
秋田大学の編入試験|学部別の募集人員・試験科目・日程と対策
秋田大学では、医学部・教育文化学部・理工学部で学部編入試験が実施されています。編入できる年次や募集人員、試験科目は学部によって異なります。医学部は2年次に募集があります(3年次編入学試験は令和9年度入試〈2027年度入学〉から募集を停止しています)。英語の扱いも学部ごとに違い、教育文化学部と理工学部では当日の筆記試験で英語力が問われます。この記事では、出願資格の確認方法から科目対策、併願の考え方まで、これから準備を始める方が押さえておきたい手順を順番に整理します。詳しい募集人員・日程・科目は別途の一覧表でご確認ください。
出願資格は大学ごとに条件が細かく分かれます。短大・高専・専門学校・大学在学中で扱いが変わり、英語資格が要る大学もあります。自分が出願できるかどうかは、条件を1つずつ突き合わせないと分かりません。
ボタンを押すと予約ページが開きます。相談は無料で、志望校がまだ固まっていない段階でも大丈夫です。
秋田大学で編入試験を実施している学部
編入試験の内容は学部ごとに大きく違います。募集人員・出願期間・試験日・選抜方法を学部単位でまとめました。学部によっては、過去に何が出題されたか、受けた人が試験直後に書いた記録も同じ枠の中で開けます。学部名から、その学部だけの詳しい対策記事にも進めます。
医学部
2年次2026年度入試
- 募集人員
- 5名
- 出願期間
- 2025年9月4日 ~ 2025年9月12日
- 試験日
- 2025年11月6日/2025年11月7日
- 合格発表
- 2025年12月16日
- 選抜方法
- 1日目:小論文,生命科学 2日目:面接
3年次2026年度入試
- 募集人員
- 14名
- 出願期間
- 2025年8月19日 ~ 2025年8月25日
- 試験日
- 2025-09-19
- 合格発表
- 2025年10月10日
- 選抜方法
- 看護学専攻:小論文・面接 理学療法学専攻:専門科目・小論文・面接 作業療法学専攻:小論文・面接
🔴 医学部の3年次編入学試験は、大学公式の発表により令和9年度入試(令和8年度実施=2027年度入学)から募集を停止しています。上の3年次の情報は過去(2026年度入試まで)の実績で、今後の募集はありません。
秋田大学医学部保健学科における3年次編入学試験について、令和8年度入試(令和7年度実施)をもって廃止いたします。これに伴い、令和9年度入試(令和8年度実施)より3年次編入学の学生募集を停止いたします。
— 秋田大学 公式発表(令和8年1月)廃止のお知らせ(PDF)
医学部で過去に出題された内容
募集要項の科目ごとに、過去に問われた分野を並べました。「◯◯の分野」は出題された内容の呼び名で、科目名ではありません。著作権の観点から、設問そのものは掲載していません。年度により出題は変わります。
論文・小論文募集要項での科目
生物の分野出題形式:用語説明・論述・選択式
繰り返し問われているテーマアミノ酸・標準誤差・小胞体・神経伝達物質・活性酸素・シグナル伝達・肺気腫・シナプス伝達・信頼区間・有毛細胞
実際に問われた内容
- 眼球の構造に関して、虹彩、桿体、錐体の3つの語を答える問題。
- 視細胞が光刺激を受けたときの視物質の活性化から視神経への信号伝達までの一連の過程について説明する問題。
- 可視光の波長範囲内で、特定の波長値を選択する問題。正答は500nm(D)。
- ロドプシンの構成成分とその光刺激による変化、および暗所での再合成メカニズムについて説明する問題。
- ABO式およびRh式血液型関連の用語(型、抗原、抗体、臨床症状など)を答える問題。
時事・社会のテーマ出題形式:資料読解・小論文
繰り返し問われているテーマ国際比較・科学政策・要約・博士課程教育史・19世紀ドイツ・師弟関係・博士課程指導体制・複数指導教員・メリット・博士課程
実際に問われた内容
