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立正大学データサイエンス学部

立正大学データサイエンス学部の編入試験対策|2年次・3年次の科目と日程

立正大学データサイエンス学部の編入学選抜は、2年次編入と3年次編入の両方が実施される、立正大学のなかでも受け入れ間口の広い部類に入る試験です。選考は書類審査・課題(小論文)・英語・面接の4つで構成されますが、課題(小論文)は試験当日ではなく出願書類として事前に提出し、しかも出題内容が募集要項にあらかじめ掲載されています。さらに英語は、外国語科目(英語)を4単位以上修得済みであれば免除されます。つまり条件によっては、試験当日に受けるのは面接だけということも起こり得る構造です。一方で、出願前に学部事務室への事前連絡と面談が必須とされている点は、知らないと出願そのものができない重要な条件です。この記事では、2027年度(2027年4月入学)の募集要項と大学が公表する入試結果データ・過去問題をもとに、日程・選考方法・実績・対策の進め方を整理します。

出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。

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試験概要(2027年度・最新要項)

2027年度(2027年4月入学)

若干名募集人員
2027年3月4日試験日
2027年2月6日〜2月16日出願期間
実施年次2年次編入・3年次編入(どちらも実施。募集人員はいずれも若干名)
学科データサイエンス学科(1学科のみ)
試験区分編入学選抜入学試験[3月試験]。11月試験の対象は経済学部・仏教学部・地球環境科学部の3学部のみで、データサイエンス学部は3月試験の1回のみ
出願期間2027年2月6日(土)2月16日(火)17時00分(WEB出願。郵送書類は締切日消印有効)
試験日2027年3月4日(木)/会場は熊谷キャンパス
合格発表2027年3月10日(水) 14時00分に受験ポータルサイト「UCARO」へ掲載(学内掲示なし)
入学手続締切2027年3月16日(火)(郵送書類は消印有効)
選考方法書類審査/課題(小論文)/英語/面接(2年次・3年次で同じ構成
当日の時間割入構 13時00分〜14時10分 / 1時限 英語(60分)14時30分〜15時30分 / 2時限 面接 15時30分〜。英語免除者の入構時間は受験票に記載
入学検定料35,000円(別途支払手数料。返還不可)
出願前の必須手続データサイエンス学部事務室への事前連絡と面談(募集要項の「編入学選抜入学試験志願者への注意事項」に明記)

この表は、2026年8月6日に公表された立正大学2027年度入学試験要項(特別選抜/社会人対象選抜・海外帰国生徒対象選抜・編入学選抜)にもとづきます(更新日: 2026-08-06)。日程・選考方法・出願資格は毎年変わる可能性があるため、出願前に必ず大学公表の最新の募集要項を確認してください。

科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。

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2年次編入と3年次編入、どちらを選ぶか

立正大学の編入学選抜は、学部・学科によって募集する年次がばらばらです。心理学部・法学部・経営学部・経済学部は2年次のみの募集で、3年次は募集していません。これに対してデータサイエンス学部は、2年次・3年次の両方を募集しています。この点は、志望校選びの段階で必ず押さえておくべき違いです。

出願資格の違い

出願資格は全学部共通で定められており、3年次編入は次の①〜⑦のいずれか、2年次編入はこれに⑧を加えたいずれかに該当する必要があります。

区分内容2年次3年次
大学卒業者(2027年3月卒業見込み者を含む)
大学第2学年修了者(2027年3月修了見込み者を含む)
短期大学または高等専門学校卒業者(卒業見込み者を含む)
旧制高等学校高等科、旧制専門学校卒業者
外国の大学第2学年修了者または短期大学卒業者(見込み者を含む)
大学の通信課程第2学年修了者(修了見込み者を含む)
修業年限2年以上・総授業時数1700時間以上の専修学校専門課程修了者(見込み者を含む。学校教育法第90条に規定する大学入学資格を有する者に限る)
大学第1学年修了者(2027年3月修了見込み者を含む)

