アンケートをもとに、対策の全体像を解説します。

出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。

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試験概要(最新要項データ)

2026年度2026年度の募集要項にもとづくデータです(出典: 明治大学文学部「2026年度 編入学試験要項・学士入学試験要項」)。この節は毎年の要項公表に合わせて更新されます(更新日: 2026-08-05)。

若干名募集人員(両制度共通)
2026/3/2試験日(両制度共通)
14専攻/4専攻編入学試験/学士入学試験
35,000円入学検定料
編入学試験(2年次編入・外部からの出願)
募集専攻全14専攻が対象。文学科(日本文学・英米文学・ドイツ文学・フランス文学・演劇学・文芸メディアの6専攻)、史学地理学科(日本史学・アジア史・西洋史学・考古学・地理学の5専攻)、心理社会学科(臨床心理学・現代社会学・哲学の3専攻)
募集学年2年次編入のみ。3年次編入は2026年度は募集を行っていません
出願期間2025年12月9日(火)〜12月15日(月)(郵便局の日付印有効・速達簡易書留で郵送)
選考の流れ1次選考(書類選考、志望理由書などを含む)→ 1次合格発表(2026年1月28日・郵送)→ 1次選考通過者のみ2次選考(外国語・基礎学力論文・口頭試問、2026年3月2日)→ 2次選考合格発表(2026年3月5日10:00)→ 入学手続締切(2026年3月11日)
試験科目(2次選考)外国語: 英語・ドイツ語・フランス語・中国語のいずれか1か国語(英米文学・ドイツ文学・フランス文学専攻の受験者はその専攻の言語)10:00〜11:00
基礎学力・論文 12:00〜13:00
口頭試問 15:00〜
出願資格(主なもの)大学(短大を除く)1年次修了(見込み)、短大卒業(見込み)、高専卒業(見込み)、高等学校専攻科(文部科学大臣が定める基準を満たす課程)の修了(見込み)などに加え、外国語2か国語をそれぞれ2単位以上含む30単位以上の修得(見込み含む)が必要。明治大学文学部の卒業(見込み)者は、卒業した専攻への出願はできません
出願できない区分専修学校の専門課程(いわゆる専門学校)および外国の大学からの出願は、募集を行っていません。高等専門学校・通信教育制からの出願は募集を行っています
学士入学試験(学士の学位保有者向け)
募集専攻文学科のドイツ文学専攻・演劇学専攻・文芸メディア専攻、史学地理学科の考古学専攻の4専攻のみ(日本文学・英米文学・フランス文学、史学地理学科の他専攻、心理社会学科の全専攻は対象外)
募集学年3年次相当(修業年限2年)
出願期間2026年1月8日(木)〜1月13日(火)(郵便局の日付印有効・速達簡易書留で郵送)
試験科目基礎学力・論文 12:00〜13:00
口頭試問 15:00〜(外国語の試験科目はなし。明治大学文学部の卒業者・卒業見込者は口頭試問のみ実施)
出願資格学士の学位を取得した、または取得見込みの者。本学部卒業(見込み)者は卒業した専攻への出願不可
合格発表・手続合格発表 2026年3月5日(木)10:00/入学手続締切 2026年3月11日(水)

出願資格・提出書類・専攻ごとの募集有無は年度により変わります。必ず明治大学が公表する最新の募集要項(大学公式サイトで「明治大学 文学部 編入学試験要項」と検索)で確認してください。本記事は学習計画づくりのための参考情報です。

科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。

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出願手続きの実務(チェックリスト)

明治大学文学部の編入学試験は出願期間が1週間程度と短く、しかも1次選考が書類選考であるため、出願書類の完成度がそのまま合否に直結します。要項データをもとに「いつまでに何を用意するか」を整理すると次のとおりです。

  • 半年前〜: 志望専攻を決め、その専攻の学問領域(例: 西洋史学なら学説史、地理学なら人文地理・自然地理の基礎理論)について代表的な入門書や研究者の著作を読み始める。学士入学試験では特に、志望理由書と口頭試問で「なぜその専攻・その研究テーマなのか」を掘り下げて聞かれます。
  • 3か月前〜: 在籍校での単位修得状況を確認する。編入学試験(2年次編入)では、外国語2か国語をそれぞれ2単位以上含む30単位以上の修得(見込み含む)が必要です。教務課などで不足がないか早めに確認してください。
  • 1か月前〜: 大学所定の書式(入学志願票=A票・検定料振込用紙=B票・志望理由書)のうち、志望理由書を仕上げる。編入学試験は1次選考(書類選考)で使われるため、単なる自己PRではなく、志望専攻の学問的な関心と根拠を具体的に書く必要があります。成績証明書・卒業(見込み)証明書など発行に時間がかかる書類の手配もこの時期に始めます。
  • 出願期間(編入学試験は12月9日〜15日、学士入学試験は1月8日〜13日): 入学検定料35,000円を振り込み、要項の指定どおりに郵送で提出する。出願後の専攻変更は認められません。