- 世界の指導者たちの科学に対する考えを50字以内で述べる。
- 19世紀半ばドイツの博士課程トレーニング体制を80字以内で説明する。
- 博士号候補者が複数の監督者から指導を受けるメリットを50字以内で述べる。
- 世界中の博士課程トレーニングが困難な理由を150字以内で述べる。
- 博士課程改革の困難さを表す比喩表現「□□□□を□□させる」の空欄を埋める。
教育文化学部
2年次2027年度入試
- 募集人員
- 若干名
- 出願期間
- 2026年8月17日 ~ 2026年8月20日
- 試験日
- 2026年9月16日
- 合格発表
- 2026年10月14日
- 選抜方法
- ■学校教育課程 初等中等教育コース:英語,小論文,面接 特別支援教育コース:英語,小論文,面接 こども発達コース:英語,小論文,面接 ■地域文化学科:英語,小論文,面接
教育文化学部で過去に出題された内容
募集要項の科目ごとに、過去に問われた分野を並べました。「◯◯の分野」は出題された内容の呼び名で、科目名ではありません。著作権の観点から、設問そのものは掲載していません。年度により出題は変わります。
英語(当日の筆記試験)募集要項での科目
英語の分野出題形式:長文読解・英文和訳・選択式
繰り返し問われているテーマ語彙・空所補充・内容把握・空欄補充・下線部説明・内容理解・文脈理解・同意語・内容一致・段落[C]
実際に問われた内容
- 中学校の学習指導要領で原則として英語の授業は英語で行うべきとされている。英語で英語を教えることの利点と欠点について、450~550語の英文で記述せよ。
- パッセージの主要な目的を選択肢から選ぶ問題。英語が世界的に使用されていることを示すことが目的か、他の言語との比較か、使用が容易であることの説明かなどを判断する。
- 第二言語として英語を使用する人数についての選択肢問題。テキスト内の具体的な数値または説明と一致する選択肢を選ぶ。
- パッセージで与えられた英語使用の定義に基づき、日本がどのグループに属するかを判断する選択肢問題。
- 段落[B]に出現する代名詞 *their* が何を指しているかを4つの選択肢から選ぶ問題。
数学募集要項での科目
数学の分野出題形式:計算・論述
繰り返し問われているテーマ微分・行列式・極値・不定積分・置換積分・定積分・収束性・重積分・期待値・分散
実際に問われた内容
- 0≦θ<2πの範囲で、cosθ+sinθ>1を満たすθの値を求める。
- lim(x→1) (x^6-1)/(x^2+x-2)の値を求める。
- y=(logx)^2とy=1/(1+x^2)を微分する。
- x=5cost、y=2sintで表される関数についてdy/dxをtの式で表す。
- 曲線y=x^4-4x^3+6kx^2がx=-1で変曲点を持つように定数kを定める。
論文・小論文募集要項での科目
時事・社会のテーマ出題形式:小論文・論述
繰り返し問われているテーマ共感・反共感論・グローバリゼーション・デジタル機器の教育活用・学習指導設計・タブレット端末・資質・能力育成・授業実践計画・教科等横断的な学習・資質・能力の育成
実際に問われた内容
- 教師としてデジタル機器(タブレット端末・電子黒板など)を授業で活用する方法を、対象校種・学年、授業概要、具体的な学習活動の3項目を明らかにして800字程度で述べ
- 不登校児童生徒への支援について、対象校種・学年、具体的支援内容、原因の想定を含め800字程度で述べる。
- 教員として取り組む教科等横断的な学習について、対象校種・学年、育成する資質・能力、具体的な教科等・内容を示して授業構想を800字程度で述べよ。
- 障害のある子どもの自己決定支援で大切な点について1000字程度で述べる。
- 学童保育と子どもの放課後に関する文章を読み、筆者の考えへの自分の意見と小学校以上の教育で重要なことを600〜800字で論じる。
教育学の分野出題形式:小論文
