聖徳大学音楽学部の編入|2027年度は3年次のみ・実技はメジャー別
結論からお伝えします。聖徳大学音楽学部の編入学試験には、音楽実技があります。しかも実技の課題は選ぶメジャー(専攻)によって別物です。音楽表現メジャーなら声楽・ミュージカル・ピアノ・電子オルガン・パイプオルガン・管楽器・弦楽器・打楽器・コンピュータ音楽制作の9種類から1つを選択し、音楽教育メジャーと音楽療法メジャーは「弾き歌い+小論文」を受けます。ここを知らずに準備を始めると、方向がまるごとずれます。
そして受験する曲は、出願のときにもう決まっている必要があります。「音楽学部 編入学実技試験/受験曲目申込書」(様式Ⓗ)は音楽学部志願者は全員提出で、出願書類の一部です。声楽とミュージカルは伴奏譜も出願時に提出、コンピュータ音楽制作は作品そのもの(楽譜・録音物・MIDIファイル)を願書と一緒に提出します。つまり実技の準備は出願日から逆算するのではなく、出願日までに曲を固めるという段取りになります。
募集は音楽学科の3年次編入のみ、編入学定員2名。出願できるのは女性に限られます(聖徳大学は女子大学で、4つの入試区分すべてが出願資格を「女性であること」と定めています)。いちばん早いA日程は、出願が2026年9月10日(木)〜9月17日(木)、試験が2026年9月27日(日)です。この記事の更新時点(2026年8月11日)で、出願締切まで6週間を切っています。
出典: 聖徳大学「令和9年度(2027年度)入学試験要項〈編入学入試・専攻科入試〉」(P.6 募集人員および取得可能な免許・資格等、P.8 一般入試、P.9 学士入試、P.10 社会人特別入試、P.11 私費留学生特別入試、P.12〜 出願について、P.18〜 受験上の注意、P.20 納付金、P.22 単位の認定・免許資格、P.24〜 音楽学科3年次編入学試験実技等課題)。年度は入学年度で表記しています。
この記事で分かること
- 音楽実技の課題がメジャーごとに10通りに分かれていること、その中身
- 受験曲目・伴奏譜・作品を出願時に提出すること(=曲は出願日までに確定)
- 大学の楽器を借りられる種目と、楽譜を持参する種目の違い
- 2027年度のA・B・C日程の日付と、音楽学科だけ別になっている試験時間割
- 社会人特別入試・私費留学生特別入試では科目試験が消えること
- 出願資格7区分の中身(62単位の条件がどこにかかるか)と、性別の条件
- 中学校・高等学校教諭一種(音楽)が編入後2年で組める配当になっているか
募集の全体像|音楽学科の3年次編入・定員2名
聖徳大学音楽学部は音楽学科の1学科で、その中に音楽表現メジャー・音楽教育メジャー・音楽療法メジャーの3つがあります。募集の単位は学科ですが、実技の課題はメジャーで変わるため、出願時点でどのメジャーに進むかを決めておく必要があります。
なおプロ・アーティストメジャーの募集はありません。要項の募集人員表の注記に明記されています。学科の履修表を見ても、応用実技Ⅰ〜Ⅳ・演奏特論Ⅰ〜Ⅳは「プロアーティストメジャーのみ」と備考が付いており、編入学で入る3つのメジャーの科目とは分かれています。
| 項目 | 2027年度の内容 |
|---|---|
| 募集単位 | 音楽学部 音楽学科(音楽表現メジャー/音楽教育メジャー/音楽療法メジャー) |
| 編入年次 | 3年次のみ(2年次編入はありません) |
| 編入学定員 | 2名/欠員がある場合はその分についても募集 |
| 入試区分 | 一般入試/学士入試/社会人特別入試/私費留学生特別入試の4区分 |
| 選抜方法(一般・学士) | 書類審査/科目試験(国語または英語)/音楽実技等/面接 |
| 選抜方法(社会人・私費留学生) | 書類審査/音楽実技等/面接(科目試験なし) |
| 出願期間 | A日程 2026年9月10日〜9月17日(最終日17時必着)/B日程 12月1日〜12月8日/C日程 2027年2月18日〜3月4日 |
| 試験日 | A日程 2026年9月27日(日)/B日程 12月13日(日)/C日程 2027年3月9日(火) |
| 試験場 | 大学キャンパス(千葉県松戸市)のみ |
| 入学検定料 | 43,000円(他学部は35,000円。音楽学科だけ高く設定されています) |
| 配点 | 非公表(要項46ページに配点・満点の記載なし) |
定員の2名について補足があります。これがそのまま合格者数の上限というわけではありません。募集人員表の下に「記載の編入学定員の他に、各学科に欠員がある場合は、その分について募集を行っています」という注記があるためです。逆に言えば、その年に何人受け入れるかは事前には分かりません。
2027年度の日程|A日程の出願は2026年9月10日から
日程は4つの入試区分すべてで共通です。一般入試でも社会人特別入試でも、出願期間・試験日・合格発表・入学手続期限は同じ日付になります。