⑦で出願する場合は、専修学校が発行する「修業年限2年以上・総授業時数1700時間以上」を証明する証明書、または「専門士」と称することができる旨が明記された卒業(見込)証明書の提出が必要です。また、短期大学第1学年修了者(修了見込み者を含む)は2年次編入学選抜入学試験を受験できません。高等学校専攻科修了者は立正大学入試センター品川入試課への問い合わせが必要です。

選ぶときの考え方

大学2年生や短大2年生であれば、①〜③に該当するため3年次で出願するのが基本になります。判断が分かれるのは、大学1年を修了した段階の人と、修得単位が少ない人です。募集要項には、3年次編入でも認定単位によっては卒業まで3年以上、2年次編入では4年以上かかる場合があると明記されています。3年次に入れたとしても、単位が足りなければ在学年数は延びるということです。

データサイエンス学部のカリキュラムは、初年次に一般教養・外国語・専門基礎科目群を学び、2年次から「データサイエンスの基礎・発展科目群」と「価値創造基礎・発展科目群」が始まる構成です。3年次からはゼミナール(研究室での専門指導)に所属し、卒業研究・卒業論文へ進みます。つまり2年次編入なら専門科目の積み上げを最初から追えるのに対し、3年次編入は入学と同時にゼミが始まります。学びたい内容と、卒業までにかけられる年数の両方から年次を決めるのが現実的です。判断材料は出願前の面談で直接得られるので、そこで確認するのが確実です。

募集実績から見る難易度の考え方

立正大学は入試情報サイトの「入試結果データ」で、特別選抜の学部・学科別の志願者数・合格者数を公表しています。編入学選抜も11月試験・3月試験、2年次・3年次に分けて掲載されており、データサイエンス学部の分は次のとおりです。

年度2年次志願者2年次合格者3年次志願者3年次合格者
2024年度00
2025年度010
2026年度00

出典: 立正大学「入試結果データ」の特別選抜(社会人/海外帰国生徒/専門高校(学科)・総合学科生徒/外国人留学生/編入学)。年度は入学年度です。この表には受験者数の列がなく、志願者数と合格者数の2列しかありません。「-」は志願者がいないため合格者の記載がないことを示します。11月試験はデータサイエンス学部では実施されていないため、掲載されている数値はすべて3月試験のものです。

倍率という指標が成り立たない

3年度分を並べても、志願者は3年間で延べ1名です。この規模では、志願者数を合格者数で割った倍率を計算しても意味のある数字になりません。合格者が0名の年もあるため、そもそも割り算が成立しない年度もあります。この記事であえて倍率を示していないのは、公表データがないからではなく、計算しても難易度の指標にならないからです。

ここから読み取るべきことは2つあります。1つは、倍率が低いから入りやすい試験だとは考えないことです。募集人員は若干名で、選抜は書類・課題・英語・面接の総合評価です。志願者が少ないということは、合否のラインを他の受験生との比較ではなく、大学が求める水準を満たしているかどうかで決めているという意味に近くなります。2025年度に志願者1名に対して合格者が0名だったという結果は、その表れとみるのが自然です。

もう1つは、この学部が編入学以外のルートでは活発に受け入れをしていることです。同じ表の外国人留学生対象選抜では、2026年度にデータサイエンス学部へ8名が志願し6名が合格しています。入試結果データの注記でも、特別選抜の募集は原則として若干名としつつ、データサイエンス学科のみ外国人留学生対象選抜(11月)の募集定員が5名と明記されています。編入学の枠が使われていないだけで、学部が新入生を受け入れていないわけではありません。

実績が3年度分しかない理由

データサイエンス学部は、令和3年(2021年)4月に熊谷キャンパスに開設された新しい学部です。学部が完成年度を迎えるまでは上位学年が存在しないため、編入学の受け入れが始まるのは開設から数年後になります。大学の入試結果データで編入学選抜の数値をさかのぼれるのも2024年度入試までで、それ以前の年度は掲載自体がありません。データが少ないのは大学が公表していないからではなく、まだ実施回数そのものが少ないからだと理解しておくと、数値の受け止め方を誤りません。