繰り返し問われているテーマ非認知的な要素・資質・能力の三つの柱・学習指導要領・学習指導・教育改革
実際に問われた内容
- 学習指導要領の「資質・能力の三つの柱」における非認知的な要素を育成するための学習指導について、対象校種・学年、授業概要、具体的な工夫を800字程度で述べる。
理工学部
3年次2027年度入試
- 募集人員
- 12名
- 出願期間
- 2026年6月8日 ~ 2026年6月12日
- 試験日
- 2026年6月22日
- 合格発表
- 2026年7月13日
- 選抜方法
- 【一般入試】 英語※,数学,面接試問 (各コースの専門教育科目の試問を含む) ※英語は筆記試験を行わず、TOEICのスコアにより評価する。なお,テスト実施日が2025年4月1日以降であるものに限る。詳細は要項確認。 【社会人入試】 面接
理工学部で過去に出題された内容
募集要項の科目ごとに、過去に問われた分野を並べました。「◯◯の分野」は出題された内容の呼び名で、科目名ではありません。著作権の観点から、設問そのものは掲載していません。年度により出題は変わります。
数学募集要項での科目
数学の分野出題形式:計算・論述
繰り返し問われているテーマ定積分・固有値・固有ベクトル・対角化・不等式・因数分解・ベクトル・極限・三角関数・部分積分
実際に問われた内容
- $\int_0^1 xe^x dx$ を計算する。
- $\int_0^{\frac{\pi}{2}} \cos^3\theta \sin^2\theta\, d\theta$ を計算する。
- $\int_2^3 \frac{x^2+1}{x^2-1} dx$ を計算する。
- ベクトル $\overrightarrow{CA}$, $\overrightarrow{CB}$ と直交する単位ベクトルを $a$ の式で表す。
- 3点 A, B, C を通る平面の方程式を $a$ の式で表す。
※掲載しているのは各学部の直近の募集要項の内容です(表内に年度を記載)。年度によって日程・科目・募集人員が変わることがあるため、出願前に必ず大学公式の募集要項でご確認ください。
自分が出願できるかを先に確かめる
編入試験は、学部ごとに「誰が出願できるか」が決まっています。ここを外すと対策そのものが無駄になるため、志望学部を決める前に確認してください。募集要項に記載されている出願資格を種類ごとに整理しました。
| 出願できる人 | 対象の学部 |
|---|---|
| 学士(大学卒業) | 医学部(2年次)/教育文化学部(2年次)/理工学部(3年次) |
| 外国の学校の課程を修了 | 医学部(2年次)/教育文化学部(2年次)/理工学部(3年次) |
| 短期大学卒業(見込み) | 教育文化学部(2年次)/理工学部(3年次) |
| 専修学校専門課程の修了(見込み) | 教育文化学部(2年次)/理工学部(3年次) |
| 専攻科の修了(見込み) | 理工学部(3年次) |
| TOEIC | 理工学部(3年次) |
| 高等専門学校卒業(見込み) | 教育文化学部(2年次)/理工学部(3年次) |
| 大学に2年以上在学 | 教育文化学部(2年次)/理工学部(3年次) |
| 社会人 | 理工学部(3年次) |
※修得単位数や在学期間などの細かい条件が付くことがあります。最終的な可否は大学公式の募集要項でご確認ください。
秋田大学の編入試験で課される科目
同じ大学でも、学部によって課される科目は違います。とくに英語は、出願時にTOEICなどのスコアを出せばよい学部と、試験当日に英語の筆記がある学部で対策がまったく変わります。自分の志望学部で何が必要になるかを先に確定させてから、参考書と学習計画を決めてください。
英語(当日の筆記試験)
課される学部:教育文化学部/理工学部
専門分野の筆記試験
課される学部:医学部
数学
課される学部:理工学部
論文・小論文
課される学部:医学部/教育文化学部
面接・口頭試問
課される学部:医学部/教育文化学部/理工学部