| 区分 | 願書受付(最終日17時必着) | 試験日 | 合格発表 | 入学手続期限(消印有効) |
|---|---|---|---|---|
| A日程 | 2026年9月10日(木)〜9月17日(木) | 2026年9月27日(日) | 2026年10月2日(金) | 2026年10月16日(金) |
| B日程 | 2026年12月1日(火)〜12月8日(火) | 2026年12月13日(日) | 2026年12月18日(金) | 2027年1月8日(金) |
| C日程 | 2027年2月18日(木)〜3月4日(木) | 2027年3月9日(火) | 2027年3月12日(金) | 2027年3月19日(金) |
締切は「最終日17時必着」で、消印有効ではありません。郵送で間に合わせる前提で日付を逆算してください。また出願資格(5)「外国において学校教育における14年の課程を修了」に該当する方だけは締切が早く、A日程は9月15日(火)、B日程は12月3日(木)、C日程は2月24日(水)の必着です。
私費留学生特別入試を受ける方には、もう1つ前倒しの手続きがあります。願書受付期間の締切1週間前までに、電話で事前連絡のうえ来校(パスポート持参)する必要があります。連絡先は入学センター入試グループ(TEL. 047-366-5551)です。
音楽実技等|メジャーで課題がまるごと変わる
ここが音楽学部を受けるうえで最も重要な部分です。要項は「音楽実技等」の中身を《令和9年度 音楽学部音楽学科 3年次編入学試験実技等課題》という独立した見開きで示しており、次のように分かれています。
- 音楽表現メジャーを選ぶ場合… 下の1〜9の中から1つを選択
- 音楽教育メジャー・音楽療法メジャーを選ぶ場合… 10を実施
| 課題 | 内容 |
|---|---|
| 1. 声楽 | 任意の歌曲1曲+任意のオペラアリア(オラトリオを含む)1曲。歌詞は原語・暗譜。オペラ/オラトリオは原調。伴奏譜に氏名を記入して出願時に提出。ピアノ伴奏は大学側が担当 |
| 2. ミュージカル | ヴォーカル(任意の1曲・3分程度・ジャンル不問)/ダンス(内容自由・2分程度)/演技(当日出題された課題)の3つ。伴奏譜に氏名を記入して出願時に提出。ピアノ伴奏は大学側が担当。ピアノ伴奏以外の音源を使う場合は出願時に音源の種類を記入し当日持参。動きやすい服装で受験 |
| 3. ピアノ | 任意のピアノソロ1曲(出版されている作品に限る・使用している楽譜を持参)+練習曲1曲。練習曲はチェルニー40番 Op.299/チェルニー50番 Op.740/クラーマー=ビューロー60の練習曲/モシュコフスキ15の練習曲 Op.72/ショパン練習曲 Op.10/ショパン練習曲 Op.25 から選択。1・2とも暗譜 |
| 4. 電子オルガン | 任意の1曲(暗譜不要)+自編曲または自作による独奏曲1曲を暗譜。1・2とも演奏楽譜を試験時に提示 |
| 5. パイプオルガン | パイプオルガンで受験(任意の1曲・暗譜不要・レジストラントを同伴・事前練習の時間あり)か、ピアノで受験(任意の1曲・暗譜)かを選択 |
| 6. 管楽器 | フルート/オーボエ/クラリネット/ファゴット/サクソフォン/ホルン/トランペット/トロンボーン/ユーフォニアム/テューバ。任意の1曲。使用している楽譜を持参 |
| 7. 弦楽器 | ヴァイオリン/ヴィオラ/チェロ/コントラバス。任意の1曲・楽譜持参。ヴィオラはヴァイオリンでの受験が可。コントラバスは大学の楽器を使用可(希望者は事前に申し出) |
| 8. 打楽器 | 任意の1曲・楽譜持参。小太鼓またはマリンバで受験。大学の楽器を使用可(希望者は事前に申し出) |
| 9. コンピュータ音楽制作 | 自分で作曲または編曲した作品の楽譜・録音物・シーケンスデータ(MIDIファイル)のいずれかを願書とともに提出。編曲の場合は参考にした楽譜を添付。提出作品を中心に簡単な口述試験(提出物は返却されません) |
| 10. 弾き歌いおよび小論文 (音楽教育・音楽療法メジャー) | 弾き歌い: 《赤とんぼ》(2番まで)/《夏の思い出》(1番のみ)/《荒城の月》(1番のみ)/《翼をください》(1番のみ)/《この広い野原いっぱい》(2番まで)/《手のひらを太陽に》(2番まで)から1曲を選び、任意の調でピアノで弾き歌い(暗譜不要)。小論文: 当日指定される課題により1000字程度・60分 |
この表から読み取ってほしいことが3つあります。