選考の全体像|当日に受けるのは英語と面接だけ

データサイエンス学部の選考は、書類審査・課題(小論文)・英語・面接の4つです。ただしこの4つは、行う時期が同じではありません。ここを取り違えると準備の順番を間違えます。

  • 出願時に提出するもの: 卒業(修了)証明書等、成績証明書、そして課題用紙(様式C)に手書きした小論文。英語免除を希望する場合は様式E(出願資格確認書兼英語試験免除申請書)と証明書類も同時に提出します。
  • 試験当日に受けるもの: 英語(60分)と面接。英語が免除される人は面接のみです。

心理学部・経営学部・経済学部・文学部・仏教学部は試験当日に小論文または専門科目を60分で書きますが、法学部・データサイエンス学部・地球環境科学部・社会福祉学部は事前提出の課題方式です。当日に文章を書く時間がない代わりに、出願までに完成させておかなければならない、という違いになります。

2027年度から数学の試験がなくなった

選考科目については、直近で変更があります。2026年度入学試験では、データサイエンス学部の編入学選抜に「個別学力検査(数学)」が課されていました。しかし大学が公開している過去問題の注記に、2027年度入学試験では個別学力検査(数学)を実施しないため問題の公開はないと明記されています。2027年度募集要項の選考方法にも数学の記載はなく、当日の時間割も英語と面接だけです。

これは対策の方針を大きく左右します。大学の過去問題ページには年度別の資料が並んでいるため、すでに実施されなくなった科目に時間を割いてしまう危険があるからです。なお2025年度入学試験でもデータサイエンス学部の選考は課題提出(小論文)と英語のみで、数学は課されていません。数学の筆記があったのは2026年度だけということになります。試験科目は毎年の要項で確認し、古い年度の構成をそのまま前提にしないでください。

課題(小論文)の対策

データサイエンス学部の課題(小論文)は、この試験でもっとも準備の効果が出る部分です。理由は3つあります。

  • 出題内容が事前に公表されている: 課題のテーマは募集要項の「選考方法」のページに掲載されています。当日その場で初めて題を見る形式ではありません。
  • 出願までの時間をすべて使える: 提出物なので、書いて寝かせて読み返し、書き直すという作業が何度でもできます。
  • 2年次と3年次で共通: 大学が公開している2026年度の課題は「2年次・3年次共通」と明記されており、志望年次によって課題が変わりません。

問われているのは「何を、どう使い、何を生むか」

著作権の観点から、過去問の設問そのものは記載していませんが、方向性は要項から読み取れます。2026年度・2027年度に共通して示されているのは、データの利活用によって価値を生み出すという文脈のもとで、自分がどのようなデータを、どのように活用して、どのような価値創造を行いたいかを800字以内で述べるという課題です。統計手法の知識量や、データサイエンスの一般論を要約する力を試す出題ではありません。自分の関心と、学部で学ぶ内容と、その先の目的が一本の線でつながっているかが問われています。

学部側が掲げている4つの応用分野はビジネス・社会・観光・スポーツです。金融やマーケティングのほか、観光、スポーツ、官公庁の業務、天気予報、地域開発といった領域でデータサイエンスが使われていることが学部紹介でも明示されています。自分の経験や関心をこのいずれかに接続できると、学部の教育内容と噛み合った答案になります。

800字で押さえる構成

  • ①どのようなデータか(具体名で)

    「ビッグデータ」「顧客データ」といった総称で止めず、どの領域の、どんな粒度のデータなのかまで書きます。ここが具体的なほど、後半の説得力が変わります。

  • ②どのように利活用するか

    分析して終わりではなく、その結果を誰がどう使うのかまで書きます。手法名を並べる必要はありません。

  • ③どのような価値創造につながるか

    課題文が繰り返し求めているのはこの部分です。誰の何が良くなるのかを、具体的な相手を想定して書きます。

  • ④自分がそう考えるに至った経験

    面接で必ず掘り下げられる部分です。前籍校での学び、アルバイト、部活動、地域活動など、実際にあった出来事に紐づけます。

提出時は、課題用紙(本学所定用紙)の「論題」欄に、小論文のテーマを簡潔に記入することが求められます。本文を書き上げたあとで、自分の答案を一言で言い表す見出しを付ける作業だと考えてください。用紙は大学入試情報サイトの「特別選抜」ページからダウンロードします。黒のボールペンで手書き(消せるボールペンは使用不可)と指定されているため、清書には想像以上に時間がかかります。記入欄が不足する場合は必要分をコピーして使用します。出願直前に書き始めるのではなく、締切の2〜3週間前には内容を確定させておきましょう。