試験がいつ行われるか
出願は試験の1〜2か月前に締め切られます。逆算して、いつまでに何を仕上げるかを決めるための目安にしてください。
| 試験月 | 学部 |
|---|---|
| 6月 | 理工学部 |
| 9月 | 教育文化学部 |
| 11月 | 医学部 |
秋田大学の編入対策をどう進めるか
出願資格を確認し学部を絞る
秋田大学の編入試験は、医学部・教育文化学部・理工学部で出願資格の区分が異なります。学士、短大卒、高専卒、専門学校卒、専攻科修了、外国の大学卒業者、社会人、TOEICスコア保持者など、学部によって認められる資格の組み合わせが違います。まずは自分の現在の身分や取得見込みの資格が、志望する学部の出願資格に当てはまるかを一覧表で確認しましょう。この段階で受験できる学部を具体的に絞り込むことが、その後の学習計画を立てる土台になります。
志望学部の科目を確定する
出願資格を満たす学部が決まったら、その学部の試験科目を一覧表からそのまま確認してください。医学部は2年次と3年次で科目が異なり、教育文化学部と理工学部では英語の当日筆記試験が含まれています。科目が学部ごとに大きく違うため、他学部の科目情報を混同しないよう注意しましょう。確定した科目をもとに、論文・小論文対策、面接・口頭試問対策、専門科目や数学の学習など、必要な準備項目を書き出します。
試験月から逆算し計画を立てる
試験月は学部によって異なります。一覧表で志望学部の試験日を確認し、そこから逆算していつまでに何を仕上げるかを決めましょう。特に筆記試験や専門分野の対策が必要な学部では、直前だけでなく早い段階から継続的に学習時間を確保することが重要です。面接や口頭試問がある学部では、筆記対策と並行して自己の学習・研究内容を説明できるよう準備を進めておきましょう。
併願を考えるときの注意点
秋田大学の編入試験は、学部間で試験日が重なることはありません。そのため日程上は複数学部の受験を検討することができます。ただし、出願資格や試験科目は学部ごとに異なるため、それぞれの要件を満たしているか、対策する科目に無理がないかを個別に確認する必要があります。併願を考える場合は、各学部の一覧表を突き合わせながら、現実的に準備できる範囲かどうかを見極めましょう。
秋田大学と同じ系統で編入できる大学を探す
編入試験は併願のしかたで結果が変わります。秋田大学が第一志望でも、同じ系統でどの大学が編入を実施しているかを一度見ておくと、試験日の重なりや科目の相性から現実的な併願先を組めます。
よくある質問
医学部は2年次と3年次のどちらに編入できますか?
2年次のみです。3年次編入学試験は、大学公式の発表により令和9年度入試(2027年度入学)から募集を停止しています。2年次の募集人員・試験日・試験科目は一覧表で確認してください。
教育文化学部と理工学部の英語試験はどのような形式ですか?
どちらの学部も、外部の英語検定試験ではなく当日の筆記試験で英語力を評価します。試験科目の一覧表で他の科目とあわせて確認できます。
医学部の試験科目には何が含まれますか?
2年次は論文・小論文(生命科学)・面接が課されます。なお3年次編入学試験は令和9年度入試(2027年度入学)から募集を停止しているため、今後は対象外です。
複数の学部を併願することはできますか?
学部間で試験日は重なっていないため、日程上は複数学部を受験することが可能です。ただし出願資格や試験科目は学部ごとに異なるため、それぞれの条件を個別に確認する必要があります。
出願資格は学部によって違いますか?
はい、学士、短大卒、高専卒、専門学校卒、専攻科修了、外国の大学卒業者、社会人、TOEICスコア保持者など、学部ごとに認められる資格の組み合わせが異なります。出願資格の一覧表で自分が該当するかを確認してください。
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