1つめ。音楽教育メジャー・音楽療法メジャーの志望者は、小論文を書きます。要項の「選考方法」の欄には、音楽学科について「書類審査/科目試験/音楽実技等/面接」としか書かれていません。小論文という言葉は他学部の欄にしか出てきません。ところが実技課題の10番を開くと、弾き歌いとセットで1000字程度・60分の小論文が入っています。「音楽学科は小論文がない」と読むと、当日60分の記述試験に無対策で臨むことになります。課題は当日指定されるため、テーマを事前に絞ることはできません。
2つめ。曲を「選ぶ」種目と、曲が「決まっている」種目があります。1〜8はほとんどが任意の曲ですが、ピアノの練習曲は6つの中から、10の弾き歌いは6曲の中から選ぶ形です。自由曲で勝負する準備と、指定された枠の中で仕上げる準備は進め方が違います。
3つめ。暗譜の要否が種目ごとに違います。声楽は歌詞を原語で暗譜、ピアノは2曲とも暗譜、電子オルガンは2曲目だけ暗譜、パイプオルガンはピアノで受験する場合のみ暗譜、10の弾き歌いは暗譜不要です。暗譜の要否を取り違えると、本番までの練習量の見積もりがまるごと狂います。
楽器と楽譜|持参するもの・借りられるもの
要項から読み取れる範囲では、次のようになっています。
- 大学の楽器を使えるのは、コントラバスと打楽器(小太鼓・マリンバ)。いずれも希望者は事前に申し出が必要です
- ピアノ伴奏は大学側が担当します(声楽・ミュージカル)。伴奏者を自分で手配する必要はありません。そのかわり伴奏譜に氏名を記入して出願時に提出します
- 楽譜を持参するのは、ピアノ・管楽器・弦楽器・打楽器。「使用している楽譜を持参のこと」と書かれています。電子オルガンは「演奏楽譜を試験時に提示」です
- ミュージカルでピアノ伴奏以外の音源を使う場合は、出願時に音源の種類を記入し、当日その音源を持参します
練習室が使えます。要項には「練習室を朝8:00から一人1時間を限度に使用できます(無料)」とあり、希望者は事前に申し込む形です。申込先は教育支援課音楽支援グループ(音楽学部事務室)で、要項には直通 TEL. 047-703-0111(日・祝日を除く)と、代表 TEL. 047-365-1111 の2つの番号が記載されています。試験は8:30集合、実技は10:30〜ですから、朝の1時間を使って手を温めてから臨めるかどうかは、当日のコンディションに直結します。申し込みは早めに済ませてください。
科目試験と時間割|区分によって当日の流れが変わる
音楽学科の選考は、入試区分によって科目試験の有無が変わります。
| 入試区分 | 選考方法 | 集合 | 当日の流れ |
|---|---|---|---|
| 一般入試 学士入試 | 書類審査/科目試験(国語または英語)/音楽実技等/面接 | 8:30 | 科目試験 9:00〜10:00 → 音楽実技等・面接 10:30〜 |
| 社会人特別入試 私費留学生特別入試 | 書類審査/音楽実技等/面接(科目試験なし) | 10:00 | 音楽実技等・面接 10:30〜 |
社会人特別入試と私費留学生特別入試では、科目試験(国語または英語)が課されません。集合時間も8:30ではなく10:00です。90分違うので、区分を取り違えると当日の動きが変わります。社会人特別入試の出願資格は、一般入試の(1)〜(7)のいずれかを満たしたうえで、令和9年(2027年)4月1日現在で社会人経験3年以上であることです。学生と社会人が併行している期間は社会人としてみなされません。
科目試験は「国語または英語」から選択します。9:00〜10:00の60分です。配点は公表されていません。要項46ページを通して、各科目の点数や満点にあたる記載は見当たりませんでした。実技と科目試験と面接の比重がどうなっているかは、大学が示していない以上、推測しても意味がありません。試験当日は辞書類(電子辞書を含む)を持ち込めません。机の上に置けるのは、受験票のほかに鉛筆・シャープペンシル(HBまたはB)、プラスチック製の消しゴム、鉛筆削り(電動式を除く)、時計(時計機能のみ)、眼鏡だけです。
もう1つ、出題の前提として知っておくとよいことがあります。聖徳大学は『入試過去問題活用宣言』に参加しています。必要と認める範囲で、他の参加大学の入試過去問題をそのまま、または一部改変して出題する場合があると要項に書かれています。国語・英語の対策では、聖徳大学の過去問だけを見るより、一般的な読解・記述の練習を厚くするほうが噛み合います。なお著作権の観点から、過去問の設問そのものはこの記事に記載していません。
出願資格|7区分あり、62単位は1区分だけ
出願できるのは女性に限られます。要項は一般入試・学士入試・社会人特別入試・私費留学生特別入試の4区分すべてで、出願資格の書き出しを「いずれかの項目に該当する女性であること」としています。聖徳大学は女子大学で、編入学試験もその前提で実施されています。
一般入試の出願資格は7区分です。いずれも令和9年(2027年)3月の卒業・修得・修了見込を含みます。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| (1) | 短期大学を卒業した人 |