英語の対策

データサイエンス学部の英語は60分の筆記試験です。この科目には、対策上とても有利な特徴があります。

全学部共通問題であり、一般選抜と同じ問題

大学が公開している編入学選抜の過去問題には、「筆記試験(英語)は全学部共通問題です」と明記されています。さらに2025年度の過去問題には、編入学選抜の英語の問題と解答は、同年度の全学部一般選抜(3月試験)の英語を確認するようにという案内が付されています。つまり編入学選抜の英語は、同じ日に行われる一般選抜の英語と同一の問題です。

これが意味するところは明快です。立正大学は一般選抜の英語について、日程別に問題と解答をあわせて公開しています。編入専用の教材が手に入りにくくても、実際に出題される形式そのままの演習素材を、解答付きで手に入れられるということです。大学の入試情報サイトの「過去問題」ページから、全学部一般選抜の英語(とくに3月試験の回)を取得して解くのが、もっとも効率の良い対策になります。

出題形式

大学が公開している2026年度の編入学選抜の英語は、全問マークシート方式で7つの大問、解答番号は1〜46という構成でした。内訳は次のとおりです。

大問形式設問数
〔1〕文中で適切でない語(句)を選ぶ(誤り指摘)10問
〔2〕空所に入る最も適切な語(句)を選ぶ5問
〔3〕空所に入る最も適切な語(句)を選ぶ(派生語・品詞の識別を含む)5問
〔4〕長文読解(英文記事の内容一致)5問
〔5〕長文読解(英文記事の内容一致)4問
〔6〕日本文の意味として最も適切な英文を選ぶ5問
〔7〕会話文の空所補充(場面別の会話が複数)12問

形式の骨格は年度をまたいで安定しており、誤り指摘10問と空所補充10問は毎年同じ配置です。一方で、近年は長文読解が1題から2題へ、会話文の設問数も増える方向にあり、総設問数は40問前後から46問へと増えています。60分でこの分量を処理するため、1問あたりにかけられる時間は1分強しかありません。

優先順位のつけ方

  • 最優先: 高校英文法の基本項目

    誤り指摘と空所補充で20問、日本文に合う英文を選ぶ問題で5問、合わせて全体の半分以上が文法・語法の知識で解ける設問です。時制、比較級・最上級、可算/不可算、冠詞、前置詞、主述の一致、分詞、不定詞、受動態、句動詞といった標準的な項目が繰り返し問われます。難問奇問ではないので、基本を落とさないことが得点に直結します。

  • 次点: 会話文

    設問数が最大のブロックです。駅や車内、ジム、公園といった日常場面での自然なやり取りを問う形式で、難解な語彙は多くありません。会話特有の定型表現(依頼・提案・許可・断り)に慣れておくと安定します。

  • 三番目: 長文読解

    健康、生活習慣、テクノロジーといった一般向け記事が題材です。専門論文ではないので、段落ごとに何が述べられているかを追えれば解けます。設問は本文の記述と選択肢を突き合わせる内容一致型が中心です。

英語が免除される条件

大学・短期大学・専修学校において外国語科目(英語)を4単位以上すでに修得している場合、3月試験の英語が免除されます。免除を希望する場合は、大学所定の様式E(出願資格確認書兼英語試験免除申請書)を出願時に提出します。免除された人の入構時間は受験票に記載されるため、当日は面接のみを受けることになります。

免除を希望しないという選択もできます。前籍校の成績証明書で英語の修得単位を確認したうえで、免除を使うか、英語を受けて評価材料を増やすかを判断してください。判断に迷う場合も、出願前の学部事務室との面談で相談できます。なお同じ免除制度は地球環境科学部にもありますが、文学部は「大学・短期大学卒業者(卒業見込み者を除く)」が対象、仏教学部は英語4単位以上と条件が異なります。他学部の記事や情報をそのまま当てはめないよう注意してください。