必要書類の正式なリストと様式は年度ごとに変わる可能性があります。必ず明治大学が公表する最新の募集要項で確認してください。

難易度・倍率(大学公表データ)

明治大学文学部の募集要項には「(参考)2025年度 編入学・学士入学試験結果」として、志願者数・合格者数が制度別に掲載されています。実際に受験した人数(受験者数)は公表されていないため、ここでは志願者数を合格者数で割った志願倍率(参考値)として示します(出典: 明治大学文学部「2026年度 編入学試験要項・学士入学試験要項」記載の参考データ)。

75名 → 17名編入学試験(志願者→合格者)
約4.4倍編入学試験の志願倍率(参考)
4名 → 2名学士入学試験(志願者→合格者)
2.0倍学士入学試験の志願倍率(参考)

この数字から読み取れるのは次の点です。

  • 編入学試験は志願75名に対して合格17名。これは専攻別ではなく文学部全体(学部単位)の公表値で、まとまった志願者が集まる制度であることが分かります。募集人員は「若干名」としか公表されておらず、専攻ごとの内訳も非公表です。募集する専攻や学年は年度により入れ替わるため、この数字から専攻別の難易度の差を読み取ることはできません。
  • 学士入学試験は志願4名に対して合格2名と母数自体が小さく、対象専攻も4つに限られる狭い制度です。学士の学位を持つ人向けという性質上、そもそも出願できる人が少ないことも影響していると考えられます。
  • 編入学試験は1次選考(書類選考)を経てから2次選考(筆記・口頭試問)に進む2段階選抜です。志願者75名のうち何名が1次を通過して2次を受験したかは公表されていないため、「志願倍率」は最終合格までの狭き門の大きさを示す目安として捉えてください。

公表データは要項に掲載された直近1年度分(2025年度)のみで、複数年の推移は確認できていません。年度により志願者数・合格者数は変動するため、必ず最新の募集要項で確認してください。

出題傾向(過去問分析)

明治大学文学部は14の専攻を持つ大きな学部で、基礎学力・論文の内容は志望する専攻によって大きく変わります。一方で外国語(英語など)は多くの専攻で共通の試験科目です。オンライン編入学院の過去問分析をもとに、まず全専攻共通の外国語の傾向、続いて専攻群ごとの基礎学力・論文の傾向を紹介します(著作権の観点から、過去問の設問そのものは記載していません)。

外国語(英語):語彙・文法・内容一致が中心

編入学試験の外国語は、英米文学・ドイツ文学・フランス文学専攻の受験者を除き、多くの受験生が英語を選択します。オンライン編入学院の過去問分析では、次のようなテーマが繰り返し出題されています。

語彙
26%
文法
24%
内容一致(長文読解)
14%
同義語選択
10%
空所補充
9%
副詞の用法
8%

設問形式は選択式が半数超で、語彙・文法の比重が高く、次いで長文の内容一致や同義語選択が出るという、標準的な大学入試英語に近い構成です。ただし英作文や英文和訳といった記述式の設問も一部含まれるため、選択問題だけの対策では不足します。奇をてらった出題形式ではないため、英単語・熟語帳と文法問題集を1冊ずつ仕上げ、そのうえで長文読解の問題集で内容一致問題に慣れておくのが対策の基本になります。英米文学・ドイツ文学・フランス文学専攻を志望する場合は、英語ではなく志望専攻の言語(独語・仏語)で受験するため、専攻言語の基礎文法と読解力を早めに固めておく必要があります。

史学地理学科:学問への向き合い方を問う出題

日本史学・アジア史・西洋史学・考古学・地理学の各専攻では、基礎学力・論文の内容が専攻ごとに大きく異なります。過去問分析からは、次のようなテーマが確認できています。