| (2) | 高等専門学校を卒業した人 |
| (3) | 大学を卒業した人 |
| (4) | 大学に2年以上在学し62単位以上を修得した人 |
| (5) | 外国において学校教育における14年の課程を修了した人(締切が他より早い) |
| (6) | 専修学校専門課程(修業年限2年以上・大学入学資格があるものに限る)を修了した人 |
| (7) | 高等学校等の専攻科の課程(修業年限2年以上・大学入学資格があるものに限る)を修了した人 |
「62単位」は(4)の区分にだけかかる条件です。短大卒・高専卒・専門学校卒の方には単位数の条件はありません。ここは間違えやすいところです。(6)(7)については「専門課程の分野が志望学科の分野と深く関連があることが望ましい」という記述が添えられています。
備考にも、音楽学部の志望者に関わる一文があります。「志望学部・学科の実技、実験、実習(学外の実習を含む)等に支障のないこと」。免許・資格を取る場合は、その実技・実習にも支障がないことが求められます。
学士入試は、大学を卒業した人/大学改革支援・学位授与機構により学士の学位を授与された人/外国において16年以上の課程を修了し学士の学位を有する人、のいずれかに該当する女性が対象です。選考方法と日程は一般入試とまったく同じで、科目試験も課されます。
英語外部スコアについて、はっきりさせておきます。TOEICなどのスコアは出願要件ではありません。4区分のいずれにも、スコア提出を求める条項はありません。スコアが関係するのは資格特待制度(入学金の免除)だけです。
出願の実務|曲目申込書と証明書の期限
出願はWeb出願です。受験生応援サイトからWeb出願サイトに登録して顔写真をアップロードし、検定料を納入(コンビニ/クレジットカード/Pay-easy)したうえで、出願書類を郵送します。レターパック貼付用の宛名ラベルはWeb出願サイトから印刷します。
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まず
メジャーと受験種目を決める。音楽表現メジャーなら課題1〜9のどれで受けるか、音楽教育・音楽療法メジャーなら課題10です。ここが決まらないと曲目申込書が書けません
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次に
曲を確定させて、受験曲目申込書(様式Ⓗ)を書く。音楽学部志願者は全員提出です。本学所定用紙を受験生応援サイトからダウンロードし、受験曲目を漏れなく記入します。自筆ペン書き(黒のボールペン)・楷書・算用数字で、消せるボールペンは使用不可です
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同時に
伴奏譜・作品を用意する。声楽とミュージカルは伴奏譜に氏名を記入して出願時に提出、コンピュータ音楽制作は作品(楽譜・録音物・MIDIファイル)を願書とともに提出します。編曲の場合は参考にした楽譜も添付します
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並行して
証明書を手配する。卒業(修了)(見込)証明書と単位修得成績証明書が全員必要です。出願資格(4)の方は在籍証明書、(6)の方は編入学資格証明書、(7)の方は修了および出願資格証明書が加わります。社会人特別入試では志願理由書・経歴書(様式Ⓑ)も提出します。取り寄せに1〜2週間かかる前提で動いてください
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相談
単位認定について大学へ相談する。要項が音楽学科の志望者を名指しで求めている手続きです(もう1つは人間栄養学科)。成績証明書を手元に置いて入学センターへ連絡してください
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出願
Web出願 → 検定料43,000円を納入 → 書類を郵送。締切は最終日17時必着で、消印有効ではありません。一度提出された書類と納入された検定料は返還されません
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練習室
試験当日の練習室を申し込む。朝8:00から一人1時間まで無料。教育支援課音楽支援グループ(音楽学部事務室)へ事前に申し込みます
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受験票
受験票は郵送されません。検定料の納入と書類確認の後、登録メール宛に案内が届き、Web出願サイトから自分で印刷して持参します