面接と提出書類の対策

面接は15時30分から実施されます。英語を受験する人にとっては筆記の直後、免除された人にとっては当日唯一の選考です。

データサイエンス学部の面接では、事前提出した課題(小論文)が共通の話題になります。書いた本人が、その内容を口頭でも一貫して説明できるかどうかが見られていると考えるのが自然です。準備としては、提出した課題のコピーを手元に残し、次の観点で自問しておくことが有効です。

  • なぜそのデータ・その分野を選んだのか。ほかの選択肢ではだめな理由は何か
  • その価値創造は、誰のどんな困りごとを解決するのか
  • 前籍校でどんな科目を学び、そのうち何がこの関心につながっているのか
  • 立正大学データサイエンス学部でなければならない理由は何か(学部が掲げるビジネス・社会・観光・スポーツの4分野との接続)
  • 編入後にどの科目・どのゼミで学びたいか。卒業後にどう活かすか

立正大学が募集要項に示している編入学選抜の基本的な考え方では、編入学年次からの教育を受けるのに必要な基礎的学力に加え、卒業認定・学位授与の方針に定める能力・資質を編入学年次に応じて一定程度身につけているかを基準に、書類・小論文・面接で総合評価するとされています。「3年次に編入するなら、3年次の授業についていける状態か」が見られているということです。数学や統計、プログラミングの筆記試験はありませんが、これらの基礎について自分がどこまで学んできて、足りない部分をどう埋めるつもりかを説明できるようにしておくと、この基準に正面から応えられます。

成績証明書は単位数と評価が必要

編入学選抜で提出する成績証明書は、修得単位数とその評価が明記されているものと指定されています。単に履修した科目名が並んでいるだけの書類では要件を満たしません。また、2年次編入を志望する場合で成績証明書の提出が不可能なときは履修証明書を提出します。大学1〜3年次に在学中の場合は在学証明書も必要です。出願書類に不備がある場合は受け付けないと明記されているため、発行に時間がかかる証明書は早めに手配してください。

出願までの手順とチェックリスト

データサイエンス学部の出願には、他学部にはない前段の手続きがあります。順番どおりに進めてください。

  • ①学部事務室へ事前連絡し、面談を受ける

    募集要項に「必ずデータサイエンス学部事務室(TEL 048-539-1426)に事前連絡し、面談を受けてから出願してください」と明記されています。単位認定の状況によって卒業までの年数が変わるためです。これを飛ばして出願する前提で準備を進めないでください。出願期間は2月上旬からと短いので、年内から年明けにかけて連絡するのが安全です。

  • ②課題(小論文)を書き上げる

    出題内容は要項の「選考方法」に掲載されています。様式Cの課題用紙をダウンロードし、黒のボールペンで手書きします。清書に時間がかかるため、締切の2〜3週間前には内容を確定させておきましょう。

  • ③証明書類を手配する

    卒業(修了)証明書または卒業(修了)見込証明書、修得単位数と評価が明記された成績証明書、在学中の場合は在学証明書。専修学校専門課程の修了(見込)者は、修業年限と総授業時数を証明する書類か「専門士」と明記された卒業(見込)証明書が必要です。発行に2〜4週間かかることを見込んで依頼します。

  • ④英語免除を使うか決める

    外国語科目(英語)を4単位以上修得済みであれば申請できます。使う場合は様式Eと単位修得を証明する書類を出願書類に加えます。3月試験では、免除を希望する人だけが提出します。

  • ⑤配慮の申請は2027年1月5日まで

    病気・負傷・障害等で受験上および修学上の配慮を希望する場合、3月試験の申請期限は出願期間の開始よりも早い2027年1月5日(火)です。ここも見落としやすいポイントです。