  • 日本史学専攻: 日本史を学ぶ動機や関心のある時代の選択、読んだことのある専門書の著者名・書名とその内容説明など、自分と学問との関わり方を言語化させる出題が見られました。教科書的な暗記だけでなく、専門書を実際に読んで語れる状態にしておくことが重要です。
  • アジア史専攻: 王安石と宋代思想、天人相関説をめぐる宋代儒教の傾向など、特定の時代・地域に踏み込んだ知識と論述を求める出題が確認できています。あわせて、興味のある時代・地域・テーマと読んだ文献を挙げて専攻で学びたいことを述べる設問も出ており、関心領域の絞り込みが不可欠です。
  • 西洋史学専攻: 西洋史学史(歴史学という学問そのものの発展)、古代の歴史家、ルネサンス人文主義、啓蒙主義といった学説史・思想史の理解を問う出題が確認できています。西洋史の英文史料を和訳させる設問も確認されており、通史の暗記に加えて「歴史学はどう発展してきたか」という視点の学習と、外国語文献を読む力の両方が有効です。
  • 考古学専攻: 学士入学試験でも募集がある専攻で、出願段階から研究対象(時代・地域・遺跡など)を明確にしておくことが志望理由書・口頭試問の両方で問われます。
  • 地理学専攻: チューネンモデルなどの農業立地論、理論と現実の乖離といった人文地理学の基礎理論に加えて、2011年東北地方太平洋沖地震のような自然地理・防災に関するテーマの出題も確認されています。理論と時事の両方に目を配る必要があります。

心理社会学科:方法論と臨床の視点

臨床心理学専攻・現代社会学専攻・哲学専攻を含む心理社会学科でも、専攻ごとに出題の切り口が異なります。

  • 現代社会学専攻(社会学): 現代社会や社会現象への問題意識、社会学的な視点や方法論、文献読解・資料調査といった「どう調べ、どう考えるか」を問う出題が中心です。特定の理論の暗記よりも、社会学という学問の考え方そのものへの理解が求められます。
  • 臨床心理学専攻: ひきこもりへの地域支援・家族支援など、臨床心理学の現場に近い時事的なテーマの出題が確認できています。教科書的な理論知識に加えて、現代的な心理支援の課題への関心を持っておくと対応しやすくなります。

文学科:専攻ごとの文学史・言語運用

日本文学・英米文学・ドイツ文学・フランス文学・演劇学・文芸メディアの6専攻を持つ文学科は、専攻によって求められる知識の言語・領域が大きく異なります。過去問分析では、文芸メディア専攻の基礎学力・論文で、漢字の読み、芥川龍之介・菊池寛といった近代日本文学の代表的な作家・作品や文学賞に関する知識、文脈読解を問う出題が確認できています。日本文学専攻・英米文学専攻など他の専攻についても、志望する言語・時代の代表的な作家と作品を体系的に押さえておくことが土台になります。

合格ロードマップ(時期別)

明治大学文学部の編入学試験・学士入学試験はいずれも試験日が3月上旬で、出願は前年の12月〜1月と早めです。要項データとオンライン編入学院の試験直後アンケートをもとに、逆算した対策の目安を示します。

  • 半年前〜:専攻を固め、研究テーマを言語化

    志望する専攻を決め、その学問領域の入門書・代表的な研究を読み始めます。試験直後アンケートに回答した2026年度受験者(アジア史専攻)は「何故明治なのか」という質問を口頭試問で受けたと振り返っており、大学・専攻選びの理由を自分の言葉で説明できるようにしておくことが早い段階から必要です。

  • 3〜4か月前〜:専攻分野のインプットと外国語

    編入学試験を受ける場合は外国語(多くは英語)の語彙・文法・長文読解を並行して固めます。同時に、志望専攻の基礎学力・論文で問われやすいテーマ(史学地理学科なら学説史や地理理論、心理社会学科なら方法論や臨床の時事テーマ、文学科なら作家・作品史など)を専攻ごとの過去の出題傾向に沿ってインプットします。地理学専攻を受けた2026年度受験者は「専門科目が去年よりも難化していると感じた」と振り返っており、出題形式は年度によって変わり得る前提で準備しておくと安心です。

  • 1〜2か月前〜:志望理由書と論述練習

    編入学試験は1次選考(書類選考)があるため、この時期に志望理由書を仕上げます。自分の研究したいテーマを絞り込み、根拠を持って説明できる状態にしておくことが重要です。2026年度受験者(日本史学専攻)は「自分のテーマを詰めることが大事だと感じた」と振り返っており、地理学専攻の受験者も「編入試験はある教授とその学問に対する愛が重要」と述べています。可能であれば、志望専攻の指導を希望する教授の研究内容も調べておくと、口頭試問での受け答えに深みが出ます。

  • 直前期(出願〜3月上旬): 出願と総復習

    編入学試験は12月9日〜15日、学士入学試験は1月8日〜13日が出願期間です。出願後は1次選考(編入学試験のみ)の結果を待ちつつ、外国語・基礎学力論文・口頭試問の総復習を続けます。アジア史専攻を受けた受験者は「選択外国語を重点的に」対策すべきとアドバイスしており、外国語の最終仕上げは直前期まで続ける価値があります。