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試験当日
一般・学士は8:30集合、社会人・私費留学生は10:00集合。入場は開始時刻の50分前から、遅刻は開始後30分以内まで受験可。辞書類(電子辞書を含む)は持ち込めません
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合格発表
Web出願サイトの合否照会のみ。書面での通知は発送されず、学内掲示も電話での問い合わせもできません
ここで1つ注意があります。証明書の有効期間について、要項の中で記述が食い違っています。出願書類の説明では「提出される証明書等は出願前3か月以内に発行されたものを提出してください」とある一方、次のページの一覧には「証明書等は、出願日より6か月以内のものを提出してください」とあります。前者の近くには「令和6年度編入学用出願書類」という前年度以前の文言も残っており、更新漏れの可能性があります。どちらとも断定できないため、短いほう(3か月以内)で用意しておくのが安全です。心配な場合は入学センターに確認してください。写真については「出願前3か月以内に撮影したもの」と明記されています。
合格後についても、先に知っておくと動きやすい決まりがあります。合格した学部・学科・コースの変更は認められません。また令和9年(2027年)4月1日以降に他の大学・短期大学(専攻科を含む)・高等専門学校・大学院等に在籍予定の方は、編入学生として入学できません(二重学籍の禁止。科目等履修生は二重学籍になりません)。入学辞退は2027年3月31日(水)15:00までに手続きを完了すれば、入学金以外の納付金が返還されます(手数料を差し引き、完了までに約2か月)。
科目と日程が分かっても、いまの学習量で間に合うか、何を先にやるかは人によって変わります。併願先との重なりも、組み合わせ次第で負担が大きく変わります。
ボタンを押すとオンライン編入学院の公式LINEが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
倍率|公表されていません。公表されているのは編入学者数
聖徳大学は編入学試験の志願者数・受験者数・合格者数を公表していません。2つの経路で確認しました。受験生応援サイトの2027年度入試の案内には入試結果を掲載するページ自体がなく、大学の情報公開ページで公開されている統計も「入学者、在学者数、留学生数」までで、志願者数・受験者数・合格者数は含まれていません。したがって倍率や合格率を数字で示すことはできません。定員が2名であることを根拠に競争率を推測することもできません。
公表されているのは編入学者数、つまり実際に入学した人数です。2026年5月1日現在で、音楽学科の編入学者数は3名、1年次の入学者数は38名、在学者数は123名でした。編入学者数は合格者数ではなく入学者数なので、分母がなく倍率には換算できません。読み取れるのは、毎年数名が編入学しているという規模感だけです。
大学が公開している編入学の案内には、音楽学科について「これまでにも多くの編入生が多様なキャリアで活躍しています」という趣旨の記述があります。少人数ながら、編入生を継続的に受け入れている学科ではあります。
編入後の2年間|62単位と、音楽の教員免許
編入学前に修得した単位は、原則として62単位の範囲内で一括認定されます(高等学校等の専攻科については個別認定になる場合があります)。単位認定の参考として、出身学校の履修要項(講義概要の記載があるもの、コピー可)の提出を求められることがあります。ただし要項には「音楽学部音楽学科志望の人は、事前に修得単位について本学に相談してください」と名指しの一文があります。この一文が付いているのは、音楽学科と人間栄養学科の2学科だけです。受ける前に相談しておく価値があります。
学科が公開している編入学生向けの履修表(別表23)には、卒業までの組み立てが書かれています。音楽学科の編入学生は、卒業必修の聖徳教育Ⅰ・聖徳教育Ⅱ・卒業研究の6単位のほか、音楽学科スタートアップ科目および音楽学科共通科目の中から56単位以上を選択し、合計62単位以上を履修する、という建て付けです。卒業研究は演奏・作品・論文から選べる形になっています。
免許・資格については、要項の募集人員表に記号つきで一覧があります。記号の意味を落とすと読み違えます。
| 記号 | 意味 | 音楽学科で該当するもの |
|---|---|---|
| ● | そのまま取得可能 | 中学校教諭一種(音楽)/高等学校教諭一種(音楽)/音楽療法士一種/認定音楽療法士(受験資格)/学校図書館司書教諭/図書館司書/学芸員/社会福祉主事(任用資格)/社会教育主事(任用資格)/ピアヘルパー(受験資格)/レクリエーション・インストラクター/キャンプインストラクター/カワイピアノグレードテスト(演奏・指導)認定 |