  • ⑥WEB出願と書類の郵送

    受付は2027年2月6日(土)から2月16日(火)17時00分まで。顔写真データ(JPEG・推奨640×480ピクセル・出願前3か月以内に撮影)が必要です。書類は市販の角2封筒に入れ、出願登録完了ページから印刷した宛名ラベルを貼って郵送します。検定料を支払ったあとは学部・学科等の志望内容を変更できません。

  • ⑦受験票を取得して印刷する

    取得開始は2027年2月26日(金)11時から。UCAROから取得し、各自でA4のコピー用紙に印刷して持参します。スマートフォンの画面提示では受験できません。受験票への書き込みは一切禁止です。

  • ⑧試験当日(2027年3月4日)

    会場は熊谷キャンパス。入構は13時00分〜14時10分で、試験開始後20分以内の遅刻までは受験が認められます。試験室に時計は設置されていません。持ち込めるのはHBの黒鉛筆・黒芯のシャープペンシル・プラスチック製消しゴム・鉛筆削り・条件を満たす時計・眼鏡・無地のハンカチ・目薬・ティッシュなど。定規、電卓、電子辞書、携帯電話、スマートウォッチ等のウェアラブル端末は使用できません。

併願設計で注意すること

立正大学内の併願は実質できない

編入学選抜の3月試験は、全学部が2027年3月4日の同一日に実施されます。会場は品川キャンパス(心理・法・経営・経済・文・仏教)と熊谷キャンパス(データサイエンス・地球環境科学・社会福祉)に分かれますが、同じ日である以上、学部をまたいだ併願はできません。データサイエンス学部と地球環境科学部の両方を受けるといった組み合わせも不可能です。立正大学のなかで受けられるのは1つという前提で志望を決めてください。

合格したら入学手続の延期ができない

これは併願設計に直結する重要な条件です。募集要項の入学手続の項に、社会人対象選抜・海外帰国生徒対象選抜の合格者には入学手続の延期制度がある一方で、編入学選抜入学試験で合格した場合は入学手続の延期をすることができないと明記されています。入学手続締切は2027年3月16日です。この日までに学費等の振込を含む手続を完了させる必要があります。

3月上旬という時期は、他大学の編入試験の多くがすでに終わっている一方で、3月下旬に試験や発表がある大学も残っています。立正大学に合格した場合、後の日程の結果を待って判断するという選択肢は取れません。他大学の日程を並べたうえで、立正大学に合格したら進学するのか、それとも第一志望の結果を優先するのかを、出願の段階で決めておく必要があります。

3月試験という時期の意味

編入学選抜の多くは秋から冬にかけて行われます。データサイエンス学部の3月4日という試験日は、その意味で年度内の最後に近い機会です。秋の試験で思うような結果が出なかった場合の受け皿になり得る一方、出願が2月6日開始のため、証明書の手配や課題の作成をその時期から始めても間に合わないことがあります。秋の試験と並行して準備しておくのが現実的です。

指定校制推薦型という別区分もある

立正大学には、一般の編入学選抜とは別に「編入学選抜入学試験(指定校制推薦型)」という区分があります。こちらは要項の閲覧にパスワードが必要で、指定を受けた学校を通じて案内される仕組みです。在籍校が対象になっているかどうかは、所属する学校の進路担当部署に確認してください。自分が対象なら、一般の編入学選抜とは別の準備が必要になります。

入学後に何が待っているか

合格者には数学の入学前学習が課される

見落とされがちですが、対策の方向を決めるうえで重要な情報です。募集要項の「入学前学習」の項に、データサイエンス学部は編入学選抜入学試験の合格者に対しても、基礎学力の確認と向上を目的とした数学の入学前学習を課しており、必ず受けるようにと明記されています。

2027年度の入試では数学の筆記試験が実施されません。しかし数学が不要になったわけではなく、入試ではなく入学前に確認する形に変わったと読むのが自然です。合格後すぐに数学の学習が始まることを前提に、試験対策と並行して、微分積分や統計の基礎を少しずつ触っておくと、入学後の負担がまったく違ってきます。なお学部では、数学が苦手な学生を対象に、必要な学力や知識を補うための補習授業を授業時間外で実施していると案内されています。