試験当日のチェックリスト

試験直後アンケートから、当日の実務的な注意点をまとめます(時間割などは年度により変わる可能性があるため、受験票と要項の記載を優先してください)。

  • 時間割: 2次選考(編入学試験)は外国語10:00〜11:00、基礎学力・論文12:00〜13:00、口頭試問15:00〜という1日がかりの日程です。学士入学試験は基礎学力・論文12:00〜13:00、口頭試問15:00〜のみです。空き時間の過ごし方も含めて事前にイメージしておきましょう。
  • 口頭試問の雰囲気: 試験直後アンケートでは「教授2人、個別、10-15分、教授が優しい方々だったためふわふわした雰囲気」「面接官は2人、ラフな雰囲気」といった回答が複数あり、威圧的な形式ではなかったとの声が目立ちます。ただし「思った以上に面接の雰囲気が柔らかかったため逆にテンパった」という振り返りもあり、和やかな雰囲気でも油断せず自分のテーマを話せるようにしておくことが大切です。
  • 口頭試問の内容: 志望動機や、基礎学力・論文で書いた内容を深掘りされたとの報告があります。書いた論述の内容と、口頭で説明する内容に食い違いがないようにしておきましょう。

おすすめ参考書

オンライン編入学院の過去問分析で明治大学文学部の出題分野との対応が確認できた参考書から紹介します。史学地理学科(地理学専攻)と心理社会学科(現代社会学専攻・臨床心理学専攻)の対策に対応する本が中心です。日本文学・英米文学・独仏文学・演劇学・文芸メディアや日本史学・西洋史学・考古学の各専攻は、志望する時代・作家・言語に応じた専門書を個別に選ぶ必要があります。各カードをタップすると詳しいレビュー記事に移動できます。

掲載しているのは、過去問分析で明治大学文学部の出題分野への対応が確認できた参考書です。他専攻を志望する場合も、専攻分野の標準的な入門書・概説書を1冊軸に決め、頻出テーマ(前節参照)を自分の言葉で説明できるようにする学習が基本になります。

合格者の声

ここでは、2026年度に史学地理学科の編入学試験を受けたオンライン編入学院の試験直後アンケート回答者(3名)の声を紹介します。文学科演劇学専攻に合格した受講生の体験記事は、編入総研で別途公開しています(この節の末尾にリンクがあります)。

地理学専攻受験者(2026年3月2日実施回)

「専門科目が去年よりも難化していると感じた。また、指導を志望する教授との会話がとても楽しかった。」
「編入試験はある教授とその学問に対する愛が重要です。」

— 明治大学文学部史学地理学科地理学専攻 受験者の試験直後アンケートより

日本史学専攻受験者(2026年3月2日実施回)

「専門は過去問と全く同じ、英語は文学部の英語問題と同じような形式」
「自分のテーマを詰めることが大事だと感じた」

— 明治大学文学部史学地理学科日本史学専攻 受験者の試験直後アンケートより

アジア史専攻受験者(2026年3月2日実施回)

「口頭試問の時間が短い」
「選択外国語を重点的に」

— 明治大学文学部史学地理学科アジア史専攻 受験者の試験直後アンケートより

明治大学文学部文学科演劇学専攻に合格した受講生のインタビュー動画も公開しています。詳しくは記事末尾の関連動画をご覧ください。

併願戦略

明治大学文学部の編入学試験は志願倍率(参考値)が約4.4倍、募集人員も若干名の狭い選抜です。同じMARCHグループの文学部・人文系学部は、基礎学力・論文や口頭試問という選考方法が似ている大学が多く、対策の重なりが生まれやすい併願候補になります。法政大学文学部立教大学文学部は同じ関東圏のMARCH文学部として比較検討されることが多く、学士入学試験の受験を考えている場合は中央大学文学部の学士編入試験も選択肢に入ります。また明治大学は文学部以外の学部でも編入学試験を実施しており、青山学院大学の編入試験とあわせて検討している受験生もいます。ただし外国語試験の有無・出願資格・募集専攻は大学ごとに異なるため、併願先の要項は夏までに確認しておくことをおすすめします。

よくある質問

明治大学文学部の編入試験には何種類ありますか?

2種類あります。1つは短大・高専・大学在学者などを対象にした「編入学試験」(2年次編入、文学科・史学地理学科・心理社会学科の全14専攻が対象)。もう1つは学士の学位を持つ人が対象の「学士入学試験」(ドイツ文学専攻・演劇学専攻・文芸メディア専攻・考古学専攻の4専攻限定)です。出願資格も試験科目も異なるため、自分がどちらに該当するかを最初に確認してください。

明治大学文学部の編入試験の倍率はどのくらいですか?