| ▲ | 所定科目の単位を他学科等で修得し、教育委員会に申請する必要がある | 小学校教諭一種・二種 |
小学校の免許は「▲」です。音楽学科の科目だけでは完結せず、他学科等で所定科目を修得したうえで教育委員会に申請する必要があります。小学校教員を目指して聖徳大学に編入するなら、教育学部教育学科(小学校教員養成コース)と条件が違うことを踏まえて選んでください。なお学校図書館司書教諭には「他の教員免許とあわせて取得する必要がある」、社会教育主事には「卒業後1年以上の実務経験が必要」、社会福祉主事には「指定科目の単位を履修する必要がある」という注記がそれぞれ付いています。
では中学校・高等学校教諭一種(音楽)は、編入後2年で間に合うのか。大学が公開している教職関係科目の履修表(別表24)を見ると、配当は次のようになっています。
- 音楽科教育法Ⅰ・Ⅱ… 3年春・3年秋/音楽科教育法Ⅲ・Ⅳ… 4年春・4年秋
- 中学校教育実習(5単位)… 4年春・4年秋/高等学校教育実習(3単位)… 4年春
- 介護体験実習(1単位)… 3年春・3年秋(中学校免許に必要)
- 教職実践演習(中高)… 4年秋
- 別表25の全学共通必修(日本国憲法・英語ⅠⅡ・スポーツと健康ⅠⅡ・情報活用演習)… 主に3年次
つまり教職課程の科目は、3年次と4年次の2年間に配当されています。文学部文学科には「教職志望者の在学期間は3年です」という明記がありますが、音楽学科にはその注記がありません。ただし要項には全学部共通の但し書きとして「全ての免許・資格が2年間で取得できるとは限りません」「取得可能な免許・資格は、卒業と同時に取得できるもの(必修)を合わせて原則として2種類以内」とあります。実際に何年かかるかは、前籍校の単位がどれだけ認定されるかで変わります。断定できることではないので、上で触れた事前相談のときに、取りたい免許を伝えて確認してください。編入学前に教育方法学を修得していない場合は所定の科目を履修すること、体育関連の科目を履修していない場合は健康教育科目2単位を履修すること、といった個別の条件も履修表に記載されています。
音楽療法を目指す場合は、履修表に音楽療法士1種と音楽療法士(補)の2つの欄があり、それぞれ必要な科目に印が付いています。音楽療法実習Ⅰ〜Ⅳ・施設実習といった実習科目も含まれます。備考には、音楽療法士(補)の受験資格を希望する場合は、音楽実技Aまたは音楽実技Bで「声楽」「器楽(ピアノ)」「器楽(管・弦・打楽器)」の3種目をそれぞれ2単位以上履修するという条件が書かれています。教員免許を希望する場合は、音楽実技A-ⅠかB-Ⅰを声楽、音楽実技A-ⅡかB-Ⅱを器楽で履修するという条件もあります。実技科目の取り方が資格に直結する構造です。
もう1つ、実習に関わる新しい留意点があります。こども性暴力防止法が2026年12月25日から施行されます。教育実習など子どもと接する実習では、実習先から性犯罪前科の有無の確認が求められる場合があり、該当する免許・資格課程を履修する際には同意書・誓約書の提出が必要になると要項に記載されています。教職課程を考えている方は目を通しておいてください。
学費と特待|音楽学科は学内でいちばん高い
2026年度実績で、音楽学科の学費は次のとおりです(単位: 円)。聖徳大学の学科の中で最も高く設定されています。
| 項目 | 音楽学科 | (参考)文学科 |
|---|---|---|
| 入学金 | 300,000 | 250,000 |
| 授業料(半期) | 575,000 | 360,000 |
| 施設費(半期) | 180,000 | 150,000 |
| 教育充実費(半期) | 165,000 | 130,000 |
| 学生諸費 | 27,430 | 27,430 |
| 入学手続時合計 | 1,247,430 | 917,430 |
| 3年次納入金合計 | 2,197,430 | 1,587,430 |
| 4年次納入金合計 | 1,890,000 | 1,330,000 |
ここに含まれないものがあります。課程履修費(免許・資格を取る場合に入学後の履修時に納入)、海外研修費、各会費の代理徴収(学友会費4,300円・香和会費10,000円・後援会費60,000円)、フォーマルスーツ代41,360円、教科書代です。音楽学科に関係する課程履修費は、中学校教諭一種免許60,000円/高等学校教諭一種免許60,000円/音楽療法士1種30,000円/小学校教諭一種免許60,000円・二種免許30,000円/図書館司書20,000円/学校図書館司書教諭20,000円/学芸員60,000円などです(いずれも2026年度実績)。