単位認定と在学年数

単位認定は入学後に行われます。募集要項には、2年次編入は卒業まで4年以上、3年次編入は3年以上を要する場合があると明記されています。認定される単位が少なければ、その分だけ在学期間も学費も増えるということです。出願前の面談は、この見通しを事前に得られる唯一の機会でもあります。前籍校で修得した科目名と単位数を一覧にして持参し、具体的に相談してください。

取得できる資格

データサイエンス学部では、教職課程を履修して単位を修得することで高等学校教諭一種免許状(情報)を取得できるほか、認定資格であるGIS学術士社会調査士の取得も可能とされています。また、情報処理技術者試験、ITパスポート試験、統計検定などの資格取得については、特別講座の開設やeラーニングシステムの導入といった支援が行われています。ただし編入学生の場合、資格課程に必要な科目を残りの在学期間で修得しきれるかどうかは単位認定の状況次第です。資格取得を目的に編入するのであれば、この点も出願前の面談で必ず確認してください。

学ぶ場所は熊谷キャンパス

データサイエンス学部の履修キャンパスは熊谷キャンパス(〒360-0194 埼玉県熊谷市万吉1700)です。立正大学は品川キャンパスと熊谷キャンパスの2拠点制で、心理・法・経営・経済・文・仏教の6学部が品川、データサイエンス・地球環境科学・社会福祉の3学部が熊谷に置かれています。大学の所在地を東京都と認識したまま出願すると、通学の前提が崩れます。試験会場も熊谷キャンパスなので、当日の交通手段を含めて事前に確認しておきましょう。学生寮(ユニデンス)についても大学ホームページで案内されています。

学費の目安

募集要項に掲載されている学費は2026年度実績で、2027年度分は未定とされています。金額の水準を把握する参考として掲載します。

項目2年次編入3年次編入
入学金252,000円252,000円
授業料814,000円814,000円
施設設備資金267,000円267,000円
教育充実費45,000円45,000円
実験実習料195,000円195,000円
学生健康保険互助会費10,500円8,000円
校友会費18,000円18,000円
編入年次の合計1,601,500円1,599,000円

出典: 2027年度入学試験要項の学費等の表(2026年度実績・2027年度は未定)。学費は半期ごとの納入で、初年次は第1期分に加えて入学金・学生健康保険互助会費が必要になります。データサイエンス学部は実験実習料195,000円が毎年かかる点が、品川キャンパスの文系学部との大きな違いです。2年次編入で入学した場合の3年次以降、3年次編入で入学した場合の4年次の学費は、編入する学年の学費に準じます。学則改正により変更される場合があるため、最新の要項で確認してください。

おすすめ参考書

データサイエンス学部の筆記試験は英語だけです。そこで、オンライン編入学院の参考書データベースで立正大学の編入学選抜の英語(全学部共通問題)の出題内容との対応が確認できている本を紹介します。誤り指摘・空所補充・和文に合う英文の選択という出題の中心が高校英文法の標準項目であることを踏まえ、基礎から積み上げられる構成の本を選びました。カードをタップするとレビュー記事に移動できます。

使い方の目安としては、文法に不安がある場合は超基礎レベルの1〜2冊で全体像をつかんでから、問題演習中心の一冊で定着させる流れが取り組みやすくなります。仕上げには、大学が公開している全学部一般選抜の英語(解答付き)を時間を計って解き、60分で46問前後を処理する感覚をつかんでください。

よくある質問

立正大学データサイエンス学部の編入は2年次と3年次のどちらですか?

2027年度入学試験では、2年次編入と3年次編入の両方が実施されます。募集定員はいずれも若干名です。同じ学部でも心理学部・法学部・経営学部・経済学部は2年次のみの募集で、2年次と3年次の両方を募集しているのはデータサイエンス学部・文学部・仏教学部・地球環境科学部地理学科などに限られます。志望する年次は出願時に選ぶことになるため、募集要項の「実施学部・学科(コース)および試験区分・募集定員」の表で必ず確認してください。

立正大学データサイエンス学部の編入試験の倍率は?