2026年度要項に掲載された2025年度の結果(大学公表)では、編入学試験は志願者75名・合格者17名、学士入学試験は志願者4名・合格者2名でした。志願者数を合格者数で割ると編入学試験は約4.4倍、学士入学試験は2.0倍です。ただし実際に受験した人数(受験者数)は公表されていないため、これは志願者数にもとづく参考値であり、受験者数÷合格者数で計算する実質倍率ではありません。

3年次編入はできますか?

2026年度の編入学試験では3年次編入の募集は行われていません(2年次編入のみ)。3年次相当の学年に入りたい場合は、学士の学位を持つ人向けの学士入学試験(ドイツ文学専攻・演劇学専攻・文芸メディア専攻・考古学専攻の4専攻限定、修業年限2年)を検討することになります。募集学年は年度により変わる可能性があるため、必ず最新の募集要項で確認してください。

TOEICなど英語の外部試験は必要ですか?

必要ありません。編入学試験の外国語は、TOEICなどの外部試験スコアではなく、英語・ドイツ語・フランス語・中国語のいずれか1か国語を選ぶ学内の筆記試験です(英米文学・ドイツ文学・フランス文学専攻の受験者は、その専攻の言語で受験します)。学士入学試験には外国語の試験科目自体がありません。

明治大学文学部の編入試験に面接はありますか?

はい、編入学試験・学士入学試験のどちらにも口頭試問(面接形式の試験)があります。オンライン編入学院の試験直後アンケートでも、教授2人程度による10〜15分の個別形式だったとの回答が複数寄せられています。なお学士入学試験では、明治大学文学部の卒業者・卒業見込者は口頭試問のみが実施されます。

明治大学文学部の編入試験の出願資格は?

編入学試験(2年次編入)は、大学1年次修了見込みや短期大学・高等専門学校の卒業見込みなどに加え、外国語2か国語をそれぞれ2単位以上含む30単位以上の修得(見込み含む)が必要です。学士入学試験は、学士の学位を取得した、または取得見込みであることが条件です(本学部卒業者は卒業した専攻への出願不可)。詳細は必ず大学公式の最新の募集要項で確認してください。

編入学試験は1回の試験だけで合否が決まりますか?

いいえ。編入学試験(2年次編入)は2段階選抜です。まず志望理由書などの出願書類による1次選考(書類選考)があり、通過者だけが外国語・基礎学力論文・口頭試問で構成される2次選考に進みます。書類選考の通過者数は公表されていませんが、志望理由書の完成度が最初の関門になる点は対策上重要です。学士入学試験は書類選考の段階はなく、基礎学力・論文と口頭試問で選考されます。

対策はいつから始めるべきですか?

編入学試験は出願が例年12月上旬〜中旬、学士入学試験は1月上旬〜中旬で、どちらも試験日は3月上旬です。1次選考(書類選考)がある編入学試験では志望理由書の完成度も評価されるため、遅くとも半年前には志望専攻の研究内容を調べ始め、3か月前からは専攻分野の基礎知識のインプットと外国語(英語など)の対策を並行させるのが目安です。

明治大学文学部と併願しやすい大学はどこですか?

同じMARCHグループの文学部・人文系学部は、基礎学力・論文や口頭試問といった選考方法が似ている大学が多く、対策の重なりが生まれやすい併願候補です。法政大学文学部・立教大学文学部・中央大学文学部(学士編入)などが代表例です。ただし外国語試験の有無や出願資格は大学ごとに異なるため、併願先の要項は早めに確認してください。

まとめ

明治大学文学部の編入試験は、「編入学試験」(2年次編入・全14専攻・外国語必須・2段階選抜)「学士入学試験」(学士保有者限定・4専攻・外国語なし)という2つの異なる制度から成り立っています。募集人員は若干名の少数選抜で、2025年度の志願倍率(参考値)は編入学試験が約4.4倍、学士入学試験が2.0倍でした。出題は各専攻の基礎的な学問理解と、自分の研究テーマを言語化する力を問う内容が中心で、専攻ごとの過去問分析が示すとおり、暗記に偏らない学習が有効です。まずは自分がどちらの制度に該当するか、そしてどの専攻で何を研究したいのかを固めるところから、今日はじめてください。

あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。

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この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)

本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、出題傾向はオンライン編入学院の過去問分析に、合格者の声はオンライン編入学院に寄せられた合格体験談・試験直後アンケートにもとづいています。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ

最終更新: 2026年8月5日

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