なおフォーマルスーツは式典等で着用が義務づけられていますが、学士入試・社会人特別入試で入学した方、および2027年4月1日現在で満25歳以上の方は、黒または紺のスーツで代替できます。
資格特待制度は全学部・全学科共通で、入学金が免除される仕組みです。出願要件ではないので混同しないでください。
| 資格 | 入学金 全額免除 | 入学金 半額免除 |
|---|---|---|
| 実用英語技能検定(英検)または日本漢字能力検定(漢検) | 準1級以上 | 2級 |
| GTEC | 1180以上 | 930以上 |
| TOEFL iBT | 72以上 | 42以上 |
| TOEIC L&R+S&W | 1560以上 | 1150以上 |
資格の取得時期は問われず、入学手続後に取得した場合も事後申請できます(第1回 2026年11月25日〜12月9日必着、第2回 2027年3月10日〜3月31日必着。レターパックプラスで郵送。2027年3月31日が最終期限)。同じ免除額の資格を重複して適用することはできません。GTECは4技能のオフィシャルスコア、TOEFLはTest Dateスコアのみ(MyBest・Home Edition・ITPは対象外)、TOEICはL&RとS&W×2.5の合算(IPテストは対象外)です。
このほか、聖徳大学短期大学部(聖徳学園短期大学を含む)の卒業生を対象とした入学金減免制度(通学課程の卒業生は入学金全額免除)もあります。他の入学金減免制度との併用はできません。
受験上の配慮|必要なら出願の1か月前までに
心身等に障がいがあり、受験・修学のための配慮が必要な方は、出願の1か月前までに申請する決まりです。手順は、出願期間前に電話で入学センターへ連絡し、本学所定の書類をダウンロードして、必要事項を記入のうえ診断書等の添付書類とともに郵送する、という流れです。内容により受験前に面談が実施されます。A日程で受けるなら、8月中には連絡しておかないと間に合いません。出願期間後の申請では特別な配慮ができない場合がある、とも書かれています。
聖徳大学音楽学部の編入試験に、実技はありますか?
あります。一般入試・学士入試・社会人特別入試・私費留学生特別入試の4区分すべてで「音楽実技等」が課されます。中身は選ぶメジャーによって変わります。音楽表現メジャーは、声楽/ミュージカル/ピアノ/電子オルガン/パイプオルガン/管楽器/弦楽器/打楽器/コンピュータ音楽制作の9種類から1つを選択します。音楽教育メジャーと音楽療法メジャーは「弾き歌いおよび小論文」を実施します。弾き歌いは《赤とんぼ》《夏の思い出》《荒城の月》《翼をください》《この広い野原いっぱい》《手のひらを太陽に》の6曲から1曲を選び、任意の調でピアノで弾き歌いする形(暗譜は不要)で、あわせて当日指定される課題により1000字程度の小論文を60分で書きます。要項の「選考方法」の欄には音楽学科に小論文の記載がありませんが、実技課題のページに小論文が入っています。音楽教育・音楽療法メジャーを志望する方は見落とさないでください。
受験する曲は、いつまでに決めればよいですか?
出願までです。「音楽学部 編入学実技試験/受験曲目申込書」(様式Ⓗ)は音楽学部志願者が全員提出する出願書類で、受験曲目を漏れなく記入します。本学所定用紙を受験生応援サイトからダウンロードし、自筆ペン書き(黒のボールペン)・楷書・算用数字で記入します。消せるボールペンは使用できません。さらに、声楽とミュージカルは伴奏譜に氏名を記入して出願時に提出、コンピュータ音楽制作は作品の楽譜・録音物・シーケンスデータ(MIDIファイル)のいずれかを願書とともに提出します。ミュージカルでピアノ伴奏以外の音源を使う場合は、出願時に音源の種類を記入して当日持参します。曲目申込書だけ別の締切があるわけではなく、出願書類と一緒に締切までに届けばよい形ですが、A日程なら2026年9月17日(木)17時必着です。曲を決めて楽譜を用意するところまでを、その日までに終わらせる必要があります。
楽器は持参しますか。伴奏者は自分で手配しますか?
要項に記載されている範囲では、コントラバスと打楽器(小太鼓・マリンバ)は大学の楽器を使用できます。いずれも希望者は事前に申し出る必要があります。それ以外の楽器についての記載はないため、持参が前提と考えるのが自然ですが、確実を期すなら大学に確認してください。楽譜については、ピアノ・管楽器・弦楽器・打楽器は「使用している楽譜を持参のこと」、電子オルガンは「演奏楽譜を試験時に提示すること」と書かれています。伴奏者の手配は不要です。声楽とミュージカルのピアノ伴奏は大学側が担当します。そのかわり伴奏譜を出願時に提出します。なお試験当日は、朝8:00から一人1時間を限度に練習室を無料で使用できます。希望者は事前に教育支援課音楽支援グループ(音楽学部事務室)へ申し込んでください。
社会人特別入試なら、筆記試験は免除されますか?