立正大学は入試結果データを公表しており、データサイエンス学部の編入学選抜は2024年度・2025年度・2026年度の3年度分が確認できます。ただし志願者が0名または1名の年度が続いており、2025年度の3年次編入で志願者1名・合格者0名だったほかは志願者がいません。母数が小さすぎるため倍率という指標は算出できません。倍率が低いから入りやすい試験だとは考えず、選考基準を満たすかどうかで判断するのが現実的です。

小論文は試験当日に書くのですか?

いいえ。データサイエンス学部の課題(小論文)は、出願書類の一つとして事前に提出します。大学所定の課題用紙(様式C)に、黒のボールペンを使って手書きで記入します。出題内容は募集要項の選考方法のページにあらかじめ掲載されており、2026年度・2027年度はいずれも、データの利活用によってどのような価値創造を行いたいかを800字以内で述べる課題でした。出願前に時間をかけて仕上げられる点が、この学部の選考の大きな特徴です。

英語の試験は免除されますか?

大学・短期大学・専修学校において外国語科目(英語)を4単位以上すでに修得している場合、3月試験の英語が免除されます。免除を希望する場合は、出願時に大学所定の様式E(出願資格確認書兼英語試験免除申請書)と、単位修得を証明する書類を提出します。免除された場合、試験当日は面接のみとなり、入構時間は受験票に記載されます。免除を希望しない場合は、そのまま英語を受験することもできます。

出願前にしておかなければならない手続きはありますか?

あります。募集要項の「編入学選抜入学試験志願者への注意事項」に、データサイエンス学部の志願者は必ずデータサイエンス学部事務室に事前連絡し、面談を受けてから出願するよう明記されています。単位認定の状況によっては卒業までに標準より長い期間がかかる可能性があるためです。出願期間は2月上旬から中旬までと短いので、年内から年明けにかけて早めに連絡しておくことをおすすめします。

編入した場合、卒業までに何年かかりますか?

募集要項には、3年次編入は他大学・短大等における既修得科目の認定単位によっては卒業まで3年以上、2年次編入は4年以上を要する場合があると明記されています。単位認定は入学後に行われるため、出願の段階で確定した年数を示すことはできません。だからこそ、出願前の学部事務室との面談で、これまでに修得した科目の内容を具体的に伝えて見通しを確認しておくことが重要になります。

この記事の情報はいつ時点のものですか?

2026年8月6日に公開された2027年度(2027年4月入学)の入学試験要項と、大学が公表する入試結果データ・過去問題をもとに、2026年8月6日に更新しています。日程・選考方法・出願資格・学費は年度によって変わる可能性があるため、出願前には必ず大学が公表する最新の募集要項を確認してください。

まとめ

立正大学データサイエンス学部の編入学選抜は、2年次・3年次の両方を若干名で募集する、3月4日の1回勝負の試験です。準備の中心は出願前に仕上げる課題(小論文)で、テーマが要項に事前公表されているため、書く時間をどれだけ確保できるかがそのまま完成度になります。筆記試験は英語だけで、しかも全学部共通問題かつ一般選抜と同一の問題であるため、大学が公開している一般選抜の英語(解答付き)が最良の演習材料になります。外国語科目(英語)を4単位以上修得済みなら、その英語も免除されます。

一方で、出願前に学部事務室への事前連絡と面談が必須であること、合格した場合は入学手続の延期ができないこと、合格者には数学の入学前学習が課されることは、いずれも知らずに進めると計画が崩れる条件です。2027年度から個別学力検査(数学)が実施されなくなった点も含め、古い年度の情報をそのまま前提にしないでください。まずは学部事務室への連絡から動き出し、課題の下書きを早めに始めることが、この試験でもっとも効果のある一手になります。

あとは、いまの自分の位置から何を先にやるかです。志望校と現在の状況をうかがったうえで、順番を整理します。

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この記事について

監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)。本記事は、2年連続合格者数No.1※の大学編入予備校オンライン編入学院が監修しています。試験概要は大学が公表する募集要項をもとに毎年度確認し、更新しています。

※調査対象期間:2024/4〜2026/3 TPCマーケティングリサーチ(株)調べ|最終更新: 2026年8月6日

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