科目試験(国語または英語)は課されません。社会人特別入試と私費留学生特別入試の音楽学科の選考方法は「書類審査・音楽実技等・面接」の3つで、集合時間も一般入試・学士入試の8:30ではなく10:00、音楽実技等・面接が10:30〜という流れになります。ただし1点だけ注意があります。音楽教育メジャー・音楽療法メジャーを選ぶ場合、「音楽実技等」の中身が弾き歌いと小論文(1000字程度・60分)ですから、区分にかかわらず小論文を書くことになります。「社会人枠だから書く試験はない」とは言い切れません。なお社会人特別入試の出願資格は、一般入試の(1)〜(7)のいずれかを満たしたうえで、2027年4月1日現在で社会人経験3年以上であることです。学生と社会人が併行している期間は社会人としてみなされません。
男性でも受けられますか。何年次に入りますか?
受けられません。2027年度(令和9年度)の入学試験要項では、一般入試・学士入試・社会人特別入試・私費留学生特別入試の4区分すべてで、出願資格の冒頭が「いずれかの項目に該当する女性であること」という書き方になっています。聖徳大学は女子大学で、編入学試験もその前提で実施されています。入学年次は3年次のみで、2年次編入はありません。編入学定員は2名です。募集単位は音楽学科で、その中に音楽表現メジャー・音楽教育メジャー・音楽療法メジャーの3つがあります。プロ・アーティストメジャーの募集はありません。また同じ大学でも看護学部看護学科は編入学を実施していません。
編入してから2年で、音楽の教員免許は取れますか?
大学は「取れる」と断定していません。ただし配当年次を見るかぎり、2年間で組める設計にはなっています。教職関係科目の履修表では、音楽科教育法Ⅰ・Ⅱが3年春秋、Ⅲ・Ⅳが4年春秋、中学校教育実習(5単位)が4年春秋、高等学校教育実習(3単位)が4年春、介護体験実習(1単位)が3年春秋、教職実践演習(中高)が4年秋に配当されています。文学部文学科には「教職志望者の在学期間は3年です」という明記がありますが、音楽学科にはその注記がありません。一方で要項には全学部共通の但し書きとして「全ての免許・資格が2年間で取得できるとは限りません」「取得可能な免許・資格は、卒業と同時に取得できるもの(必修)を合わせて原則として2種類以内」とあります。実際に何年かかるかは前籍校の単位がどれだけ認定されるかで変わるため、一律の答えはありません。要項は音楽学科と人間栄養学科の志望者に対してのみ、事前に修得単位について大学へ相談するよう求めています。成績証明書を用意して、出願前に確認してください。なお小学校教諭一種・二種は「▲」の扱いで、所定科目の単位を他学科等で修得し、教育委員会に申請する必要があります。
倍率や配点は公表されていますか?
どちらも公表されていません。受験生応援サイトの2027年度入試の案内には入試結果を掲載するページ自体がなく、大学の情報公開ページで公開されている統計も「入学者、在学者数、留学生数」までで、志願者数・受験者数・合格者数は含まれていません。したがって倍率や合格率を数字で示すことはできず、定員が2名であることを根拠に競争率を推測することもできません。配点についても、要項46ページを通して各科目の点数や満点にあたる記載は見当たりませんでした。実技・科目試験・面接の比重は分かりません。公表されているのは編入学者数、つまり実際に入学した人数です。2026年5月1日現在で、音楽学科の編入学者数は3名、1年次の入学者数は38名、在学者数は123名でした。編入学者数は合格者数ではなく入学者数なので、分母がなく倍率には換算できません。
オンライン編入学院について
監修: オンライン編入学院(株式会社BearBee)。オンライン編入学院は、大学編入試験に特化した完全オンラインの予備校です。志望校選びから、専門科目・小論文・面接までを、一人ひとりの現在地に合わせて設計します。実技を課す学部の併願の組み方や、出願資格の単位の数え方、編入後に取れる資格を何年で組めるかについても無料相談で承っています。
この記事の内容は、聖徳大学が公表している令和9年度(2027年度)入学試験要項〈編入学入試・専攻科入試〉、編入学のご案内、編入学生向けの専門教育科目履修表および教職関係科目履修表、情報公開の統計資料にもとづいて2026年8月11日時点で整理したものです。日程・募集学科・選抜方法・実技課題・学費は年度ごとに変わります。出願前に必ず大学公式の最新情報をご確認ください。

